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FACTORY #0154 POLYSICS - Response
アーティストやライブに関して,MCの方,制作陣,そしてみなさんからのレスポンスを記録してます.
Interview after LIVE 2006.07.21
- 社長:
- ニューウェーブっていうキーワードが一つあると思うんですけど,もうその枠にはとどまってないんじゃないかという.もちろん原点はそこにあると思うんですけども.すごい個性を持ってらっしゃるなと.イギリスに行ったときに向こうの友達がやっぱりポリの名前を知ってたり.アイスランドの友達も知ってたんですよね,「知ってる?このバンド」みたいな.それだけ海外においても名前と個性が知れ渡っているってのはすごいなと思ったんです.
- ハヤシ:
- うれしいですね.でも,ニューウェーブは自分のルーツであるけども,それだけじゃなくて自分たち4人で聴く音楽はバラバラだし,それが生まれてきて聴く童謡であったりとか,ヒーローの主題歌とか,あと高校の時一回かじったメタルとか,そういうものとかが全てがPOLYSICSに全部,ニューウェーブだけじゃなくていろんなものが投影されている気はしますね.
- 社長:
- ちなみに,皆さんは普段はどういう音を聴いてらっしゃるんですかね?
- ハヤシ:
- ヤノくんはどんなの聴いてますか?
- ヤノ:
- なんですかねー.ピンク・フロイドとか最近聴いてますね.
- 社長:
- ああ,いいですねー.The Wallみたいなとか.
- ハヤシ:
- フミさんは?
- フミ:
- 私は60年代のイギリスものとか聴いてます.ビートルズとか,あとフーとかも好きだし,スモール・フェイシスとか,その辺です.
- (全員がカヨさんに注目する).....
- ハヤシ:
- (反応のないカヨさんを見ながら)....まあ,いいかな(笑)生ですし...
- 社長:
- ウチのバンドに”タブゾンビ”というトランペッターがいるんですけど,大ファンなんですよ.ハヤシ君の電話番号訊いて来いって命令を受けてますんで.あとで是非.
- 全員:
- (笑)
- 社長:
- すごい,ウチのタブは感化されてて,リハの前とかもポリのCD流したりして.ついにはウチの最近のアルバムで「殺戮ニューウェーヴ」っていう曲を作ったんです.
- ハヤシ:
- オオォー!!
- 社長:
- 多分ね,すごい感化されてると思いますよ.
- ハヤシ:
- タイトルが良いですねー.
- 社長:
- まんまですね.「ヴ」は「ウ」に「゛」ですね.
- ハヤシ:
- いいですねぇ.
- 社長:
- ぜひあとで(電話番号を)教えていただいて.あとですね,対バンさせてくれって,ずっと言ってます.
- ハヤシ:
- ああ,いいですねぇ.
- 社長:
- SOIL界で一番やりたいこと,「ポリと対バン」って.
- ハヤシ:
- もう,ぜんぜん.うちら,対バンとか,ジャンルとか特にないんですよね.昔はなんかどことやっても浮くし,内輪だけでやっていこうと思った時期もあったんだけど,やっぱ,今はもうどんどん,格好良いバンドとか,良いバンドとかだったら,誰とでもやるっていう感じですね.
- 社長:
- うれしいですね.ぜひ機会があったら.来FACTORYでぜひ,次,お願いしますね.
(YUUKIさんに向かって)どうですか?この熱量は.まだ汗が引いてません,ハヤシくん.
- YUUKI:
- 引かないですもんね.
- 社長:
- オレも今喋っているだけですごい汗が出てきてる.
- YUUKI:
- でも,ほんと,ライブパフォーマンスすごかった,っていうか,こっちがすごいハッピーな気分になったんですけど,演奏している皆さんはどんな気持ちでやってるのかな,毎回のライブに対しての気持ちって.
- ハヤシ:
- 理屈抜きで楽しんで帰って貰うのが一番ですね.そこだけかもしれないですね.あと,自分たちが一番エンジョイ?することがまず大事だったりもしますけど.そうすることによってお客さんも楽しんでくれれば,って感じですね.
- YUUKI:
- あと,歌詞とかもね,私,昨日,CDをずっと聴いてたんですけど,すごい何か気になる歌詞がいっぱいあって.
- 社長:
- アイ,マイ,ミー,マイン
- YUUKI:
- それですぅ.そう,いつ考えてるのかな,なんて思って.
- ハヤシ:
- あれ,なんだろうな.最初っからあれでしたね.あれが出来たとき.
- 社長:
- 仮歌がそのまんまみたいな?
- ハヤシ:
- 仮歌がそのまんま!仮歌の時から「アイ,マイ,ミー,マイン」言ってましたし.で,とにかくあの曲はサビが笛っていう曲にしようというのがあったんで,Aメロは,まあノリでっていうのがありましたけどね.まぁ,デモの時からあんな感じでしたね.
- 社長:
- 他の曲も歌詞は.
- ハヤシ:
- 他の曲も歌詞は仮歌のままホンチャンに行く感じが多いすね,歌詞も.
- 社長:
- じゃあ,机に向かって作詞活動!っていうんじゃなくても,スタジオに入った衝動でそん時,口から出たのがその歌詞です,みたいな.
- ハヤシ:
- そうです.それに近い感じがあります.常にノートを持ってこう(書き込むマネ)歌詞を書きためるみたいのじゃないですね.もっと自然と楽器みたいな感じで,ノリ,勢いみたいのを大事にしますね.
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