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FACTORY #0149 the pillows - Response
アーティストやライブに関して,MCの方,制作陣,そしてみなさんからのレスポンスを記録してます.
Interview after LIVE 2006.02.04
- 由美:
- 長くやっていると,「もうやってらんねぇぜ」とか,喧嘩みたいなのはないんですか.
- 山中:
- ええっと,初期の頃はギクシャクしてました.
- 加藤:
- たとえば,どんなところに?
- 山中:
- いや,単純に人間性を知らないで始めちゃったバンドなので.良いドラムだなぁとか,良いギターだなぁとか,良いソングライターだなぁというだけで.人間を知らないまま全国ツアーとか回ってるので.しかも最初は仲良くしようとするじゃないですか.
- 加藤:
- あえて努力してね.
- 山中:
- 部屋飲みしようとか.それが良くなかったんだよね.
- 真鍋:
- はい.
- 加藤:
- 即答したね,今.
- 真鍋:
- やっぱり,仕事だけの関係っていうのが,それが良い場合もある.お互いあまり干渉しすぎない,近からず遠からずやってると,それで今のパワーバランスが出来たかなと.
- 加藤:
- バンドって微妙だよね.ある意味プロフェッショナルに接しなけりゃいけないんだけど,冷めすぎてるのも嫌なのよ.同じ目標を何かみんなで一つ,こう確かめたい,そのために近づきたいって,それでこうバランスを崩す瞬間があったり.それでも長くやってこれたというのは?
- 山中:
- そうですね,結構ギリギリのところで,本当に一大事の局面ではすごい結束力があったんですよね.普段はなんだかよく分からない感じなんですけど.
- 加藤:
- どんなバンドも長くやるにはそういう,むいてる部分はね.
- 由美:
- ウチはまだ10年なんで,こうサッサーっと.
- 加藤:
- ああ,いいねぇ.
- 由美:
- さっき家族だって紹介したじゃないですか.これは例のトリビュートとかの.
- 加藤:
- そう(トリビュート・アルバムに)参加していただいたし,共通のプロデューサでずっとやってきたし.
- 由美:
- トリビュート・アルバムだとすぐ悩みますよね,どれしようとか.
- 山中:
- 本気で考えたら絶対に決められないと思ったので,逆に言うと僕はどの曲でも行けると思ったので,一番ピロウズらしい,ピロウズがすんなりやれる楽曲という基準で選びました.でないと無理と思って.
- 由美:
- そうですね,好きな人だから.
- 加藤:
- で,その曲を僕はファルセットで歌っているところを,さわお君は地声で歌ってくれて,なんというか,オレ,ガックンときた.
- 全員:
- (笑)
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