トーク
「DOMOTO BROS. BAND&ゲストのトーク」
この HomePage だけのスペシャル編集版!


ゲスト:櫻井淳子

歩  :はい,本日のゲストは櫻井淳子さんです.
    よろしくお願いします.
櫻井 :よろしくお願いします.
歩  :2004年,「堂本兄弟」最初のゲストになるわけですね.
高見沢:素晴らしい.
歩  :桜井さんとは,僕も剛も共演したことがあるんですよね.
櫻井 :はい.
進  :ご一緒させていただいて.
櫻井 :ご無沙汰してます.
進  :お久しぶりです.
歩  :本当にお久しぶりです.
櫻井 :お世話になりました.
歩  :敢えていろんな話はせんほうがええかな.
えなり:何ですか?それ.
TOM  :わかんねえ.してよ.
進  :僕は残念ながらすごくは絡まなかったですよね.
櫻井 :そうですよね.
進  :チョロチョロと絡ませていただいて,移動車が一緒だったっ
    ていうこととか.
櫻井 :そうですね.
進  :そういう話題はありましたけど.
TOM  :それは何年前の話?
進  :ええと?
櫻井 :2年ぐらい前?
進  :2年前ぐらいですかね.
歩  :僕は5年ぐらいになりますね.
櫻井 :そうですね.ずいぶん前ですもんね.
歩  :後ほどゆっくりとです.
進  :そうですか.
歩  :さて,このコーナーから参りましょう.堂本一問一答!
    質問がどんどん飛んで来ますので,即答で答えてください.
櫻井 :はい.
歩  :では,こちらに座ってください.どうぞ.
櫻井 :はい.
歩  :高見沢さん.
高見沢:なに?なんだよ?
TOM  :呼びかけるだけかよ?
進  :すごく無責任やな.
歩  :仏壇風な衣装ですね.
高見沢:正月だよ.
TOM  :お鈴乗せたい系だよね.
歩  :龍ですか?
高見沢:龍と虎.めでたいでしょ.
TOM  :絶対ここにお鈴つけたほうがいいよ,チーンってやつ.
高見沢:そうかな?桜井さん一人になってるよ.
櫻井 :大丈夫です.
進  :ゲストの方おいてけぼり.
TOM  :ごめんなさい.
歩  :すいませんね.
櫻井 :いえいえ.
歩  :あのチーンってやつね.
進  :木魚とかな.わかったわかった.
高見沢:縁起悪いよ,正月から.
TOM  :そんなの着てるからだよ.
高見沢:そうか.
歩  :すいません,それでは参りましょう.堂本一問一答!

Q  :それでは櫻井淳子さんに質問です.子供の頃のあだ名は
    何ですか?
櫻井 :アッちゃんですね.
Q  :子供の頃,よく怒られたことは何ですか?
櫻井 :弟と喧嘩して怒られてましたね,よく.
Q  :子供の頃の大事件を教えてください.
櫻井 :子供の頃に二階建てに住んでたんですけど,階段から
    ゴロゴロッと転がり落ちて,壁にぶつかって頭がへこんだ
    ことですね.
Q  :初恋はいつですか?また,そのお相手は誰ですか?
櫻井 :小学生の時に近所のお兄ちゃんですね.
Q  :趣味を教えてください.
櫻井 :趣味は,特にはないんですが,敢えて言うなら飲み歩きで
    すね.
進  :意外ですね,飲み歩き.
Q  :昨年の大事件を教えてください.
櫻井 :そうですね,結婚したことですね.
歩  :人妻ですよ.
えなり:TOMさん,なんでがっかりしてるんですか?
歩  :やる気なくしてる.
吉村 :態度変わってるじゃないですか.
進  :ご結婚されてるんですよ.
Q  :最近のマイブームは何ですか?
櫻井 :うーん?何だろう?嫌いなものが多かったんですけど,
    急に納豆が食べられるようになったので,納豆ですね.
歩  :美味しいですね,納豆.
Q  :最近,涙を流したのはいつですか?
櫻井 :よくある夫婦喧嘩でちょっと泣いてしまいました.
歩  :あら,夫婦喧嘩.
進  :僕が抱きしめましょうか.
TOM  :それいいな.
Q  :あなたのストレス解消法は何ですか?
櫻井 :ストレス解消法ですか?友達と大騒ぎして飲むことですか
    ね.
Q  :今日,朝起きて何をしましたか?
櫻井 :今日はコーヒーを淹れました.
進  :僕が淹れましょうか.
Q  :毎日欠かさずやっていることは何ですか?
櫻井 :青竹踏みを踏みながら歯を磨くことですね.
歩  :僕が踏まれましょう.なんか怪しい人みたい.
進  :ナイス.
Q  :出没スポットはどこですか?
櫻井 :そうですね,三宿とか,世田谷区が多いですね.
TOM  :僕が世田谷区ですか.
歩  :意味わかんない.
進  :あなたは人間やから.
TOM  :そうだよね.
Q  :好きなお酒は何ですか?
櫻井 :芋焼酎ですね.
歩  :意外ですね.
高見沢:僕が芋焼酎になりましょうか?
進  :一回一回うるさいわ.
TOM  :もうやめよう.
Q  :今まででいちばん反省したお酒での失敗は何ですか?
櫻井 :若い頃に男の子と飲み比べをして,お互いに潰れて道に
    寝かされたことですね.
歩  :意外だなぁ.
Q  :休日は何をして過ごすことが多いですか?
櫻井 :そうですね,家事全般をやってますね.
Q  :よく見る夢は何ですか?
櫻井 :よく見るっていうか,子供の頃だったんですけど,
    パーマンになった夢で,空を飛んでる夢ですね.
歩  :見る見る.見ます見ます.
櫻井 :ね.
歩  :飛べないんですよね.
櫻井 :そう,落ちるの.
歩  :「何で飛べないんだ?」っていう.
櫻井 :そうそう.
Q  :桜井さんの宝物は何ですか?
櫻井 :そうですね,婚約指輪ですね.
TOM  :ちょうだい.
進  :こら!そこの端っこ.
TOM  :はい,すいません.
Q  :芸能界のお友達は誰ですか?
櫻井 :高橋由美子ちゃんとか,高橋克実さんとか.いろいろです
    ね.
進  :高橋つながりですね.
Q  :思い出に残っているお正月はいつですか?また,どんなお
    正月でしたか?
櫻井 :高橋由美子ちゃんの実家に行って,「ショムニ」のメンバー
    何人かでお正月を過ごしたっていうのありますね.
進  :いいですね.
Q  :最初に好きになった芸能人は誰ですか?
櫻井 :斉藤由貴さん.
Q  :自分って女優だなと思う時は,どんな時ですか?
櫻井 :その役をそのまま引きずって家に帰ってしまう時ですね.
Q  :人に言われて驚いた,自分のヘンなところは何ですか?
櫻井 :前世がインド人って言われて,それでいろんな人に言うと
    バカにされたりするんですけど.
Q  :もし芸能界にいなかったら,今ごろどんな仕事に就いてい
    ると思いますか?
櫻井 :数字が好きなので,経理とか事務とかやってたと思います.
Q  :初めて彼氏が出来たのはいつですか?
櫻井 :高校1年生の時ですね.
Q  :初めてのデートはどこに行きましたか?
櫻井 :その頃に流行ってた巨大迷路.
歩  :巨大迷路ね.
進  :恋にも迷って,迷路にも迷って.
Q  :男性を見る時に最初に目が行くのはどこですか?
櫻井 :アゴですね.
歩  :アゴ?
Q  :結婚されていちばん変わったことは何ですか?
櫻井 :ちょっと早起きになったことですかね.
Q  :結婚の決め手は何でしたか?
櫻井 :まあ,一緒にいて居心地がいいっていうことですね.
    恥ずかしいな.
Q  :プロポーズの言葉を教えてください.
櫻井 :それは内緒で.
歩  :内緒でーす.
Q  :それでは,女として,奥さんとして採点するとしたら,
    それぞれ100点満点中何点ですか?
櫻井 :女としてだったら50点ぐらいで,奥さんとしたら80点ぐら
    いですかね.
Q  :桜井さんの思ういい女とは,どんな女性ですか?
櫻井 :気遣いの出来る女性かな.
Q  :旅行するならどこに行きたいですか?
櫻井 :沖縄ですね.
Q  :寂しい時,頭に流れる曲があったら教えてください.
櫻井 :プリンセス・プリンセスの「M」という曲ですね.
Q  :次の言葉から連想されるものを一言で答えてください.
    「女優」.
櫻井 :涙.
Q  :「写真」.
櫻井 :思い出.
Q  :「学生」.
櫻井 :セーラー服.
Q  :「親友」.
櫻井 :大事な人.
Q  :「お年玉」.
櫻井 :もらいたい.
Q  :「冬」.
櫻井 :寒い.
Q  :それでは最後に,旦那様だけに見せる「いってらっしゃい」
    をお願いします.
櫻井 :いってらっしゃい.
Q  :櫻井淳子さん,ありがとうございました.

進  :普通がいい.どうぞこちらにお座り下さい.
TOM  :普通がいい.
進  :ああいうサラッとした感じで.
歩  :いいやね.で,踏まれましょうか.
櫻井 :いいんですか?
歩  :子供の頃あだ名はアッちゃんと呼ばれていて,怒られたこ
    とは弟との喧嘩.喧嘩してました?よく.
櫻井 :そうなんですよ.してましたね.仲良くないんですよ.
歩  :何歳ぐらい離れてるんです?
櫻井 :三つ違うんですけど.
歩  :三つだとするかもしれないですね.どんな喧嘩?殴り合い?
櫻井 :でも物は投げてました.そのへんにティッシュがあったら
    投げて.
進  :よく言うじゃないですか,女の人のほうが夫婦喧嘩してて
    も「これは割れるから投げない」とか,すごく冷静に見て
    どうこうって.
櫻井 :女性のほうが冷静ですね.
進  :そんな経験はないんですけど.
歩  :喧嘩はだいたいどっちが勝つんですか?
櫻井 :途中で親に入られ中断してましたね.
進  :途中で親に入られ中断.殴り合いはないけども,物を投げ
    たりとか.
櫻井 :そうですね,してましたね.
進  :なるほどね.
歩  :そして子供の頃の大事件は,階段から転がり落ちて壁にぶ
    つかって頭がへこんだと.
櫻井 :そうなんですよ.頭だけじゃなくて,壁もへこんだんです
    けどね.
進  :どんな具合に?
歩  :今もへこんでるんですか?
櫻井 :へこんでますね.
歩  :あら.
TOM  :触りたいね.
進  :ダメですよ.
歩  :ちょっと由美さん.
吉村 :いいですか?触っても.
櫻井 :はい.ここなんですけど.
吉村 :お!?
TOM  :そんなに衝撃的なこと?
吉村 :ちょっともう一回触っていいですか?
櫻井 :うん,もうぜんぜん.
金城 :私もいいですか?
櫻井 :どうぞ.
吉村 :ここ,ここ.
金城 :あ!
吉村 :ね.
金城 :本当だ.
TOM  :ちょっとどんなの?説明してよ.
吉村 :けっこう急な滑り台みたいな.
進  :マジで?
吉村 :たぶん車でちょっと勢い出すと浮くぐらいの.
歩  :あら.病院とか行かなかったんですか?
進  :流血とか.
櫻井 :どうなんでしょうね?覚えてないんですけど.本当にちっ
    ちゃい頃なんで.
金城 :育ち中だったからですか?
TOM  :育ち中?
櫻井 :成長期だったんで.
歩  :でも生まれたて赤ん坊の頭の骨ってくっついてないんだよ
    ね.
進  :そう,開いてるの.
歩  :こんなでかい怪我したってあります?高見沢さんは?
高見沢:俺はあるよ.飛ばしてて.
歩  :バイクで?
高見沢:ううん,三輪車.
櫻井 :三輪車?
進  :飛ばしてってハイウェイとか.
吉村 :自分で転んだってことですか?
高見沢:子供の時にずーっと坂道登ってって,そのまま坂道
    落っこちちゃった.で,転がっちゃって手とか傷だらけ,
    ほら.
吉村 :本当だ.
高見沢:あとは闘牛かな.
歩  :闘牛?
TOM  :そうだ.やってたよね,とんねるずの何かで闘牛.
高見沢:闘牛で骨折.
歩  :あらまあ.
えなり:ギターとかね.
高見沢:そう.闘牛はやらないほうがいいよ.
えなり:普通はやる機会ないですからね.
歩  :えなり君ないやろ?怪我.
えなり:僕はないですね,怪我らしい怪我は.
金城 :大事に育てられたんですね.
えなり:ありがとうございます.
歩  :金城さんある?
金城 :私まったくないですね.海で溺れたぐらいですか.
進  :溺れたん?
金城 :どんどん遠くに行きましたけど,泳いでたら.
歩  :どうしたの?
金城 :だんだん夜になるんで.
歩  :そんなに?
進  :そうとう浮いてたね.
金城 :呼んだ時はすごい小さくて.
高見沢:で,どうしたの?助かったの?
TOM  :助かったからいるんじゃん.
進  :助かったからここにいるんですよ.
歩  :どうやって助かったの?
金城 :どうやって助かったんでしょう?
高見沢:沖縄ででしょ?
金城 :はい,沖縄です.
高見沢:九州行っちゃった?
金城 :沖縄の近辺だったと思います.すいません,覚えてなくて.
    かなり怖かったと思います.
歩  :そして初恋がですね,小学校の時.近所のお兄さん.
櫻井 :はい.
進  :いいですね.「近所の」っていう響きがいいですね.
歩  :モテてました?
櫻井 :モテなかったですね.
歩  :またまたぁ.
櫻井 :本当に.
進  :モテてた感じしますけどね.
歩  :その近所のお兄さんは,どんなところに?
櫻井 :カッコ良かったと思いますね,当初.
TOM  :どんな人がカッコ良く思われるんですか?
櫻井 :これまたアゴがシュッとしてる.
歩  :アゴね.
TOM  :アゴってどうやってもシュッてならないね.
高見沢:ならないよ.
歩  :アゴフェチ?
櫻井 :好きですね.
TOM  :ここでいうとどのアゴが?
歩  :はい,アゴ選手権.
TOM  :はい,並んで並んで.
進  :シュッとしてないな,俺のアゴ.
歩  :横向いたほうがいいですか?
櫻井 :光一くん綺麗ですね.
歩  :アゴいいですか?
櫻井 :はい.喉仏の感じとか.
歩  :喉仏?
高見沢:俺,ないんだよな.
櫻井 :本当だ.高見沢さんないですね.
高見沢:だから声が高いのかな.
歩  :だから上ハモなんだ.
TOM  :なんか俺たちイースター島みたい.
えなり:モアイ像みたい.
歩  :とりあえずこの中では俺アゴですね.
櫻井 :はい.
TOM  :なんか負けるの悔しいな.
歩  :喜んでいいのかどうだかわかんないですけどね.このへん
    に男を感じるわけですか.
櫻井 :感じますね.喉仏ないんで,女性は.
歩  :なるほど.そして高校1年の時に初めて男性とお付き合い
    したということですけども,これは告白されたんですか?
    したんですか?
櫻井 :しました.
歩  :おお.自分から行った?
進  :どこでしましたか?
櫻井 :学校の廊下で.
えなり:いいですね.
進  :「先輩!」みたいなことですか?
櫻井 :バレンタインの時期だったんですよ.で,自分でチョコレー
    トを作って下駄箱で待っていたらその先輩は帰ってしまっ
    て.で,そのチョコレートを下駄箱に入れといて,次の日
    にお友達に「この子だよ,チョコレート入れたの」って
    その場で.
進  :おお.
歩  :そしたら相手は?
櫻井 :はい.
歩  :「OK」みたいな.
櫻井 :はい.
進  :いいなぁ.
歩  :そして巨大迷路.
櫻井 :はい,行きましたね.
進  :そして恋に迷い.
櫻井 :はい,迷子になりましたね.
進  :なりましたか.
歩  :けっこう自分から行くほうですか?告白とか.
櫻井 :まちまちですね,それは.
歩  :状況によりけり.
櫻井 :うん.
歩  :ご結婚は?
櫻井 :はい,去年の5月に.
歩  :それはどっちから?
櫻井 :まあ,あの,主人のほうからですね.
歩  :なるほど.
進  :主人って言われてみたいですね.
歩  :皆さん初デートはどこに行きました?えなり君どこに
    行った?
えなり:いや,僕だからまだなんですよ.
進  :そうなんだよな,えなり君な.
えなり:ちょっとね.
進  :どうすんの?
金城 :どこ行きたい?
えなり:僕,ごみごみしたとこダメなんで,温泉とか.
高見沢:初デートで温泉行くのか?それはおかしいよ.
金城 :いきなりなんだ.
吉村 :エロくねえ?
歩  :温泉?
えなり:どっちにしろないじゃないですか.ごみごみしてなくて.
進  :どっか行ったらええねん.
TOM  :初デートから泊まっちゃダメだよ.
吉村 :ダメだよ.
TOM  :初デートの二人が浴衣着てだよ,「まあまあ,一杯」
    とかっておかしいだろ,それ.
えなり:そうですね.
歩  :金城さんどこ行ったの?
TOM  :流されたの?
金城 :初デートはジャングルジムでした.
高見沢:公園の?
金城 :幼稚園の時.
歩  :そんな話聞きたくない.
高見沢:大人の話だよ.
金城 :大人の話?
歩  :大人になって.
金城 :海です.
吉村 :いいねぇ.
進  :いいなぁ.
金城 :堤防に座ってお酒飲みながら.
歩  :酒?
高見沢:幾つ?
金城 :二十歳過ぎてから.
歩  :由美さんは?初デートはどこへ?
吉村 :学生の頃ってグループ交際っぽくなかったですか?みんな
    でどっかに行ったりとか.
高見沢:旗持って?
吉村 :いや,旗持たなかったです.
TOM  :それはデートじゃなくて集会だよ.
吉村 :あと枚方パークわかんない?
進  :ヒラパー?
吉村 :ヒラパーって遊園地とか,万博エキスポランド.
進  :地味なとこ行ってるね.
吉村 :あれ?地味?あるんですよ,そういう遊園地.
進  :枚方パークは菊人形やからな.
吉村 :そうです.
歩  :高見沢さんは?
高見沢:僕はどこ行ったかな?
TOM  :これだけ時間あんだから考えとけよ.
高見沢:回ってくると思わないじゃん.若い子たちのものでしょ,
    こういうのは.
進  :いちおう考えといてよっていう話ですよね.
高見沢:映画かな.「愛と死を見つめて」.
歩  :重いなぁ.
高見沢:「青い山脈」.
TOM  :そんな年?
高見沢:「絶唱」知らない?「伊豆の踊子」百恵ちゃん.それは
    メンバーの桜井と行ったんだ.
進  :なんでなんですか?
えなり:今,デートの話ですよ.
高見沢:もう遙か昔だからね,覚えてないね.
歩  :TOMさんは?
TOM  :え?ええと.
高見沢:来たよ,ほら.
進  :こんだけ時間あんねんから.
高見沢:考えとけよ.
TOM  :これ本当にヘンじゃないんだけど,上野に鈴本って寄席が
    あんのよ.
高見沢:あるある.
TOM  :そこかな.中学生の時に寄席を見に行ったのが.
えなり:へぇー.
歩  :どこに連れてかれると嬉しいもんやろ?女性は.
TOM  :どこがいいですかね?
櫻井 :そうですねぇ,温泉以外だったらいいんじゃないですか.
歩  :いきなりなんかね,温泉って.
えなり:そうか.
歩  :そして趣味は飲み歩きと答えてましたが.
櫻井 :まあ,敢えて言うなら.
歩  :意外ですね.お酒強いですか?
櫻井 :弱いんですけど,好きなんですよ.
歩  :しかも芋焼酎ですよ.今写真出てますけど.芋焼酎って
    ちょっとクセがありますよね.
TOM  :炭酸で割るとうまいですよ.
歩  :芋焼酎あんまり飲まないからわかんないけど.
櫻井 :香りがいいんですよ,芋だと.
歩  :それが逆に臭いっていう人もいるじゃないですか.
櫻井 :そうか.
進  :緑茶割りとか美味しいですよね.
TOM  :今,芋焼酎バーとか流行ってますからね.
櫻井 :ありますね.
TOM  :一本すごく高くなっちやってますもんね.
高見沢:そうなの?
TOM  :3万とか5万とか高いのだと200万円とか.
高見沢:ええ?
TOM  :だって,話聞いてないから,光一.
歩  :いや,次どう進行しようかと思って.そして男の子と飲み
    比べして.
櫻井 :そうですね,若い頃に.
歩  :お互いが潰れて道に寝かされていたと.
櫻井 :はい.かつがれて帰りましたけど,若い頃.
TOM  :やっぱり荒れるほうなんですか?
櫻井 :荒れはしないんです.楽しいお酒ですね.
TOM  :いちばん始末に負えないやつですね.楽しいままガンガン
    飲む人なんですね.
櫻井 :そうですね,飲んじゃいますね.
歩  :本当に酔いつぶれて,次の日に起きたら自分がどうなって
    たかわからんっていう経験したことないですか?
櫻井 :ないんですか?記憶がないってこと?
歩  :記憶はね,帰ってる道中は覚えてないなっていうぐらいは
    あるんですけど,絶対に風呂も完璧に入って,ちゃんと
    歯も磨いて,服もぜんぶ収納して寝てるんですよ.
進  :すごいな.
高見沢:すごいキチンとしてるね.
TOM  :でもそれ覚えてないんでしょ?
歩  :微妙に覚えてないんです.
TOM  :大丈夫.そのうちその時間が長くなってくから.
高見沢:そうだね.覚えてないもん.
TOM  :ぜんぜん覚えてない.
進  :俺はビッタリ覚えてますけどね.
TOM  :酔って吐いたことないんじゃない?
進  :ないですね.「吐いてなるものか」ですね.
TOM  :そんな意志固かったんだ.
進  :でもそのまま普通に家帰って,ちょっとポーッとなりなが
    ら洗濯ものあったら洗濯機回して,普通に風呂入って普通
    に寝ますね.
高見沢:ちゃんとしてるね.
TOM  :寝た時のまんまの格好で起きる時あるよね.
高見沢:あるある.
TOM  :地方とか行って,飲んで帰ったらそのままベッドで.
高見沢:そのままの服でね.
TOM  :寝た時と同じ格好で起きて,そのまま出てく時あるよね.
高見沢:あるある.
歩  :大いに酔っ払うとそうなっちゃうんですかね.そして
    思い出に残っているお正月.「ショムニ」のメンバーの
    高橋由美子さんの実家で過ごした.
櫻井 :はい.
歩  :「ショムニ」の他のメンバーも来たっていうことですよね.
櫻井 :全員じゃないんですけど,数人がそれぞれ実家に帰ってい
    るのにお正月二日とかにみんな由美子ちゃんの実家で過ご
    したっていう.
進  :いいですね,そういうのね.
歩  :でもあれやな,自分ちには来て欲しくないな.
櫻井 :なんでですか?
歩  :なんとなく面倒臭いじゃないですか.お母んです,とか.
進  :「すいません,いつも剛がお世話になってます」
    「いいから,もう.あっち行って」「何かあったら呼んで
    よ」ってふすま閉めてね.で,ちょっと経ったと思ったら
    「お菓子食べます?」「もう,ええ言うてんねん」とかや
    りとりが面倒臭いね.
櫻井 :男の人はそうかもしれないですね.
進  :それもあるでしょうね.でもちょっと家族に会わせたくな
    いですよね,友達をね.
歩  :そういうのありますよね.ある意味,えなり君のお父さん
    お母さんはしょっちゅう会ってるもんな.
えなり:そうですね.
進  :僕,えなり君のお父さんの声聞いたことないねんけど.
えなり:あんまり喋らないですからね.
進  :お母さまの声は聞いたことあるけど,お父さんの声は.
えなり:そうかもしれないです.今度喋るよう言っときます.
歩  :皆さん正月はいつも毎年だいたい何してるんですか?仕事
    されてる方も多いと思うんですが.
進  :僕,ずっと家にいましたわ.
歩  :東京ドーム.
進  :1日はそうですけど,二日以降はずっと家です.遊ぶ人
    いない.
歩  :集まったりするもんですか?
高見沢:しないなぁ.
金城 :します.
歩  :する?
金城 :はい,沖縄で.いっぱい来ます.
進  :そういうのいいな.ジンベイザメからマンタまでみんな.
金城 :違う.
進  :「あがってあがって」みたいな.
金城 :違う.
歩  :桜井さんも旅行するなら沖縄に行きたいっていってたじゃ
    ないですか.なんで沖縄?
櫻井 :ダイビングするんですよ.
進  :なるほど.
櫻井 :お友達も住んでるし.それで.
歩  :スキューバダイビング.金城さんはするの?ダイビング.
金城 :しますよ.潜ります.
進  :大丈夫なの?普通に三日ぐらい岩に引っかかってそうなん
    ですけど.
金城 :たまに珊瑚に引っかかる時ありますけど,傷つけないよう
    に腕抱えてね.
歩  :旦那さんと行かれたりは?
櫻井 :まだないんですよ.
進  :僕は沖縄いったらチュラウミやっけ?
金城 :チュラウミ水族館.美しい海と書いてチュラウミって言う
    てんですけど.今はジンベイザメとか.
進  :そうそう,ジンベイザメがすごくてさ.
金城 :すごいパノラマの水族館なんですよね.
進  :そう.で,ジンベイザメがね,水槽の中で縦になってエサ
    食べるのよ.その感動を誰に伝えようかと思っていろんな
    人に電話したよ.
えなり:それは感動するんですか?
進  :メチャ感動するよ.
金城 :すごい大きいから.身体ぜんぶ見れるんです.ぜひ行って
    みてください.
進  :ずっとジンベイザメ見てたよ.
歩  :旦那さんと行ける時があるといいですね.
櫻井 :そうですね.水族館も.
TOM  :幸せだよなぁ,旦那さん.
歩  :ですよね.
TOM  :本当にそう思うよね,こんな奥さんだったら.
歩  :そしてマイブームが納豆ということですが.
進  :これは納豆単体で食べるんですか?
櫻井 :単体のが好きですね.
進  :僕も単体のが好きです.ご飯と一緒になると,ちょっと
    僕は.
歩  :もともと苦手だったんですか?
櫻井 :食べれなかったんですよ.2ヶ月ぐらい前から食べられる
    ようになって.
進  :きっかけは何だったんですか?
櫻井 :主人が目の前でご飯を食べてる時に,納豆を食べてて.
TOM  :主人,主人.
高見沢:いいじゃん.
歩  :旦那さんの.
櫻井 :そうですね.
進  :そういうんで食べれるようになりたいな,なんか.
櫻井 :嫌いなものないんですか?
進  :僕,ほとんどないんですよ.本当ないんですよ.
櫻井 :いいことですよね.
進  :いいことなんですけどね.あ,カラスミとかちょっとクセ
    のあるの「どうぞ,これ食べてみてください.美味しい
    カラスミですよ」って言われても,ちょっと苦手なんです
    よ.カラスミとか塩辛とかちょっと苦手ですね.
櫻井 :なるほどね.
進  :自分が嫌いなものを,好きな人が好きやから好きになるっ
    て,ちょっといいですね.
TOM  :よくでもぜんぜん食べなかった何年間かがあって,好きだ
    からってだけで口に納豆なんてなかなか出来ないでしょ.
櫻井 :臭かったんですよ,本当に.臭かったんですけど,ずっと
    混ぜてるのが楽しそうに見えたんですよ.
歩  :なるほど.納豆はどうやって作ります?
吉村 :まただ.
TOM  :君のしたい話はわかるけど,もうちょっと聞こうか.
櫻井 :納豆?発酵させるんですよね?
歩  :あ,その作り方じゃなくて.
TOM  :納豆屋さんから始まっちゃった.
歩  :買ってくるじゃないですか.タレとか入れるじゃないです
    か.どういうふうにしてます?
櫻井 :カラシ入れて,タレ入れてグルグル.
歩  :ブーッ!ダメ.
櫻井 :え?なんで?
進  :あの,「ブーッ」とか「ダメ」っていうのは光一の中だけ
    の話なんで,べつに気にしなくていいですよ.本当に僕ら
    からしたらぜんぜんピンポンですから.
歩  :いや,アウト.
進  :いや,食べたいように食べていただいて.
歩  :先に混ぜましょう.
櫻井 :私の主人もそうなんですよ.なんでですか?
TOM  :糸引くからですよ.
歩  :先にタレを入れちゃうと,サラッサラになってしまうんで
    すよ.
進  :サラッサラでええやん.
TOM  :サラッサラでね.
歩  :あの粘っこいのがウマい.
進  :面倒臭いねん.
歩  :それが美味しいの.卵は入れないですか?
櫻井 :やったことないです.
歩  :あ,じゃあ今度入れてみてください.
進  :黄味と万能ネギとか,なんかいろいろ入れたほうが美味し
    いです.
櫻井 :じゃあ,帰ったら.
TOM  :大好きな人と食事してて,糸引いてるのとかどうですか
    ね?
歩  :「私あなたと繋がってるのよ!糸で!」.
TOM  :納豆糸の伝説?
歩  :やだなぁ.美しくないね.まあでも美味しいですし,健康
    にもいいですからね.そして毎日してることが青竹踏みで
    すね.あ,写真出てきましたね.
櫻井 :洗面所でやってるんですよ.プラスチックのなんですけど.
歩  :ずっとやってるんですか?
櫻井 :歯を磨いてる時に.
歩  :歯を磨きながら?
櫻井 :洗面台の下に置いといて,歯を磨く時に乗っかってずっと
    踏んでるんですよ.
TOM  :酔っ払ったりしてる時は気を付けないとね.青竹磨きなが
    ら歯を踏むことあったら大変だよね.
高見沢:それはないだろ.
歩  :気をつけてね.
櫻井 :はい.
進  :あるかもしれない.
歩  :そして,よく見る夢がパーマンの夢.
櫻井 :そう,大好きだったんです.
歩  :これはね,わかるんですよ.見ない?
金城 :よくわからない.
TOM  :パーマン知ってる?
高見沢:知ってる.俺,飛べたよ.スイスイ飛んでったよ.
歩  :夢の中で?
高見沢:うん.
進  :俺も飛んだ派.飛んでブービーの部屋まで行ってるんです.
歩  :飛べるねんけど,突如として飛べなくなるの.
進  :僕,ドラゴンボールでも普通に飛んでましたから.喧嘩の
    夢は遅くなるよね.
歩  :俺それはない.
進  :うちの母がなんか組織に狙われてるの.
金城 :ああ,あるある.
TOM  :あるんだ?
進  :「危ない!」って部屋に入れてずっと見張るわけですよ.
    そしたらベタなギャングみたいのがパリンと入ってきたと
    ころを,夢の中だからスパンスパン入るんですけど,
    「遅いなぁ」みたいな.すごい遅い喧嘩して逃げる時だけ
    速い.
歩  :イライラする夢ってあるよね.
TOM  :不思議だと思ったのはさ,小さい頃ってさ,飛んだことも
    200万も300万も500万も.話聞けよ.
高見沢:聞いてるよ.
TOM  :もういい!もういいんだ!私なんか放っといて.先行って.
    どんどん行って.
歩  :違う違う.TOMさんがそうやって話をつないでる間に俺は
    どうしようかなって考えてる.
TOM  :ベストヒットたかみー!!
高見沢:なに?今日ないよ.
進  :コーナー飛ばし過ぎですよ.
歩  :ちょっと気になる情報がありました.
進  :何でしょうか?
歩  :先ほど寂しい時に頭に流れる曲はプリプリの「M」だとい
    うふうにおっしゃってましたけども,ウワサによると
    バンドをやられていたそうですね.
櫻井 :ちょっとだけ.
高見沢:ベースでした?
櫻井 :ベースでした.
高見沢:うちもベースは桜井っていうんですよ.
櫻井 :そうですよね.
進  :ベースですか?僕,女ベーシストに弱いんですよね.
櫻井 :でも,かじってた程度なんで.
進  :なんで僕と会った時にベース弾いてくれてなかったんです
    か?僕たぶん2秒で恋に落ちてましたよ.
櫻井 :本当に?惜しかったですね.
TOM  :どんな曲やってらしたんですか?
櫻井 :プリプリのコピーバンドをやってたので.
TOM  :そうか.カッコいいな.
歩  :これまた意外な一面ですね.
TOM  :ちょっと見てみたくない?ベース弾いてるとこ.
進  :健さん!
TOM  :ベース借りちゃダメかな?
進  :健さん多分すぐ飛んできますよ.楽屋?
TOM  :ダメかな.
進  :見たかったな,ベース弾く姿.
TOM  :セクシーなドンドンドンッて見たかったね.
歩  :そして,いい女とはどんな女性ですか?気遣いが出来る
    女性.
櫻井 :ええ,そうかなぁと.
歩  :どんな気遣いですか?
櫻井 :気遣いっていうか,周りに目が行く人.
歩  :わかります.
進  :神経を配れるっていうことですよね.
櫻井 :そうそう.
歩  :でも女としてはご自分を50点,奥様としては80点と.
櫻井 :はい.ですね,今は.
TOM  :朝はどんなふうに起こすんですか?ご主人を.
櫻井 :たたき起こしてますね.
TOM  :うそ?「おらぁ!」みたいな?
櫻井 :そこまでは.
TOM  :でも優しく呼ぶとかじゃないんですか?
櫻井 :そういうことにしといていいですか?
TOM  :あのトントントンッっていう音とか.
進  :いいですね.
歩  :足りないとこはどこでしょう?女として50点足りないわけ
    じゃないですか.
櫻井 :女らしさはちょっと減ってきてかなっていう感じしますけ
    どね.
歩  :減りましたか?そうですか?
進  :お友達と喋っててそう感じるってことですか?
櫻井 :なんかね,変な話,オバさん臭くなってきちゃったんです
    よ.
進  :例えば?
櫻井 :発想の仕方とか.「いいわねぇ,若い人は」っていう感覚
    になってきちゃって,結婚した途端.
進  :言うの?
えなり:言うんですか?
吉村 :言ってる.
進  :よく言ってるよね.
吉村 :オバさんっぽいですよね.
高見沢:オバさんはこんな頭してないでしょ,だって.
吉村 :見た目で何とか若作ってるんです,中身はごまかせないか
    ら.
高見沢:俺と一緒だな.
歩  :一緒なんだ?
TOM  :いい話だったな.
えなり:共鳴し合わないでくださいよ.
吉村 :見た目だけはね.
高見沢:見た目だけはね,やっぱり若いモンには負けたくないな.
吉村 :そうですね,若いモンに負けませんよ.
進  :でもね,えなり君も老けてますからね.
えなり:ですね.
歩  :まあ,奥様としては80点.これはけっこう高めですね.
櫻井 :まあ,いちおう頑張ってるという意味で.
歩  :なるほど.
進  :お料理もお洗濯もお掃除も.
櫻井 :それなりにやってるんですけど.
進  :あ,写真が.得意料理は何なんですか?
歩  :お料理本.
櫻井 :私,料理が苦手なんで本を見ないと出来ないんですよ.
進  :でもね,それで一生懸命作ってくれたら最高ですよね.
歩  :な.こんだけ本を買ってるってことは,旦那さんはね,
    そう思うわけじゃないですか.
櫻井 :見ないようにね,なるといいんですけど.
歩  :僕のために勉強してくれてんのやなと.
櫻井 :そう思ってくれてればね,いいですけど.
進  :嬉しいですよ,こんなんされたら.
歩  :で,プロポーズの言葉は教えてくれないんですね.
櫻井 :そうですね.
歩  :あと一つ気になりました.涙を流したのは夫婦喧嘩.
進  :どうしたんですか?これは.
櫻井 :本当に些細なことですね.
歩  :どんな喧嘩するんですか?
櫻井 :本当,くだらないですね.
TOM  :相談乗りますよ.
高見沢:どうすんだよ?乗って.
櫻井 :なんか,うたた寝してることにムカついちゃったりとか.
歩  :「なにうたた寝してんのよ?あんた!」.疲れとんのや,
    旦那も.
TOM  :「私だって疲れてんのよ」.
櫻井 :そんなような流れとかね,あったりね.ちょっと虫の居所
    が悪い時に.
進  :「私がこんな時によくもあなたそんな悠々としてられるわ
    ね!」みたいなニュアンスですよね.
櫻井 :そうですね.
TOM  :引っかかろうと思ったら幾らでも.それで例えばうたた寝
    しててさ「なんでなのよ?」って言われるじゃない.それ
    で「あ,ごめんごめん」「なんで謝るの?謝ることないで
    しょ」「いや,ごめんごめん」「ほら,また謝った.あな
    たっていつもそう」「いつそうなんだよ?」「ほーら,
    怒った」.
歩  :「ほーら,怒った」ね.
TOM  :だいたいパターン,これ.
進  :リアル.
櫻井 :リアルですね.
TOM  :こんなパターンでしょ?
櫻井 :はい.
TOM  :だいたいそんなことですよね.
櫻井 :はい,本当にくだらないことですよね.
えなり:奥さんが最終的に泣いちゃうんですもんね,それで.
歩  :そういう喧嘩になった時,男は勝たれへんからな,でもな,
    大抵な.「はいはい,わかったわかった」って聞いてるし
    か.
TOM  :でもそれを聞いてると,「なに聞いてたの?あなたったら
    いつもそう」.一緒なの.どっちにしろ行き先はそこなん
    だ.
歩  :なるほど.まあでも仲良くやってると.
櫻井 :そうですね,まだ間もないんでね.
歩  :普通に「夫婦喧嘩してる」って言えるくらいですからね,
    いいですね.
進  :そうですよね.
歩  :言えないようなのは大変.さあ,というわけで続いての
    コーナー参りましょう.続いては堂本ハズゴロ名言集!
    桜井さんも普段いろんな雑誌などのインタビューを受けて
    ると思いますけど,昔のインタビューになると,「あれ?
    私こんなこと言ったのかしら?」と,今となっては恥ずか
    しいと思えるようなものを掘り出してみました.見ていき
    たいと思います.まずは2002年,そんなに前ではないです
    ね.2002年の9月17日号の週刊誌で,当時「ショムニ」の
    撮影中だった桜井さんが怖いこと言ってます.怖いこと,
    心当たりありますか?
櫻井 :怖いこと?
歩  :まあ,怖いことっていうんでもないですけど.「鏡を見な
    がら魔性の女を研究してたんです.ウフフフフ」.魔性の
    女.
進  :役柄がね.
櫻井 :そうなんです.魔性の女の役だったんですよ.どっちかっ
    ていうと男の子っぽいタイプだったんで,「どうしようか
    な?」って青竹踏みながら鏡を見て「どうやろうかな?」
    ってニッと笑ったりとかしてたんですよ.
TOM  :どれが魔性の女になったんですか?
櫻井 :その時「ショムニ」でやってた顔なんですけど.
歩  :研究して.
櫻井 :はい.
歩  :それをさっきおっしゃってましたよね,役を引きずること
    があると.
櫻井 :その時は引きずれなかったね.出来なかったです.
歩  :魔性の女は引きずることが出来なかったと.どういうのが
    魔性の女って言うんやろな?
進  :あれじゃないですか?男の単純な頭の中にある図式をうま
    いことやっていくんでしょうね.そういう年輩の男性の方
    とお付き合いしてるようなしていないような,服買っても
    らいつつ,みたいな.
櫻井 :頭が良くないと出来ないですよね.
進  :ですよね.
TOM  :呼び捨てにする女の子って魔性臭いもの持ってるよね.
    年上の人を呼び捨てにするって.それと「ゾ」を使うの.
進  :「ゾ」?
吉村 :あ,「なんとかだゾ」って?
TOM  :そう.「こらぁ,TOM,働き過ぎだゾ」とか.
歩  :ああ.言われたいんでしょ?
TOM  :言われたい言われたい.
進  :そうですか.
櫻井 :なるほどね.
TOM  :「こらぁ,光一,私のこと忘れちゃいけないゾ」とか.
進  :俺,逆にうっさいと思いますね.
TOM  :嫌?
進  :僕ちょっと嫌ですね.普通に思ってて欲しいですね.
    「なんとかだゾ」って言われたら「うっさい」と思う.
TOM  :そのうちわかるさ.
歩  :続いては,ちょっとさかのぼりますね.1994年5月11日号
    の雑誌「SPA!」で,当時21歳の桜井さんが自分の好き嫌い
    について答えています.
櫻井 :好き嫌い?なんだろう?ぜんぜん想像つかないですね.
歩  :想像つかないですか?これは食べ物ですね.「レバーとか
    牛乳とかチーズとか,ビタミンB2が多く含まれているもの
    が嫌いなんです」.
TOM  :嫌いなんだ.嫌いだったんだ.
歩  :なんか詳しいことまで言ってましたね,ビタミンB2という
    言葉が.
櫻井 :そうですね.
進  :普通のコメントですけど.
歩  :普通に「レバーとか牛乳とかチーズとか嫌いなんです」
    って言えばいいのに「ビタミンB2が多く含まれているもの
    が嫌いなんです」と.
櫻井 :摂らなきゃいけないっていう気持ちがどっかにあったんで
    すね.
進  :なるほどね.
歩  :未だに嫌いですか?レバーとか.
櫻井 :じつはですね,チーズが食べられるようになったんです.
進  :レバーもいきましょうよ.
櫻井 :レバーはちょっと.
歩  :僕もレバーは.
進  :美味しいですやん,レバー.
TOM  :美味しい.鳥レバから入ってとかすれば.
進  :なるほど.
櫻井 :ちょっと違いますかね?
TOM  :違いますよ.美味しいですよ.
進  :僕だって,食べへんかったら死ぬと思って食べたんですも
    の,レバー.あまりにも睡眠時間なくて,フラフラになっ
    てて,記憶も飛んだりとかして.鉄分ですよね,レバーと
    かほうれん草とか牡蛎とか.牡蛎も食べれなかったんです
    よ.本で調べて「なるほどレバーと牡蛎か」と思って焼き
    肉屋さん行って「レバー下さい」って言ってアホみたいに
    レバー食って「あ,意外に美味しいんだね」みたいな.で,
    牡蛎も食べて「ぜんぜんイケるわ」ってことで,レバーも
    牡蛎も大丈夫に.
櫻井 :へぇー.
進  :その流れで,ウニとかイクラもダメだったんですけど,
    ウニもイクラもどんどん一気に大丈夫になりましたよ.
櫻井 :なるほどね.
歩  :チーズは克服されたと.
櫻井 :ええ.一時期ね,ピザも食べれなかったんですよ.それが
    少しずつなんですけど.
進  :基本的には太りやすいものはそんなに食べないと.
櫻井 :いや,食べますね.
進  :何食べます?
櫻井 :お菓子が大好きなんですよ.
進  :ああ,いちばん太る.
歩  :お菓子大好き?
櫻井 :いちばん良くないんですよ.
歩  :女性はね,お菓子ね.
進  :女性は,なんであんなにお菓子食べるんですか?
歩  :なのに「私,やせないのよ」って.
櫻井 :まさにそれなんですよね.
進  :なんかバッグにちょっと入れてたりとかね.
櫻井 :するする.
歩  :何でなんでしょうね.続いては,2000年11月号の雑誌
    「スコラ」で衝撃の過去を告白という.
進  :過去を告白しているわけですね.
櫻井 :何だろう?
進  :どんな過去でしょうか?
歩  :「昔から眉毛が濃いんですよ.中学の時はケンシロウって
    言われてたんです」.嫌や,そんなん.
高見沢:それはないでしょ?
進  :そんなん嫌や.
TOM  :すごいこと告白しちゃったね.
櫻井 :恥ずかしい.
高見沢:ケンシロウ?
進  :これはすごい告白ですね.北斗神拳ですね.
櫻井 :まさに.
歩  :そうなんですか?
櫻井 :そう,もともと本当に眉毛が太くて濃くてしっかりしてる
    んですよ.それを見た男の子が「おまえはケンシロウだ」
    って,一時期なんですけどケンシロウって言われてたんで
    すよ.
歩  :中学の頃ですね.
進  :すごい告白ですね.
櫻井 :そう.
歩  :じゃあコンプレックスだったんですね.
櫻井 :その頃はね.
歩  :言われてガーッ抜いたりしたんですか?
櫻井 :いや,でもどうしたらいいかわかんなくて,デビューして
    からもそのままでしたね.
歩  :なるほど.じゃあ続いて.1998年9月雑誌「週刊宝石」で
    ストレス解消法について語ってますね.「心のモヤモヤは,
    もっぱらキョロちゃんに話します」.
高見沢:キョロちゃん?
歩  :桜井さん.
吉村 :お菓子に付いてるやつ?
櫻井 :これ,私ですか?言ったの.
歩  :'98年9月に言っております.
進  :これちょっと暗いですね.
TOM  :これちょっと問題だよね.
高見沢:なんか喋るやつじゃないですか?
櫻井 :あ,ハムスターですね.
歩  :うそ?
進  :びっくりした.あのキョロちゃんかと思った.ハムスター
    のキョロちゃんに話すと.
櫻井 :モヤモヤは.
進  :「私こうこう,こうやねんな」言うて.
歩  :'98年頃にモヤモヤしてたことって何なんでしょう?
櫻井 :何でしょう?何年前ですか?
歩  :6年前.
櫻井 :何でしょうね?ちょっとその頃あったんでしょうけど.
進  :江角さんも仏像に話しかけるって言うてましたね.
歩  :言うてましたね.「ショムニ」チームは危ない.
進  :大丈夫ですか?他の面子.
櫻井 :確かめときます.
進  :何かに話してるんじゃないですか?
櫻井 :かもしれない.あ,もしかしたらそうかも.
TOM  :お互いに話したら会話になるもんね.
進  :ね,みんながみんな.
櫻井 :寂しがり屋なんですね.
歩  :でも今は旦那さんにね,話すことできますね.
櫻井 :そうですね,今はね.
歩  :よくいるじゃないですか.家に帰って旦那にムカつくこと
    バァーッと話して,言うだけ言って「はい,おやすみ」
    って言う人.
櫻井 :みんなそうじゃないですか.
進  :そんなん僕ヘコむわ.だって例えばリビングでテレビ見て
    て「おかえり」「今日あんたさ,こうこうこうでどないやっ
    ちゅうの?おやすみ」ってポカーンですやん.
TOM  :大丈夫だよ.最後に「おやすみ」って言えばいいんだよ.
進  :僕でも最近ね,家の玄関開けると,イギリス製の象の
    オモチャが12体うちにいて,玄関からお風呂場に向かって
    歩いてるんですよ.たまに電気つけて,普通にですよ,開
    けて閉めて目の前にいる二匹に,普通にですよ,「ただい
    ま」って言って止まる時ありますね.普通に.ちょっと寂
    しい気分で.しかもバックショットなんでよ.
TOM  :せつねーなぁ.
高見沢:背中に向かって言ってんだ.
進  :あれ?ちょっと暗い話した?
歩  :あなたの生活が見えましたよ.
進  :今度うち来てみ.面白いで.普通に風呂場に向かってるか
    ら.
歩  :誰に言うでもなく一人で言ってる時あるな,「ただいま.
    はい,僕が帰ってきたよ」.
TOM  :うそ?かなしーなぁ.
進  :一人暮らしされてる時とかなかったですか?
櫻井 :いや,言っちゃってましたね,やっぱり.
進  :テレビとか.タモさんとかによく言うんですよ.タモさん
    が「なんとかなんとかだよね」「へぇー」とか.
櫻井 :答えちゃいますね.
進  :「あ,タモリと喋ってた」って自然に.いちばんせつない
    瞬間ですよ.
歩  :さあ,もう一つあるんですって.でも僕の手元にはないで
    すね.ちょっと見みましょう.「俊平くんの初体験の相手
    の年上の女性の役なんです.正直言って怖いです」.
高見沢:あ,「P.S.元気です,俊平」だ.
進  :この俊平くんっていうのは光一君が「P.S.元気です,俊平」
    というドラマでね, 俊平という役をやって,その時の.
TOM  :え?初体験?
歩  :あ,思い出した.
TOM  :何だよ?
歩  :また俺TOMさんに楽屋に「バカ」って貼られる.
進  :ちょっとゆっくり話を聞かせてもらわんと,これは.
歩  :そうだ,俺そのシーン思い出しましたよ.もうね,セクシー
    な格好されてるわけですよ.
TOM  :どんな格好?
進  :どんな格好?
櫻井 :私のがどっちかっていうと迫るんですよ.
歩  :そう,迫られた.
櫻井 :で,なんか普通だと流れでいくと上着から脱ぐじゃないで
    すか.スカートからバサッと脱ぐんですよ.
進  :その時はスカート脱いでもまたスカートとかですか?
TOM  :なんでだよ?
進  :スカートをバサッと脱いで.
櫻井 :上を脱ぎ出すっていうっていう感じで,そしたらそこで
    押し倒すって感じだったんですけど.
進  :ええ?それはちょっと.
TOM  :やり過ぎだろ?
進  :ズルいんじゃないか?
高見沢:ドラマじゃん.
TOM  :ドラマだってやり過ぎだよ.
進  :大丈夫ですか?うちの相方なんか粗相なかったですか?
櫻井 :大丈夫です.
TOM  :キスとかしちゃったんですか?
櫻井 :どうだったっけ?
歩  :したような気がする.
櫻井 :なんかね.
TOM  :おいおいおい.
進  :余裕やな.「したような気がする」.違うなぁ,キスのう
    まい男は.
歩  :うまないって.
進  :30分おきにキスしてる子は違うよ.
歩  :逆に俺は受け身やったから楽やったんですよ.
TOM  :受け身だぁ?
えなり:TOMさん,怒ってる.
歩  :また俺の楽屋に「バカ」って貼るんでしょ.
TOM  :おまえ幸せな生活だなぁ.あっちの女,こっちの女と.
歩  :「正直言って怖いです」ってどういうことですか?
櫻井 :ファンの人たちがいるじゃないですか.その人たちに申し
    訳ないっていう意味で.
歩  :なるほど.
TOM  :これが初めてのキスシーン?
歩  :違いますね.
進  :だって,このドラマで朝香ちゃんとも.
歩  :はいはい.
TOM  :だらしのない男だなぁ.
進  :本当にだらしない.僕なんか彼がチュッチュチュッチュやっ
    たドラマの時はですね,僕の役っていうのは,配達に行っ
    てなんか脱いだりして迫られるんですけど,「何してんだ
    よ.ふざけんな」みたいな感じで帰るって役やったんです
    よ.
歩  :ええやん.そのほうがカッコええやん.
進  :それなのに,こいつはチュッチュチュッチュ.
TOM  :だらしがないよ.
えなり:せんぱーい.
歩  :俺に言うな!台本に言うてくれ,台本に.俊平がちょっと
    情けないやつだったんでね.
進  :ほんまにね,元気してるかな?思って楽屋にコンコン,
    「おはよう」言うたら練習してましたから.
歩  :するか!
えなり:あーあ.
歩  :いやぁ,びっくりした.そんな隠しがあったとはやられた
    な.剛とはそういうのはなかったんだ.
進  :僕は好きやけど,その好きな気持ちを伝えずに,みたいな.
    でも最終的には竹内っちゃんのが好きだ,みたいな,
    なんかよくわからない感じで僕の場合は終わることが多い
    んですよ.
歩  :なるほど.
進  :僕,本当にね,ないんですよ,そういうのが.前回の
    ドラマぐらいですよ,急激にキスとか.手をつないだり別
    れたり別れなかったり.
TOM  :俺,次に生まれて来る時は光一の唇で生まれて来よう.
進  :それは光一に生まれたほうがもっといいと思いますよ.
    なんで光一の唇?
えなり:限定してますね.
歩  :そんなことないですって.さあ,というわけで,以上,
    櫻井淳子さんのハズゴロ名言集でした.さて,番組もそろ
    そろ終わりになりますけども.すいませんね,勝手にいろ
    いろ話しちゃいまして.
TOM  :ズボン直しながら話をするな!
歩  :すいません.いかがだったでしょうか?
櫻井 :楽しかったです.
歩  :楽しかったですか.せっかくベースがね,出来るなら一緒
    に演奏なんて面白かったんですけどね.
進  :ほんまやで.
櫻井 :じゃあ,もし次回ありましたら,その時はぜひ.
進  :何かね,ご一緒しましょうよ.
櫻井 :ね,ぜひ.
進  :ちょっと健さんがやらしくベース教えるのかな.「ここは
    開放弦のEだからね」とかやりますよ.
歩  :ええやないか.まあ,ぜひ次回来ていただいた時は.
進  :そうですね.
櫻井 :ぜひお願いします.
歩  :あ,建さん.
進  :建さん.
吉田 :なに?
進  :桜井さんが昔バンドでベースをやってらっしゃったんですっ
    て.
吉田 :そうなんですか.
櫻井 :ちょっとだけですけど.
進  :プリプリさんのコピーバンドやってて.それで「やってた
    んですか」って話で盛り上がってたら建さん楽屋に.
吉田 :ごめんね,ちょっと.あ,吉田と申します.
櫻井 :櫻井淳子です.
進  :何いってんですか?建さん.
吉田 :いや,ちょっと慣れない場所だからさ.
進  :もし次回,機会があったら演奏もっておっしゃって下さっ
    たんで.
吉田 :本当?
櫻井 :教えてください,その時は.
吉田 :よろしくお願いします.
進  :建さん,緊張し過ぎですよ.
歩  :剛,締めにくい.
進  :いやいや,締めにくいって言われても建さん来てくれはっ
    たから.
歩  :さあ,というわけでですね,本日のゲストは櫻井淳子さん
    でした.どうもありがとうございました.
櫻井 :どうもありがとうございました.
進  :どうもありがとうございました.



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