トーク
「DOMOTO BROS. BAND&ゲストのトーク」
この HomePage だけのスペシャル編集版!


ゲスト:藤木直人

歩  :はい,本日のゲストは藤木直人さんです.よろしくお願い
    します.
藤木 :よろしくお願いします.
歩  :藤木さんは「堂本兄弟」には3回目の出演となりますね.
藤木 :はい.
歩  :2001年9月9日,2002年2月17日と出ていただきまして3回目.
    ありがとうございます.
進  :ありがとうございます.
歩  :世の中はもうクリスマスということで,スタジオのほうも
    かなりクリスマスになっております.藤木さんの衣装のほ
    うも,ちょっとマフラーをして冬の感じでね.
進  :寒い夜の中,彼女のプレゼントを走りながら買いに行くみ
    たいなシチュエーションですよね.
歩  :ね.みんなそれぞれね,キラキラしてたり.TOMさんは?
TOM  :アロハに赤と緑を入れてます.
歩  :ツリーっぽくね.高見沢さんなんか思い切りクリスマス
    ですね.
高見沢:毎日クリスマスだからね.
歩  :みんなそれぞれしてますけと,若干,若干一名.
進  :うん,ちょっとみんな立ってみよう.
歩  :若干ね.
TOM  :おかしいよ.
進  :おかしい.
歩  :若干一名クリスマスじゃない人が.
えなり:誰ですか?
TOM  :おまえ「誰ですか?」って,なんでカメラ待ってんだよ?
えなり:あ,ごめんなさい.
歩  :えなり君,いつもと変わらないじゃん.
えなり:いや,いちおう雪をイメージしたんですけど.
吉村 :「M」聞いてあげて.理由あるんだって.
進  :なに?この「M」.
歩  :「M」は何なの?
えなり:この「M」は「メリークリスマス」の「M」ですよ.
歩  :違うだろ.
えなり:いや,本当です.
吉村 :でも「メリー」のほうじゃないんだよね.
えなり:「クリスマス」の途中の「M」.
進  :「マス」の「M」?
えなり:そう,「マス」の「M」.
歩  :微妙だなぁ.まあ,クリスマスということで,楽しく今日
    は藤木さんとお送りしたいと思います.さあ,それではこ
    ちらのコーナーから参りましょう,堂本一問一答!これ,
    以前にやったことありましたっけ?
藤木 :いや,やってないですよ.
進  :ドキドキしますよ,これ.
歩  :どんどん質問が来るんで,思い付いたことをポロッと答え
    ていただければ.
藤木 :わかりました.
歩  :前にお座り下さい.
進  :オシッコちびらないで下さいよ.
歩  :藤木直人がオシッコちびるか.
えなり:ちびりません.
藤木 :たぶん大丈夫.
歩  :藤木直人がトイレ行くか?
えなり:行かないんですか?
歩  :行かないよ.俺と藤木さんは行かない.
えなり:さすが.
歩  :いちおう俺も入れといた.
TOM  :俺もいかないよ.
えなり:ええ?
TOM  :腎臓悪くなっちゃってさ.
歩  :そっちなんだ.
進  :違う意味やからね.
歩  :すいません,それでは参りましょう.堂本一問一答!

Q  :藤木直人さんに質問です.生年月日は?
藤木 :1972年7月19日です.
Q  :子供の頃のあだ名は?
藤木 :N氏.
Q  :小さい頃になりたかった職業は何ですか・ 
藤木 :レーサー.
Q  :そんな子供の頃の自分を一言で言うと?
藤木 :人見知りですか.
Q  :初めて買ったレコードは?
藤木 :CDだったんですけど,マイケル・ジャクソンの
    「スリラー」.
Q  :カバンの中に必ず入っているものは?
藤木 :ノートパソコン.
Q  :口癖は何ですか?
藤木 :「そうそう」.
Q  :今,いちばん悩んでいることは?
藤木 :部屋が汚い.
歩  :そうですか?イメージないですね.
Q  :最近いちばん気になっていることは?
藤木 :来年の運勢.
Q  :では,今いちばん興味のあることは?
藤木 :釣りですか.
Q  :それでは,その釣り自慢を一つ教えて下さい.
藤木 :今年のツアー中に釣りをやって,60センチオーバーの
    ハマチを釣りました.
進  :あ,そうですか.
歩  :後で聞こうかな.
Q  :さて,カッコいい30代になりたかった藤木さん,最近
    「俺ってカッコいい」と思ったことは?
藤木 :バッティングセンターで140キロの球を打てたこと.
歩  :カッコいい.
進  :140キロ速いですよね.
藤木 :ムチャクチャ速かったですよ.
Q  :最近見た夢を教えて下さい.
藤木 :なぜかベッカムと露天風呂に入ってました.
えなり:すごいですね.
進  :会話に困りますね.
Q  :宝物は何ですか?
藤木 :ギターですかね.
Q  :今までの人生でいちばん長続きしていることは?
藤木 :これもギターです.
Q  :それでは今までの人生でいちばんの自慢は?
藤木 :小学校の時に描いた絵が美術の教科書に載った.
進  :おお!
歩  :教科書に?
進  :それすごい.
えなり:すごい.
Q  :芸能界に入った時に驚いたことは?
藤木 :いちばん最初にオーディションに行かされた時に,一緒に
    何人か受けるんですけど,みんなものすごい自分を
    アピールしていてびっくりしました.
Q  :ライヴでの失敗を一つ教えて下さい.
藤木 :このあいだのツアーで電動チャリンコみたいのに乗ってた
    んですけど,本番中にコテッて転んじゃいました.
Q  :ライヴの期間中に必ずすることはありますか・ 
藤木 :釣りと野球大会ですかね.遊んでばっかりですいません.
Q  :お酒での人生最大の失敗を教えて下さい.
藤木 :すぐ記憶がなくなるんで,覚えてないです.
Q  :人にこれをされるのはどうしても我慢できないということ
    は?
藤木 :車に乗ってる時に合流するポイントで順番あるじゃないで
    すか.あれで入れてくれない人がたまにいるでしょ.
TOM  :順番決めちゃったよ.
藤木 :譲り合いでしょ,やっぱ.
歩  :順番にしようと.
藤木 :あれを入れてくれない人.
歩  :いますよね,思い切り詰める人.
進  :タクシーとかね.
Q  :人に言われて初めて気付いた自分の変なところは?
藤木 :夢中になると舌が出てるらしい.
歩  :マイケル・ジョーダンですね.
Q  :家の中のお気に入りスペースはどこですか?
藤木 :ベランダですかね.
Q  :休みの日は何をしていることが多いですか?
藤木 :家でギターを弾いてるか,バッティングセンターに行くか.
Q  :一週間休みが取れたら何をしますか?
藤木 :釣り.
Q  :それでは一ヶ月休みがとれたら何をしますか?
藤木 :海外で釣り.
歩  :釣り三昧やな.
進  :いや,正しい選択だと思いますよ.
歩  :おまえはやろ.
Q  :今までのクリスマスでいちばんいい思い出は?
藤木 :子供の頃,家族でクリスマスパーティーやりました.
Q  :それでは,ここ最近のクリスマスで一番の思い出は?
藤木 :ドラマで「アンティーク」というのをやってたんですけど,
    その最終回と打ち上げが一緒になって,みんなでオンエア
    を見ながら打ち上げをしたこと.
歩  :クリスマスバーティーも兼ねて.
藤木 :そうですね.
進  :いいですね.
Q  :それでは逆にいちばん嫌な思い出のクリスマスは?
藤木 :もう仕事してたんですけど,家に返ろうと思って電車から
    降りて歩いてたら女の人に声をかけられたんですよ.
    「写真を撮って下さい」「いいですよ」って言ったら
    カメラを渡されて,横から彼氏が来てですね,なぜか
    ツーショットを撮らされたのがだいぶヘコみましたね.
歩  :仕事してたらヘコみますよね.
Q  :今までの人生の中でいちばん嬉しかったプレゼントは?
藤木 :ツアーのファイナルでステージで本番中に,スタッフとか
    バンドのメンバーが寄せ書きしてくれたギターを突然渡さ
    れたのがうれしかったです.
Q  :それでは最後にファンの皆さんにちょっと早い今年の
    クリスマスプレゼントに,最高の笑顔をお願いします.
藤木 :勘弁して下さい.
Q  :藤木直人さん,ありがとうございました.

歩  :ありがとうございます.お戻り下さい.釣りが大好きのよ
    うですね.
藤木 :最近ハマってます.
歩  :いつ頃から?
藤木 :ここ2年ぐらいですね.
歩  :で,野球もお好きみたいで.
藤木 :はい.
進  :さっきから話を聞かせていただくと,人見知りでね,
    ギターが長続きしてギターが好きだ,釣りが好きだ,
    休みがとれたら釣りに行きたい,野球もやります.たぶん
    だから,KinKi Kidsを混ぜたような.
歩  :混ぜたような方なんでしょうね.
藤木 :その真ん中にいてね.
進  :本当に真ん中ですよ.僕も釣りすごいやるんで.
藤木 :らしいですね.
進  :で,とんねるずさんのテレビかなんかの時にカワハギを
    釣ったと藤木さんが話されてまして,それで僕その時始め
    たぐらいの時で,カワハギけっこう狙いに行ってたんです
    よね.それでカワハギ釣ってってすごい楽しそうな,今ま
    でテレビで見させていただいてなかったぐらいの笑顔で喋っ
    てらっしゃったんで,本当に好きなんだなぁと思って.
    僕も本当に大好きで.あ,写真があるんですか?
歩  :釣りの?じゃあちょっと見てみましょう.
進  :ほら,いい笑顔でしょ?
藤木 :普段見せないね.
進  :本当にね,雑誌とかで行くと,「なんでこの顔してくれな
    いんだ?」って言われる.しゃーないですよね.
藤木 :言われます?
進  :言われます.ハマチをガーッ釣ったらウワーッなるじゃな
    いですか.
藤木 :ナチュラルに笑いますよね.
進  :笑いますよね.
歩  :忘れもしない.CMの時に俺が撮影してる時,剛が釣りやっ
    てて.
進  :本牧でね.
歩  :けっこう100メートルぐらい離れてたんですけど,剛が
    「釣れたで!」って100メートル走って来て俺に見せに来た
    んですよ.
進  :ポイント狙って投げて,一回リールの糸張ってふっと上げ
    た瞬間にアジがクククッて来たんですよ.それで光一のと
    こまでブワーッ走ってって「釣れた釣れた!」.
歩  :どうリアクションしてええかわからんかった.これは何を
    釣ったんですか?
藤木 :これは白ギスですね.
進  :いいですね.
歩  :これは釣ったの食べるんですか?
藤木 :食べますね.この時ムチャクチャ釣れましたよ.20何匹.
進  :いいですね,白ギス.大貫港がいいですよ.
藤木 :大貫港?
進  :木更津のちょっと先なんですけど.
歩  :60センチオーバーのハマチを釣ったということなんですけ
    ど.
吉村 :でかい.
TOM  :魚屋にいるみたいなやつじゃん,これ.
歩  :ですよね.
進  :すごい嬉しそうな顔してますよね.
金城 :カツオ?
藤木 :え?
えなり:すいません,言うっときますんで.
歩  :ハマチや.
金城 :ハマチか.
えなり:ハマチなんでお願いします.
歩  :剛は最大何センチぐらいの?
進  :僕はシイラですね.シイラで1メーターですね.30分かかっ
    たんですよ.
藤木 :シイラは釣れる時はもうバンバン釣れない?
進  :バンバン釣れますね.その時も40ぐらいあげましたよ.
歩  :釣れ出すと釣れんねんや.
進  :群でいますからね.
歩  :なるほどね.話が戻るようですけど,子供の頃のあだ名が
    エヌシ?なんでエヌシなんですか?
藤木 :なんでですかね?
歩  :要するにN氏ってことですよね?
藤木 :そうです.直人なんで.
進  :そのNですよね.
藤木 :で,「何とか氏」って付けるのが小学校ぐらいの時に流行っ
    てたんですよ.ロバ氏とか.
歩  :アベ氏とか.
進  :「北斗の拳」ですね.まあ,「なになにッチ」ってことで
    すよね.
歩  :ドウモッチとかね.
進  :ラリゲッチ.
歩  :ラリゲって人ね.
進  :俺の友達でラリゲっているって言うたでしょ.そいつの
    名前中田なんですよ.中田なんですけどあだ名がラリゲ.
歩  :よくわかんないね.高見沢さんあだ名は?
高見沢:僕ですか?僕はアンソニー.
えなり:本当ですか?
進  :あの赤い服着てる人絶対にウソついてる.
高見沢:前に言ったじゃん,この番組で.
歩  :そうだっけ?
高見沢:あだ名はタコです.
歩  :そうだった.
高見沢:高見沢の「た」と俊彦の「こ」で.
えなり:そうか.
歩  :小さかった頃になりたかった職業がレーサー.
進  :これもね,光一くんレース好きでしょ.
歩  :レース大好きですからね.
藤木 :これはでもね,適当に言ってたんですよ.
進  :適当?
歩  :あ,適当なんや.
藤木 :幼稚園の時に,その月にお誕生日の人は前に出てって将来
    の夢を言わされるの.
歩  :そういうのありますね.
藤木 :しかもね,みんななぜかパンツ一丁なんですよ.
えなり:何ですか?それ.
歩  :なんでや?
藤木 :それで子供ってとなりの人が言ったことそのまま言っちゃ
    うじゃないですか.
歩  :連鎖反応っていうか.
藤木 :だから,あんまりレーサーって何やるか知らないんだけど
    「レーサー」とか「スタントマン」とかね.なんか命を懸
    けてる仕事に憧れてる人が多かったですね.
歩  :なるほどね.
TOM  :パンツ一丁で?
歩  :そうなんだ.そしていちばん悩んでることが,部屋が汚い
    ということなんですが.そんなイメージないんですけどね.
進  :そうなんですよね.
歩  :綺麗にしてんのかなというイメージがあるんですが.
藤木 :ダメですね.
歩  :片付けないですか?
藤木 :すごいアバウトですね.自分の中ではいちおう綺麗なんで
    すよ.でも人が見ると汚い.なんか大雑把に「雑誌のゾー
    ン」とか,「このへんは服のゾーン」とか.
歩  :自分の中ではまとまってるつもりなんですね.
進  :写真あるんですか?こちらも.
歩  :じゃあ,ちょっと見せていただきましょう.
TOM  :綺麗じゃん.
進  :ぜんぜん綺麗じゃないですか.
歩  :綺麗じゃないですか.
進  :これはご自分のお部屋の?
藤木 :見える範囲は片付けて.
進  :メチャ綺麗ですやん.
藤木 :よそ行きな感じにしてあるんですけど.
進  :綺麗ですやん.
藤木 :ありがとうございます.
歩  :自分の部屋ですよね?ここで曲作ったりとか?
藤木 :そうですね.ギター弾いて.
進  :ファンの人にはたまらない一枚ですよね.
歩  :写真まだ何点かあるんで見てみましょう.
進  :次も見せていただきましょう.
歩  :ダーツですね.
藤木 :最近ハマッてるんです.
歩  :ダーツ面白いですよね.僕も一時期やってたことあるんで
    すよ.
藤木 :最初はハードタイプのものをやってたんですよ,コルクの
    やつ.そしたらね,計算するのが面倒臭くて.
歩  :そうですよね.トリプルとかダブルとかね.
藤木 :理系のクセしてね,計算できないんですよ.それで面倒臭
    くて放ったらかしになってオブジェになってたんですけど,
    最近は便利に全部数えてくれて.
進  :電気のやつですよね.
藤木 :今年の誕生日プレゼントでもらったんですけど.
TOM  :俺にもちょうだい.その人に言っといて.俺も欲しいって
    言ってたって.
藤木 :伝えときます.
TOM  :良かった.
歩  :そして続いては.
進  :これ何ですか?
TOM  :パチンコ台じゃん.
藤木 :パチンコ台なんですよ.
TOM  :ジュラシック・パークじゃん.
進  :絶対に家から出ぇへんみたいなシステムになってますよ
    ね?
藤木 :かなり中で何日間も閉じこもれる感じになってるんですけ
    ど.これはドラマで前に京本政樹さんとご一緒させてもらっ
    たんですけど.
歩  :「高校教師」.見てました.
進  :見てましたよ.ドラマの時に?
藤木 :京本さんにすごい可愛がっていただいて.それで「必殺」
    シリーズのパチンコ台が出たって話をしてて,僕が「そう
    なんですか」ってすごい関心を示したらすごい食い付いて
    きて.で,もう作ってないらしいんですけど,メーカーさ
    んにお願いして,「今度届けるから.いつがいい?」って.
歩  :でもパチンコを家でやってもさ,景品もらえるわけでもな
    い.
TOM  :思ったよりでかいんだよね,音ね.
藤木 :すごいっスよ.
TOM  :「中村さーん!中村さーん!」がね,うるさいんだよ.
歩  :なに?「中村さん」って.
TOM  :中村さんが出てくるのよ.
藤木 :中村主水を呼ぶわけですよ.
歩  :そうなんだ.リーチとかになったら.
進  :ご近所に中村さんっていらっしゃらないですか?
藤木 :いないみたいですね.
進  :いらっしゃると本当にマズいですよね.
藤木 :チャイム鳴ってないんで大丈夫だと思うんですけど.
進  :子供もみんな一家揃って5〜6人で「はい」って.それは
    危ないですよ.
藤木 :これ,景品もらえないだけじゃなくて,上から球を入れる
    とこがあって,グルグル回さないといけないんですよ,
    自分で.
歩  :なんかスリーセブン出てもね.
TOM  :面白みがね.
進  :この感動を誰に伝えようかね.
藤木 :でも僕,普段パチンコぜんぜんやらないんで,ちょっと
    嬉しいです,家で出来ると.
歩  :そしてまだありますよ.はい,ギターでございますね.
    さっきおっしゃってたスタッフやメンバーの寄せ書き入り
    ギターって,あの左のやつですか?
藤木 :あれがそうなんです.これが全部のギターじゃないんです
    けど.
歩  :何本ぐらいあります?
藤木 :全部で10本ぐらいですかね.
歩  :高見沢さん何本でしたっけ?
高見沢:305〜6本ありますね.
進  :このあいだ話聞いてびっくりしましたよ.300本ですよ.
    持てませんよ.
えなり:いやいや,いっぺんに持つわけじゃないですから.
進  :今度ライヴで一小節ずつギター変えてってください.
高見沢:曲芸じゃないんだから.
TOM  :300本横に並べて弾いてったらカッコいいね.
進  :どんどん会場回ってくんですよ.
えなり:ファンサービスですよね.
進  :後半もう外出たらいいんですよ.
歩  :「ああ,高見沢さん帰ってったわ」って.
TOM  :本当に300本やったらカッコ良さそうだよね.
高見沢:そうかな?やってみようかな?
歩  :まあでもそのギターなんですけど,今日は後ほど音楽のほ
    うもやりますけど,今日持ってきていただいたギターも,
    51ってナンバーがふってふったんですけど,あれは
    「光一」っていう?
進  :え?なんでや?
歩  :あれはなんでなんですか?
藤木 :あれはね,僕,イチロー選手の大ファンなんですよ.
歩  :なるほど.
藤木 :それで勝手に使ってるんで,あんまりおおっぴらにすると
    マズいかなって感じなんですけど.
歩  :でも51番って数字が好きってだけでぜんぜん大丈夫ですよ.
    ベースもありますね.
藤木 :そうなんですよ.さすが.
歩  :ベースもやるんですか?
藤木 :やんないですね.
歩  :やんないんだ.
藤木 :飾ってあるだけ.
歩  :桜井さんが怒っちゃいますよね.
進  :「藤木くーん」.
歩  :「ベースがないと音楽にならないんだぞ〜」.お気に入り
    の場所がベランダって言ってましたね.ベランダによく出
    るんですか?
藤木 :最近ね.
歩  :あ,この写真ベランダなんですか?
えなり:すごい.
吉村 :オサレ.
進  :いいベランダだ,これ.
TOM  :感じ悪ぃ.
えなり:感じ悪くないですよ.メチャメチャいいですね.
歩  :ソファ置いてウッドデッキで.
進  :可愛いソファですね.
藤木 :これでもね,最近まで何にもしてなかったんですよ.
    ぜんぜん行ってなかったんですけど,ちょっともったいな
    いなと思って.
えなり:どれぐらいの広さですか?
TOM  :聞いてどうすんだよ?
えなり:聞いたっていいじゃないですか.
歩  :呼ばねえよ.
TOM  :「呼ばねえよ」だって.
えなり:べつに呼んでもらいたくて聞いてるわけじゃないですよ.
歩  :なんか見た感じ全体的にすごい綺麗じゃないですか.
    おしゃれなベランダもあるし.
藤木 :ちょっとよそ行きの写真撮りすぎましたね.
歩  :そうですか?なんか汚いとこも一点撮ってきて欲しかった
    ですけどね.
藤木 :ちょっとシャレにならないんで.
歩  :シャレにならないですか?
藤木 :汚いです.
金城 :あのソファは防水ですか?
藤木 :あのソファはね,いちばん最初に一人暮らしした時に買っ
    たソファで,すごい安いやつなんですよ.
歩  :そうなんですか?
藤木 :よく見るとね,真ん中へんに穴が開いてたるんですよ.
    で,もう捨てちゃおうかなと思ってて,たまたまたベラン
    ダを作り直した時に「ひょっとしたらあのスペースに入る
    んじゃないかな」と.けっこう屋根が低くて普段は使えな
    いとこだったんですよ.ちょっと無理矢里押し込んだらう
    まい具合に入って.
歩  :いいスペースになっちゃいましたね.すごくいい感じです
    ね.すごく安いソファとおっしゃってましたが,藤木さん
    が座るとそうは見えないんですね.で,先ほど釣りの話と
    か聞きましたけど,バッティングセンターに行って
    140キロを打ったと.
藤木 :はい.
歩  :これはすごいですね.140キロは打てないですよ.これも
    写真あるということですけども.おお,いいスイングだ.
進  :振ってますね.
歩  :腰がね.
進  :いいですね.
歩  :この時に140キロ打ったんですか?
藤木 :俺ね,野球やったことないんですよ.
歩  :え?
藤木 :ちっちゃい頃とかね.ツアーでやり始めて,それで見よう
    見まねでやってるんで.
歩  :そうなんですか.
藤木 :意外と打てないですよ.
進  :そこも僕と一緒ですね.意外とっていうか,僕はぜんぜん
    打てないですけどね.
歩  :でも140キロは当たらないですよ.
藤木 :最初立ったらね,ボール見えないですもん.
歩  :ええ,もう140キロはとにかくすごいです.
進  :選手で言うと誰の球ぐらいなんですか?
歩  :プロはだいたい130〜40ぐらいは出すけど.
進  :じゃあ駒田クラスですね.
歩  :駒田はピッチャーじゃないね.
進  :あと古田ですよね.
歩  :古田は受けるほうだからね.キャッチャー.
進  :古田はメガネとると140出るんですよ.
歩  :でも投げれば出るかもしれませんけど.
進  :肩いいですからね,キャッチャー.
歩  :じゃあ,子供の頃に少年野球やってたとか,そういうわけ
    じゃないんですね.
藤木 :ぜんぜんやってないんで.映像が出るやつとか今はあるじゃ
    ないですか.
歩  :あります,あります.
藤木 :あれだとタイミングとりやすいんですけど,これ昔のやつ
    で映像出ないんですよ.突然穴からピシッと出てくるから.
進  :それは難しいっスね.
藤木 :ぜんぜん振れないんですよ.でも17球やってる間に,最後
    のほうにようやくいい当たりが飛んでって「うわ,俺って
    ちょっと今カッコ良かったな.誰か見てくれなかったか
    な?」って誰も見てなかったんですけど.
歩  :けっこうバッティングセンターで打てない時は恥ずかしい
    んですよね.
藤木 :恥ずかしいですね.
歩  :「あいつ打ててねえじゃん」みたいなね,あるんですよ.
進  :でもサラリーマンの方々の背中が寂しいですよね,なんか.
歩  :淋しくないよ.気晴らしだよ.
進  :恵比寿のバッティングセンターとか行ってもさ,スーツ脱
    いでさ,すごいマシンにらんでさ,お金入れてさ,
    フンッ!すごい何て言うんですか?上司に怒られたとか,
    嫁とうまく行ってないみたいな,なんかいろんなものが見
    えてくるんですね.あれ切なくなってくんのよ.
歩  :でもけっこうビギナーズラックがあるんですよね.
    「俺がちょっと見本見せたるわ」ってやってもぜんぜん打
    てなくて.で,例えば女の人が立ってやったら何故か当た
    るとかね.釣りも一緒やろ?
進  :釣りもそうですね.ルアーで初めて投げて「お?かかった
    ぞ」みたいな.一回釣ってからね,半年ぐらい釣れなかっ
    た.
歩  :ビギナーズラックってあるよな.
TOM  :駒沢のバッティングセンターで,バット置いてグローブし
    て取ってた人いたよ.
歩  :え?
金城 :そういうのもいいの?それ面白い.
TOM  :何したっていいわけだからね.
歩  :お店の人に怒られないように.
TOM  :でも140キロの球を投げる人もそういないわけじゃん.
歩  :そうですね.
進  :キャッチングセンターですね.
歩  :ゴルフはやられないですか?
藤木 :ゴルフは去年からちょっと始めて.
歩  :始めたんですか.
藤木 :まだ2回しか回ったことないです.
歩  :全部18ホール?
藤木 :はい.
歩  :どのぐらいですか?スコアっていうの?
藤木 :120台ですね.
TOM  :まだ2回で?
歩  :それはすごいな.
えなり:2回で120ってすごいですね.
歩  :えなり君はちなみに.
えなり:僕,今はぜんぜんやってないからあれですけど.
歩  :いやいや,最高で.
えなり:ハーフしか回らないんですけど.
TOM  :そんな引っ張ってどうすんだよ.
歩  :謙遜せずに言ってみろ.
えなり:ハーフ最高で38っていうのがありますね.
歩  :ハーフじゃなくて18.
えなり:18は僕83です.
歩  :ああ,自慢してる.
藤木 :うまい.
歩  :83.
高見沢:けっこう歳だね.
歩  :年齢じゃないです.打数です.休日はどんなことされてま
    すか?けっこう家を見た感じだと,けっこう引きこもり系
    かなみたいな感じもするんですけど.
藤木 :外は苦手っスね.
歩  :あんまり出ないですか?
藤木 :バッティングセンターか釣りでようやく出るぐらいですか.
歩  :KinKi Kidsっぽいですね,非常に.家では何するんです
    か?
藤木 :ギター弾いてたり.
歩  :それも堂本剛と一緒ですね.
藤木 :あとはDVDで映画見たり.
歩  :暗っ.
TOM  :もうちょっと言い方あるだろ.
歩  :ちょっと休日という感じの写真を撮ってくれたみたいなん
    で.外行ってるじゃないですか.
藤木 :ちょっとリハビリを兼ねて.
進  :バッティングセンター行った後ですか?
藤木 :バッティングセンター行く前なんですよ.
進  :あ,前か.腹ごしらえか.
歩  :これは?
藤木 :これはお気に入りのおそば屋さん.わりと昼空いてる時と
    かは行くことが多いですね.
歩  :けっこう一人で食事行ったりするんですか?
藤木 :他の人たちも一緒だったりするんですけど.
歩  :お酒での失敗ですけど,記憶がなくなるので覚えていない
    ということなんですけど.これ,ある意味いちばんヤバく
    ないですか?
藤木 :ヤバいっスよ.
進  :危ないですよ.だってもし藤木さんと飲んでて記憶飛んで
    カクーンってなってたら,ちょっと持って帰ろうと思うで
    しょ?「私が介抱してあげなきゃ」みたいな.でもえなり
    君やったらお母さんにすぐ電話して.
歩  :そやな.
藤木 :このあいだも外で飲んでて,飲んでるところまでしか記憶
    がないんですよ.気が付いたら朝で.
歩  :本当ですか?
TOM  :ここは誰のベッドだ?みたいな?
藤木 :まあ,自分ちだったんで良かったんですけど.
TOM  :誰の自分ちだ?
歩  :誰が連れて帰ってくれたんだろう?って感じですよね.
藤木 :その時は仕事も兼ねてたんで,マネージャーもいたんです
    けど,「普通に一人でタクシーに乗って帰ってったよ」っ
    て言うんですけど.その時は意識がないわけじゃないんで,
    会話とかもしてたりするんですよ.でもその後で思い出せ
    ないっていうか.
歩  :以前この番組にゲストで来てくださった方でね,道路の標
    識を曲げてたって人もいましたし.家でも飲んだりします
    か?一人で.
藤木 :家でも何かしら飲みますかね.量は飲まないですけど.
歩  :これもちょっと写真があるということで.
進  :なんかお洒落なお料理ね.ライトもお洒落で.ジンが後ろ
    からパァーッとなってますよ.
TOM  :あ,ジンとか飲んでるの?
藤木 :ジンとかはカクテルで.
TOM  :その系統はね,記憶なくなる.
藤木 :なくなりますか.
進  :ジン類はね.
TOM  :本当になくなる.
歩  :いちばん好きなお酒って何ですか?やっぱりカクテルとか?
藤木 :いや,焼酎とか好きですね.
歩  :あ,そうですか.
進  :もうKinKi Kids入ったほうがいいんじゃないですかね.
    僕らも焼酎ですからね.お酒あまり強くないですけど.
歩  :あそこにシェーカーありますけど,例えば友達を招いて
    藤木さんがやっちゃったりなんかすることも?
藤木 :昔はね,しましたけどね.こっ恥ずかしいんでやめちゃい
    ましたね.
歩  :そんなんやられたらヘロヘロやろ.
進  :な.お酒に酔うというか,藤木さんに酔うんやろなぁ.
歩  :そうやろそうやろ.もうメチャ綺麗じゃないですか,家.
藤木 :まあ,写るところはね,綺麗にしたんで.
進  :これちょっとずらすと?
藤木 :よけたものが山のように積んであるんですよ.照明とかも
    普通のやつを撮影用にそこに置いただけなんで.
進  :でもぜんぜんなんかいいですよ.
歩  :いい感じになってますよ.けっこう友達招いてクリスマス
    パーティーとかするのも,すごくよさ気じゃないですか.
    そういうことしないですか?あんまり人を招かないですか?
藤木 :いや,来て欲しいですね.
歩  :そうですか.
藤木 :でもなかなかそんな来てくれないでしょ.
進  :呼んだらいいんですよ.
歩  :藤木さんが呼んだら本当にみんなすぐ来ますよ.
進  :行きますよ,そんな.
高見沢:行くよ.
TOM  :行くよ.
藤木 :本当ですか?
TOM  :アルフィー全員揃えるよ.
歩  :すげえ.
進  :「藤木君,ジンはちゃんとある?」.
歩  :また桜井さんだ.アルフィーが来れば,坂崎さんがいれば.
高見沢:ずっと歌ってるからね.
進  :ずっとギター弾いてくれますよ.
歩  :ステレオとかいらないですから.カラオケの機械もいらな
    いですよ.「なになにが歌いたい」って言うと坂崎さんが
    弾いてくれますから.
高見沢:そうそう.
藤木 :番号言っただけで弾いてくれる?
高見沢:弾いてくれる弾いてくれる.
歩  :楽しそうだなぁ,そんなのもね.
進  :いいなぁ,でも,綺麗なおうちじゃないですか.
TOM  :このお家には女性の人が出入りしたりすることはないんで
    すか?
藤木 :どうなんですかね?
TOM  :「どうなんですかね?」って質問返しかよ.質問返しに合っ
    ちゃったよ.
歩  :それはいい人が現れればね.
TOM  :そうだよね.で,どうなんですか?女性を自分の家に呼ぶ
    派ですか?それとも女性の家に行きたい派ですか?例えば.
    行きたい派?呼びたい派?あなたはどうなの?例えば彼女出
    来たら.
歩  :自分で行くの面倒臭いですね.
TOM  :来て派?
歩  :べつにどっちでもいいんじゃないですか.
TOM  :うっかり来るとあれだよ,ドア開けるとノブにコンビニの
    袋とかかかってて,「先に帰ります」とかやられるぞ.
歩  :やられたんですか?
TOM  :じゃなくて,そういうことがあるから呼ぶのも考えものか
    と思うんだけど.なんでそういう話になると真剣に答えな
    いんだ?おまえらは.
えなり:イメージですよ.
高見沢:イメージがあるんだよ,アイドルだから.俺が答えよう
    か?
TOM  :いいよ.
高見沢:俺,面倒臭いからね,行ったほうがいいかな?
TOM  :答えにくいだろうけど,剛はどうなの?
進  :僕は人によるんですよ.すごい好きやったら絶対行くで
    しょ.
TOM  :行く派だよね.そんなに好きじゃないなら来る派?それは
    ダメだろ.
進  :でも,そこってはっきりしてるじゃないですか.だから
    自分が「あの子に会いに行きたい」と思わないと付き合わ
    ないですよ.「何なんだ?抑えられない.足が勝手に!」
    みたいな.
歩  :さあ,じゃあ続いてこちらのコーナー参りましょう.
    堂本ハズゴロ名言集!芸能人というのはインタビューとい
    うのを雑誌とかでいろいろ受けますけど,ついつい若気の
    至りなどでいろんなことをね,言ってたりとか.今になっ
    て思えば「こんなこと言った覚えないぞ」ぐらいのコメン
    ト出してたりとかね.そんなこともありますんで,そんな
    ものをちょっと掘り下げてみましたんで見ていきたいなと
    思います.まずはですね,2000年12月号の雑誌「コモ」よ
    り28歳の藤木さん.今お幾つでしたっけ?
藤木 :31です.
歩  :30代に見えませんね.
進  :本当見えないですね.
歩  :当時28歳の藤木さんが自分の性格について,ある人物を
    引き合いに出して語ってると.何か心当たりは?覚えてま
    すか?
藤木 :ぜんぜん.
歩  :でも3年前ですよ.
藤木 :最近ね,昨日のこととか思い出せない.
歩  :それ危ないですね.
藤木 :かなりヤバいです.
歩  :ある人を引き合いに出してるんですね.こちらです.
    「ファンレターとかに“藤木くんが大好きです.
    堂本剛くんの次に大好きです”って書いてあってショック
    だった」.
進  :俺?
歩  :剛を引き合いに出してました.
藤木 :引き合いじゃないですよ.ファンレターって好きだから
    書いてくると思うじゃないですか.
歩  :そうですね.
藤木 :読んでったら「堂本剛くんの次に好きです」って,わざわ
    ざそのこと俺に知らせて,この人はいったい何を伝えたい
    んだろう?と思ってけっこうびっくりしたんですけど.
進  :でも普通に考えて堂本剛の次に藤木さんって,光一の次に
    藤木さんとか,藤木さんの次に光一だったら何となくわか
    るんですけど.
歩  :系統的にってこと?
進  :なんで僕なのかな?この時点で「あ,あいつら二人,釣り
    やるな」っていうね.
TOM  :でもこれが例えば,えなり君だったらどう思うの?もっと
    ショックなの?
えなり:でもこれまだ「好きです」って書いてあるじゃないですか.
    うち,「堂本兄弟」に出させてもらうようになってから,
    便せん3枚ぐらい書いてきた上で,最後に「光一くんによ
    ろしくお伝え下さい」「ええ!?」みたいな.
歩  :えなり君自身に来るファンレターってどんなの?
TOM  :自分で書く以外のやつ.
えなり:自分で書く以外だと,ぜんぜんファンレターっぽくないん
    ですよ.
歩  :筆だったりするの?
えなり:筆だったりもするし,若い子からもけっこうもらうんです
    けど,「学校で誰々くんと誰々くんが好きなんです」って
    その子の性格描写がバァーッと書いてあるんですよ.で,
    「私はどっちを選んだらいいんでしょう?」「知らないよ
    !」っていう.人生相談かよ?みたいな.
歩  :そりゃそうだよな,知らないよな.由美さんファンレター
    はどんな感じ?こんなん来たぞ,みたいな.
吉村 :「誰々さんのサインもらってください」とかそういうのは
    ありますよ.「誰々さんと友達らしいですね」とか.
歩  :俺なんて「剛くんにこうお伝え下さい」みたいのあったも
    ん.
えなり:やっぱりあるんですか.
吉村 :あるある,ぜんぜん.
TOM  :みんな偉いね.ファンレター読むんだね.
えなり:TOMさん読まないんですか?
TOM  :来ねーもん.
吉村 :うちもまったく来ないですよ.
歩  :金城さんはどんなのある?
金城 :「KinKi Kidsを紹介してください」とかだったりとか,
    あとは「人生助けられました」とか.
歩  :いいじゃない,いいじゃない.
進  :そういう手紙うれしいよね.「このあいだケーキ作りまし
    た.美味しく出来ました」って言われてもね.
歩  :そうそう,自分のことだけを書いてる人とかね,たまにい
    るよね.
進  :僕はね,友達の芸人さんのファンレターを渡してくださいっ
    て渡されたことありますよ.普通に街中歩いてて「剛くん
    ですよね?」「はい」「これ,森君に渡しといてもらって
    いいですか?」って.
えなり:それやだなぁ.
進  :普通に遊ぶ時に「これ,このあいだもらった」って.
歩  :あるよな,そういうのな.さっきのお話でね,芸能人なの
    に「写真撮ってください」って言われて撮ってあげたと.
進  :なんて言うのかな?カップルも最近はね,「彼氏がすごく
    ファンなんです」っていう.
歩  :多いよね.
進  :「彼氏が」って言うんですよ.「私は違うんですけど,
    彼氏が」って.
歩  :でも嬉しいやん.
進  :嬉しいことなんですけど,そこ言わんでいいやんかってい
    うとこじゃないですか.
歩  :「一緒に応援してます」って言ってくれればいいのにな.
藤木 :俺,多いのはね,「うちの母が」.
歩  :ああ.
藤木 :「ああ,藤木さんですよね?うちの母が大ファンなんで
    す」って言われて.「え?あなたは?」みたいなね.
進  :ちょっとね,寂しなりますよね.
歩  :はい,さあ,続いてなんですけど,1996年4月号の雑誌
    「JUNON」ですね.'96年ですからけっこう前になります.
    23歳の時ですね.大学在学中だった藤木さんがですね,
    これまた自分の性格について興味深い話をしているという
    ことですね.自分の性格.7年前なんですけど,覚えてま
    す?変わった感じします?
藤木 :変わってないと思います.
歩  :変わってないですか.「陰湿っていうか,理屈っぽいんで
    す.理系なんで本当に理屈っぽでいす」.2回言っちゃっ
    た.陰湿って?
藤木 :でも記事って語尾が変わってたりしません?
歩  :ありますあります.「僕のニュアンスちゃうな,これ」
    みたいのよくありますよね.理屈っぽいって,今はどうで
    すか?
藤木 :今でもそうですよ.かなり屁理屈ばっかり言ってますね.
歩  :そうですか.じゃあ変わってないじゃないですか,その頃
    と.
藤木 :うん,変わってないです.
歩  :けっこう何に対しても「これがこうなって,こうだから,
    こうなんだ」みたいな形がないと?
藤木 :そうなんですよ.道筋が見えないと納得出来ないっていう
    のが.台本とかでもセリフのやりとりも,理屈が合ってな
    いとそこに食い付いて「監督,これどういうことです
    か?」って.
歩  :でもそれはね,ありますよね.ストーリーを展開させたい
    がためのこのセリフみたいな,そういうの見ると「ん?」っ
    て思ったりする時もたまにありますよね.
進  :でもF1の話してる時の君は本当に理屈っぽい.
歩  :ええ,そうですね.
進  :「車体が流れてくる空気の前のウイングがちょっとこうなっ
    て風が入るから車体がこうなんねん」みたいな.
歩  :そうそう,上面と下面の圧力が変わるんですよ.そうする
    ことによってダウンフォースっていう.
進  :本当にね,僕の他の番組でデートいろいろしてますけども,
    デート中そんなん言ったらダメですよ.
歩  :いや,言いますよ.
進  :多分,女の子ポッカーン.
歩  :言います言います.
TOM  :いるよいるよ,そういうの.
歩  :そしてですね,本文を紹介させていただきますけども,
    「例えば女の子に“このまま時間が止まればいいのにね”
    って言われたら“それは違うよ.時間っていうのは常に流
    れて絶対に止まらないんだ.時間っていう観念があって大
    切なんだよ”とか答えて嫌われるような(笑)」.まあ,
    止まるわけがないですからね.
藤木 :でも俺はね,さらにその.
歩  :時間が流れることが大切なんだと.
藤木 :そうそう.
金城 :歌詞とか書く時ってどうやって書くんですか?あ,ごめん
    なさい.
歩  :書くんだよ.
金城 :そうかそうか,わかった.
歩  :今ちょっと詩的だったからね,時間は流れてるからこそ
    大切なものだと.
金城 :それはそれだね.
TOM  :何だよ?
歩  :まとまったね.理屈っぽい人どうですか?由美さん.
吉村 :ダメ.
歩  :ダメ?
吉村 :内緒.ロマンチストが好きです.
進  :ロマンチスト.
歩  :いないで,そんな人.
吉村 :うそ?
歩  :いない,いない.
進  :いぃひんと思う.
吉村 :なんて言うか,夢見がちな.その「時間が止まればいいの
    に」って自分が言わなくて向こうが言うみたいな.「よし,
    止めたろう」みたいなそういう気持ちになるじゃないです
    か.
歩  :男が言うと.
吉村 :そういうこと言ったりとか,そういう乙女心を持ってるよ
    うな.
歩  :なるほどね.
進  :止めれそうやけどね,由美ちゃんやったら.
吉村 :でしょ.頑張れば出来るはず.
歩  :なるほど.理屈っぽい,でもそういう気持ちちょっとわか
    る気がしますけどね.
TOM  :理屈っぽいとこ女の子に見せて,ちょっとそういう男心っ
    てあるよね.3×3=9,3×4=12って.
歩  :それはただのデータ.理屈じゃないんだ.というわけで
    ハズゴロ名言集でした.さあ,それでは続いてこちらの
    コーナー参りましょうね.

「ベストヒットたかみー」

歩  :せーの.
進・歩:堂本!
高見沢:ベストヒットたかみー!今夜は日本のロックを変えた歴史
    的伝説のバンドBOOWY.それではまずVTRをどうぞ.

VTR:氷室京介,松井常松,布袋寅泰,高橋まことの4人からな
    る伝説のロックバンド.歌謡曲全盛の中で,攻撃的なメッ
    セージとパンキッシュなパフォーマンスでライヴハウスの
    観客動員数を飛躍的に増やしていきました.'86年,アル
    バム「JUST A HERO」をリリースし大ブレイク.キャッチー
    さとポップさを兼ね備えたメロディ,メンバーそれぞれの
    個性が激突するスリリングなパフォーマンス,黒ずくめの
    ファッションと縦ノリビートは,ビートバンドの一大ブー
    ムを巻き起こしました.そんな人気絶頂の'88年に惜しく
    も解散.しかしその後もBOOWYに憧れを抱きバンドを始め
    た人がたくさんいるのです.今夜はそんなBOOWYにスポッ
    トを当てます.

高見沢:はい,今夜は日本のロックを変えた伝説のバンド.BOOWY
    ですけどね.彼らはすごくバンドがカッコいいと,そうい
    うものを知らしめたバンドの一つだと思うんですけど.か
    なり若いバンドの方にも影響を与えてるんですけど.
    藤木さんはものすごいファンだと.
藤木 :僕はちょうどBOOWY世代なんで.
高見沢:BOOWY世代ですか.そうか.KinKi Kidsは?
歩  :僕らは逆にあんまり知らないです.
高見沢:知らない?そうか.
歩  :年代的に.
進  :「Marionette」とかは.
歩  :そうですね.
高見沢:藤木さんはどのへんから?
藤木 :僕は解散後からなんですよ.
高見沢:そうなんだ?
歩  :解散後にハマったんですか.
高見沢:じゃあライヴは見てないんですか?
藤木 :生で見てないです.でも友達からライヴビデオ借りて見て,
    それまでは歌番組みたいのしか見たことなかったんで,
    初めて触れるロックだしバンドだし.
高見沢:「カッコいいな,バンドだ」みたいな.クリスマスにそう
    言えば解散宣言をして,華々しく散ったんですよ.
歩  :クリスマスに.
高見沢:散り際がいい.それもバンドの形としてはカッコいいなと
    僕も思うんですけどね.氷室さんと布袋さんと,どちらの
    ファンですか?
藤木 :僕はそれまでギタリストというのを知らなかったんですけ
    ど,布袋さんが踊りながらギター弾いてるじゃないですか.
    それがカッコよくて「ああ,ギタリストっていう人がいる
    んだ」って,そっからずっと.
高見沢:BOOWYを聞いてギターを始めたと.
藤木 :そうです.
TOM  :布袋ってでかいからさ,ギター軽そうにファーッと持つ
    感じがカッコいいんだよね.
高見沢:軽やかですよね,すごくね.えなり君はBOOWYは?
えなり:僕は知らないですね.
歩  :ぜんぜん接点なさそう.
高見沢:君の場合はボウズだからね.
えなり:そうですね,BOOWYっていうよりも.
高見沢:ボウズってバンド作れば?
歩  :いいな,カッコいいな.
高見沢:ビートバンド,ボウズ.
えなり:頑張ってみます.
高見沢:いいよ,頑張んなくて.それではですね,BOOWYの数々の
    ヒット曲の中から,今日は藤木さんとですね,我々セッショ
    ンしたいと思いますが.「JUSTY」を一緒にね,セッショ
    ンしたいと思います.今日は藤木さんにもギターを弾いて
    もらいますので,今日ギター5台ありますよ,KinKi Kids
    も入れて.すごいうるさいぞ.本当にうるさいぞ.それで
    はやりたいと思います.
歩  :お願いします.

♪JUSTYへ〜

歩  :本日のゲストは藤木直人さんでした.
    ありがとうございました.
藤木 :ありがとうございました.



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