歩 :はい,本日のゲストは上戸彩さんです.よろしくお願い
します.
上戸 :よろしくお願いします.
歩 :こうしてお話するのは,初めてじゃないでしょうか?
上戸 :そうですね,お話するの初めてですね.
歩 :ちらちら会ったぐらいですからね.皆さんとは?
上戸 :ええと,歌番組だったり,あとはドラマだったりで,
TOMさんだけが初めてです.
TOM :そうですね.
上戸 :はじめまして.
TOM :すいませんでした.歌番組にもドラマにも出れなくてすい
ません.
歩 :いえいえ,そういうことじゃなくて.
TOM :頑張って出るようにします.
歩 :高見沢さんは?
高見沢:歌番組でお会いしたことあります.
上戸 :前に歌番組で.
歩 :由美さんも歌番組?
吉村 :はい.
歩 :金城さんも歌番組?
金城 :そうですね.スペシャル番組とか.
歩 :えなり君はドラマ?
えなり:そうですね.
上戸 :はい.
歩 :この番組をご覧になったことはありますか?
上戸 :あります.このあいだ菅野美穂さんの見ました.
歩 :照れる.
TOM :わかんない.
歩 :意味ないですけど.どうですか?TOMさんは初対面というこ
とですが.
上戸 :初対面なんですけど,前に雑誌で「僕にいつでも電話をか
けてきて下さい」って,雑誌に携帯の電話番号が載ってた
んですよ.だからTOMさんはどんな人なんだろうと思いま
した.
歩 :何ですか?それ.
高見沢:そんなことしてんの?
TOM :違うよ.レコード会社が自分たちでやってるレコード会社
じゃない.どこもやってくんないから,自分たちで売るた
めに本に携帯の番組載せて,そこにかかってきた電話をとっ
て売ったのよ.
歩 :へぇー.
金城 :通信販売ですか?
TOM :そう,移動通信販売.だって,「LOVE LOVE あいしてる」
やってた頃,ずっととってたよ.
歩 :あ,そうなの?
TOM :「1枚ですか.住所言ってください」って.
歩 :へぇー.
金城 :すごい.
歩 :こんな人です.
上戸 :はい,よろしくお願いします.
TOM :あ,それだけ?どうも.
歩 :僕ら見てましたよ,「高校教師」.
上戸 :ありがとうございます.
歩 :見てた見てた.それだけなんですけど.ちょうど舞台やっ
てて,舞台が終わって楽屋でアイシングしてるとやってる
から,楽屋で見て帰ってたの.
上戸 :見て帰ってくれたんですか.ありがとうございます.
歩 :さあ,それではこちらのコーナーから参りましょう.堂本
一問一答!こちらにどうぞ.はい,それでは参りましょう.
堂本一問一答!
Q :上戸彩さんに質問です.今日,11月23日は勤労感謝の日で
すね.勤労感謝の日は,勤労を貴び,生産を祝い,国民互
いに感謝し合う日だそうです.
上戸 :はい,お疲れ様です.
Q :さて,今,上戸さんがいちばん感謝したい人は誰ですか?
上戸 :家族と友達,ファンの人.
Q :それではここからが本番です.
上戸 :本番?
Q :生年月日は?
上戸 :1985年の9月14日です.
Q :子供の頃のあだ名は何ですか?
上戸 :「あやや」とか「あやのすけ」とか.
Q :子供の頃の自慢はありますか?
上戸 :自慢は,お転婆でした.
Q :子供の頃よく怒られたことは何?
上戸 :怪我をしてよく帰りましたね.
Q :お兄さんが二人いる上戸さんが,お兄さんから学んだこと
を一つ教えてください.
上戸 :子育てですね.
Q :自分の記憶の中で初めて歌った歌は?
上戸 :♪ともだち100人できるかな?〜.
Q :それではその歌を唄ってみてください.
上戸 :♪ともだち100人できるかな?〜あや出来な〜い.
Q :それではデビューのきっかけは何ですか?
上戸 :第七回全日本国民的美少女コンテストです.
Q :自分が「私って国民的美少女」って自覚したのはいつの
こと?
上戸 :一回もありません.
Q :当時あこがれていたアーティストは?
上戸 :安室奈美恵さんです.
Q :デビューしてからその方とは会えましたか?
上戸 :はい,何度か.
Q :それではその時の感想を教えてください.
上戸 :すごいクールでカッコいい人だなぁって思って,今も好き
ですね.
Q :初恋はいつでしたか?どんな人でしたか?
上戸 :小学校3年生で,爽やかボーイで,優しくて,サルっぽい
人でした.
進 :爽やかでサル?
歩 :爽やかなサルって想像つかんな.
進 :難しいね.
Q :それてどは理想の男性像は?
歩 :バナナ食うとか?
高見沢:爽やかじゃないよ,それ.
えなり:先輩,今日けっこうハイですね.
歩 :身体中痛くておかしい.
TOM :ちょっと待てよ.理想の男性像なんだから.
歩 :ああ,ごめんごめん.
Q :理想の男性像は?
上戸 :優しくて,面白くて,しっかりしてて,あとは貧乏生活の
出来た家族好きの子供好きの面白い人.
高見沢:表現しづらいね.
歩 :出来へん.
進 :難しい.
Q :それでは,自分から告白するタイプ?それとも告白される
のを待つタイプ?
上戸 :されるのを待ちます.
TOM :好きです!
上戸 :ありがとうございます.
高見沢:早いよ.
Q :「私と付き合ったらこんな特典が」ということは何です
か?
上戸 :掃除は大好きです.
Q :理想のデートは?
上戸 :理想のデートは,海と,牛丼屋と,ディズニーシーですね.
Q :次の質問はこの方からです.
VTR(武田鉄矢さん):あやや元気にやってますか?はい,質問.ひと
つだけ.この1年で夜眠ってて見た夢でどうしても気になっ
て仕方のない夢ひとつ教えてください.どうぞ.
上戸 :ありがとうございます.ええとですね,自分の部屋で白い
白衣の人とピンクの白衣の看護婦さんに,頭の上でグルン
グルン回されたり,ひきずられたりした夢ですね.
歩 :看護婦に?怖いね.
上戸 :怖かった.
Q :昨日の夜,寝る前にしたことは何ですか?
上戸 :昨日の夜寝る前にしたことは,ゲーム.
Q :落ち込んだときはどうやって立ち直りますか?
上戸 :とことん落ち込んで,いっぱい泣いてですね.
Q :それでは最近,涙を流したのはいつ?それは何で泣きまし
たか?
上戸 :誕生日の日にすごいお世話になってるスタッフの方何百人
ですかね,あと地元の友達も駆け付けてくれて,いろいろ
感極まって泣きました.
Q :自分の身体の中で一つだけ取り替えられるとしたら,どこ
を取り替える?
上戸 :取り替えるとしたら,お腹.
Q :上戸彩の生活にこれだけは欠かせないものって何ですか?
上戸 :友達と遊んだり,電話したりですね.
Q :毎日欠かさずやっていることは何ですか?
上戸 :毎日欠かさずやっていることは,最近はゲームですけど,
親と話すこと.
歩 :いいことだ.
Q :今いちばん欲しいものは?
上戸 :携帯.
Q :今いちばしたいこと,やってみたいことは何ですか?
上戸 :いちばんやってみたいこと?ないなぁ.今のまんまでいい
です.
Q :では,よく出没するスポットはどこですか・
上戸 :原宿あたりか渋谷ですね.
Q :最近買ってお気に入りのものがあれば教えてください.
上戸 :香水ですね.GUCCIの新作がすごく好きです.
Q :得意な料理は何ですか?
上戸 :ええ?インスタントかレトルト.
歩 :みんな得意や.
Q :ある時,大地震が来ました.何をもって家を飛び出しま
すか?
上戸 :お金と,アルバムと,手紙とか写真ですね.
Q :もし男だったら何をしたいですか?
上戸 :ナンパをして,お持ち帰りしてみたいです.
Q :今後はどんな歌手になるのが夢ですか?
上戸 :歌が上手って言われたいなぁ.
Q :どんな大人の女性になりたいですか?
上戸 :今のまんまでいいです.
Q :最近,人から言われて気付いた自分のヘンなところは?
上戸 :あくびとくしゃみ.
Q :では,それを見せてください.
上戸 :ええ?
歩 :へーくしっ!!
高見沢:うまいなぁ.
Q :ではお願いします.
上戸 :今のでいいよ.
歩 :もうちょっと拾ってくれても.
上戸 :いきます.はぁ.
進 :あくび?
歩 :深呼吸?
Q :上戸彩さん,ありがとうございました.
歩 :こちらお戻り下さい.
上戸 :すごい汗.
歩 :それではちょっと深く聞いていきまょう.子供の頃の自慢,
子供の頃はお転婆でしたか?
上戸 :はい,お転婆でした.
歩 :よく怒られたことは,怪我をして帰っていたと.
上戸 :そうですね.
歩 :どんな遊びをしてたんですか?
上戸 :鉄棒とか,うんてい,ジャングルジムとかが好きで.連続
逆上がりとか何十回も出来たし.
歩 :運動神経抜群だ.
上戸 :でも小6の時にうんていの上に乗っかって遊んでて,顔面
から落ちて,地面と歯が貫通して唇の下に傷があるんです
よ.
歩 :あ,あるね.え?貫通したの?
上戸 :貫通しちゃったんですよ.
歩 :すごいねぇ.
上戸 :そこから苦手になりましたね.
歩 :皆さん傷残ってる人います?
えなり:ここに.
歩 :あ,ぜんぜんわかんない.
えなり:せっかくカメラ来たのに.いいですけど.
歩 :それどうしたの?
えなり:遊んでる時に将棋倒しになっちゃって.一番下になっちゃっ
て.
進 :将棋で遊んでて?
えなり:違います.
進 :飛車が?
えなり:違います.
金城 :ドミノ倒ししてたんですか?
えなり:あの,ちょっと待って下さい.飛車とか言うからおかしく
なるんですよ.
進 :なになに?
えなり:人間が将棋の駒みたいにパタパタっと.
TOM :人間将棋やってたの?
えなり:違いますよ.角とか飛車じゃなくて.バタバタっていっ
ちゃった一番下に入っちゃって.
歩 :それはなんでバタバタってなったわけ?
えなり:大勢で遊んでたらバタバタって.
進 :へえー.
えなり:リアクション薄っ!
歩 :僕はここにありますね.
上戸 :男の人って目の回り多いですよね.
進 :ああ,あの時のな.
歩 :思い切り剛に殴られて.
進 :あの時はさすがの俺もカッとし過ぎた.
歩 :うそうそ.小さい頃,ジュースってビンだったでしょ.
もらって階段降りてたら落としてもうて,ガラスが
ガンと.それでまぶたがボロッと.それで縫ったの.
上戸 :いやぁ,怖い.
歩 :高見沢さんないですか?
高見沢:このへんに.
歩 :手にけっこう傷ありますね.
高見沢:若い頃に砂利山から落ちたの.三輪車だけどね.
進 :三輪車?
高見沢:子供の頃.個人的には月光仮面が流行ってたから.
金城 :おかしい.
高見沢:おかしい?
金城 :いや,ごめんなさい.失礼しました.
高見沢:いや,いいんですよ.
歩 :金城さん,頭の中かなんか怪我された?
金城 :記憶にないんですけど.
高見沢:さすが.
歩 :そしてお兄さんから学んだことが子育て?
上戸 :うち,いちばん上が34歳のお兄ちゃんがいまして.だから
おむつ換えたり,ミルクあげたり,このあいだも離乳食あ
げたり.ずっと面倒みたりして.
歩 :お兄さんお幾つですか?
TOM :34って言ってるだろ.
高見沢:最初に言ってたよ.
上戸 :34です.
進 :ちゃんと聞いていこう,人の話.
TOM :34で営業やってるって言ったろ.
進 :それは言ってない.営業までは言ってない.
TOM :そうか.
歩 :そうとう離れてるんだね.
上戸 :16離れてますね.間に二十歳がいるんですけど.
歩 :でもこんな妹いたらどうしますか?
進 :いいよね.
TOM :べつにどうもしねえだろ.でも,その甥っ子いいよね,
抱っこしたり?
上戸 :そうですね.もう可愛くてたまんない.
歩 :その甥っ子の写真があるということで.
進 :あ!
上戸 :もう可愛くて.
TOM :あれ,エサあげてるの?
高見沢:鳥じゃないんだから.
歩 :チューしてんのよ.
上戸 :可愛い.もう食べたくなっちゃう.
歩 :食べたくなるのわかる,わかる.噛まずに飲み込みたい
よね.
上戸 :そう.
歩 :わかるよ.
TOM :噛むな.
歩 :あむって飲み込みたい.今えなり君はあの子になりたいと
思ってるでしょ?
えなり:なんでですか?
歩 :まだキスしたことないからね.
えなり:まだキスしたことないですよ.
TOM :あんな童顔の男だったら嫌だよね.
高見沢:子供だからしょうがないだろ.
TOM :しょうがないか.
歩 :当たり前のこと言ってる.
進 :何の話や?
歩 :そしてデビューのきっかけが国民的美少女コンテスト.
上戸 :はい.
歩 :これグランプリですか?
上戸 :いえ,特別賞ですね.
歩 :これに出ようと思ったのはなんで?
上戸 :画面の中に入ってみたかったんですよ,エキストラとか.
なんか天気予報の後ろで「イェィ」とか,とりあえずテレ
ビに映る自分を見てみたくて,それを家で親に言ってたら,
たまたまそのチラシがうちのポストに入ってて,まあ,
遊び半分ぐらいで.
歩 :やってみようかと.
上戸 :私は連絡が事務所から来て初めて知ったんですよ.それま
で内緒で送ってて.それで「第一次審査に合格したので」
とか言われて,よく意味がわからなくて.その時にチラシ
を見せてもらったら「賞金200万」って書いてあって「こ
りゃ,やるしかない」と思って.
高見沢:金に目が.
歩 :賞金なんだ.
上戸 :もう一軒家建てようと思って.
歩 :200万で一軒家は建たないよ.
上戸 :建てると思ったんですよ,その時は.
歩 :それで特別賞だったらお幾ら万円?
上戸 :みんなは海外旅行があったり賞金,賞品いっぱいあったん
ですけど,私は何ひとつありませんでした.
歩 :あら.
上戸 :特別賞は急に出来たみたいで,何もないみたいでした.
歩 :なるほどね.その頃のですね,VTRがあるということで.
上戸 :やだ,もう.
歩 :見てみましょう.
VTRへ
吉村 :可愛い.
歩 :今歌ってたのは?
上戸 :11歳ですね.7年前です.
歩 :7年経つんだ.どう?こういうの自分で見て.
上戸 :もうやだ.
歩 :そんな嫌じゃなくないかい?ぜんぜん痛くないよ.
上戸 :嫌じゃないですか,昔の.
歩 :俺らのなんか痛いぞ.
進 :日々何に向かっとんねん?って感じでしたけどね.
歩 :この曲は由美さんもソロで歌ってたという.
上戸 :そうですね.今気付いた.
吉村 :私,振り付けやってたかな?と思ったけど,オリジナルで
すよね?
上戸 :たぶんオリジナルでやっちゃったんですよ.
吉村 :すごい可愛い.
歩 :やっちゃったんだ.
上戸 :すいません.
吉村 :すごい可愛い.ときめきました.
歩 :「私はやってないわよ」って.
吉村 :そう.なんかちょっと悔しい,可愛いから.
歩 :なるほどね.ぜんぜん痛くないもんな.最近えなり君も
CMで.
上戸 :あ,見ます見ます.
えなり:ありますね.
歩 :あのドラマの小さい頃の絵が.
吉村 :あ,あるね.
歩 :昔は可愛かったなぁ.
えなり:そうかもしれないです.
進 :あの頃は可愛かったよ.酒と煙草と女を覚えちゃったから.
歩 :ないない.まだ十代や.
進 :あ,そうか.
えなり:ちょっと,ボソボソって言うのやめて下さいよ.もしかす
るとそのまま流れちゃうかもしれないじゃないですか.
歩 :ないよ.本当に根っからの真面目やで.その他にもいろん
な機会でこの「堂本兄弟」のメンバーの曲を歌ってたとい
う情報が.
上戸 :はい,そうですね.今ポニー・キャニオンから出している
んですけど,CDを.ポニー・キャニオンに初めてレコーディ
ングしに行った時に人の歌を歌うんですけど,Kiroroさん
の歌を歌わせていただきました.
金城 :ありがとうございます.
上戸 :あとですね,小学校3年生ぐらいの時に合奏クラブがあっ
て,KinKiさんの「硝子の少年」で大太鼓やってたんです,
私.
進 :大太鼓?
歩 :「硝子の少年」で大太鼓?
上戸 :そうですよ.♪ドンドンドンッ〜って.
歩 :そうですか.
進 :ありがとうございます.
上戸 :いいえ,こちらこそ.
歩 :小学校3年だったんだ.
上戸 :そうですね.
歩 :7年前になるのか.硝子でも何でもなくなっちゃったね.
TOM :そうでもないよ.
歩 :初恋が小学校3年生の時.爽やかでサルっぽい.
上戸 :うん.
進 :爽やかでサルって難しいよね.
歩 :どうなんですか?爽やか系が好きなんですか?
上戸 :そうですね,好きですね.
歩 :爽やか系とサルって,けっこう対極にいるような.
進 :いるような感じするけどね.
上戸 :そうですか?顔がサルっぽくて,でもフワーッみたいな
爽やか〜な.
進 :難しいよね.
歩 :サルにらっきょうあげると怒るって言うじゃないですか.
上戸 :そうなんですか?
TOM :今,会話じゃなくて自分の豆知識を出したんじゃない?
歩 :違う違う.サルにらっきょうあげると怒るんですよ.
上戸 :嫌いなんですか?
歩 :らっきょう剥いても剥いてもまだ剥くでしょ.「実がない
やんけ!」キーッ!ってなるらしいですよ.
進 :ほんまか?それ.
金城 :え?キャベツも?玉ネギも?
歩 :知らんわ!
TOM :OK.いいよ.
進 :ぜんぜんOK.
高見沢:良かったよ,今の.
歩 :完全にオチてもうた.もうええわ,喋る気なくした.理想
の男性像,多かったですね.優しくて面白くてしっかりし
てて,そして貧しい生活もOKみたいな.
上戸 :そうですね,はい.六畳一間とかに暮らしてみたい.
歩 :そう?じゃあ何?経済力は関係ないんだ.
上戸 :なくていいですね.その経済力がない中で.
吉村 :ああ,ああ,無理.ごめん,無理.
歩 :大人になっていくとね.
吉村 :多少は.
歩 :やり繰り考えてかんといかんしね.
吉村 :明日を生きるために必死ですからね.
歩 :生活がね,かかっとるからね.
吉村 :マズかった?今そんなこと言って.
歩 :大丈夫.
TOM :でも,いちばん貧乏なの知ってたって,うちらですよね.
高見沢:そうだよね.
TOM :売れてないバンドしてる頃とか,絶対すごい貧乏してると
思いますよ.
歩 :高見沢さんはどんな生活を?
TOM :ひどかったねぇ.
高見沢:知ってんのかよ?いや,本当に玉ネギが一個しかなくてさ,
本当に剥いてそのまま食べるとかさ.
歩 :ええ?
高見沢:酒飲んじゃったりするし,レコード買っちゃったりするで
しょ.だから食費がいちばん最後になっちゃうんだよね.
歩 :なるほど.
高見沢:だからね,スープ,お湯湧かして醤油たらしてさ.
歩 :飲んでたんですか?
高見沢:飲もうかなと思ったけど,それはやめた.やめたほうがい
いよ,絶対に.
上戸 :本当ですか?そういうのしてみたいんですよ.
高見沢:やめたほうがいいと思う.
TOM :あれがいいよ.近所に寮とかあったら,寮で余るじゃん,
ご飯.それをもらってきて,こたつの上に干すわけ.外に
干しとくわけ.そうするとカラカラになったご飯が出来る
じゃん.それを紙袋に入れて押入に入れといて,夜,ポッ
トに入れて味噌を入れてお湯入れてフタ閉めとくと,次の
日にザルで分けると,味噌汁とご飯が出来るの.
歩 :本当に?
吉村 :すごい.
進 :なるほど,すごい.
歩 :考えちゃうんですね,そういう生活してると.
TOM :その中で生きてくしかないんだもんね.
高見沢:そうだよね.
進 :すげえ.
歩 :好きな人とだったらそういうこともいいと?
上戸 :はい.
高見沢:3ヶ月で飽きるって.
金城 :現実的.
TOM :そうだよね.
高見沢:やめたほうがいいと思う.
上戸 :そうかなぁ.
歩 :そして理想のデートですか.海行って,牛丼屋さん行って,
そしてディズニーシー行って.
上戸 :はい.
歩 :海で何するんですか?
上戸 :夜の海が好きなんですよ.
歩 :夜の海,何にも見えませんよ.
上戸 :それがいいんですよ.
高見沢:夢のない奴だなぁ.
進 :夢がないなぁ.夜の海はいいで,ほんまに.
歩 :夜の海に俺が行くと,「ああ,あの船はね」って説明でき
るよ.
進 :いや,そんな説明いらんよ.
歩 :あの船が今,左右どっち向いてるかとかね,あの.
上戸 :説明出来てないじゃないですか.
歩 :「あれは何トン以上,何トン未満」とかライトだけでわか
る.
上戸 :へえー.
TOM :つまんないデートだね,それ.
歩 :つまんないよね.海で何するの?
上戸 :暗すぎて波の音しか聞こえなくて,どこから波なのか海な
のかがわからないぐらいのところを歩いてるのが好き.
進 :危ないよ,でも.
歩 :それで波が来て「キャー!」みたいな?
上戸 :そう.
歩 :それで牛丼屋.
上戸 :そう,牛丼屋行ってガーッと食べて.
歩 :つゆだく?
上戸 :つゆだくです.
歩 :そしてディズニーシー.
上戸 :はい.これはデートするまで,友達と行かずにとっておい
てるんですよ.
歩 :まだ行ったことないんだ.
進 :なんか別れますよね,いいと言う人と「うーん?」と言う
人と.
上戸 :友達と行くには物足りないとは聞きますけど,お酒も飲め
るし,カップルが行くようなデートスポットとしては最適
だって.
進 :ミッキーとか泳いでんのかな?
歩 :まあ,ガチャピンが泳ぐぐらいやからな.
進 :グーフィーは素材的に水を吸うからな.
歩 :でも水上スキーとかやってるし.
進 :ドナルドダックはべつに普通にイケますね.
TOM :普通だよね.
歩 :海,牛丼屋,ディズニーシー,三つありますけど,それぞ
れ海はこの人と行きたい,牛丼屋はこの人と行きたい,
ディズニーシーはこの人と行きたい,どうします?じゃあ
まず海.
上戸 :海は誰ですかね?海は光一さんがいいです.
歩 :あら.なんで?なんで?
上戸 :なんかちゃんと喋れそうな気がします.
進 :ちゃんと何か喋る?
歩 :でも海に来るまで行くと車が錆びるからな.
上戸 :そうか.
歩 :じゃあ牛丼屋さんは?
上戸 :牛丼屋さんはTOMさんと行きたい.
TOM :ほら見ろ.
歩 :じゃあディズニーシーは?
上戸 :ディズニーシーはえなり君.
歩 :えなり君,今,口が震えてたで.
進 :緊張し過ぎ.ディズニーシーはカップルで行くためにとっ
てるわけでしょ.そこをお父さん.
えなり:そうですね.
歩 :なんでえなり君?
上戸 :なんか不思議な感じがして楽しそう.
歩 :そして自分の身体で換えたいとこはお腹だと.
上戸 :はい.
歩 :なんでお腹?
上戸 :お腹ぶよぶよなんですよ.幼児体型なんですね.
歩 :そう?
上戸 :へこまないんですよ.
歩 :腹筋とかしないの?
上戸 :腹筋はしません.
進 :腹筋したらへこむよ.
上戸 :そうなんですか.
歩 :俺,この前,腹筋100回やったら全部カットされてたか
らな.
進 :マジで?
TOM :じゃあ,今日はやっとこうぜ.
歩 :ちょっと待って.運動会でボロボロなのよ.
進 :じゃあ50回.
歩 :いやいやいや.腹筋やったほうがいいよ.
上戸 :本当ですか?
歩 :運動系は何もしないですか?
上戸 :エアロビを2回ぐらい.
進 :2回?
歩 :2回じゃダメだよ.
進 :やったうちに入らんよ.「キャッツアイ」みたいに毎週
やらんと.って,あれ?
歩 :ごめん,拾い切れない.でも細いじゃない.
上戸 :いやいやいや,そんなことないですよ.体脂肪率はけっこ
うありますね.
歩 :今何パーセント?
上戸 :18とか.
歩 :ぜんぜん少ない.女性は20ぐらいが.
上戸 :本当?
歩 :そして地震の時に何を持ち出すというのは,これもけっこ
ういろいろありました.お金.
上戸 :うん.
歩 :アルバム.
上戸 :うん.
歩 :手紙.
上戸 :うん.
歩 :お金はね,やっぱり.
上戸 :そうですね,電話代とか.
歩 :そういうとこなんだ.
上戸 :ご飯とか電話代とか.
歩 :けっこうアルバムだったり手紙だったりね,友達とかの話
も出てきましたけど,そういうものを大切にしてる人です
ね.
上戸 :すごい宝物ですね.
歩 :手紙なんて書いたりするんだ.
上戸 :書きません?
歩 :書きません.
上戸 :本当ですか?私は男の友達からも普通にもらったりしまし
たね.
歩 :あ,そう?ちょっと写真があるということなんで.
進 :手紙はいいけど,横のこれ何なの?
上戸 :これ,スタッフの人が「顔とか自分の一部を写してくれ」
って言うので,やってみました.
進 :こういう可愛い顔でよかったのに,なんでこんな顔を?
上戸 :ぶりっ子みたいで嫌じゃないですか.
歩 :けっこう変な顔する?
上戸 :ですね
進 :変な顔し過ぎると本当にアゴはずれるよ.国分太一さんも
俺も外れかけたから.
上戸 :マジですか?
進 :本当にすごい痛くなんねん,変な顔すると.
歩 :俺は写真撮る時は常に同じ顔ね.
進 :君そうやな.
歩 :大っ嫌い,写真.好き?
上戸 :変な顔し過ぎてよく使えないって言われますけど.
歩 :あのマル秘って何や?
進 :小野ヤスシさんか?
歩 :君も微妙なとこ突いてくるね.わかる人はわかるけど.
あれ何?ラブレターとかあったりするの?
上戸 :ラブレターみたいなのはないですね.もらったことないで
すね,ラブレターは.友達からはもらいますけど.
歩 :友達同士で手紙って何書くの?今は携帯のメールとか.
上戸 :そうですね,だから前よりはぜんぜん無くなりましたけど,
やっぱり学校に行ってると授業中に.
進 :そうやな。女の子ってさ,なんでか回しとるな.
歩 :授業中にね.
進 :後で喋ったらええのに思うけどね.
歩 :な.
上戸 :確かに.
歩 :携帯電話でメールも一日何件も?
上戸 :やらない時はぜんぜんやりませんけど,やる時はもう30件
とか.
歩 :すげえなぁ.
上戸 :でも高校の時は休みの日とか100件とかやってましたよ.
歩 :すげえな.ぜんぜん届かねえ,俺.
進 :いや,君は返さへんからや.
歩 :返さんな.
進 :送ってくれてるのに返さへんと,送ろうと思わへんで.
歩 :違うねん.「何とかだよね?」「うん,そう」って思っちゃ
うの.自分の中で解決しちゃうんだよ.
進 :確かに「どう?」とか二文字だけの時もあるからな.
上戸 :返します?
進 :「何が“どう?”」「何が?」「何々が」「ああ,何々で
す」.電話で喋ったほうが早いなと思って.
歩 :一回,走ってるマークあるやん.あれだけ送られてきて.
意味わからん.
進 :それは返さんでいいよ.
歩 :それでは写真.ええ?
進 :古いね.
上戸 :私,今,携帯がいちばん欲しくて.
歩 :今これ使ってんの?
上戸 :これ使ってるんですけど,すごい携帯壊れたり壊しちゃっ
たりで.今の携帯はスタイリストさんが2台持ってるので
一台借りてるんです.
歩 :これはだって,カラーじゃないじゃん.
上戸 :そうなんです.三和音だし,メールも送信することは出来
るんだけど,受信することが出来ないんですよ.
進 :でもまあ,正直これでいいと思うけどね.
歩 :いやいや,あかんあかん.
進 :いやいや,どんどん進化するのもいいですけど,これもい
いわけですからね.
歩 :まあね.
進 :俺,このタイプはうどんに落ちたやつですね.
歩 :うどんに落下した?
進 :うどん食べてて片付けようかなっていう時に胸ポケットか
ら落ちて.
歩 :携帯うどんですね.
進 :「5」のとこにネギとか付いてて.1,2,3,4,ネギ,6で
すよ.
歩 :うまいうまい.歌が上手になりたいとありましたが,
ちょっとレコーディングの時の写真があるということで.
上戸 :そうですね.
歩 :出ました.まさにレコーディング中ですね.なんかレコー
ディングの時の特製ドリンクがあるというふうに聞きまし
たけど.
上戸 :はい,特製ドリンクですね.お湯にのど飴を入れてるだけ
なんですけど,すごくいいですね.
歩 :うそ?
上戸 :すごくいいですよ.お湯飲むと喉が開くじゃないですか.
それにのど飴入れとくだけでぜんぜん違いますね.美味し
い.
歩 :そういうのします?
高見沢:あのね,ハチミツをお湯で.
上戸 :あ,やりますね.
進 :あれいいですね.
高見沢:あれもけっこう.
歩 :さあ,続いてはこちらのコーナーですね.堂本ハズゴロ名
言集!忘れた頃に自分がインタビューで言ったこととかを
見ていこうというコーナーでございます.最初の名言こち
らです.「私は匂いフェチで,匂いのするものは何でも好
きなんです」.2003年3月.
上戸 :はい.
歩 :これは最近ですね.「an・an」という雑誌で.匂いフェチ
ですか.
上戸 :はい,何でも好きです.
歩 :臭いのは?
上戸 :もう大好き.臭いのが好き.
歩 :きたよ,これは.
進 :くさやとか大丈夫?
上戸 :くさや?
進 :干物の.ほんま臭いで,あれ.
上戸 :たぶん何でも大丈夫.
TOM :自分の匂いとか嗅いじゃう人?
上戸 :嗅ぎますね.
歩 :なんで?なんで?
TOM :わかるよね.自分の居場所を探す時あるよね.
歩 :居場所?
高見沢:ある意味マーキングですね.
TOM :そんな気がする.匂いいいよね.
上戸 :いいですよね.
TOM :街の中ですれ違っただけでね,何年も前の景色がふわっと.
上戸 :はい,そうです.
TOM :わかんねーだろ,おめーたちには.
歩 :いや,いい匂いのがいいじゃないですか.
上戸 :そうですか?でも本当に好きですね.
進 :あ,でも魚とイソメの匂い好き.
歩 :おまえ絶対おかしいわ.昔,小学校の時とか,こぼした
牛乳拭いてそのままにしてたのとか.
進 :ああ,あれ臭いな.
歩 :あの雑巾とかは?
上戸 :あ,嫌いではないです.
TOM :素敵な人だなぁ.
高見沢:すごいなぁ.
TOM :こたつとか入ってて,すごい足の臭い人いるじゃん.
ちょっと嗅いでみたくなる?
上戸 :だからなんかプッとか誰かおならとかするじゃないですか.
微妙にちょっと嗅いでる.
歩 :本当に?
上戸 :おならとかぜんぜん平気ですね.
歩 :じゃあ,例えば好きな人が出来て,好きな人が臭かったら
それはそれでいいんだ?
上戸 :もう思う存分どうぞって.
高見沢:なるほどね.
進 :すごいね.
TOM :いいなぁ.だってそういうのって素敵なことじゃない.
高見沢:そうね,普通いやがるもんね,女の人って.
TOM :オヤジ臭いのは平気なの?
歩 :今うわさの加齢臭ね.
上戸 :加齢臭?でも嫌いな匂いはないので.
歩 :そうか.
高見沢:いい匂いも好きなんでしょ?
上戸 :そうですね,香水もすごい集めますね.
歩 :香水集めてるとさっきも言ってましたね.
上戸 :そうです.
歩 :GUCCIのとか.あ,写真出ました.
進 :すごいね.
歩 :自分の足が.
上戸 :はい,いちおう写しました.
歩 :香水いっぱい持ってますね.
上戸 :車の中にもいっぱい置いて.これの小さいビンのもまた
別のラックに入れたりして.
歩 :こんないっぱいあってどうするの?
上戸 :もうビンが可愛いから,使わなくても置いといちゃう感じ
です.
歩 :なるほどね.じゃあ,どっちか選んで.
TOM :なんだよ?急に.
進 :どうしたん?何を聞きたいの?
歩 :自分の好きな人がすごい臭いのと,香水をつけていい匂い
なの.
上戸 :それはもう香水つけていい匂いのほうが.
歩 :そうか.じゃあ,続いての名言.「アルフィーのファンの
友達もいますよ.机に“アルフィー”とか彫ったりとか
(笑)」.
TOM :(笑)だよ.
高見沢:(笑)って書いてあるなぁ.(笑)なのかな?お友達でいるん
ですか?
上戸 :いましたね.中学校か高校か.
高見沢:嬉しいですね.
上戸 :「アルフィー」ってすごく深く彫って.
高見沢:で,笑ってるんだ.それはいい友達ですね.
歩 :オーヤンフィーフィーを略したんじゃない?
進 :無理,無理.
TOM :すげえ無理があった.
上戸 :でも給食中にもアルフィーさんの曲流れてましたよ.
歩 :アルフィーのファンが.
高見沢:ねえ,これってさ,今,恥ずかしい言葉出してんでしょ?
吉村 :そうだ,ハズゴロ名言集だから.
高見沢:っていうことは,恥ずかしいの?
上戸 :恥ずかしくないです.
高見沢:だよね?
上戸 :べつに「(笑)」には意味ないですよ.
高見沢:すごく今みじめな気持ちになった.
TOM :そんなひどくないって.
高見沢:そうか.いいよね,でもね.ありがとうございました.
上戸 :いえ.
歩 :雑誌とかはライターのニュアンスによってね.
上戸 :そうですね.笑ったかな?「(笑)」とか書かれてたり,
ぜんぜん言ってないこと書かれてたり.
進 :「(笑)にしとこうかな」みたいなことかもしれないですよ.
TOM :どういう質問に対する答えだったんだろうね?
上戸 :覚えてます.雑誌見ててアルフィーさんが出てて,それで
アルフィーさんの話で盛り上がってこれが出てきたんです
よ.
TOM :盛り上がってるんだ.
歩 :♪メリーアン〜.
高見沢:それしか知らないのか?
進 :♪おはよう,おやすみ〜ですよ.このあいだラジオでかけ
させていただいたんですよ.
高見沢:本当?新曲かけろよ,新曲.
進 :かけさせていただきました.
高見沢:ありがとうございます.
歩 :続いての名言.
えなり:なんですか?これ.
歩 :「えなり君ってすごい燃えてるの」.
進 :「JUNON」で言われてるで.そんなに燃えてるの?
TOM :火葬場特集?
えなり:それ,すごい縁起悪いじゃないですか.
進 :霊柩車カスタム特集やな.
歩 :どういうこと?
進 :どう燃えてるの?えなり君が.
歩 :全文紹介する?
進 :全文見せてよ.
歩 :これは「渡る世間は鬼ばかり」にゲスト出演した時のこと
を話してたそうですね.「メイクルームとかでけっこう話
しました.すごいよく喋る人で,急に“青春っていうのは
どんなイメージ?”と言ったり.だから“彩の中で青春は
オオーッ!って遠くに叫ぶ感じかな”って答えたら,えな
り君は“あれ何て言ったっけ”ってすごい長かったんです
よ.30分ぐらい話すんです.“僕はこう思うんだよね”っ
てすごい燃えてて,最終的にえなり君にとって青春ってい
うのは恋愛ってことらしいんですけどね.恋に憧れる年頃
みたいですよ」と.
吉村 :ぜんぜん無理じゃん.
進 :はいはい,恋に燃えてね,はいはい,みたいな.
えなり:そんな喋り方してませんでしたよね?
歩 :これはなに?「青春っていうのはどんなイメージ?」って
聞いたの?
えなり:そんなことないですよね.ライターさんが.ちゃんと
言ってあげて下さいよ.
上戸 :普通に椅子に座ってこんな感じで.
進 :大物俳優が芝居について語る時の体勢やで.
えなり:してないですよ.
歩 :えなり君どんなこと聞いたの?
えなり:いや,なんか青春の話になったんですよね.
TOM :そんなことってあるか?
えなり:ありますよ.
TOM :普通に話してて青春の話とかするか?
高見沢:ない.
吉村 :ないない.
えなり:ありますって.で,なんか叫ぶ感じだったんですよね.
上戸 :そう.えなり君は,土手でひざまくらをしてもらって,
お弁当を「はい,あーん」ってやってもらうのが.
吉村 :そんなこと言ってたの?
歩 :あほか?
進 :何を言うとんの?だって川とかに遊びに行っても長いスカー
トちょっときゅっと結ぶ仕草がいいんやろ?
えなり:そうです.
進 :だいたい山に登るならスカートはいて来るなっていう話で
す.
歩 :青春してる?
進 :青春してる?
上戸 :青春?うーん?まあ,してるようなしてないような.
TOM :青春って何?
歩 :青臭い感じだよね.
進 :何もかも忘れて.
TOM :KinKi Kidsはもう青春じゃないの?
進 :KinKi Kidsは青春しなきゃいけない時に青春出来てないで
すからね.
歩 :仕事が.
TOM :仕事しちゃってたか.
進 :学校でもなんかね,一緒に行ったりとか,自転車乗ったり
とか.
TOM :バカなことしたり.
進 :あとは友達と喧嘩したりとか.
TOM :じゃあ,君たちは自転車の二人乗りで後ろで立って乗るの
やったことがないの?
歩 :ないない.
吉村 :ええ?
TOM :暗ぇー.
吉村 :可哀想.
進 :とにかく何もないもんな.
TOM :あれ青春だよな.
吉村 :うん,うん.
高見沢:青春だね.
進 :見事に何もないですよ.
金城 :青春って終わらないんだって.
進 :マジで?よし!じゃあ,青春しに行こう.
えなり:そういうもんなんですか?
金城 :盛り上がっていけばいいんだよ.
進 :青春してこうよ.
歩 :金城さんいいこと言ったなぁ.
金城 :ありがとう,みんな.
歩 :青春は終わらないか.
金城 :そうだよ.
歩 :終わったと思ったら終わっちゃうからな.
進 :そうやな.
TOM :年が幾つだって青春は続くわけだよ.
高見沢:そうだ.
進 :そうやな.青春して行こう.
歩 :はい,というわけで,以上,上戸彩さんのハズゴロ名言集でした.
さあ,続いてこちらのコーナー参りましょう.
「ベストヒットたかみー」
歩 :せーの.
進・歩:堂本!
高見沢:ベストヒットたかみー!今日はですね,勤労感謝の日なの
で,今夜のテーマは卒業です.まずはVTRをご覧下さい.
VTR:卒業ソングとして思い出されるのは,'60年代の映画
「卒業」.サイモン・アンド・ガーファンクルの曲にのせ
て繰り広げられる子供から大人へと成長する成長ストーリー
は,日本の若者たちにインパクトを与えました.それまで
日本では「仰げば尊し」「蛍の光」といった曲が卒業ソン
グの定番として歌われ,卒業=セレモニー,学校行事とい
う意識が強かったんですが,それを変えたのが「贈る言葉」
「卒業写真」など.その後も卒業を巡る出会いや別れの思
い出を描いた曲が生まれるようになりました.卒業という
言葉を使わなくても,卒業,出逢い,旅立ちを連想させる
曲は,今でも歌い継がれています.学生時代の思い出をよ
みがえらせてくれる名曲たちは,青春の1ページとして
永遠に私たちの心の中に残っています.今夜はそんな卒業
ソングにスポットを当てます.
高見沢:卒業ソングたくさんありますけど,上戸さんの中で卒業
ソングってどれでしょうね?たくさんあると思うんですけ
ども,思い出に残る卒業ソングってあります?
上戸 :思い出にあるのは,私けっこう音楽の先生が作ったりだと
か,教科書のやつとかだったので.
高見沢:そうなんだ.
歩 :教科書に何載ってました?
高見沢:僕らの頃は「蛍の光」とか「仰げば尊し」.
歩 :それは定番ですよね.
高見沢:上戸さんたちは?
上戸 :「旅立ち」っていう歌がありまして.
高見沢:「旅立ち」.KinKi Kidsたちはどうですか?卒業の歌とい
うと.
TOM :卒業式とか出たの?
歩 :俺,高校の卒業式は出てないですね.
TOM :剛は出たの?
進 :僕はかろうじて出てますね.中学校は途中で東京行って
東京の卒業式に出て.高校もちゃんと出ました.でも中学
のアルバムに載ってないですもん.林間学校に行った時の
写真がちょっと載ってるぐらいの.
TOM :切ないんだな.
高見沢:えなり君はこの船木一夫さんの「高校三年生」?
えなり:知ってますよ.
高見沢:え?知ってるの?
えなり:♪赤い夕陽が校舎を染めて〜ですよね?
歩 :なんで知ってんの?
進 :幾つやねん?
高見沢:俺たちが小学校の時だよ.
歩 :忘れもしない.「LOVE LOVE あいしてる」でやりましたね.
高見沢:まあでもべつに卒業ってね,学校からの卒業ではなくて,
いわゆる恋からの卒業とかね,いろんな卒業ありますけど.
上戸さんが今いちばん卒業したいってありますか?これか
ら卒業とか.
上戸 :大人になりたい.
歩 :大人になるとはどういうことでしょう?よく聞かれると
思いますけど.
上戸 :大人になりたいのは,もっと責任感をもって.今は「子供
だから」とか何も聞いてくれなかったり,子供だから許し
てもらえなかったり,そういうのが多いので,早く大人と
して認められたいですね.
歩 :背伸びしたいんだ.
上戸 :うん.中身はこのままでも.
歩 :嫌でも責任かかってくるからね.今はいいんだよ.
進 :はい,お父さん,お茶が入りました.
高見沢:そうだね,大人になるとね.臭い匂いから卒業したほうが
いいかもしれない.
歩 :そうそう.
高見沢:あれだけたくさんの香水をもってらっしゃいますから,
やっぱりいい匂いで.
歩 :食事する時とか匂っちゃうじゃん.それは行儀悪いから
ダメよ.
高見沢:それは子供だもん,匂いかいだりするのは.
歩 :それを卒業しないと.
上戸 :そうか.
高見沢:そういえば卒業ってね,俺も初めて書いた曲は「卒業」
って曲だった.
TOM :アルフィーで出てるの?
高見沢:そうそう,出てるの.
TOM :どんな曲なの?
高見沢:雪山で遭難したね,そういう彼氏を思い切って卒業します,
みたいなそういう歌でしたね.
TOM :インチキ臭い歌だ.
高見沢:まあ,いいか.
TOM :「まあ,いいか」って言うな!そこフォローしろよ,自分
で.そこで終わっちゃった.
高見沢:はい,まあ,とにかく今夜はですね,数々の卒業ソングの
中からですね,この歌が卒業ソングを変えたと言いますか
ね,この歌が今卒業式で歌われることも多いらしいですか
ら.海援隊の皆さんの「贈る言葉」をですね,上戸彩さん
と一緒にセッションしたいと思います.
♪贈る言葉へ〜
歩 :はい,本日のゲストは上戸彩さんでした.どうもありがと
うございました.
上戸 :どうもありがとうございました.
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