歩 :はい,本日のゲストは矢田亜希子さんです.
よろしくお願いします.
矢田 :よろしくお願いします.
歩 :二度目の「堂本兄弟」ご登場となるわけですね.2002年
3月に来ていただきました.その頃とはずいぶんメンバー
も変わりましたけどね.
矢田 :そうですね.
歩 :初対面の方いらっしゃいますか?
矢田 :はい.
TOM :はい,はい,はい,はい.
歩 :今日はね,TOMさんおかしいんですよ.
高見沢:ちゃんと目を合わせて.
TOM :TOMでございます.よろしくお願いします.
矢田 :矢田です.
TOM :ちょっとごめん,光一,どいてくれる?
歩 :わけわからん.何すんの?俺,邪魔?
TOM :ちょうど見えるからいい.
歩 :二度目の登場ですが,前回は足ツボとかですね.
矢田 :そうですね,足ツボやらせていただきました.
歩 :まったく動じなかったのを覚えてます.ぜんぜん痛くなかっ
た?
矢田 :痛くないんですよ.
歩 :不思議なこっちゃな.えなり君は面識あるの?
えなり:番宣番組でちょっと.
矢田 :そうですね.
えなり:まあ,覚えてらっしゃらないかと.
矢田 :いや,覚えてますよ.
えなり:まあ,いいです.
矢田 :そうですね,一度.
歩 :TOMさんにさっき楽屋にね,「光一のバカ」って紙に書い
て貼られてたの.
矢田 :なんでですか?
TOM :だってキスシーンやったことあるって言うのよ.
歩 :そうだったな.
高見沢:ドラマでしょ.
えなり:ドラマですから.
TOM :あなたもあなた.誰とでもするんじゃないよ.
歩 :ドラマでね.
えなり:ドラマですから.
歩 :さっきちょっとリハーサル終わって話したら,知らない間
に楽屋のドアに「光一のバカ」って貼ってんの.子供じゃ
ないんだから.
TOM :バカ.子供じゃなくたって好きなモノは好きだよ.
歩 :お願いしますよ.さあ,それではこちらのコーナーから
参りましょう.堂本一問一答!どんどん質問が飛んできま
すんで.これは前回やってないですよね?
矢田 :初めてなんですよ.
歩 :やってないですね.じゃあ,どんどん質問が来ますので,
思い付いたことをポンッて.
進 :はい,そういうわけでね.矢田亜希子です.
TOM :俺の好きな矢田さんじゃない.
歩 :ずいぶん背中が広くなって.今日の初絡みがここかい?
進 :矢田亜希子です.
歩 :違う違う.似ても似つかないから.じゃあ矢田さん,こち
らに.どんどん質問が来ますから,あまり考えずにフィー
リングで頭に思い浮かんだことを言って下さい.はい,
それでは参りましょう.堂本一問一答!
Q :矢田亜希子さんに質問です.子供の頃のあだ名は?
矢田 :アッコ.
Q :子供の頃の自慢を一つお願いします.
矢田 :ブリッジがすごかった.
Q :子供の頃,親によく怒られたことは?
矢田 :怒られて「ごめんなさい」が言えなくてより怒られてまし
たね.
Q :子供の頃やっていた習い事は?
矢田 :ピアノ,書道,空手.
Q :そんな子供の頃を一言で言うと?
矢田 :お転婆.
Q :自分の記憶の中で,初めて歌った歌は何ですか?
矢田 :これはもう「北酒場」と竹内まりやさんの「けんかをやめ
て」.
Q :初恋はいつですか?
矢田 :3歳です.
Q :その人はどんな人でしたか?
矢田 :サルみたいな,ほっぺがピンクで可愛らしい人.
Q :理想の男性像は?
矢田 :思いやりがあって.
進 :光一,大丈夫か?
矢田 :一緒にいて安心出来て.あとはウソをつけない人.
歩 :やっぱりウソはダメだよね.
TOM :まんまじゃんかよ.
歩 :すごい表現しづらかった.
Q :それでは男性を好きになるきっかけは何ですか?
矢田 :私生活.
Q :自分から告白するタイプですか?それともされるのを待つ
タイプですか?
矢田 :どちらかといえば待つ.
TOM :好きです!
高見沢:早い.
歩 :早かった.クソーッ.
Q :告白される時は,何と言われたいですか?
矢田 :もうあの.
TOM :もうあの!!
歩 :違う違う.
進 :違うがな.
矢田 :もう本当,素直な気持ちを真っ直ぐストレートに.
進 :赤い服だね!
えなり:素直ですね.
Q :「私と付き合ったらこんな特典が」ということは何です
か?
矢田 :何でしょうね?べつにないですけど.
Q :落ち込んだ時は,どうやって立ち直りますか?
矢田 :一方的にガーッとしゃべって,「今日はこういうことがあっ
た,ああいうことがあった」と自分を責めて,落として,
すっきりする.
Q :矢田亜希子の生活にこれだけは欠かせないものって何です
か?
矢田 :グレープフルーツジュース.
Q :よーく考えてください.お金は大事ですか?
矢田 :お金は大事だよ.
Q :これまでの人生の中で,もっともツイていなかったこと
は?
矢田 :高校生の時に渋谷の山手線のホームで,電車とホームの間
にすっぽり落ちちゃったこと.
Q :今までの人生を振り返って,自分の反省したいところは?
矢田 :すごい三日坊主なところですね.
Q :アルバイト経験がない矢田さん,やってみたいアルバイト
は?
矢田 :ディズニーランドで働く人.
Q :芸能界にいなかったら今頃どんな仕事に就いてると思いま
すか?
矢田 :幼稚園の先生ですね.
Q :ストレス解消法は何ですか?
矢田 :マッサージしたり買い物です.とにかくいっぱい買う.
Q :今いちばんやってみたいことは?
矢田 :運動会.
Q :さて,家に帰ってまずすることは?
矢田 :髪の毛を全部上げること.
Q :最近買ってお気に入りのものは何ですか?
矢田 :掃除機です.
Q :最近気付いた自分のすごいところは?
矢田 :すごく歩くのが速くて,特に海外に行った時に買い物をす
る時は,すぐ土地勘がわかって,とにかく歩くのが速いこ
と.
Q :昨日の夜,自宅でどんな服を着ていましたか?
矢田 :言えません.
Q :今いちばんハマっていることはありますか?
矢田 :掃除.
Q :今いちばんホッとする時はどんな時?
矢田 :一日をしっかりと終えた時です.
Q :ある時地震が.何を持って家を飛び出す?
矢田 :いちおう携帯電話と,あとは笛.
歩 :笛?
Q :もし男だったら何をしたいですか?
矢田 :丸坊主.坊主頭にしたいです.
歩 :なんでえなり君を映す?えなり君は坊主じゃないよな.
えなり:そうですかね.
進 :まりもでしょ?
えなり:まりも?そうです,そうです,まりもカットです.
Q :では,次の言葉から連想されるものを一言で答えてくださ
い.「女優」.
矢田 :不思議.
Q :「食事」.
矢田 :いちばん大事.
Q :「一人暮らし」.
矢田 :家に帰ったら真っ暗.
Q :「片思い」.
矢田 :楽しい.
Q :「結婚」.
矢田 :一大決心.
Q :それでは最後に,一日が終わったホッとした顔を見せてく
ださい.
矢田 :はぁ.
Q :矢田亜希子さん,ありがとうございました.
歩 :あれ?倒れちゃったよ.
えなり:TOMさん.
歩 :どうぞお戻り下さい.
矢田 :この椅子,緊張します.
歩 :ああいうのがいいんだよね.
TOM :いいと思うよ.もうないの?質問は.もっといっぱいして
もいいね.
えなり:TOMさん,そういえば,今日メガネに色あんまりないです
ね.サングラス.
歩 :ほんとだ.よく見るためにでしょ?
TOM :そうそう.
歩 :さあ,いろいろ聞いていきたいと思いますけど,子供の頃
の話をいろいろ聞きましたが,お転婆だったと言ってまし
たね.
矢田 :そうですね.
歩 :あんまりお転婆というイメージはないですね.
矢田 :そうですか?本当に内にこもっておままごとするよりは,
本当に外に出て危ないこといするのが大好きで.
歩 :なに?危ないことって.
矢田 :塀を乗り越えたりとか,缶けりやったり泥警やったり.
そういう子でしたね.
歩 :なに?
吉村 :邪魔だって,邪魔.
歩 :ここ,俺の場所.
TOM :ちょっとだけ空けといてくれけない?
歩 :はいはい.あの,おままごととかよりも,そういう.
矢田 :そうですね.
歩 :気になったのは,ブリッジがすごかったっていうのがね.
矢田 :そう,すごい身体が柔らかくて.
歩 :じゃあ,ちょっとやっていただきましょう.
矢田 :いや,もう今できないんですよ.それが中学くらいまでは
本当に柔らかかったのに,もう今ほんとに固いんですよ.
歩 :もったいないね.
矢田 :もう出来なくなっちゃって,ブリッジ出来てた頃は本当に
すごかったと思って.
歩 :無意味に子供ってブリッジするよね.
矢田 :しますよね.
進 :百貨店の廊下でブリッジしてる子もいるよね.
歩 :この子は何がしたいんやろなってね.
進 :何がしたいのかね.
歩 :ああいうのが楽しいんですよ.「ごめんなさい」が言えな
い子,そういうふうには見えませんね.
矢田 :たぶんでも,すごいしょっちゅう怒られてたんですよ.
どっか出かけると一人でフラフラいなくなったりして迷子
になったりして.で,「ごめんなさい」をいつも言えなかっ
た.うち,お兄ちゃんがいて,お兄ちゃんと二人で怒られ
ると,お兄ちゃんがいつも先に「ごめんなさい」を言って
家の中に入れてもらってて.
歩 :自分は言わなかったんだ.けっこうご両親は厳しかった?
矢田 :そうですね,母親が厳しかった.
歩 :いちばん怒られたって記憶何かあります?
矢田 :それは,習い事に行かなかったことですね.
歩 :行かなくて怒られた?
矢田 :ピアノを3歳から習ってたんですけど.
歩 :いろいろやってましたね.
矢田 :小学生ぐらいの時にすごく嫌になっちゃって,車のドアに
しがみついて3時間ぐらい泣きわめいて.
歩 :空手もやってたって言ってましたよね.
矢田 :空手は,これは3週間ぐらいです,習ってたの.
歩 :ちょっと短いね.
矢田 :そうなんです.だから3回ぐらいしかやってないんですけ
ど.
歩 :三日坊主ぐらいの感じなんですね.そして初めて歌った歌
というのがですね,細川たかしさんの「北酒場」.そして
竹内まりやさんの「けんかをやめて」.
矢田 :はい.
歩 :どっちかわからないけども?
矢田 :とにかくねも,すごい覚えてるんですよ.
歩 :何歳ぐらいの時ですか?
矢田 :3歳ぐらいの時にすごい歌ってた記憶があって.ちょうど
このあいだ片付けをしてたら突然出てきたんですよ,ある
カセットテープが.
歩 :3歳の頃に歌ってたやつ?
矢田 :そう.そこに「亜希子3歳」って書いてあって,お兄ちゃ
んと二人で歌ってるんですけど.
歩 :あ,今,写真出てますけどね.どう?この写真.
TOM :可愛い.
歩 :この写真欲しいでしょ?
TOM :欲しい.あのカセットが欲しい.
歩 :どう?えなり君.
えなり:いやぁ,素敵ですよね.
歩 :金城さん,あの顔してみて.
金城 :はい.
歩 :出来るやん.
金城 :ありがとう.本当に?すいませんでした.
進 :えなり君,あの顔やってよ.
えなり:その立案がおかしいじゃないですか.
進 :やってみて.
えなり:はい.
進 :気持ち悪ぃ.
えなり:それがしたいだけじゃないですか.
歩 :このテープをですね,ちょっと持ってきてくださったとい
うことなので.
進 :おお,聞きましょう.
♪3歳の頃の矢田さんが歌ってるテープ〜
歩 :写真のほうも出てますけど,このぐらいの時ですよね?
矢田 :そうですね.
歩 :お人形さんですね.
矢田 :いや,もうプクプクで.もうびっくりでしたよ.
歩 :これが3歳.
矢田 :カセットにちゃんと3歳と書いてありますよ.
歩 :残ってたんだ.でも録るんだよね,カセットテープになぜ
か.
矢田 :なぜかね.
歩 :みんなあるんちゃいます?そういうの.
高見沢:カセットじゃないよね.
TOM :うちらね.
高見沢:カセットないね.オープンリールだね.
歩 :しかし,お兄ちゃん共演してましたけど,何を言うてるか
さっぱりわからん.
矢田 :ちゃんと二人で歌ってるとこもあったんですけどね.
進 :♪ういうい〜言ってましたね.
歩 :これでも,よく持ってきてくれましたね.俺だったら絶対
に嫌やわ.
矢田 :そうですか?だって,「どうしよう?これ」と思って,20何
年前の声が残ってるのすごいから.
歩 :すごいけど,全国に流れるのよ.メチャメチャ恥ずかしい.
矢田 :ちょっと恥ずかしかったです.
歩 :こういうの聞くと,その時のこと思い出したりする?
矢田 :覚えてますね.
歩 :あ,そう?すごいな.
矢田 :テレビ見て一緒に歌ってましたから.
歩 :3歳の記憶はないなぁ.俺,中学の記憶もないもん.
えなり:中学の記憶ないんですか?
吉村 :それはねぇ.
進 :ないよ.ぜんぜんないなぁ.
歩 :金城さん覚えてる?3歳ぐらいの時とか.
金城 :いやぁ,3歳は.
歩 :いちばん若い記憶は何?
金城 :5年生ぐらいのヤンキーのお兄ちゃんとドライヴに行った.
歩 :なにしとんねん?
TOM :5年生がいちばん最初の記憶なの?
えなり:5年生と一緒にドライヴってどういうことです?
金城 :自転車で.
歩 :あ,自転車か.
TOM :自転車でドライヴ?
歩 :サイクリング.びっくりするわ.でもこういう貴重なもの
を持ってきていただいてありがとうございます.そして
ちょっと大人になって,16歳でデビューされたんですよね.
矢田 :そうです.
歩 :学校と芸能界,両立しないといけなかったわけですよね.
矢田 :はい.
歩 :どんな女子高生でした?
矢田 :のびのびとやってましたけど.
歩 :僕らがドラマで共演した「未満都市」というドラマ,あの
時はまだ高校生?
矢田 :同い年じゃないですか,だって.
歩 :そうや.確か同い年やった.
矢田 :同学年.
歩 :俺,あの時,高校生だったかな?って覚えてへん.
矢田 :どうだったかな?17〜8でしたよ.
歩 :18だよね.
矢田 :18か.だったら高校卒業したぐらい?
歩 :今,ちょっと高校在学中の写真があるということで.うわ.
左から2番目ですよね?
矢田 :そうです.
TOM :不良くせぇ.
矢田 :そうですか?
歩 :これは?
矢田 :これは友達とセーラームーンごっこをやってて,それで
セーラームーンみたいな頭にしてマフラーつけて廊下を走っ
たり,掃除時間に遊んでた写真です.
歩 :不良だったの?
矢田 :不良じゃないですよ.ちゃんと学校大好きで.
歩 :うそうそ.ちょっと小耳に挟みましたけど,遅刻魔ってい
うふうに聞きましたよ.
矢田 :そう,遅刻はね,すごかったんですよ.
歩 :それはなんで遅刻を?
矢田 :もちろん高校2年から仕事始めてたんで,仕事の関係で遅
刻っていうのすごく増えちゃって.
歩 :そうですよね.
矢田 :でも厳しかったんで,遅刻してでも学校に行ってたんです
けど,仕事以外の遅刻日数とかが200回とかになっちゃっ
て.本当に5分とかの遅刻なんですよ.
歩 :200って,それは普通に考えて.
高見沢:ほぼ毎日だね.
歩 :そう.1年365日しかないんですよ.
矢田 :ね.それは1年間だか3年間だかわかんないんですけど.
歩 :仕事以外の遅刻の理由は何なの?
矢田 :どうしても朝のラッシュの電車に乗り遅れちゃったり.
歩 :痴漢とかあいそうですよね.痴漢あったでしょ?
矢田 :痴漢はね,一度だけあったことあります.
歩 :一度しかない?
矢田 :一度だけ.本当に足が地面に付かないぐらいに浮いた状態
でずっと通ってたんですよ.だから密着してるの.
歩 :ギューッとね.
矢田 :もう人の上に乗っかっちゃうぐらいな,そんな感じで.
ホームでドアが開いて,もうすでにいっぱいだから,そこ
にまた乗るじゃないですか.だから駅員さんに押し込まれ
て,カバンとかも頭の上に乗っけられたり,そういうひど
い目に合ってたんです,ずっと3年間.
進 :荷台の上に逃げればよかったのに.
歩 :そうそう.
矢田 :いい,それ.
進 :見晴らしいいし.
歩 :そういう状態の時に痴漢にあったの?
矢田 :そう,一回だけ.若い人でしたよ.
歩 :どうした?「この野郎!」って言った?
矢田 :「この野郎!」って言うのもちょっと可哀想なぐらい普通
の.
TOM :この中だったら誰に似てる人?
歩 :嫌や,それ.
高見沢:俺は大丈夫だ.
歩 :普通じゃないからね,高見沢さん.
高見沢:俺でもこんな格好で電車乗らないよ.
矢田 :えなり君でもないし.本当に好青年風な.
歩 :でも,痴漢されてて,「言ったら可哀想だ」と思うのは間
違ってる.
矢田 :でも言いましたよ,「すいません,ちょっと」って言った
らピクッと反応してショボンみたいな.
歩 :何されたんですか?
矢田 :もものあたり触ってましたね.
TOM :ひどい奴だなぁ.
歩 :シバいたれ,シバいたれ,そんな奴は.
矢田 :それだけです,3年間乗ってて.
歩 :ダメだよ,えなり君.
えなり:えん罪ですよ.
歩 :'95年.
矢田 :これ,高校2年ですね.
歩 :もう10年ぐらい前になってしまうわけですよ.
矢田 :そうですよ.
歩 :そうか.高校生の時は8年ぐらい前.
矢田 :そうですよ,一緒ですから.
歩 :そうですね.何年ぐらい前に?
高見沢:ええとね,30年ぐらい前かな.
TOM :8年って,8年も付き合ってんの?俺たち.
歩 :そうですよ.
TOM :なげぇ.
歩 :そう考えると長いですね.
TOM :君たちの青春を見てきてるんだよ,僕は.
歩 :そうんですよ.17から.
TOM :もうちょっと向こう行ってくれる.
歩 :今「見て来てる」って言ってましたよね.そっち見てるん
だ.
TOM :ごめんごめん.
歩 :さあ,そして家に帰ったらまずすること,髪を上げると言っ
てました.
矢田 :髪の毛がもう嫌なんですよ.
歩 :髪の毛変わらないよね,昔からね.
矢田 :そうですか?
歩 :やっぱりロング目で.
矢田 :でもじつは皆さん知らないとこでけっこう切ってるんです
よ.
歩 :あんまり知ってるとこで切らないと思う.
矢田 :そうか.でもね,本当に二十歳ぐらいの時に30センチぐら
いばっさり切って短い時もあったんですけど.
歩 :あ,そう?
矢田 :やっぱりすぐ伸びちゃうんで続かないんですよね.
歩 :あんまり前髪上げてるとかね,確かにドラマでもテレビで
も見たことない.
矢田 :そうですか?
歩 :その上げてる写真があるんですか?俺じゃねえよ.俺に上
げろって?本当にね,ズルッといっちゃうから.出ました
出ました.
矢田 :これ,私の犬じゃないんですけど.
高見沢:カステラかと思った.
TOM :世の中にカステラ抱くやつがどこにいるんだよ.
歩 :もうちょっとおでこがね.
矢田 :あんまり見せられないんですよ.
歩 :なんでなんで?
矢田 :だってすごいですもん.
進 :これの上はないの?
矢田 :ターバン.ちょうど切れてるけど.
歩 :お化粧してないの?
矢田 :してないです.
TOM :きれいだね.
歩 :そこから違いますねもんね.
高見沢:きれいですね.
TOM :全部の写真がいいってすごいね.
歩 :剛は昔からデコをパンッて気持ちよくたたける感じのオデ
コ好き言うてるやん.
進 :うん.
歩 :あんまり上げたりしないでしょ?
矢田 :上げてますよ.
進 :ちょっと後ろ向いておでこ見せてよ.おお,いいおでこで
すよ.
矢田 :すごい広い.
歩 :でもこれ貴重な写真でしたね.ありがとうございます.そ
して昨日の夜,自宅でどんな服を着ていたか.言えません
と.なんかでなんですか?
進 :ヨロイとか着てたとか?
矢田 :言えないですよね.
進 :ヨロイはな.
歩 :なんで言えないの?
矢田 :まあ,これも部屋着なんですけど,スウェットとか.
歩 :ええやん,べつに.スウェットええがな.べつに.
矢田 :いいですか?
歩 :ぜんぜんいいんちゃうか.
矢田 :髪の毛もボッサボサですし.
歩 :いいじゃない.モモヒキとか言われたらね,「え?
矢田亜希子がモモヒキ?」みたいなね.
矢田 :でもモモヒキとかって,はきますよね?
歩 :はかねーよ.
TOM :「はかねーよ」?
歩 :どういうイメージで俺を見てるの?
えなり:そうですね.
歩 :そういうイメージ?
TOM :白馬の王子さまって,あれモモヒキだろ?
歩 :タイツですよ.モモヒキは,はかねーぞ.
矢田 :ええ?だって,冬とかはきそう.
歩 :冬の寒いロケの時とかはラクダみたいのはくけども.
矢田 :ね?やっぱりはくでしょ.
歩 :はくよ.
TOM :はくんじゃねーか.
歩 :でも家でどんな格好してるの?
矢田 :まあ,キッチリはしてないですね.
歩 :まあ,僕は裸ですけどね.
矢田 :本当?
歩 :本当,本当.
TOM :まさかエプロンしてねえだろうな?
歩 :なんで裸にエプロン?
TOM :想像したくなかったから.
歩 :これは何度も言ってることなんで言いたくないですけど,
裸なんですね,僕は.
矢田 :へぇー.
歩 :真似してみません?
矢田 :うーん?
歩 :気持ちよかですよ.ダメ?そんな男性どうですか?
矢田 :いや,いいんじゃないですか.身軽で.
歩 :そして落ち込んだ時どうするか,家に帰って誰かに言うん
ですか?
矢田 :うん,そうですね.家に帰っている人に.お母さんがほと
んどなんですけど.
歩 :「ちょっと聞いてよどうのこうので」って?
矢田 :まあ,「ちょっと聞いてよ」っていうか,聞かなくてもい
いんですけど,自分で「今日ね,こういうことがあって,
こういうことがあって,ああでこうで,自分がこうちゃっ
て」って全部言うだけ.言うだけで自分を「ああ,今日は
ダメだった」っていうふうに.それで「大丈夫,大丈夫」っ
て立ち直って,一人で勝手に.で,寝て.
歩 :それですっきりするもの?
矢田 :すっきりするか,あとはまあ,帰り道とかに一人で車の中
で喋ってたりしますね.
歩 :マネージャーもびっくりしますよね.
矢田 :そうそう.
歩 :そして最近のお気に入りが掃除機.
矢田 :はい.
歩 :掃除機の写真があるようです.
矢田 :普通のやつですけどね.
歩 :ねえねえ,これ,写真,照明作ったやろ?
矢田 :作ってないですよ.
歩 :だってさ,写りぜんぶ良過ぎやで.
矢田 :フラッシュも何も炊いてないですよ.
TOM :良過ぎるよ.
矢田 :フラッシュ炊いたら白く.
歩 :飛んじゃって.
進 :今までのゲストの中でいちばんね.
歩 :写真写りは素晴らしいですよ.
矢田 :そうですか?
歩 :どうしても掃除機よりもそっちに目が行ってしまうんです
けど.掃除機これ買ったんですか?
矢田 :そう.
TOM :だいたいそうだろ.
矢田 :今すごいじゃないですか,勝手に掃除してくれるのとか.
歩 :ありますね.
矢田 :そういうんじゃなくて自分でやるんですけど,けっこうね,
新しいからすごい吸い取ってくれて.
歩 :わかる.気持ちいいよね.
進 :自分でやったほうがいいよ.
歩 :そうね.掃除機に巻かれる矢田亜希子ということでござい
ますね.そして生活にこれだけは欠かせないもの,今はグ
レープフルーツジュースを飲むこと.
矢田 :はい.これはね,続いてるんですよ.
歩 :写真があると思いますが.
TOM :全部CMみたいに見えちゃうのは俺だけ?
歩 :そうやな,CMやな.
進 :見えるよ.
歩 :人間,なんで飲む時に上向くんですかね?
TOM :下向いたら飲めねえじゃん.
歩 :そうだ.
進 :それが正解ですよ.
歩 :その通り.グレープフルーツジュースはなんで飲むように
してるんですか?
矢田 :情報で,グレープフルーツは飲むと塩分をとってくれるら
しいんですよ,身体の.私,塩分すごい摂ってるんで,ど
うして次の日むくんじゃったりすることが多くて,そのた
めにグレープフルーツジュースを寝る前に一気に飲むと次
の朝むくまないって情報をテレビで見て,それから毎日.
これはもう2年半ぐらい続いてますね.
歩 :さっきは三日坊主と言ってましたけど,続いてると.
矢田 :続いてます.
歩 :これで体調変わったとか実感したことある?
矢田 :そうですね,やっぱりひどいむくみはなくなりましたね.
いいと思います.
歩 :グレープフルーツってでも,けっこう脂質が多いって聞い
たことあるけどね.
矢田 :あ,そうなんだ.
進 :脂質はあるね.
矢田 :太るんですか?じゃあ.
進 :組み合わせによっては痩せる効果を発揮すんねん.
矢田 :じゃあ,これだけ飲んでたら太る?
歩 :どうなんだろうね?
進 :寝る前はでも確か良かったと思う.
歩 :でもぜんぜん太ってへんし,いい結果が得られてるわけや
からさ.さっきだから三日坊主っておっしゃってましたけ
ど,これもちょっと写真撮ってきていただいてるようです
が.よく見ると「クロスワード」と書いてますね.
矢田 :そうなんですよ.クロスワードすごい凝ってて,いっぱい
買い占めてやってたんですけど,もう今はやってないんで
すよ.
歩 :これもけっこう三日坊主?
矢田 :うん.
歩 :暗い.
進 :暗いね.
矢田 :そう,一人でね.で,気付くとね,2時間ぐらいやってた
りして.
歩 :大丈夫か?
矢田 :ね,暗いですかね?
歩 :暗いよ.
矢田 :これはね,最近,鉛筆持ってなくて,字を書く機会がなく
て.
歩 :そうですね,現代人そうなってます.
矢田 :現代人?いや,普通に学校行ってたりしたら.そしたら字
を書きたくなって,そしたらクロスワードだと思ったんで
すよ.
進 :日記とかでもいいやん.日記を書いたり詩を書いたり.
矢田 :日記ね.
進 :寝る前に3行くらい書いて.
矢田 :詩とか考えて書くとすごい時間かかるんですよ.
歩 :書くこともあるんだ.
矢田 :ありますね.それでぜんぜん決まらないんですよ.だから
進まないんですよね.
歩 :じゃあ,こういう答えのあるほうがいいかなということで
クロスワードパズルを.
矢田 :そうそう.
歩 :皆さんあります?そういう三日坊主的な.剛くんはそうい
う三日坊主的なとこあるよね.
進 :そう勝手に決め付けられても.
歩 :まあ,熱しやすく,冷めやすいよね.
進 :僕,基本的にそうですね.まあ,釣りはかなりずっとやっ
てますけど.
歩 :「おまえ,あれにハマっとったんちゃう?」みたいな.
進 :いろんなものを渡り歩いて,最終的に釣りは一生やります
ね,釣りとギターですけど.本当に普通に家にいるでしょ,
「今日の潮回りは,夜中の12時ぐらいに出れば」って思う
じゃないですか.で,10時半ぐらいに友達から電話かかっ
てきて「今からご飯行くねんけど行かへん?」「ごめん,
ちょっと釣り」.
歩 :釣りを選んでしまうと.
進 :「じゃあ,釣り行くよ,俺たちも」「いや,ごめん,一人
で行きたい」って一人で行って一人で夜シュッと.
歩 :由美さん何かそういうのあります?三日坊主的なところ.
吉村 :私?私でも飽き性ですよ.
進 :髪の毛また変わったよね.
吉村 :あ,でも髪の毛すぐ飽きる.
進 :色入れて一回切って落ち着いたと思ったけど,また短くし
てるよね.
吉村 :すぐ飽きるんですよ.
TOM :何になりたいんだ?
吉村 :なんかムシャクシャする時あるでしょ?生きてて.そう
「行き場がない」って時に「髪でも切るか」ってならな
い?
矢田 :そうか.
歩 :なるなる.
吉村 :もうちょい共感して.
歩 :えなり君はそういう時どうするの?切る髪がないよね.
えなり:僕はべつにストレスたまっても髪切らないですよ.
進 :「今日は社会に反抗や,シャツ出したれ」みたいな.
えなり:べつにそういうので反抗示したくないんで.僕は通販の買
いますよ.
歩 :通販買うのね.
吉村 :何買うの?
えなり:腹筋がブルブル震えるやつとか.
歩 :鍛えてんだ,いちおう.
えなり:いちおうね,買うんですけどね,ダメですね.
進 :俺もブレード三日坊主やった.
TOM :今度持ってきて全員でやんない?一緒に.
歩 :俺もあるよ.
TOM :持ってる?
高見沢:持ってない.
TOM :買えよ.
高見沢:なにそれ?
TOM :いいから買えよ.お揃いにしようぜ.
進 :焼き肉食べた後にみんなでやりましょう.
TOM :みんなでやろう.
歩 :まあ,何するでも日々続けることが.でも痩せてらっしゃ
るから,そういうのしてるでしょ?
矢田 :いや,もうダメなんですよ.
歩 :運動系は毎日?
矢田 :ダメ.まったくしてない.何にもしてなくて.
進 :あんまり女の人もね,僕はシュッてしてる感じとかあんま
り好きくないですけどね.女の人が鍛えてないぐらいがい
いです.
TOM :そうそう.
歩 :でもそれはね,男はそうなんだよね.
TOM :誰が男を代表しろって言ったよ.
歩 :でもそうじゃないですか.女の人は「痩せな,痩せな」
言うてるけど,「それでええやないか」と.
進 :俺,けっこうタプタプでも大丈夫ですからね.抱きしめよ
う思うねんけどピヨ〜ンって.
矢田 :そんなに?
進 :いや,それは嫌やで.
歩 :それなりに肉が付いてるぐらいのが.
進 :そんなに世間のお嬢様たちね,そんなに気にせんでいと
思う,本当に.
TOM :気にしなきゃいけない人って気にしてないよね.
進 :ね.だから太るねんって人いますよね.
歩 :食べながら「私,痩せないのよね」って.でもやっぱりね,
細いし.
矢田 :いやいや.
歩 :なんか運動してるんじゃないかと思いましたけど,ぜんぜ
んしてない?
矢田 :してないんですよ.もう続かないんですよ,ストレッチに
しても,鍛えるにしても.
進 :でもそのうち絶対見つかるよ.何か絶対に続くものが.
歩 :あのね,ストレッチにしても筋トレにしても,一回ね,
三日坊主でいいの.三日間メチャメチャ自分が「ほんま死
ぬ」思うぐらいやってみ.それでやめると,その死ぬと思っ
た三日間は何やったんや?と思い始める.「これ続けなもっ
たいない」思い始めるから.
矢田 :やってみます.
TOM :みんな感心した.
歩 :本当にそうよ,本当に.「あんな辛い思いしてやったのは
何やったんやろ?」ってなるから,やめたら.
矢田 :やってるんですか?
歩 :やってるやってる.
進 :俺もそっちに賛成や.俺,前に3週間筋トレ思い切り頑張っ
てんやん.
歩 :ああ.
進 :なんか知らんけどパンチ力すごく上げたかったんよ.で,
なんかあった時に,いざシバいた時に「うっ,やるじゃん」
みたいなパンチが欲しくて,ひたすらいろいろすげえやっ
て,「ちょっとええ身体ちゃう?」ってなっててんけど,
「ええ身体ちゃうん?」と思ったのがあかんかった.そっ
から普通に.見るのも大事やと思ってたけど,鏡も普通に
スルーして風呂入って.
歩 :な.そうすると戻ってまうやろ.戻ってしまう恐怖感を常
々持ってたらええ.
TOM :立って立って.拍手.
歩 :でも本当にそうですよ.でも世の中不公平だね.何もしな
くてもこういう人いるしね.
進 :そうそう.でも君かてそうやん.食べても太らへん.
歩 :でもさ,大腸が短い言われた.
進 :すぐ消化してすぐ出るってこと?
歩 :栄養素があんまり吸収されないまま出てまうって.
進 :あ,やっぱりウンコすんねんや.
歩 :ちゃうねん,ちゃうねん.
進 :この番組で何度かトイレ行かへん言うとったな.
えなり:どうなんですか?
歩 :僕はウンコしないからよくそういうのはわからんけど.
進 :今言いましたよ.
矢田 :言った言った.
歩 :すいませんね,汚い話で.せっかくなんで写真のあるもの
だけちょっと見ておきたいですね.海外に行った時に買い
物する時歩くのが速いってさっきおっしゃってましたけど.
渋谷に買い物に行った時の写真を撮ってきてくれたみたい
ですね.見てみましょう.
TOM :絵だよなぁ.
歩 :絵になっちゃうんだよな.これ,プロカメラマンに撮って
もらったんじゃない?
矢田 :違いますよ.「堂本兄弟」って書いてあるカメラです.
歩 :うちの番組から「撮ってください」って渡すわけですから
ね.
TOM :目立つよね,こんな子いたら.
歩 :渋谷なんか行くの?
矢田 :行きますよ.これビッグカメラ,渋谷の.
歩 :バレバレやろ?
矢田 :そうでもないですけど.でもちょっと写真を撮るのは恥ず
かしかった.写真撮るのに入り口で自分を撮ってたりする
のっておかしいじゃないですか.それでみんなに見られた.
歩 :そうだよね.
TOM :本当にきれいなんだなぁ.
歩 :そして車も好きだということで,車の写真もあるみたいで
すよ.これはちょっと間抜けな感じで可愛らしい.
矢田 :これは自分で運転して.
歩 :運転好きなんだ?
矢田 :運転好き.
歩 :買い物に車で行ったり?
矢田 :そう.
進 :これ,絶対にプロカメラマンが撮ってるやろ?
矢田 :違いますよ.これは仕事の時の移動に乗ってる車の後ろの
座席なんですけど,窓から外を見るのが好きなんですよ.
歩 :だったら自分で運転するより人の運転のがいいじゃないで
すか.
矢田 :それも好きなんですけど.
進 :だったら窓の外に座席作ったらええ.
歩 :それはサイドカーになっちゃうじゃん.
TOM :そしたら窓がなくなっちゃうじゃん.
矢田 :そうそう.ああやって外見てるんですよ.
TOM :なんでああいう写真映りになっちゃうんだろう?
歩 :マッサージに行くことが大好きだということで,こちらマッ
サージの時の写真.何ですか?これ.
矢田 :これ,バケツにお湯が入ってて,足を.
歩 :思ってたのと違う?
TOM :どう感動していいかわかんない.
歩 :先ほどオープニングでもチラッと言いましたけど,前回の
放送の時,まったく痛がらなかったんですね.健康的.こ
れ,指圧センターに行って来たんですよね?
矢田 :そうです.
歩 :その時に何か言われました?「健康だね」とか.
矢田 :でもやっぱりね,足の裏は大丈夫なんですけど,全体で行
くと身体がしんどい時に行くので,けっこう言われますね.
歩 :でも足裏マッサージは痛くないんだもんね.
矢田 :痛くないですね.
進 :足裏マッサージ殺しですね.
歩 :そうそう.さあ,それではこちらのコーナー参りましょう.
堂本ハズゴロ名言集!こちらはですね,若気の至りだとか,
昔インタビューとかで答えた矢田さんのコメントをですね,
いろんな雑誌とかから調べ上げまして,「ああ,自分こん
なこと言ったんだ」みたいな,ちょっと今となっては恥ず
かしい名言などをピックアップしてみました.ではさっそ
く矢田さんのハズゴロ名言集見ていきましょう.まずはこ
ちら,1996年12月18日号の雑誌「SPA!」ですね.これは17
歳の時,矢田さんが男性の本能に対する疑問を投げかけて
いるんですが,矢田さんはどう思っていたのか見てみましょ
う.「なんでそんなにセーラー服がいいの?って男の人に
聞いてみたいです」.
進 :俺はセーラー服がいいとは思わないですけどね.
矢田 :そうですか.ブレザー派?
進 :たんに「セーラー服だ」と思うだけで.ブレザーもあまり
思わないですね.
歩 :どっちかっていうと,女教師とか?
進 :そうですね,エリートな感じが好きですね.
歩 :女弁護士とか.
進 :いいですね.
TOM :おまえらバカか?
進 :いやいや,あるでしょ?だって俺,ウェイトレスさんに対
してもあんまり思わない.
高見沢:制服はいいよね.
進 :男の人が挙げる五大制服みたいのあるじゃないですか.
高見沢:わかるわかる.
進 :僕は看護婦さんと女教師.
高見沢:いいね.
えなり:高見沢さん,すごく反応してますね.
歩 :えなり君はどんなのに?
進 :えなり君はやっぱりピン子さんに?ああいうエプロン姿で
三角巾みたいな.
えなり:あ,じゃあ,それで.
TOM :本当はどうなんだよ?
進 :本当は何?
えなり:いや,僕セーラー服はけっこうあれですかね.
矢田 :ええ?
歩 :今,矢田さん「ええ?」って.
えなり:いやいや,青春な感じがするじゃないですか.
歩 :ブレザーよりもセーラー服?
えなり:いや,どっちいでもいいです.
吉村 :何でもいいんだ?
えなり:いや,そんなことはないです.
歩 :俺,高校の時学校が私服やったから,けっこうね,ブレザー
とか制服見ると逆に珍しく見えるよね.けっこう17の当時
言われたんだ?
矢田 :そうなんですよ.私は高校がブレザーだったんですけど,
やっぱり仕事で役柄でセーラー服を着ることが多くて,も
うみんななんか「やっぱりセーラー服がいいよなぁ」って
いうのばっかり言われてたんですね.
歩 :これちょっと本文中にあるんですけど,「セーラー服って
イメージ的にちょっとエッチっぽくないですか?」という
ふうにも答えてるんですが,エッチっぽいイメージあるん
ですか?セーラー服に.
矢田 :どうなんですかね?
TOM :今の女子高生はエッチくさいよね.
歩 :わざと自分エッチっぽくしてるよな.ミニスカートで.
進 :おかしいってる
歩 :おかしいよな.まあこれはちなみにですね,当時,
UHA味覚糖「ピピンC」のCMで矢田さんがセーラー服姿で登
場して.
矢田 :そう.
歩 :どんなCMだったか覚えてますか?
矢田 :覚えてますよ.ラッキィ池田さんが振り付けで,踊りがあっ
たんですよ.踊って,スカートめくってました.
TOM :なにぃ!?
歩 :見よう.
進 :見ましょう.
♪矢田さんの「ピピンC」のCMへ〜
TOM :これか.
歩 :当時17歳の頃ということで,セーラー服は着てなかった?
矢田 :そうですね.
歩 :ブレザーだったんですもんね.どうでした?セーラー服着
てみて.
矢田 :うれしかったですよ,着たことなかったんで.初めて着た
んで.
歩 :確かに覚えてるな,このCM.あれが矢田さんだったとは.
矢田 :そうなんですよ.本当にデビュー当時でしたからね.
歩 :それでは続いてのハズゴロいってみましょう.1995年11月
号の雑誌「Hot-Dog PRESS」ですね.当時16歳,もうちょっ
とさかのぼってみました.16歳の矢田さんが男性について
熱く語っておりますね.
矢田 :語ってる?
歩 :ご覧下さい.「男の子をチェックするポイントって,いか
にその子がいい男友達をたくさんもってるか,ですね」.
進 :友達.
矢田 :ふーん.
歩 :こんなこと言ってたの覚えてます?
矢田 :言ってたんだね.
歩 :えらそーに言ってますよ.どうですか?今の自分と比較し
てみて.
矢田 :今はべつにいいですけどね,いなくても.どっちでもいい
かな.
歩 :その人にいい男友達が.
矢田 :べつにたくさんいなくても.その時はね,これがね,
チェックポイントだったんでしょうね.
歩 :自分のことやで.
矢田 :ね.
進 :変わってきたんじゃないですかね.
TOM :二人っきりになりたくなかったんじゃない?友達とかと
ワーワーいるって.
矢田 :そうなのかな.
TOM :今は二人っきりになりたくなると,男友達がいなくてよく
なるんですよね.
歩 :書いてますけど,「同性から好かれて信頼されてる人って
女の子から見るとすごくカッコいい」と.
矢田 :あ,それはそうですね,今でも.
歩 :「私は案外告白されるとショックなの.“え?今まで私の
ことそういう目で見てたの?”うれしいんだけど戸惑う
感じ」.
矢田 :なに言ってんの?
TOM :なに言ってんだよ?おまえ.
歩 :俺じゃねー.16歳の時の矢田さん.「うれしいんだけど戸
惑う感じ.だからすぐに答え出せないし,考えこんじゃう
んだ」と答えてますね.
矢田 :何でしょうね.ずっと友達でいたのに急にそういう目で見
られて嫌だったのかな,その時は.
歩 :今はどうですか?
矢田 :ぜんぜん.
歩 :じゃあ,当時はけっこう友達からの発展という形はなかな
か難しかった.
進 :友達をすごく大切にしていたいっていう感覚が強かったん
でしょうね.
歩 :そうだろうね.今はそういうふうにはあまり思わない?
矢田 :うん.
歩 :まあでも確かに戸惑う気持ちはありますけどね,仲の良かっ
た人に急に告白されたらね.「え?そうなん?」みたいな.
それは確かにあると思います.由美さんはチェックするポ
イントどこですか?今.
吉村 :前も言いませんでした?ギャップがある人.
歩 :あ,そうか.ギャップがある人ね.
吉村 :「俺ってよぉ」みたいなこと言いながら「何とかでちゅ」
みたいな.そういう.
高見沢:意外性のある人ね.
TOM :そういうのって女性って気になるもんですか?
吉村 :「よそでは言わないんだろうな」とか思うと燃えるじゃな
いですか.「私だけ聞けるんだ」とか.
歩 :自分だけに見せてくれる姿.
吉村 :そういうギャップがある人.
矢田 :それはいいですよね.
歩 :ある意味,かつらもギャップですよね?
吉村 :そうそう.私だけ見れるって.
高見沢:いいの?
吉村 :ある程度は.
歩 :金城さんは?
金城 :私,掃除したいと思うところが一緒.
歩 :え?
金城 :テレビとかほこりかぶるでしょ.私,気になるんだけど,
気になる人が.
吉村 :同じ時期に気付いて,感覚が似てるみたいな.
金城 :そうそう.床拭きたい,床拭こうって感じ.
歩 :一緒に同じとこ拭くってこと?
金城 :両サイドからでもいいですけど.
TOM :そういう問題なのか?
歩 :矢田さんはどうなの?よくわかんないでしょ?金城さんの
言ってること.
矢田 :わかります,わかります.例えば二人で一緒にいて,
パッと思うことが一緒だっていうことでしょ?
金城 :そう,同じテンションでね.
矢田 :それはいいですよ.大切.
TOM :男が気を付けなきゃいけないのってそういうことなんです
か?
歩 :聞いとこう.さっきも好みの男性って一問一答でもありま
したけど,どんな人が?
高見沢:髪の長い人はどうですか?
TOM :そうそう,そういう具体性がいいな.
矢田 :髪はあってもなくても.
高見沢:どっちでもいいんですか.
吉村 :よかったね.
歩 :あるから.本物本物.
矢田 :だからやっぱり生活.どういう生活してるかっていうのも.
歩 :ビシーッとしてる人は?
矢田 :そういうのはどっちでもいいですけど.
歩 :「うわ,汚ねー」っていう人は?
矢田 :それでもべつにいいですけど.
TOM :「だけどあんたじゃないのよ」っていうことなんじゃな
い?
歩 :要するにそこじゃないんだと.
矢田 :でも私はあんまり出歩かない人が好きかな.
TOM :出歩かないよね.
歩 :出不精な人?
矢田 :出不精っていうか.
歩 :みんな出不精.
矢田 :そうなんですか.
TOM :だけど俺たちじゃないんでしょ.何なの?
進 :これをされたら嫌,みたいのは?
矢田 :ウソは絶対に嫌ですよね.だからウソをつかないじゃなく
て,ウソつけない人が好き.すごい素直な人が.
歩 :もしもウソ言ってても,バレバレやと.
矢田 :うん.
歩 :ある意味素直な.というわけで,みんなあてはまらないと.
TOM :こんなこと言ってね,けっこうモデル風のいい男と付き合っ
ちゃうんだよね.結局見た目だったんだってことになっちゃ
うんじゃないの?
矢田 :いや,ないです,ないです.
TOM :じゃあ全員入ってるんだろ?何が違うんだろう?年だ.
高見沢:年齢?
歩 :そこだ.
矢田 :いや,年齢は.
高見沢:関係ないですか?
矢田 :うちの父より上じゃなければ.
TOM :お父さん幾つですか?
矢田 :55ですね.
TOM :同い年じゃん.
高見沢:違うだろ.
歩 :もうすぐ還暦ですから.ウソです.
高見沢:違うだろ.
歩 :49ですね.見えないでしょ?
矢田 :生活感がね.
歩 :生活感がある人とない人ではどっちがいい?どっちでもい
いんだよね.
矢田 :うん.
歩 :わかった.はい,というわけで矢田亜希子さんのハズゴロ
名言集でした.さあ,続いてこちらのコーナー参りましょ
う.
「ベストヒットたかみー」
歩 :せーの.
進・歩:堂本!
高見沢:ベストヒットたかみー!今日はですね,久々に個人をフィー
チャリングしてみたんですけど,今回のテーマはですね,
日本が誇るメロディメーカー,織田哲郎さんヒストリーを.
それではまずこちらのVTRをご覧になって下さい.
VTRへ
高見沢:今夜はですね,ジャンルを越えた素晴らしいメロディメー
カー,織田哲郎さんヒストリーということですけど,1958
年生まれ.あ,年下なんだ?織田哲郎ヒストリーをお送り
したいと思いますけども.
えなり:いや,いいじゃないですか.
高見沢:中学時代をロンドンで過ごし,15歳で帰国ということです
ね.高校時代にバンドを組み,エレキギターを弾き始め,
同時にオリジナルの創作を始めたと.中学校時代から曲を
作ってたということですね.たくさんヒット曲あります.
歩 :いっぱいありますね.
高見沢:すごいですよね.矢田亜希子さんは知ってます?
矢田 :全部知ってますね,ほとんど.
高見沢:「おどるポンポコリン」とかね.
矢田 :DEENの「このまま君だけを奪い去りたい」とか,すごい好
き.
高見沢:矢田亜希子さんだったら細川たかしさんヒストリーでも良
かったね.
歩 :そうだよね,「北酒場」.
矢田 :「北酒場」で.
高見沢:よくカラオケなんかで歌います?織田さんの曲とか.
矢田 :歌ってましたね,ほとんど. ZARDの「負けないで」とか,
「想い出の九十九里浜」とか,「世界中の誰よりきっと」
はすごい大好き.
TOM :歌われる方なんですか?じゃあ,今日歌っていきません?
一緒に.
矢田 :いや,歌えないんで.
歩 :またそうやって強引に.
矢田 :いや,高校時代の話なんで.
TOM :いいですよ,高校時代だと思いますから.
高見沢:まあ,いろいろありますけど,由美ちゃんは織田さんの
曲歌ったことないの?
吉村 :歌ったことないですね.カラオケとかではありますけど.
高見沢:金城さんは?
金城 :「ピーヒャラ」とか.
高見沢:ビーヒャラ?「おどるポンポコリン」.えなり君は知って
るでしょ?
えなり:知ってます.
歩 :織田さん曲はサビとか気持ちいいですよね.
高見沢:メロディが覚えやすいっていうか,日本人のわれわれの心
にすごくぴったり合って.
歩 :グッとくるんですね.
高見沢:KinKiの二人にも曲を提供して.
TOM :この曲いいもんね.
高見沢:「僕の背中には羽根がある」.
歩 :これはメロディ聞いたときに素晴らしいなと思いましたね.
高見沢:メロディいいよね.この中で矢田さんがいちばん好きだと
思われる曲あります?この中で.
矢田 :「世界中の誰よりきっと」.
高見沢:やっぱり.
TOM :歌います?
高見沢:今日,じつはその歌をみんなでセッションするんですけど.
矢田 :私じゃあ,じっくり聞かせていただきます.
高見沢:それでは今日は,数々の曲を手がけた織田哲郎さんのナン
バーの中からですね,中山美穂&WANDSの「世界中の誰より
きっと」をみんなでセッションしたいと思います.
♪世界中の誰よりきっとへ〜
歩 :というわけで,矢田さんには客席で聞いていただきました
けど,どうぞこちらへ.このまま終わるとただの客になっ
てしまう.
矢田 :失礼します.
歩 :いちおう感想を聞いとこうか.
矢田 :すごい素敵でした.
歩 :不敵でしたとは言えないですよね.はい,というわけでま
たお越し下さい,矢田さん.
矢田 :はい,どうもありがとうございました.
歩 :はい,本日のゲストは矢田亜希子さんでした.
どうもありがとうございました.
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