トーク
「DOMOTO BROS. BAND&ゲストのトーク」
この HomePage だけのスペシャル編集版!


ゲスト:矢田亜希子

歩  :はい,本日のゲストは矢田亜希子さんです.
    よろしくお願いします.
矢田 :よろしくお願いします.
歩  :二度目の「堂本兄弟」ご登場となるわけですね.2002年
    3月に来ていただきました.その頃とはずいぶんメンバー
    も変わりましたけどね.
矢田 :そうですね.
歩  :初対面の方いらっしゃいますか?
矢田 :はい.
TOM  :はい,はい,はい,はい.
歩  :今日はね,TOMさんおかしいんですよ.
高見沢:ちゃんと目を合わせて.
TOM  :TOMでございます.よろしくお願いします.
矢田 :矢田です.
TOM  :ちょっとごめん,光一,どいてくれる?
歩  :わけわからん.何すんの?俺,邪魔?
TOM  :ちょうど見えるからいい.
歩  :二度目の登場ですが,前回は足ツボとかですね.
矢田 :そうですね,足ツボやらせていただきました.
歩  :まったく動じなかったのを覚えてます.ぜんぜん痛くなかっ
    た?
矢田 :痛くないんですよ.
歩  :不思議なこっちゃな.えなり君は面識あるの?
えなり:番宣番組でちょっと.
矢田 :そうですね.
えなり:まあ,覚えてらっしゃらないかと.
矢田 :いや,覚えてますよ.
えなり:まあ,いいです.
矢田 :そうですね,一度.
歩  :TOMさんにさっき楽屋にね,「光一のバカ」って紙に書い
    て貼られてたの.
矢田 :なんでですか?
TOM  :だってキスシーンやったことあるって言うのよ.
歩  :そうだったな.
高見沢:ドラマでしょ.
えなり:ドラマですから.
TOM  :あなたもあなた.誰とでもするんじゃないよ.
歩  :ドラマでね.
えなり:ドラマですから.
歩  :さっきちょっとリハーサル終わって話したら,知らない間
    に楽屋のドアに「光一のバカ」って貼ってんの.子供じゃ
    ないんだから.
TOM  :バカ.子供じゃなくたって好きなモノは好きだよ.
歩  :お願いしますよ.さあ,それではこちらのコーナーから
    参りましょう.堂本一問一答!どんどん質問が飛んできま
    すんで.これは前回やってないですよね?
矢田 :初めてなんですよ.
歩  :やってないですね.じゃあ,どんどん質問が来ますので,
    思い付いたことをポンッて.
進  :はい,そういうわけでね.矢田亜希子です.
TOM  :俺の好きな矢田さんじゃない.
歩  :ずいぶん背中が広くなって.今日の初絡みがここかい?
進  :矢田亜希子です.
歩  :違う違う.似ても似つかないから.じゃあ矢田さん,こち
    らに.どんどん質問が来ますから,あまり考えずにフィー
    リングで頭に思い浮かんだことを言って下さい.はい,
    それでは参りましょう.堂本一問一答!

Q  :矢田亜希子さんに質問です.子供の頃のあだ名は?
矢田 :アッコ.
Q  :子供の頃の自慢を一つお願いします.
矢田 :ブリッジがすごかった.
Q  :子供の頃,親によく怒られたことは?
矢田 :怒られて「ごめんなさい」が言えなくてより怒られてまし
    たね.
Q  :子供の頃やっていた習い事は?
矢田 :ピアノ,書道,空手.
Q  :そんな子供の頃を一言で言うと?
矢田 :お転婆.
Q  :自分の記憶の中で,初めて歌った歌は何ですか?
矢田 :これはもう「北酒場」と竹内まりやさんの「けんかをやめ
    て」.
Q  :初恋はいつですか?
矢田 :3歳です.
Q  :その人はどんな人でしたか?
矢田 :サルみたいな,ほっぺがピンクで可愛らしい人.
Q  :理想の男性像は?
矢田 :思いやりがあって.
進  :光一,大丈夫か?
矢田 :一緒にいて安心出来て.あとはウソをつけない人.
歩  :やっぱりウソはダメだよね.
TOM  :まんまじゃんかよ.
歩  :すごい表現しづらかった.
Q  :それでは男性を好きになるきっかけは何ですか?
矢田 :私生活.
Q  :自分から告白するタイプですか?それともされるのを待つ
    タイプですか?
矢田 :どちらかといえば待つ.
TOM  :好きです!
高見沢:早い.
歩  :早かった.クソーッ.
Q  :告白される時は,何と言われたいですか?
矢田 :もうあの.
TOM  :もうあの!!
歩  :違う違う.
進  :違うがな.
矢田 :もう本当,素直な気持ちを真っ直ぐストレートに.
進  :赤い服だね!
えなり:素直ですね.
Q  :「私と付き合ったらこんな特典が」ということは何です
    か?
矢田 :何でしょうね?べつにないですけど.
Q  :落ち込んだ時は,どうやって立ち直りますか?
矢田 :一方的にガーッとしゃべって,「今日はこういうことがあっ
    た,ああいうことがあった」と自分を責めて,落として,
    すっきりする.
Q  :矢田亜希子の生活にこれだけは欠かせないものって何です
    か?
矢田 :グレープフルーツジュース.
Q  :よーく考えてください.お金は大事ですか?
矢田 :お金は大事だよ.
Q  :これまでの人生の中で,もっともツイていなかったこと
    は?
矢田 :高校生の時に渋谷の山手線のホームで,電車とホームの間
    にすっぽり落ちちゃったこと.
Q  :今までの人生を振り返って,自分の反省したいところは?
矢田 :すごい三日坊主なところですね.
Q  :アルバイト経験がない矢田さん,やってみたいアルバイト
    は?
矢田 :ディズニーランドで働く人.
Q  :芸能界にいなかったら今頃どんな仕事に就いてると思いま
    すか?
矢田 :幼稚園の先生ですね.
Q  :ストレス解消法は何ですか?
矢田 :マッサージしたり買い物です.とにかくいっぱい買う.
Q  :今いちばんやってみたいことは?
矢田 :運動会.
Q  :さて,家に帰ってまずすることは?
矢田 :髪の毛を全部上げること.
Q  :最近買ってお気に入りのものは何ですか?
矢田 :掃除機です.
Q  :最近気付いた自分のすごいところは?
矢田 :すごく歩くのが速くて,特に海外に行った時に買い物をす
    る時は,すぐ土地勘がわかって,とにかく歩くのが速いこ
    と.
Q  :昨日の夜,自宅でどんな服を着ていましたか?
矢田 :言えません.
Q  :今いちばんハマっていることはありますか?
矢田 :掃除.
Q  :今いちばんホッとする時はどんな時?
矢田 :一日をしっかりと終えた時です.
Q  :ある時地震が.何を持って家を飛び出す?
矢田 :いちおう携帯電話と,あとは笛.
歩  :笛?
Q  :もし男だったら何をしたいですか?
矢田 :丸坊主.坊主頭にしたいです.
歩  :なんでえなり君を映す?えなり君は坊主じゃないよな.
えなり:そうですかね.
進  :まりもでしょ?
えなり:まりも?そうです,そうです,まりもカットです.
Q  :では,次の言葉から連想されるものを一言で答えてくださ
    い.「女優」.
矢田 :不思議.
Q  :「食事」.
矢田 :いちばん大事.
Q  :「一人暮らし」.
矢田 :家に帰ったら真っ暗.
Q  :「片思い」.
矢田 :楽しい.
Q  :「結婚」.
矢田 :一大決心.
Q  :それでは最後に,一日が終わったホッとした顔を見せてく
    ださい.
矢田 :はぁ.
Q  :矢田亜希子さん,ありがとうございました.

歩  :あれ?倒れちゃったよ.
えなり:TOMさん.
歩  :どうぞお戻り下さい.
矢田 :この椅子,緊張します.
歩  :ああいうのがいいんだよね.
TOM  :いいと思うよ.もうないの?質問は.もっといっぱいして
    もいいね.
えなり:TOMさん,そういえば,今日メガネに色あんまりないです
    ね.サングラス.
歩  :ほんとだ.よく見るためにでしょ?
TOM  :そうそう.
歩  :さあ,いろいろ聞いていきたいと思いますけど,子供の頃
    の話をいろいろ聞きましたが,お転婆だったと言ってまし
    たね.
矢田 :そうですね.
歩  :あんまりお転婆というイメージはないですね.
矢田 :そうですか?本当に内にこもっておままごとするよりは,
    本当に外に出て危ないこといするのが大好きで.
歩  :なに?危ないことって.
矢田 :塀を乗り越えたりとか,缶けりやったり泥警やったり.
    そういう子でしたね.
歩  :なに?
吉村 :邪魔だって,邪魔.
歩  :ここ,俺の場所.
TOM  :ちょっとだけ空けといてくれけない?
歩  :はいはい.あの,おままごととかよりも,そういう.
矢田 :そうですね.
歩  :気になったのは,ブリッジがすごかったっていうのがね.
矢田 :そう,すごい身体が柔らかくて.
歩  :じゃあ,ちょっとやっていただきましょう.
矢田 :いや,もう今できないんですよ.それが中学くらいまでは
    本当に柔らかかったのに,もう今ほんとに固いんですよ.
歩  :もったいないね.
矢田 :もう出来なくなっちゃって,ブリッジ出来てた頃は本当に
    すごかったと思って.
歩  :無意味に子供ってブリッジするよね.
矢田 :しますよね.
進  :百貨店の廊下でブリッジしてる子もいるよね.
歩  :この子は何がしたいんやろなってね.
進  :何がしたいのかね.
歩  :ああいうのが楽しいんですよ.「ごめんなさい」が言えな
    い子,そういうふうには見えませんね.
矢田 :たぶんでも,すごいしょっちゅう怒られてたんですよ.
    どっか出かけると一人でフラフラいなくなったりして迷子
    になったりして.で,「ごめんなさい」をいつも言えなかっ
    た.うち,お兄ちゃんがいて,お兄ちゃんと二人で怒られ
    ると,お兄ちゃんがいつも先に「ごめんなさい」を言って
    家の中に入れてもらってて.
歩  :自分は言わなかったんだ.けっこうご両親は厳しかった?
矢田 :そうですね,母親が厳しかった.
歩  :いちばん怒られたって記憶何かあります?
矢田 :それは,習い事に行かなかったことですね.
歩  :行かなくて怒られた?
矢田 :ピアノを3歳から習ってたんですけど.
歩  :いろいろやってましたね.
矢田 :小学生ぐらいの時にすごく嫌になっちゃって,車のドアに
    しがみついて3時間ぐらい泣きわめいて.
歩  :空手もやってたって言ってましたよね.
矢田 :空手は,これは3週間ぐらいです,習ってたの.
歩  :ちょっと短いね.
矢田 :そうなんです.だから3回ぐらいしかやってないんですけ
    ど.
歩  :三日坊主ぐらいの感じなんですね.そして初めて歌った歌
    というのがですね,細川たかしさんの「北酒場」.そして
    竹内まりやさんの「けんかをやめて」.
矢田 :はい.
歩  :どっちかわからないけども?
矢田 :とにかくねも,すごい覚えてるんですよ.
歩  :何歳ぐらいの時ですか?
矢田 :3歳ぐらいの時にすごい歌ってた記憶があって.ちょうど
    このあいだ片付けをしてたら突然出てきたんですよ,ある
    カセットテープが.
歩  :3歳の頃に歌ってたやつ?
矢田 :そう.そこに「亜希子3歳」って書いてあって,お兄ちゃ
    んと二人で歌ってるんですけど.
歩  :あ,今,写真出てますけどね.どう?この写真.
TOM  :可愛い.
歩  :この写真欲しいでしょ?
TOM  :欲しい.あのカセットが欲しい.
歩  :どう?えなり君.
えなり:いやぁ,素敵ですよね.
歩  :金城さん,あの顔してみて.
金城 :はい.
歩  :出来るやん.
金城 :ありがとう.本当に?すいませんでした.
進  :えなり君,あの顔やってよ.
えなり:その立案がおかしいじゃないですか.
進  :やってみて.
えなり:はい.
進  :気持ち悪ぃ.
えなり:それがしたいだけじゃないですか.
歩  :このテープをですね,ちょっと持ってきてくださったとい
    うことなので.
進  :おお,聞きましょう.

♪3歳の頃の矢田さんが歌ってるテープ〜

歩  :写真のほうも出てますけど,このぐらいの時ですよね?
矢田 :そうですね.
歩  :お人形さんですね.
矢田 :いや,もうプクプクで.もうびっくりでしたよ.
歩  :これが3歳.
矢田 :カセットにちゃんと3歳と書いてありますよ.
歩  :残ってたんだ.でも録るんだよね,カセットテープになぜ
    か.
矢田 :なぜかね.
歩  :みんなあるんちゃいます?そういうの.
高見沢:カセットじゃないよね.
TOM  :うちらね.
高見沢:カセットないね.オープンリールだね.
歩  :しかし,お兄ちゃん共演してましたけど,何を言うてるか
    さっぱりわからん.
矢田 :ちゃんと二人で歌ってるとこもあったんですけどね.
進  :♪ういうい〜言ってましたね.
歩  :これでも,よく持ってきてくれましたね.俺だったら絶対
    に嫌やわ.
矢田 :そうですか?だって,「どうしよう?これ」と思って,20何
    年前の声が残ってるのすごいから.
歩  :すごいけど,全国に流れるのよ.メチャメチャ恥ずかしい.
矢田 :ちょっと恥ずかしかったです.
歩  :こういうの聞くと,その時のこと思い出したりする?
矢田 :覚えてますね.
歩  :あ,そう?すごいな.
矢田 :テレビ見て一緒に歌ってましたから.
歩  :3歳の記憶はないなぁ.俺,中学の記憶もないもん.
えなり:中学の記憶ないんですか?
吉村 :それはねぇ.
進  :ないよ.ぜんぜんないなぁ.
歩  :金城さん覚えてる?3歳ぐらいの時とか.
金城 :いやぁ,3歳は.
歩  :いちばん若い記憶は何?
金城 :5年生ぐらいのヤンキーのお兄ちゃんとドライヴに行った.
歩  :なにしとんねん?
TOM  :5年生がいちばん最初の記憶なの?
えなり:5年生と一緒にドライヴってどういうことです?
金城 :自転車で.
歩  :あ,自転車か.
TOM  :自転車でドライヴ?
歩  :サイクリング.びっくりするわ.でもこういう貴重なもの
    を持ってきていただいてありがとうございます.そして
    ちょっと大人になって,16歳でデビューされたんですよね.
矢田 :そうです.
歩  :学校と芸能界,両立しないといけなかったわけですよね.
矢田 :はい.
歩  :どんな女子高生でした?
矢田 :のびのびとやってましたけど.
歩  :僕らがドラマで共演した「未満都市」というドラマ,あの
    時はまだ高校生?
矢田 :同い年じゃないですか,だって.
歩  :そうや.確か同い年やった.
矢田 :同学年.
歩  :俺,あの時,高校生だったかな?って覚えてへん.
矢田 :どうだったかな?17〜8でしたよ.
歩  :18だよね.
矢田 :18か.だったら高校卒業したぐらい?
歩  :今,ちょっと高校在学中の写真があるということで.うわ.
    左から2番目ですよね?
矢田 :そうです.
TOM  :不良くせぇ.
矢田 :そうですか?
歩  :これは?
矢田 :これは友達とセーラームーンごっこをやってて,それで
    セーラームーンみたいな頭にしてマフラーつけて廊下を走っ
    たり,掃除時間に遊んでた写真です.
歩  :不良だったの?
矢田 :不良じゃないですよ.ちゃんと学校大好きで.
歩  :うそうそ.ちょっと小耳に挟みましたけど,遅刻魔ってい
    うふうに聞きましたよ.
矢田 :そう,遅刻はね,すごかったんですよ.
歩  :それはなんで遅刻を?
矢田 :もちろん高校2年から仕事始めてたんで,仕事の関係で遅
    刻っていうのすごく増えちゃって.
歩  :そうですよね.
矢田 :でも厳しかったんで,遅刻してでも学校に行ってたんです
    けど,仕事以外の遅刻日数とかが200回とかになっちゃっ
    て.本当に5分とかの遅刻なんですよ.
歩  :200って,それは普通に考えて.
高見沢:ほぼ毎日だね.
歩  :そう.1年365日しかないんですよ.
矢田 :ね.それは1年間だか3年間だかわかんないんですけど.
歩  :仕事以外の遅刻の理由は何なの?
矢田 :どうしても朝のラッシュの電車に乗り遅れちゃったり.
歩  :痴漢とかあいそうですよね.痴漢あったでしょ?
矢田 :痴漢はね,一度だけあったことあります.
歩  :一度しかない?
矢田 :一度だけ.本当に足が地面に付かないぐらいに浮いた状態
    でずっと通ってたんですよ.だから密着してるの.
歩  :ギューッとね.
矢田 :もう人の上に乗っかっちゃうぐらいな,そんな感じで.
    ホームでドアが開いて,もうすでにいっぱいだから,そこ
    にまた乗るじゃないですか.だから駅員さんに押し込まれ
    て,カバンとかも頭の上に乗っけられたり,そういうひど
    い目に合ってたんです,ずっと3年間.
進  :荷台の上に逃げればよかったのに.
歩  :そうそう.
矢田 :いい,それ.
進  :見晴らしいいし.
歩  :そういう状態の時に痴漢にあったの?
矢田 :そう,一回だけ.若い人でしたよ.
歩  :どうした?「この野郎!」って言った?
矢田 :「この野郎!」って言うのもちょっと可哀想なぐらい普通
    の.
TOM  :この中だったら誰に似てる人?
歩  :嫌や,それ.
高見沢:俺は大丈夫だ.
歩  :普通じゃないからね,高見沢さん.
高見沢:俺でもこんな格好で電車乗らないよ.
矢田 :えなり君でもないし.本当に好青年風な.
歩  :でも,痴漢されてて,「言ったら可哀想だ」と思うのは間
    違ってる.
矢田 :でも言いましたよ,「すいません,ちょっと」って言った
    らピクッと反応してショボンみたいな.
歩  :何されたんですか?
矢田 :もものあたり触ってましたね.
TOM  :ひどい奴だなぁ.
歩  :シバいたれ,シバいたれ,そんな奴は.
矢田 :それだけです,3年間乗ってて.
歩  :ダメだよ,えなり君.
えなり:えん罪ですよ.
歩  :'95年.
矢田 :これ,高校2年ですね.
歩  :もう10年ぐらい前になってしまうわけですよ.
矢田 :そうですよ.
歩  :そうか.高校生の時は8年ぐらい前.
矢田 :そうですよ,一緒ですから.
歩  :そうですね.何年ぐらい前に?
高見沢:ええとね,30年ぐらい前かな.
TOM  :8年って,8年も付き合ってんの?俺たち.
歩  :そうですよ.
TOM  :なげぇ.
歩  :そう考えると長いですね.
TOM  :君たちの青春を見てきてるんだよ,僕は.
歩  :そうんですよ.17から.
TOM  :もうちょっと向こう行ってくれる.
歩  :今「見て来てる」って言ってましたよね.そっち見てるん
    だ.
TOM  :ごめんごめん.
歩  :さあ,そして家に帰ったらまずすること,髪を上げると言っ
    てました.
矢田 :髪の毛がもう嫌なんですよ.
歩  :髪の毛変わらないよね,昔からね.
矢田 :そうですか?
歩  :やっぱりロング目で.
矢田 :でもじつは皆さん知らないとこでけっこう切ってるんです
    よ.
歩  :あんまり知ってるとこで切らないと思う.
矢田 :そうか.でもね,本当に二十歳ぐらいの時に30センチぐら
    いばっさり切って短い時もあったんですけど.
歩  :あ,そう?
矢田 :やっぱりすぐ伸びちゃうんで続かないんですよね.
歩  :あんまり前髪上げてるとかね,確かにドラマでもテレビで
    も見たことない.
矢田 :そうですか?
歩  :その上げてる写真があるんですか?俺じゃねえよ.俺に上
    げろって?本当にね,ズルッといっちゃうから.出ました
    出ました.
矢田 :これ,私の犬じゃないんですけど.
高見沢:カステラかと思った.
TOM  :世の中にカステラ抱くやつがどこにいるんだよ.
歩  :もうちょっとおでこがね.
矢田 :あんまり見せられないんですよ.
歩  :なんでなんで?
矢田 :だってすごいですもん.
進  :これの上はないの?
矢田 :ターバン.ちょうど切れてるけど.
歩  :お化粧してないの?
矢田 :してないです.
TOM  :きれいだね.
歩  :そこから違いますねもんね.
高見沢:きれいですね.
TOM  :全部の写真がいいってすごいね.
歩  :剛は昔からデコをパンッて気持ちよくたたける感じのオデ
    コ好き言うてるやん.
進  :うん.
歩  :あんまり上げたりしないでしょ?
矢田 :上げてますよ.
進  :ちょっと後ろ向いておでこ見せてよ.おお,いいおでこで
    すよ.
矢田 :すごい広い.
歩  :でもこれ貴重な写真でしたね.ありがとうございます.そ
    して昨日の夜,自宅でどんな服を着ていたか.言えません
    と.なんかでなんですか?
進  :ヨロイとか着てたとか?
矢田 :言えないですよね.
進  :ヨロイはな.
歩  :なんで言えないの?
矢田 :まあ,これも部屋着なんですけど,スウェットとか.
歩  :ええやん,べつに.スウェットええがな.べつに.
矢田 :いいですか?
歩  :ぜんぜんいいんちゃうか.
矢田 :髪の毛もボッサボサですし.
歩  :いいじゃない.モモヒキとか言われたらね,「え?
    矢田亜希子がモモヒキ?」みたいなね.
矢田 :でもモモヒキとかって,はきますよね?
歩  :はかねーよ.
TOM  :「はかねーよ」?
歩  :どういうイメージで俺を見てるの?
えなり:そうですね.
歩  :そういうイメージ?
TOM  :白馬の王子さまって,あれモモヒキだろ?
歩  :タイツですよ.モモヒキは,はかねーぞ.
矢田 :ええ?だって,冬とかはきそう.
歩  :冬の寒いロケの時とかはラクダみたいのはくけども.
矢田 :ね?やっぱりはくでしょ.
歩  :はくよ.
TOM  :はくんじゃねーか.
歩  :でも家でどんな格好してるの?
矢田 :まあ,キッチリはしてないですね.
歩  :まあ,僕は裸ですけどね.
矢田 :本当?
歩  :本当,本当.
TOM  :まさかエプロンしてねえだろうな?
歩  :なんで裸にエプロン?
TOM  :想像したくなかったから.
歩  :これは何度も言ってることなんで言いたくないですけど,
    裸なんですね,僕は.
矢田 :へぇー.
歩  :真似してみません?
矢田 :うーん?
歩  :気持ちよかですよ.ダメ?そんな男性どうですか?
矢田 :いや,いいんじゃないですか.身軽で.
歩  :そして落ち込んだ時どうするか,家に帰って誰かに言うん
    ですか?
矢田 :うん,そうですね.家に帰っている人に.お母さんがほと
    んどなんですけど.
歩  :「ちょっと聞いてよどうのこうので」って?
矢田 :まあ,「ちょっと聞いてよ」っていうか,聞かなくてもい
    いんですけど,自分で「今日ね,こういうことがあって,
    こういうことがあって,ああでこうで,自分がこうちゃっ
    て」って全部言うだけ.言うだけで自分を「ああ,今日は
    ダメだった」っていうふうに.それで「大丈夫,大丈夫」っ
    て立ち直って,一人で勝手に.で,寝て.
歩  :それですっきりするもの?
矢田 :すっきりするか,あとはまあ,帰り道とかに一人で車の中
    で喋ってたりしますね.
歩  :マネージャーもびっくりしますよね.
矢田 :そうそう.
歩  :そして最近のお気に入りが掃除機.
矢田 :はい.
歩  :掃除機の写真があるようです.
矢田 :普通のやつですけどね.
歩  :ねえねえ,これ,写真,照明作ったやろ?
矢田 :作ってないですよ.
歩  :だってさ,写りぜんぶ良過ぎやで.
矢田 :フラッシュも何も炊いてないですよ.
TOM  :良過ぎるよ.
矢田 :フラッシュ炊いたら白く.
歩  :飛んじゃって.
進  :今までのゲストの中でいちばんね.
歩  :写真写りは素晴らしいですよ.
矢田 :そうですか?
歩  :どうしても掃除機よりもそっちに目が行ってしまうんです
    けど.掃除機これ買ったんですか?
矢田 :そう.
TOM  :だいたいそうだろ.
矢田 :今すごいじゃないですか,勝手に掃除してくれるのとか.
歩  :ありますね.
矢田 :そういうんじゃなくて自分でやるんですけど,けっこうね,
    新しいからすごい吸い取ってくれて.
歩  :わかる.気持ちいいよね.
進  :自分でやったほうがいいよ.
歩  :そうね.掃除機に巻かれる矢田亜希子ということでござい
    ますね.そして生活にこれだけは欠かせないもの,今はグ
    レープフルーツジュースを飲むこと.
矢田 :はい.これはね,続いてるんですよ.
歩  :写真があると思いますが.
TOM  :全部CMみたいに見えちゃうのは俺だけ?
歩  :そうやな,CMやな.
進  :見えるよ.
歩  :人間,なんで飲む時に上向くんですかね?
TOM  :下向いたら飲めねえじゃん.
歩  :そうだ.
進  :それが正解ですよ.
歩  :その通り.グレープフルーツジュースはなんで飲むように
    してるんですか?
矢田 :情報で,グレープフルーツは飲むと塩分をとってくれるら
    しいんですよ,身体の.私,塩分すごい摂ってるんで,ど
    うして次の日むくんじゃったりすることが多くて,そのた
    めにグレープフルーツジュースを寝る前に一気に飲むと次
    の朝むくまないって情報をテレビで見て,それから毎日.
    これはもう2年半ぐらい続いてますね.
歩  :さっきは三日坊主と言ってましたけど,続いてると.
矢田 :続いてます.
歩  :これで体調変わったとか実感したことある?
矢田 :そうですね,やっぱりひどいむくみはなくなりましたね.
    いいと思います.
歩  :グレープフルーツってでも,けっこう脂質が多いって聞い
    たことあるけどね.
矢田 :あ,そうなんだ.
進  :脂質はあるね.
矢田 :太るんですか?じゃあ.
進  :組み合わせによっては痩せる効果を発揮すんねん.
矢田 :じゃあ,これだけ飲んでたら太る?
歩  :どうなんだろうね?
進  :寝る前はでも確か良かったと思う.
歩  :でもぜんぜん太ってへんし,いい結果が得られてるわけや
    からさ.さっきだから三日坊主っておっしゃってましたけ
    ど,これもちょっと写真撮ってきていただいてるようです
    が.よく見ると「クロスワード」と書いてますね.
矢田 :そうなんですよ.クロスワードすごい凝ってて,いっぱい
    買い占めてやってたんですけど,もう今はやってないんで
    すよ.
歩  :これもけっこう三日坊主?
矢田 :うん.
歩  :暗い.
進  :暗いね.
矢田 :そう,一人でね.で,気付くとね,2時間ぐらいやってた
    りして.
歩  :大丈夫か?
矢田 :ね,暗いですかね?
歩  :暗いよ.
矢田 :これはね,最近,鉛筆持ってなくて,字を書く機会がなく
    て.
歩  :そうですね,現代人そうなってます.
矢田 :現代人?いや,普通に学校行ってたりしたら.そしたら字
    を書きたくなって,そしたらクロスワードだと思ったんで
    すよ.
進  :日記とかでもいいやん.日記を書いたり詩を書いたり.
矢田 :日記ね.
進  :寝る前に3行くらい書いて.
矢田 :詩とか考えて書くとすごい時間かかるんですよ.
歩  :書くこともあるんだ.
矢田 :ありますね.それでぜんぜん決まらないんですよ.だから
    進まないんですよね.
歩  :じゃあ,こういう答えのあるほうがいいかなということで
    クロスワードパズルを.
矢田 :そうそう.
歩  :皆さんあります?そういう三日坊主的な.剛くんはそうい
    う三日坊主的なとこあるよね.
進  :そう勝手に決め付けられても.
歩  :まあ,熱しやすく,冷めやすいよね.
進  :僕,基本的にそうですね.まあ,釣りはかなりずっとやっ
    てますけど.
歩  :「おまえ,あれにハマっとったんちゃう?」みたいな.
進  :いろんなものを渡り歩いて,最終的に釣りは一生やります
    ね,釣りとギターですけど.本当に普通に家にいるでしょ,
    「今日の潮回りは,夜中の12時ぐらいに出れば」って思う
    じゃないですか.で,10時半ぐらいに友達から電話かかっ
    てきて「今からご飯行くねんけど行かへん?」「ごめん,
    ちょっと釣り」.
歩  :釣りを選んでしまうと.
進  :「じゃあ,釣り行くよ,俺たちも」「いや,ごめん,一人
    で行きたい」って一人で行って一人で夜シュッと.
歩  :由美さん何かそういうのあります?三日坊主的なところ.
吉村 :私?私でも飽き性ですよ.
進  :髪の毛また変わったよね.
吉村 :あ,でも髪の毛すぐ飽きる.
進  :色入れて一回切って落ち着いたと思ったけど,また短くし
    てるよね.
吉村 :すぐ飽きるんですよ.
TOM  :何になりたいんだ?
吉村 :なんかムシャクシャする時あるでしょ?生きてて.そう
    「行き場がない」って時に「髪でも切るか」ってならな
    い?
矢田 :そうか.
歩  :なるなる.
吉村 :もうちょい共感して.
歩  :えなり君はそういう時どうするの?切る髪がないよね.
えなり:僕はべつにストレスたまっても髪切らないですよ.
進  :「今日は社会に反抗や,シャツ出したれ」みたいな.
えなり:べつにそういうので反抗示したくないんで.僕は通販の買
    いますよ.
歩  :通販買うのね.
吉村 :何買うの?
えなり:腹筋がブルブル震えるやつとか.
歩  :鍛えてんだ,いちおう.
えなり:いちおうね,買うんですけどね,ダメですね.
進  :俺もブレード三日坊主やった.
TOM  :今度持ってきて全員でやんない?一緒に.
歩  :俺もあるよ.
TOM  :持ってる?
高見沢:持ってない.
TOM  :買えよ.
高見沢:なにそれ?
TOM  :いいから買えよ.お揃いにしようぜ.
進  :焼き肉食べた後にみんなでやりましょう.
TOM  :みんなでやろう.
歩  :まあ,何するでも日々続けることが.でも痩せてらっしゃ
    るから,そういうのしてるでしょ?
矢田 :いや,もうダメなんですよ.
歩  :運動系は毎日?
矢田 :ダメ.まったくしてない.何にもしてなくて.
進  :あんまり女の人もね,僕はシュッてしてる感じとかあんま
    り好きくないですけどね.女の人が鍛えてないぐらいがい
    いです.
TOM  :そうそう.
歩  :でもそれはね,男はそうなんだよね.
TOM  :誰が男を代表しろって言ったよ.
歩  :でもそうじゃないですか.女の人は「痩せな,痩せな」
    言うてるけど,「それでええやないか」と.
進  :俺,けっこうタプタプでも大丈夫ですからね.抱きしめよ
    う思うねんけどピヨ〜ンって.
矢田 :そんなに?
進  :いや,それは嫌やで.
歩  :それなりに肉が付いてるぐらいのが.
進  :そんなに世間のお嬢様たちね,そんなに気にせんでいと
    思う,本当に.
TOM  :気にしなきゃいけない人って気にしてないよね.
進  :ね.だから太るねんって人いますよね.
歩  :食べながら「私,痩せないのよね」って.でもやっぱりね,
    細いし.
矢田 :いやいや.
歩  :なんか運動してるんじゃないかと思いましたけど,ぜんぜ
    んしてない?
矢田 :してないんですよ.もう続かないんですよ,ストレッチに
    しても,鍛えるにしても.
進  :でもそのうち絶対見つかるよ.何か絶対に続くものが.
歩  :あのね,ストレッチにしても筋トレにしても,一回ね,
    三日坊主でいいの.三日間メチャメチャ自分が「ほんま死
    ぬ」思うぐらいやってみ.それでやめると,その死ぬと思っ
    た三日間は何やったんや?と思い始める.「これ続けなもっ
    たいない」思い始めるから.
矢田 :やってみます.
TOM  :みんな感心した.
歩  :本当にそうよ,本当に.「あんな辛い思いしてやったのは
    何やったんやろ?」ってなるから,やめたら.
矢田 :やってるんですか?
歩  :やってるやってる.
進  :俺もそっちに賛成や.俺,前に3週間筋トレ思い切り頑張っ
    てんやん.
歩  :ああ.
進  :なんか知らんけどパンチ力すごく上げたかったんよ.で,
    なんかあった時に,いざシバいた時に「うっ,やるじゃん」
    みたいなパンチが欲しくて,ひたすらいろいろすげえやっ
    て,「ちょっとええ身体ちゃう?」ってなっててんけど,
    「ええ身体ちゃうん?」と思ったのがあかんかった.そっ
    から普通に.見るのも大事やと思ってたけど,鏡も普通に
    スルーして風呂入って.
歩  :な.そうすると戻ってまうやろ.戻ってしまう恐怖感を常
    々持ってたらええ.
TOM  :立って立って.拍手.
歩  :でも本当にそうですよ.でも世の中不公平だね.何もしな
    くてもこういう人いるしね.
進  :そうそう.でも君かてそうやん.食べても太らへん.
歩  :でもさ,大腸が短い言われた.
進  :すぐ消化してすぐ出るってこと?
歩  :栄養素があんまり吸収されないまま出てまうって.
進  :あ,やっぱりウンコすんねんや.
歩  :ちゃうねん,ちゃうねん.
進  :この番組で何度かトイレ行かへん言うとったな.
えなり:どうなんですか?
歩  :僕はウンコしないからよくそういうのはわからんけど.
進  :今言いましたよ.
矢田 :言った言った.
歩  :すいませんね,汚い話で.せっかくなんで写真のあるもの
    だけちょっと見ておきたいですね.海外に行った時に買い
    物する時歩くのが速いってさっきおっしゃってましたけど.
    渋谷に買い物に行った時の写真を撮ってきてくれたみたい
    ですね.見てみましょう.
TOM  :絵だよなぁ.
歩  :絵になっちゃうんだよな.これ,プロカメラマンに撮って
    もらったんじゃない?
矢田 :違いますよ.「堂本兄弟」って書いてあるカメラです.
歩  :うちの番組から「撮ってください」って渡すわけですから
    ね.
TOM  :目立つよね,こんな子いたら.
歩  :渋谷なんか行くの?
矢田 :行きますよ.これビッグカメラ,渋谷の.
歩  :バレバレやろ?
矢田 :そうでもないですけど.でもちょっと写真を撮るのは恥ず
    かしかった.写真撮るのに入り口で自分を撮ってたりする
    のっておかしいじゃないですか.それでみんなに見られた.
歩  :そうだよね.
TOM  :本当にきれいなんだなぁ.
歩  :そして車も好きだということで,車の写真もあるみたいで
    すよ.これはちょっと間抜けな感じで可愛らしい.
矢田 :これは自分で運転して.
歩  :運転好きなんだ?
矢田 :運転好き.
歩  :買い物に車で行ったり?
矢田 :そう.
進  :これ,絶対にプロカメラマンが撮ってるやろ?
矢田 :違いますよ.これは仕事の時の移動に乗ってる車の後ろの
    座席なんですけど,窓から外を見るのが好きなんですよ.
歩  :だったら自分で運転するより人の運転のがいいじゃないで
    すか.
矢田 :それも好きなんですけど.
進  :だったら窓の外に座席作ったらええ.
歩  :それはサイドカーになっちゃうじゃん.
TOM  :そしたら窓がなくなっちゃうじゃん.
矢田 :そうそう.ああやって外見てるんですよ.
TOM  :なんでああいう写真映りになっちゃうんだろう?
歩  :マッサージに行くことが大好きだということで,こちらマッ
    サージの時の写真.何ですか?これ.
矢田 :これ,バケツにお湯が入ってて,足を.
歩  :思ってたのと違う?
TOM  :どう感動していいかわかんない.
歩  :先ほどオープニングでもチラッと言いましたけど,前回の
    放送の時,まったく痛がらなかったんですね.健康的.こ
    れ,指圧センターに行って来たんですよね?
矢田 :そうです.
歩  :その時に何か言われました?「健康だね」とか.
矢田 :でもやっぱりね,足の裏は大丈夫なんですけど,全体で行
    くと身体がしんどい時に行くので,けっこう言われますね.
歩  :でも足裏マッサージは痛くないんだもんね.
矢田 :痛くないですね.
進  :足裏マッサージ殺しですね.
歩  :そうそう.さあ,それではこちらのコーナー参りましょう.
    堂本ハズゴロ名言集!こちらはですね,若気の至りだとか,
    昔インタビューとかで答えた矢田さんのコメントをですね,
    いろんな雑誌とかから調べ上げまして,「ああ,自分こん
    なこと言ったんだ」みたいな,ちょっと今となっては恥ず
    かしい名言などをピックアップしてみました.ではさっそ
    く矢田さんのハズゴロ名言集見ていきましょう.まずはこ
    ちら,1996年12月18日号の雑誌「SPA!」ですね.これは17
    歳の時,矢田さんが男性の本能に対する疑問を投げかけて
    いるんですが,矢田さんはどう思っていたのか見てみましょ
    う.「なんでそんなにセーラー服がいいの?って男の人に
    聞いてみたいです」.
進  :俺はセーラー服がいいとは思わないですけどね.
矢田 :そうですか.ブレザー派?
進  :たんに「セーラー服だ」と思うだけで.ブレザーもあまり
    思わないですね.
歩  :どっちかっていうと,女教師とか?
進  :そうですね,エリートな感じが好きですね.
歩  :女弁護士とか.
進  :いいですね.
TOM  :おまえらバカか?
進  :いやいや,あるでしょ?だって俺,ウェイトレスさんに対
    してもあんまり思わない.
高見沢:制服はいいよね.
進  :男の人が挙げる五大制服みたいのあるじゃないですか.
高見沢:わかるわかる.
進  :僕は看護婦さんと女教師.
高見沢:いいね.
えなり:高見沢さん,すごく反応してますね.
歩  :えなり君はどんなのに?
進  :えなり君はやっぱりピン子さんに?ああいうエプロン姿で
    三角巾みたいな.
えなり:あ,じゃあ,それで.
TOM  :本当はどうなんだよ?
進  :本当は何?
えなり:いや,僕セーラー服はけっこうあれですかね.
矢田 :ええ?
歩  :今,矢田さん「ええ?」って.
えなり:いやいや,青春な感じがするじゃないですか.
歩  :ブレザーよりもセーラー服?
えなり:いや,どっちいでもいいです.
吉村 :何でもいいんだ?
えなり:いや,そんなことはないです.
歩  :俺,高校の時学校が私服やったから,けっこうね,ブレザー
    とか制服見ると逆に珍しく見えるよね.けっこう17の当時
    言われたんだ?
矢田 :そうなんですよ.私は高校がブレザーだったんですけど,
    やっぱり仕事で役柄でセーラー服を着ることが多くて,も
    うみんななんか「やっぱりセーラー服がいいよなぁ」って
    いうのばっかり言われてたんですね.
歩  :これちょっと本文中にあるんですけど,「セーラー服って
    イメージ的にちょっとエッチっぽくないですか?」という
    ふうにも答えてるんですが,エッチっぽいイメージあるん
    ですか?セーラー服に.
矢田 :どうなんですかね?
TOM  :今の女子高生はエッチくさいよね.
歩  :わざと自分エッチっぽくしてるよな.ミニスカートで.
進  :おかしいってる
歩  :おかしいよな.まあこれはちなみにですね,当時,
    UHA味覚糖「ピピンC」のCMで矢田さんがセーラー服姿で登
    場して.
矢田 :そう.
歩  :どんなCMだったか覚えてますか?
矢田 :覚えてますよ.ラッキィ池田さんが振り付けで,踊りがあっ
    たんですよ.踊って,スカートめくってました.
TOM  :なにぃ!?
歩  :見よう.
進  :見ましょう.

♪矢田さんの「ピピンC」のCMへ〜

TOM  :これか.
歩  :当時17歳の頃ということで,セーラー服は着てなかった?
矢田 :そうですね.
歩  :ブレザーだったんですもんね.どうでした?セーラー服着
    てみて.
矢田 :うれしかったですよ,着たことなかったんで.初めて着た
    んで.
歩  :確かに覚えてるな,このCM.あれが矢田さんだったとは.
矢田 :そうなんですよ.本当にデビュー当時でしたからね.
歩  :それでは続いてのハズゴロいってみましょう.1995年11月
    号の雑誌「Hot-Dog PRESS」ですね.当時16歳,もうちょっ
    とさかのぼってみました.16歳の矢田さんが男性について
    熱く語っておりますね.
矢田 :語ってる?
歩  :ご覧下さい.「男の子をチェックするポイントって,いか
    にその子がいい男友達をたくさんもってるか,ですね」.
進  :友達.
矢田 :ふーん.
歩  :こんなこと言ってたの覚えてます?
矢田 :言ってたんだね.
歩  :えらそーに言ってますよ.どうですか?今の自分と比較し
    てみて.
矢田 :今はべつにいいですけどね,いなくても.どっちでもいい
    かな.
歩  :その人にいい男友達が.
矢田 :べつにたくさんいなくても.その時はね,これがね,
    チェックポイントだったんでしょうね.
歩  :自分のことやで.
矢田 :ね.
進  :変わってきたんじゃないですかね.
TOM  :二人っきりになりたくなかったんじゃない?友達とかと
    ワーワーいるって.
矢田 :そうなのかな.
TOM  :今は二人っきりになりたくなると,男友達がいなくてよく
    なるんですよね.
歩  :書いてますけど,「同性から好かれて信頼されてる人って
    女の子から見るとすごくカッコいい」と.
矢田 :あ,それはそうですね,今でも.
歩  :「私は案外告白されるとショックなの.“え?今まで私の
    ことそういう目で見てたの?”うれしいんだけど戸惑う
    感じ」.
矢田 :なに言ってんの?
TOM  :なに言ってんだよ?おまえ.
歩  :俺じゃねー.16歳の時の矢田さん.「うれしいんだけど戸
    惑う感じ.だからすぐに答え出せないし,考えこんじゃう
    んだ」と答えてますね.
矢田 :何でしょうね.ずっと友達でいたのに急にそういう目で見
    られて嫌だったのかな,その時は.
歩  :今はどうですか?
矢田 :ぜんぜん.
歩  :じゃあ,当時はけっこう友達からの発展という形はなかな
    か難しかった.
進  :友達をすごく大切にしていたいっていう感覚が強かったん
    でしょうね.
歩  :そうだろうね.今はそういうふうにはあまり思わない?
矢田 :うん.
歩  :まあでも確かに戸惑う気持ちはありますけどね,仲の良かっ
    た人に急に告白されたらね.「え?そうなん?」みたいな.
    それは確かにあると思います.由美さんはチェックするポ
    イントどこですか?今.
吉村 :前も言いませんでした?ギャップがある人.
歩  :あ,そうか.ギャップがある人ね.
吉村 :「俺ってよぉ」みたいなこと言いながら「何とかでちゅ」
    みたいな.そういう.
高見沢:意外性のある人ね.
TOM  :そういうのって女性って気になるもんですか?
吉村 :「よそでは言わないんだろうな」とか思うと燃えるじゃな
    いですか.「私だけ聞けるんだ」とか.
歩  :自分だけに見せてくれる姿.
吉村 :そういうギャップがある人.
矢田 :それはいいですよね.
歩  :ある意味,かつらもギャップですよね?
吉村 :そうそう.私だけ見れるって.
高見沢:いいの?
吉村 :ある程度は.
歩  :金城さんは?
金城 :私,掃除したいと思うところが一緒.
歩  :え?
金城 :テレビとかほこりかぶるでしょ.私,気になるんだけど,
    気になる人が.
吉村 :同じ時期に気付いて,感覚が似てるみたいな.
金城 :そうそう.床拭きたい,床拭こうって感じ.
歩  :一緒に同じとこ拭くってこと?
金城 :両サイドからでもいいですけど.
TOM  :そういう問題なのか?
歩  :矢田さんはどうなの?よくわかんないでしょ?金城さんの
    言ってること.
矢田 :わかります,わかります.例えば二人で一緒にいて,
    パッと思うことが一緒だっていうことでしょ?
金城 :そう,同じテンションでね.
矢田 :それはいいですよ.大切.
TOM  :男が気を付けなきゃいけないのってそういうことなんです
    か?
歩  :聞いとこう.さっきも好みの男性って一問一答でもありま
    したけど,どんな人が?
高見沢:髪の長い人はどうですか?
TOM  :そうそう,そういう具体性がいいな.
矢田 :髪はあってもなくても.
高見沢:どっちでもいいんですか.
吉村 :よかったね.
歩  :あるから.本物本物.
矢田 :だからやっぱり生活.どういう生活してるかっていうのも.
歩  :ビシーッとしてる人は?
矢田 :そういうのはどっちでもいいですけど.
歩  :「うわ,汚ねー」っていう人は?
矢田 :それでもべつにいいですけど.
TOM  :「だけどあんたじゃないのよ」っていうことなんじゃな
    い?
歩  :要するにそこじゃないんだと.
矢田 :でも私はあんまり出歩かない人が好きかな.
TOM  :出歩かないよね.
歩  :出不精な人?
矢田 :出不精っていうか.
歩  :みんな出不精.
矢田 :そうなんですか.
TOM  :だけど俺たちじゃないんでしょ.何なの?
進  :これをされたら嫌,みたいのは?
矢田 :ウソは絶対に嫌ですよね.だからウソをつかないじゃなく
    て,ウソつけない人が好き.すごい素直な人が.
歩  :もしもウソ言ってても,バレバレやと.
矢田 :うん.
歩  :ある意味素直な.というわけで,みんなあてはまらないと.
TOM  :こんなこと言ってね,けっこうモデル風のいい男と付き合っ
    ちゃうんだよね.結局見た目だったんだってことになっちゃ
    うんじゃないの?
矢田 :いや,ないです,ないです.
TOM  :じゃあ全員入ってるんだろ?何が違うんだろう?年だ.
高見沢:年齢?
歩  :そこだ.
矢田 :いや,年齢は.
高見沢:関係ないですか?
矢田 :うちの父より上じゃなければ.
TOM  :お父さん幾つですか?
矢田 :55ですね.
TOM  :同い年じゃん.
高見沢:違うだろ.
歩  :もうすぐ還暦ですから.ウソです.
高見沢:違うだろ.
歩  :49ですね.見えないでしょ?
矢田 :生活感がね.
歩  :生活感がある人とない人ではどっちがいい?どっちでもい
    いんだよね.
矢田 :うん.
歩  :わかった.はい,というわけで矢田亜希子さんのハズゴロ
    名言集でした.さあ,続いてこちらのコーナー参りましょ
    う.

「ベストヒットたかみー」

歩  :せーの.
進・歩:堂本!
高見沢:ベストヒットたかみー!今日はですね,久々に個人をフィー
    チャリングしてみたんですけど,今回のテーマはですね,
    日本が誇るメロディメーカー,織田哲郎さんヒストリーを.
    それではまずこちらのVTRをご覧になって下さい.

VTRへ

高見沢:今夜はですね,ジャンルを越えた素晴らしいメロディメー
    カー,織田哲郎さんヒストリーということですけど,1958
    年生まれ.あ,年下なんだ?織田哲郎ヒストリーをお送り
    したいと思いますけども.
えなり:いや,いいじゃないですか.
高見沢:中学時代をロンドンで過ごし,15歳で帰国ということです
    ね.高校時代にバンドを組み,エレキギターを弾き始め,
    同時にオリジナルの創作を始めたと.中学校時代から曲を
    作ってたということですね.たくさんヒット曲あります.
歩  :いっぱいありますね.
高見沢:すごいですよね.矢田亜希子さんは知ってます?
矢田 :全部知ってますね,ほとんど.
高見沢:「おどるポンポコリン」とかね.
矢田 :DEENの「このまま君だけを奪い去りたい」とか,すごい好
    き.
高見沢:矢田亜希子さんだったら細川たかしさんヒストリーでも良
    かったね.
歩  :そうだよね,「北酒場」.
矢田 :「北酒場」で.
高見沢:よくカラオケなんかで歌います?織田さんの曲とか.
矢田 :歌ってましたね,ほとんど. ZARDの「負けないで」とか,
    「想い出の九十九里浜」とか,「世界中の誰よりきっと」
    はすごい大好き.
TOM  :歌われる方なんですか?じゃあ,今日歌っていきません?
    一緒に.
矢田 :いや,歌えないんで.
歩  :またそうやって強引に.
矢田 :いや,高校時代の話なんで.
TOM  :いいですよ,高校時代だと思いますから.
高見沢:まあ,いろいろありますけど,由美ちゃんは織田さんの
    曲歌ったことないの?
吉村 :歌ったことないですね.カラオケとかではありますけど.
高見沢:金城さんは?
金城 :「ピーヒャラ」とか.
高見沢:ビーヒャラ?「おどるポンポコリン」.えなり君は知って
    るでしょ?
えなり:知ってます.
歩  :織田さん曲はサビとか気持ちいいですよね.
高見沢:メロディが覚えやすいっていうか,日本人のわれわれの心
    にすごくぴったり合って.
歩  :グッとくるんですね.
高見沢:KinKiの二人にも曲を提供して.
TOM  :この曲いいもんね.
高見沢:「僕の背中には羽根がある」.
歩  :これはメロディ聞いたときに素晴らしいなと思いましたね.
高見沢:メロディいいよね.この中で矢田さんがいちばん好きだと
    思われる曲あります?この中で.
矢田 :「世界中の誰よりきっと」.
高見沢:やっぱり.
TOM  :歌います?
高見沢:今日,じつはその歌をみんなでセッションするんですけど.
矢田 :私じゃあ,じっくり聞かせていただきます.
高見沢:それでは今日は,数々の曲を手がけた織田哲郎さんのナン
    バーの中からですね,中山美穂&WANDSの「世界中の誰より
    きっと」をみんなでセッションしたいと思います.

♪世界中の誰よりきっとへ〜

歩  :というわけで,矢田さんには客席で聞いていただきました
    けど,どうぞこちらへ.このまま終わるとただの客になっ
    てしまう.
矢田 :失礼します.
歩  :いちおう感想を聞いとこうか.
矢田 :すごい素敵でした.
歩  :不敵でしたとは言えないですよね.はい,というわけでま
    たお越し下さい,矢田さん.
矢田 :はい,どうもありがとうございました.
歩  :はい,本日のゲストは矢田亜希子さんでした.
    どうもありがとうございました.



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