トーク
「DOMOTO BROS. BAND&ゲストのトーク」
この HomePage だけのスペシャル編集版!


ゲスト:永作博美

歩  :はい,本日のゲストは永作博美さんです.
永作 :こんばんは,よろしくお願いします.
進  :よろしくお願いします.
歩  :「堂本兄弟」は初でございますね?
永作 :はい,初めてお邪魔させていただきます.
歩  :初めてお会いする方も中にはいるんじゃないでしょうか.
えなり:はい.はじめまして.
永作 :はじめまして.
歩  :今日はまた一段とお父さん.
えなり:そうですね.
進  :何をどうすればそこまでお父さんになれるのかとね.
えなり:そうですね.この縞でしょうね.
進  :「縞」言うてる時点でもうね,お父さん.
えなり:そうですね.そんなえなりですがよろしくお願いします.
歩  :そんなえなりって.でも僕らでもこうしてちゃんとお話
    するのは初めてですね.
永作 :そうですね.
歩  :ずいぶん昔ですけどもね,某アイドル番組で.
永作 :ああ,そうかそうか.ずいぶん昔ですね.そうですね,
    お会いしたことありましたね.
歩  :TOMさんとかは?
TOM  :ええ,はい.
歩  :また微妙なね.
永作 :たぶん,某番組とかでお会いしてると思うんですけど.
TOM  :ほらね.どうもお久しぶりでございます.
永作 :お久しぶりでございます.
歩  :男性ゲストの時とぜんぜん態度が違いますね.
TOM  :さっきなんて5分ぐらいで終わっちゃえばいいと思った.
歩  :ひどいなぁ.
進  :オンエア見てはったら泣いてますよ.
歩  :高見沢さんは?
高見沢:僕はもう,よく知ってますよね.
TOM  :なんで?
高見沢:ribbonの頃から.会社が一緒だったの.
永作 :はい.
TOM  :会ったことあったんですか?
永作 :会社ではお会いしたことなですね.
高見沢:会社ではないよね.楽屋でね.
TOM  :会ってないでしょ?
歩  :会社が一緒だったんですか?
高見沢:そうそう.
永作 :ホワイトボードには名前があったんですけど.
TOM  :バイトやってた頃?
高見沢:違うよ.
歩  :そういうのって不思議やな.同じ事務所ってことですよね.
高見沢:でも僕らがもう出ちゃったのかな?
永作 :そうですね,その後ですね,私が入ったのは.
歩  :なるほどね.さあ,というわけでこちらのコーナーから
    参りましょう.堂本一問一答!こちらにお座り下さい.
    いろいろいな質問が飛んできますんで,即答であまり考え
    ずにお答え下さい.
永作 :了解いたしました.
進  :直感でお願いします.
永作 :わかりました.
歩  :それでは参りましょう.堂本一問一答!

Q  :永作博美さんに質問です.子供の頃のあだ名は?
永作 :「たまご」「しろみ」「ヘルメット」.
Q  :次の質問です.子供の頃,コンプレックスだったことは?
永作 :あまり人と話すのが得意じゃなかったかもしれませんね.
Q  :子供の頃やっていた部活動はなんですか?
永作 :中学・高校の頃バレーボールしてました.
Q  :子供の頃よく見ていたテレビ番組は?
永作 :「8時だよ!全員集合」.
Q  :ご両親の職業は何ですか?
永作 :ストロベリーファーム.
歩  :なんだそれ?
高見沢:イチゴ園?
TOM  :イチゴ農園.ロックグループじゃない?
えなり:ストロベリーファーム?
高見沢:そういう名前のバンドありそうだね.
進  :「俺たちストロベリーファームです」.
Q  :永作さんの初恋はいつですか?またそのお相手は?
永作 :小学校2年生で学級委員長だった,学力・スポーツ共に
    抜群の男の子.みんなして大好きだった男の子みたいな.
Q  :初めてのデートはどこに行きましたか?
永作 :たぶんディズニーランド.
歩  :ディズニーシー2周年.行ったことないっちゅうねん.
Q  :次の質問です.普段家にいる時の服装は?
永作 :Tシャツ,短パン.
Q  :家に帰ってまずすることは?
永作 :テレビをつける.
Q  :では,寝る前に必ずすることは何ですか?
永作 :「寝るぞ」って気合い入れるんですよ.
歩  :まあね,人生の2/3は寝とるわけですから.
Q  :それでは今まで見た夢のなかでいちばん変わった夢は?
永作 :ムンクの「叫び」にトイレを覗かれてる夢.
えなり:嫌ですね.
歩  :こっちのが叫ぶよな.覗かれてるほうが.
Q  :次の質問はこの方からです.
VTR(役所広司さん):ども,永作さん.役所広司です.初めて映画
    で仕事した時には,コミュニケーションをとろうと思って,
    面白いこと言い出すんですけど,なかなかウケてもらえな
    くて辛いこともありましたけど,その面白くなさを楽しん
    でくれてもらって.その後,舞台も一緒にやって,そこに
    いるはずなのに時々いなくなったような,不思議な感じを
    受けて見ていました.それでは質問に入ります.永作さん
    が他人に言われて初めて気付いた自分の変なところとは,
    どんなところでしょうか?
永作 :裸足になると親指があがる.あとは時々時間が止まるらし
    い.そんな感じでよろしくお願いします.
進  :いいことですね.
歩  :いいのか?
Q  :次の質問です.「自分ってまだまだ子供」と思う時は
    どんな時?
永作 :機械とかわからないくせに説明書も見ないでやり始めて,
    動かないことに腹を立てて「もういらない」とか言ってる
    時ですね.
歩  :機械に弱いか.
Q  :それでは「これだけはどうしてもダメ」という苦手ものは
    何ですか?
永作 :オバケ?水?あ,べつに当てる必要ないのか.ごめんなさい.
歩  :自分のことですよ.
永作 :そうですよね.次お願いします.
Q  :カラオケの十八番は何ですか?
永作 :十八番はなんだろう?よく歌うのはCocco.
Q  :休みの時によくすることは何ですか?
永作 :寝てるか,掃除か,ボーッとしてる.
Q  :特技は何ですか?
永作 :特技は何だろう?ないなぁ.あ,冷蔵庫掃除.
Q  :次の質問はこの方からです.
VTR(ユースケ・サンタマリアさん):博美.あ,ごめんね,ついつ
    いね,普段のように呼び捨てで呼んでしまって.
    博美ちゃん,ユースケです.ここで敢えて博美ちゃんに
    聞きたい.本当は二人きりの時に聞きたかったけど,
    「堂本兄弟」のこういう機会をいただいたんで,ここで
    恥を忍んでね,聞かせてもらいます.俺のことどう思って
    る?
歩  :個人的やなぁ.ずいぶん個人的な質問.
永作 :ユースケさんのことは,大好きです.
TOM  :ユースケ,俺は嫌いなんだ,おまえ.
Q  :今までの仕事で,いちばん大変だった仕事は何ですか?
永作 :大変だった仕事?やっぱりいちばん最初の連ドラですかね.
Q  :もし生まれ変われるとしたらどんな職業に就きたいです
    か?
永作 :何も職業に就きたくないですね.
歩  :働きたくないと.
Q  :永作博美さんにとって,いい男の条件を三つ挙げてくだ
    さい.
歩  :ここはね.
高見沢:ちゃんと聞いといたほうがいいよね.
永作 :逞しさ,包容力,あとは知性.
TOM  :3×3=9,3×3=9,3×3=9,3×3=9.
歩  :イイクニ作ろう鎌倉幕府.
進  :中臣鎌足.
歩  :小野妹子.
えなり:何食わぬ顔で長屋王.
進  :ネズミ返し.
歩  :もう三つ出た?
吉村 :出たよ.
Q  :好きになった人には告白するタイプ,それとも告白させる
    タイプ?
歩  :ちょっとうるせえな.
えなり:ちょっと待って下さい.すごい問題が起きてるんですよ.
吉村 :あと包容力と知性.
永作 :今,私が質問されてるんでちょっと待って聞いててもら
    えます?あとでちゃんと話しますから.ね.
歩  :そりゃそうだ.
Q  :次の質問に行ってよろしいですか?
歩  :どうもすいませんでした.
Q  : 好きになった人には告白するタイプ,それとも告白させ
    るタイプ?
永作 :時と場合によりですね.どっちとも言えなくないかな.
    どっちも言えない.ダメ?それ.
Q  :それでは彼氏が待ち合わせ時間に遅刻しました.何分まで
    なら許せますか?
永作 :たぶん切りのいいところで1時間.たぶんでも待ってると
    思いますけど.
Q  :では,彼氏の浮気現場を目撃してしまいます.あなたら
    どうしますか?
永作 :見て見ぬフリ.
Q  :結婚したら家を守る百恵ちゃん派?それともバンバン働く
    聖子ちゃん派?
永作 :じゃあ百恵ちゃん.
歩  :仕事したくないんですね.
TOM  :家に入りたいんだね.
Q  :では,次の言葉から連想されるものを一言で答えてくださ
    い.「女優」.
永作 :肩ひじ.
Q  :「いい女」.
永作 :ウソ.
Q  :「片思い」.
永作 :切ない.
Q  :「失恋」.
永作 :試練.
Q  :「結婚」.
永作 :とりあえず安定.
Q  :「KinKi Kids」.
永作 :頑張れ.
歩  :頑張ろう.
進  :頑張ります.
Q  :それではテレビの前に愛する人に投げキッスをお願いしま
    す.
永作 :ハハハ,チュッ.
Q  :永作博美さん,ありがとうございました.

歩  :ワーオ.
永作 :戻っていいですか?
歩  :お戻り下さい.じゃあ少しずつ聞いていきましょうかね.
    子供の頃のあだ名が「たまご」「しろみ」「ヘルメット」.
永作 :うん.
歩  :なんでこんなあだ名が?
永作 :「たまご」「しろみ」は,幼稚園の時に「ひろみ」って
    言えなくて「しろみちゃん,しろみちゃん」って言ってる
    女の子がいて.
歩  :江戸っ子ですね.
永作 :で,その「しろみちゃん」がみんな私の風貌を見て卵の
    白身だと思ってるらしくて,それから「たまご」になって,
    それらずっと「たまご」だったんです.
歩  :卵っぽいですよね.
永作 :卵っぽいですね.
歩  :あれ?納得されちゃった.納得されると思わなかった.
    卵っぽいですよ.
永作 :卵っぽいですか.あんまり言われても嬉しくないかもしれ
    ない.
歩  :卵っぽい人っていいよね.
TOM  :でも嬉しくないんですよね.
永作 :あんまり.言われ続けてきたんで.でももういいんですけ
    どね.
歩  :「ヘルメット」もですよ.
永作 :ヘルメットは,昔,小泉今日子さんが大好きで,小泉さん
    がショートボブにしたことがあったんですよ.
歩  :総理大臣が?
TOM  :なんで?
永作 :小泉今日子さんが.初めからやりましょうか?
TOM  :初めからやりましょう.
歩  :初めからやっていただてよろしいですか?小泉総理が
    ショートボブにしたら面白いなと思ったんですけどね.
永作 :そうですね,まあ,そんなことも想像しつつ聞いて下さい.
高見沢:あ,小泉今日子と小泉総理か.
TOM  :遅せーよ,おめえは.
高見沢:ごめん.それは面白いよ.
歩  :遅い.
えなり:今,ひとしきり終わったんですよ.
高見沢:もう一回初めからやろうか.
TOM  :それも言ってるんだよ.
高見沢:そうか,悪い悪い.
歩  :小泉今日子さんがお好きで.
永作 :そうですよ.
歩  :ショートボブの真似を.
永作 :ショートボブにした時があって,私も真似して田舎の
    美容院でやってもらったんですけど,どう見ても,どう
    考えても二段カットみたいな不思議な頭になっちゃったん
    ですよ.それを学校の友達はヘルメットと呼んだんです.
    それからヘルメットになって.自分はそれがけっこう
    カッコいいと思ってやってたんですけど,あまりにも
    馬鹿にされて,「えいっ!」と思って自分の妹も同じ頭に
    してやりました.
進  :ひどい.
えなり:ひどい.
歩  :ひどい姉ですね.
進  :ヘルメットシスターズ.
永作 :そうです.
TOM  :ヘルメッツだよ.
歩  :ヘルメッツ.
進  :なるほどね.
歩  :僕も小学校何年の時だったかな?忘れましたけど,まだ
    何もセットとか気にしてない時ですよ.突然,同級生の
    女の人に「パイナップルみたい」って言われたんですよ,
    まあ寝グセだったんでしょうね.それでショック受けたん
    ですね,僕.
永作 :パイナップルに?
歩  :パイナップルに.それ以来,寝グセとか一生懸命直すよう
    になりました.今やぜんぜん直しませんけどもね.
進  :それって恋の始まりちゃうかな?
永作 :そっかそっか.
歩  :そうか.
進  :今気付いた.
歩  :妹さんいらっしゃるんですね.
永作 :はい,います.
歩  :妹さんとはよくケンカとかされました?怒るでしょ,
    妹さんも切ったら.
永作 :いいえ,怒りませんでしたよ.なんか普通に特に何も言わ
    ずそのまま学校行ってましたよ.
歩  :剛もよう人の髪切った言うな.
進  :このあいだもドラマのAD君の髪の毛切りましたよ.
永作 :人の髪の毛切るのってけっこう楽しいですよ.友達の髪の
    毛とかも切ってましたよ,部室で.
歩  :良くない.
進  :楽しい楽しい.
歩  :そして子供の頃コンプレックスだったこと,人と話すのが
    あまり得意ではなかったと.
永作 :うん,たぶん.
歩  :どんな子でした?子供の頃.
永作 :休み時間とか,みんなバァーッと外に出て行くじゃないで
    すか,給食とか終わって.
歩  :「竹馬しようぜ」とかね.
えなり:竹馬してました?
歩  :してたよ.
進  :竹馬世代じゃないでしょ.
歩  :いや,竹馬は必ず一回はブーム来んねん.
えなり:竹馬ですよ.だって竹馬でどんなゲームあるんですか?
歩  :乗るだけだよ.あとなんか缶カンにヒモつけて.
吉村 :ああ,やったやった.
永作 :竹馬でも作りましたよ,子供の時.
歩  :ほら.
TOM  :竹馬は何段までいけるんです?
永作 :市販で売ってるやつは段がつけられるのかもしれないけど,
    私は竹に板を縛ってやったので段はなかったです.
歩  :あんまり昼休みとか外に行かない子?
永作 :それはお爺ちゃんとか妹とやってたんで.昼休みでみんな
    バァーッと行っても,誰もいない教室とかで先生と話して
    たり.
歩  :暗いなぁ.
永作 :暗いでしょ.たぶん暗かった.
歩  :でもやっぱりね,モテてたんじゃないかと想像つくんです
    けど.
永作 :モテませんよ,そんな暗い子供.子供の時はやっぱり
    活発な女の子のほうがモテてました.
歩  :でも中学ぐらいになると.
永作 :中学はもう部活動しかしてなかったし.
歩  :バレーボール.
永作 :ボレーボール.
歩  :でもモテますよね.
TOM  :もう絶対モテる.
進  :モテますよ,そんなね.
TOM  :年代によってなんだけどさ,僕らの時ってバスケット部が
    綺麗な人多かったんたけど.
高見沢:うそ?本当?
TOM  :一つの時代だって言ったのにお前が言っちゃったら終わり
    だろ.話終わり.なし,なし.
高見沢:バスケット綺麗だったよね.
TOM  :うるせーよ.
歩  :何部が綺麗とかあった?
えなり:テニス部でしたね.
TOM  :テニス部きれいだったかな.
歩  :ベタやね,それね.
進  :剣道部に一際目立って綺麗な子いたよね.
TOM  :白いの着たりする?
歩  :それは何かの見過ぎじゃないかな.
TOM  :バレー部ってちょっと体格良かったイメージない?
永作 :そうですね.
進  :大きい人が多いんでしょうね.
えなり:身長がね.
歩  :自分の変なトコで「時間が止まる」って言ってました.
    どういうことでしょう?
永作 :人に言われて気付いたことでしょ.自分ではよくわかんな
    いんですけど,なんか不思議な格好で,不思議な顔で,
    よく止まってるらしいんですよ.確実に私は「そういえば
    意識はなかった」っていう感じの時.
歩  :あ,俺もありますよ.
永作 :ありますよね.
歩  :あります,あります.
永作 :いつでもパーッとまっ白になってて,それがたまたま
    不思議な格好らしいんですね,どうやら.
歩  :不思議な格好?でもそれはあるな.「いま何考えてた?」
    って状態.
永作 :あと,裸足でいると親指が上がるんですよ.
歩  :なんでなんです?
永作 :わかりません.私の写真とかよく見ると,全体で写ってる
    写真とか,親指上がってる写真けっこうあるんですよ.
    探してみてください.って,まあいいか.
歩  :僕,裸足でいると指を隠すクセがある.これはなぜかって
    いうと,床とか汚いやんか.だから接地する表面積を
    少なくしてあげてる.
永作 :さわらないように.
TOM  :じゃあ靴はけよ.
歩  :仕事場で着替えること多いじゃないですか.
進  :着替える時ずっとそう?
えなり:それ大変ですよね.
歩  :そういうわけじゃないですけど,着替えるときにちょっと
    上がってるんですよ.
進  :絶対にスタジオのスリッパとかはかないよね.
歩  :僕,絶対はきません.
えなり:裸足は嫌ですか.
歩  :気になるんです.そして役所さんに質問を出していただい
    てます.
永作 :ありがとうございます.
歩  :どんな方ですか?役所さんは.
永作 :みなさんさっきカッコいいっておっしゃってましたけど,
    本当にああいうダンディな感じで.でも普段はなんか
    大人なのに,とってもお茶目さんなので,とってもまた
    それはそれで素敵な男性だなと思って.
歩  :さっきもおっしゃってましてた,面白いことを言おうと
    してって.どういう面白いことを言うんです?
進  :パターンとして?
永作 :パターンがあるわけじゃないんですよ.だからあんまり
    よくわからないんですよ.
えなり:よく分からない?
進  :よく分からない?
永作 :役所さんは一生懸命お話してくれるんですよね.で,必ず
    会うと「面白いことない?なんかあった?」って来られるん
    で,だいたい現場に行った時は,私とユースケさんが聞か
    れる方の立場なんですね.
歩  :なるほど.まあでもね,「面白いことない?」って言われ
    てもね.
永作 :あんな感じの方です.
歩  :そして苦手なものが水,オバケ.水嫌いなんですか?
永作 :嫌いですね.嫌いっていうか泳げないんで.だからプール
    とか海とか行ってもどうしていいか分からない.遊びよう
    がないんで.
歩  :でも前にCMかなんかで川に入って「なぁ」とか言ってませ
    んでしたっけ?
永作 :なんかやってましたね.あれは川だから.
進  :足もつくしね.
歩  :足が着かないとパニック?
永作 :そうですね.
歩  :海とかプールとか苦手ですか.
永作 :苦手ですね.だから学生の時に,うちのほうは海がすぐ
    近くなので,夏休みとか休みになると「海行こうよ」って
    言われるんですよ.あんまり行きたくないんだけど,
    しょうがないから何回か行ったりして.そのうちこれ
    回避するためにはどうしたらいいかって考えた時に,
    「わかった,みんなが来る海の家で働くのがいいんだ」
    って思って,夏休み海の家でバイトして.そしたら海に
    誘われることもないし,でも友達にも会えるし.そんな
    こともしてました.
歩  :頭が回りますね.
永作 :考えましたよ.
歩  :でも南の島とか海とか気持ちいいじゃないですか.
永作 :行かない.
歩  :行かないですか.
進  :仕事でもし行った時とかも?
永作 :仕事で行く場合はしょうがないから行きますけど.
進  :しょうがないですからね.
歩  :ハワイとかもお好きじゃないですか?
永作 :たまに行くと気持ちいいですけどね,風とかね.
歩  :まあ,ハワイ行ったって海に入らなくてもいいですからね.
永作 :ええ,そうですね.だから.
歩  :このあいだ拓郎さんから朝5時ぐらいに電話かかってきて.
高見沢:あ,ハワイからでしょ.
歩  :ええ.「光一,ハワイだよ.そっち何時?」「朝5時です」
    「ああ,そうか.ごめんな.じゃあね」って.
進  :あの人の電話のタイミングとか内容が微妙ですからね.
    このあいだなんて「内山理名が可哀想だろ」って電話が
    かかってきました.
永作 :見てるんだ.
進  :「仕事ですから,こっちは」「おまえ,本当に泣かすな
    よ」って,びっくりするぐらいすごい真剣なんですよ.
歩  :びっくりするぐらい元気ですからね,拓郎さん.
高見沢:本当に良かったよね.
歩  :「これだけはダメ」っていう苦手なものないですか?
    皆さんは.
進  :俺,カミキリ虫.
高見沢:昔から言ってたもんね.
進  :チーチーチーチー泣くやん.身体より触角のが長かったり
    してさ.飛んできてついたら噛んだりしよるやん.
歩  :ゴキブリよりダメ?
進  :ゴキブリよりダメ.
えなり:本当ですか?
進  :夏の夜のロケとかしてると,カミキリ虫,ガ,セミの
    オンパレードなわけですよ,照明焚いてるから.広末も
    セミがダメで,普通にいいシーン撮ってるのにさ,
    「あともうちょっと」っていう時にセミとかがバッてきて
    「もう一回お願いします」って.
歩  :夏のロケはね.
進  :でもカミキリ虫もけっこう絵には入ってないけど,
    このへんにいるとか見える.
歩  :芝居の邪魔やな.
進  :無視しながら喋るねんけど,すごい足下にいるから
    「この足を動かしたら動くんゃうか?」みたいな.
歩  :僕は君の話より永作さんの話を聞きたいな.
えなり:すごいいい話でした.
進  :なんか大雨洪水警報が急になくなった感じ.
歩  :学校行かな,みたいなね.永作さんが大変だったのはいち
    ばん最初の連ドラだったって言ってたじゃないですか.
    何が一番キツかったですか?
永作 :お芝居を知らなくてそこに入ったので,さっぱりわからな
    かったんで.
歩  :芝居というもの自体が自分にとって.
永作 :ええ.その割にはひどくいろんなことが起こる役で.
    毎回いろんなことが起こってですね,どうしたらと思って
    ました.
歩  :初めての連ドラ大変だったよ.頭の中にハエがいるんだも
    ん.
進  :俺,担架で運ばれるシーンで思い切り寝てた.
歩  :ああいうシーンって寝ちゃうよね.
永作 :うん.
進  :ね.すごい名前呼ばれてるのに思い切り寝てた.で,休憩
    入ってちょっと経ってふっと起きるとまだ担架の上で寝て
    るの.
歩  :あるある.
進  :スタッフもあんまりおらへん状態で「もう休憩入りました
    よ」みたいな感じで.「起こすの可哀想やと思ったんで」
    って.
永作 :ありますね.
歩  :そういうスケジュール的なことももちろんそうですし,
    芝居,ドラマの現場に慣れるのも大変だったと.
永作 :そうですね.
歩  :そして夢.ムンクの「叫び」にトイレ覗かれたと.
永作 :そう.
TOM  :どこにいたの?そばにいたの?
永作 :うちのトイレにいたんですよ.
歩  :ムンクの「叫び」が?
永作 :その夢は自分の家のトイレに入ってる夢で,右斜め前に
    ドアがあったんですよ.パッと見たらそのドアがちょっと
    開いてたんで,「ドアが開いてる」と思って閉めようとし
    たら,その隙間にムンクの「叫び」が見てたんです.
歩  :怖いですね.
永作 :すごい怖いですよ.
歩  :「おまえが叫ぶな」みたいな感じですね.
永作 :でも前の家だし,もうすごい昔の話なんで.もう4〜5年前.
    でも忘れられないんです,その夢が.
歩  :何度も見るわけではないんですか?
永作 :その時しか見たことないです.
歩  :けっこう何度も見る夢あるじゃないですか.
永作 :そうですね.
歩  :なんでこの夢何度も見るんやろな?って.
永作 :あんまり夢見るほうじゃないんですけどね.最近は知らな
    い人いっぱい出てきますよ.
歩  :僕は何度も見る夢は,団地に住んでて,夜中に窓ガーッ
    開けると倉庫の上にでっかいタコがいてコブーン!って
    鳴いてる.
TOM  :作ってねえか?それ.
歩  :作ってない.本当にこれ何度も見るの.昔ね.今は見ない
    けど.
TOM  :タコがいるの?
歩  :でっかいタコ.タコなのにコブーン!って鳴くんですよ.
高見沢:タコが?
TOM  :コブーン?
歩  :皆さんないですか?変な夢.
永作 :意外と忘れちゃうんですよね.
歩  :忘れちゃいますね.まあ,その永作さんの夢をですね,
    夢占いで見てみました.
永作 :占っちゃったんだ.やだな.
歩  :ちょっと見ていきたいんですけど.トイレを覗かれたと
    いうことに関してはですね,「欲求不満.性的欲望が
    高まっている」.
TOM  :おお.
永作 :本当に?絶対にやだ.
えなり:あんまりね,ゴールデンタイムの放送じゃないですよね.
歩  :トイレを覗かれたというのはそういうことがあるんですね.
    どんなトイレでした?洋式の水洗トイレ?
永作 :普通のトイレ.
歩  :これはですね,トイレが出てくるということは要らない
    ものを流すという意味があるそうです.
永作 :流したかったんですね.
歩  :そうみたいですね.トイレというのは,人に見せない部分,
    恥ずかしい部分,見られては困る部分ということみたいで
    すね.そしてこのムンクの「叫び」.叫びというのは
    ストレスの表れだそうです.
永作 :よっぽど何かたまってたんですね.
歩  :たまってたんですね.「ストレス,不安,精神的な疲れ,
    体調が悪い」.4年くらい前に心当たりありませんか?
    何やってました?4年前.
TOM  :ないなぁ.
歩  :聞いてない,聞いてない.永作さんに聞いてるからね.
永作 :何だろう?特に変わったことは.今と同じように仕事はし
    てましたけどね.
歩  :さっきも言ってましたよね,仕事あんまりしたくなさそう
    なことばっか言ってましてね.
永作 :したくないわけじゃない.仕事は好きなんですけどね.
    でもそんなにたくさんは.
進  :適度にね.
歩  :叫びというのはそういう意味があるらしいですね.トイレ
    の様子はどうでした?汚れてました?
永作 :綺麗でした.
歩  :流れてない状態?
永作 :綺麗な状態っていうか,使用前って感じ.
歩  :なるほど.使用前ということは,運が付く.金運アップ.
高見沢:本当かよ?
TOM  :それ夢占いか?
進  :ほんまか?それ.
歩  :流れてない状態と汚れている状態って同じか?
永作 :トイレが普通に汚れてるんでしょ.流れてないのは流れて
    ない.
歩  :じゃあ,トイレが普通にあるっていうことは,「昔の思い
    出を忘れてやり直さなきゃ」と思っているということです
    ね.自分の家のトイレですよね?
永作 :そう.
歩  :自分の家のトイレ,書いてないな.
TOM  :じゃあ聞くなよ.
歩  :ごめんごめん.これが誰かの家のトイレの場合は浮気心だ
    そうですね.仕事場のトイレであれば,仕事で気になるこ
    とがあると.で,肝心な自分の家のトイレは書いてないで
    す.これ,状況としては用を足す前?足す後?
永作 :前だと思う.
歩  :しようとして出来ない,「何か妨害されている」.
永作 :なるほどね.
歩  :というわけで結果を読ませていただきます.「はっきり言っ
    て欲求不満」.
永作 :わかった,それは.
TOM  :優しく言えよ,優しく.そんな厳しい言い方じゃなく.
歩  :「はっきり言って欲求不満.ストレスがたまっている.
    自分の中で恥ずかしくて隠したいことが見透かされてしま
    うのではないかという不安を持っている.それはすごく
    プライベートな部分であり,恋愛で言うと不倫などの
    叶わぬ恋や,隠さないといけない恋からのストレスの表れ
    をも差す」ということでござます.
永作 :へえー.
歩  :なにか微妙な夢ですよ,これ.
永作 :微妙な夢だったんですね.
歩  :はっきりいって欲求不満!
永作 :もうわかったって,それは.
進  :言い過ぎですから.
歩  :隠さなあかんことちがあったんじゃないですか.それが
    ストレスになって見透かされてるんじゃないか,怖い怖い.
    それが欲求不満でムンクの「叫び」ですよ.
永作 :何でムンクだったのかな.
進  :不思議ですね.
TOM  :ムンクだからだろ?みんなのター坊だったら見ててもおか
    しくないじゃん.
進  :まあ,リアクション困りますよね.
歩  :ムックに見られてもね.やですね,見られたくないですね.
進  :それは困るがな.
金城 :トイレの窓開いてました?
歩  :何かわかるの?
永作 :窓なかったかも.
金城 :こもるからじゃないですか.
TOM  :匂いが?
歩  :あなたは何が言いたいの?
金城 :あ,そうかそうか,夢でしたね.
歩  :もうね,現実と夢がごっちゃになるタイプだから.
金城 :ごめんなさい.
えなり:今15分間の話聞いてなかったんですか?
金城 :一生懸命考えてたんですけどね,開運のために.
永作 :ありがとうございます.
歩  :それで,皆さんいちばん食い付いたところですよ.
    永作博美さんにとっていい男の三条件.逞しさ,そして
    包容力,知性.
TOM  :包容力ね.
進  :知性.
歩  :やっぱり逞しいほうがいいですか?
永作 :うん.逞しいっていうのはでも.
歩  :カイワレ君みたいのじゃないほうが?
永作 :見た目というよりは精神的な.
歩  :精神的な逞しさ.
高見沢:強い意志ね.髪は短くても長くてもどっちでもいい?
永作 :それはべつに.
高見沢:ちょっと短すぎない?こんなの.
えなり:いやいや,僕聞きましたよ.高見沢さんも短かったそうじゃ
    ないですか,僕ぐらい.
高見沢:当たり前じゃない.生まれた時からこんな長いわけない
    じゃん.
えなり:そうじゃなくて.
歩  :高見沢さん,えなり君とケンカするのやめて下さい.
TOM  :いい大人なんだからさ.
歩  :精神的な逞しさ.どういしうことだろう?例えばなんか
    あります?具体的に.
永作 :具体的に?
TOM  :例えば山からガーッと落ちて死にそうなんだけど「死なな
    い」って思ってるみたいな.
永作 :でもなんかそういうこと.すごいしんどいんだけど「頑張
    れる」って,そういうのを自分で持ってる人とか.ちゃん
    と一人で考えてるというか.
歩  :ということは,剛,正反対やな.
進  :僕はもう,昨日帰ってちょっとゲームして.
歩  :昨日の君の行動聞いてないよ.
進  :いや,ベッドの上で寝るやん.枕を近くに置いて「頑張ら
    なな.頑張らなな」ってずっと思ってるうちに寝てたです.
歩  :そういうのはダメなんですよ.
進  :ダメっていうか,引くよ.
歩  :逞しいほうがいい.
永作 :ですね.
歩  :包容力と一緒じゃないですか,じゃあ.
永作 :そうかもしれないですね.
歩  :まあ,言うてみれば.
永作 :三つって言われて「ああん」ってなっちゃった.
TOM  :そういう漠然としたものじゃなくて,簡単に言ってどんな
    人がいいんですか?
永作 :簡単に言って?
TOM  :例えばこういうのどうですか?
高見沢:こういうのって言うなよ.
TOM  :こういうのとかこういうのとか,タイプで言うと年取った
    ほうがいいとか若いのがいいとかあるじゃないですか.
    例えば日本人がいいとかイランの方がいいとか.
高見沢:具体的すぎる.
永作 :あんまり外見的なものは特にないんですけどね.でも上の
    方がいいなと思います.
TOM  :二階とか?
進  :歳,歳.
高見沢:年齢.
TOM  :幾つぐらい上の方まで?
歩  :早く自分を見いだしたいんだ.
TOM  :そうじゃなくて,みんな見てる方で「あ,恋が出来るかも
    しれない」って思うわけじゃん,見てる拓郎さんとかも.
歩  :わかったわかった.じゃあ二人で赤い糸やればいいじゃん.
TOM  :俺たちは付き合わないよ.
歩  :そうじゃなくて,高見沢さんとTOMさんだったらどっちが
    いいかって.
TOM  :嫌だよ,そういうの.本当に俺たちの年代って,そういう
    の本当に恥ずかしい.
高見沢:恥ずかしいね.
歩  :いや,今もう年上がいいってことだったから,俺らアウト.
進  :まあ,かろうじてえなり君もイケますけど.
歩  :あ,そうか.
えなり:いけないです.
進  :イケるやん.見てみ,この絵面.
えなり:ものすごい若々しいじゃないですか.
TOM  :じゃあ,動き若々しくしろよ.
歩  :やんなくていいですか?
TOM  :ドキドキするもんね.
歩  :しない?
高見沢:やってみる?
TOM  :やる.動きがあったほうがいいよね.
永作 :何するんですか?
吉村 :タイプをね,トンッて.
TOM  :えなちゃんも.
えなり:僕だって若いですもん.
歩  :単純にこの中でどの人を選ぶか.わかりやすくいきましょ
    う.
高見沢:どうすんの?
えなり:じゃあKinKiさんも.
歩  :じゃあ俺らも.
TOM  :どうすんの?
歩  :後ろ向いて.TOMさんこれやったことない?
TOM  :ないよ.こんなことに入れてもらったことないじゃん.
高見沢:怒るな怒るな.
歩  :目をつぶってればいいんですよ.
TOM  :俺が目つぶったからってキスしないでね.
進  :しませんから.
TOM  :本当だよ.絶対だよ.
歩  :じゃあ,この人だなっていう人の背中をトンッって.
永作 :はい.(←永作さんはえなり君のところへ)
TOM  :やった.
高見沢:誰?
歩  :その人を選んだ理由は?
永作 :いちばん物知りそうだったから.
えなり:いやぁ,暑いなぁ,ここ.
TOM  :感じ悪.
えなり:痛い,痛い.
TOM  :若いだけで幸せなのに.
えなり:いや,誰が叩いたかわかんないでしょ.
歩  :TOMさん叩かれたでしょ?
TOM  :あれは「前に出ろ」ってことだったんじゃないの?
歩  :なんだ,だませてないのか.ごめんね,いいや.
TOM  :そういう時は言えよ.乗ったよ,今.俺,本当に「前に行
    け」っていう意味だと思うから「なんだ」と思ってた.
    それ,だましてたんだ.
歩  :だましてた.
TOM  :リアクションが違ったよ.もう一回やらせてくれ,今の.
えなり:あとで別撮りも可能ですから.
TOM  :なんだ,そういうことだったのか.
歩  :あ,ちょっと待って下さい.マイク調子悪いみたい.
TOM  :光一ずっとパクパクしてただけなの?
えなり:あ,チャンスかもしれないですよ,撮り直しの.
TOM  :おお.結局えなり君?
えなり:ですよ.
高見沢:えなり君人気あるよね.
歩  :さ,続いてのコーナー,堂本自分撮りイレブン!
    では見ていきましょう,1枚目.
進  :おでん.
歩  :おでんですね.食ってますよ食ってますよ.
永作 :夏の終わりと言えば.
TOM  :ビール似合わない.
永作 :そうですか?
TOM  :なんかお酒飲まなさそうな感じだよね.
高見沢:そうですね.
永作 :新橋演舞場に舞台を見に行ってて,その幕間に.中におで
    ん屋さんがあるんですよ.そこで必ず大体行くとおでん.
TOM  :卵写ってたね.
永作 :あ,本当だ.
高見沢:おでんいいよね.
歩  :おでん食いたいな.お腹空いたな.
永作 :美味しかったですよ.
歩  :けっこう食べるほうですか?量的に.
永作 :ええ,普通に食べますね.
歩  :ダイエットとか気にしたりとかは?
永作 :ううん,食べたいもの食べてますよ.
歩  :いいっスね.お酒なんかは?ビール写ってますけど.
永作 :飲みますね.
歩  :けっこう飲みますか?
永作 :それなりに.人並み程度に.
歩  :何か酔っ払ってこんなことしてしまった,とかないです
    か?井筒監督は標識曲げてた.
永作 :すごい力だ.何かしたかな?でも酔っ払って階段から落ち
    るとか,そんなぐらいしかないですよ.特には.
TOM  :いちばん好きなのビールなんですか?
永作 :まずはビールですね.
歩  :オヤジですね.
高見沢:だんだん上がってくんだ.
永作 :だんだん.
高見沢:お酒強いんだ,じゃあ.
TOM  :「とりあえずビールで」っていう人なんですか?
永作 :そうですね.
歩  :どんな人と飲んだり?例えば先ほどの役所さんとかとは?
永作 :役所さんは舞台もずっとこのあいだやってたので,
    飲みに行ってましたね.
歩  :行きましたか.
永作 :そうですね,仕事でお会いする人とは行きますね.
    スタッフと行くことも多いですけど,仕事の帰りに.
歩  :役所さんなんかは,飲んでもあんなダンディなんだ?
永作 :え?
歩  :おっとっと?
永作 :役所さん,ええ,途中までは.
歩  :どうなられるんですか?
永作 :楽しいお酒になるんですよ,とにかく.
歩  :なるほど.明るくなるんですか.
永作 :おしゃべりとかいっぱいして.
歩  :いいお酒の飲み方ですね.はい,続いての写真.これは
    何だ?
永作 :あのね,映画館に行ったんで,映画館の写真を撮ろうと
    思ったらこういう写真になっちゃいました.
歩  :これもう上映中ですか?
永作 :始まる前ですね.
歩  :始まってからだとそうとう大迷惑ですよね.
TOM  :何撮ってんだって話ですよね.
永作 :だから一緒に見いてた方はご迷惑ですよね.すいません
    でした.
歩  :映画館にはよく見に行かれるんですか?
永作 :映画館行きますよ,フラフラと.
歩  :俺,行かないんですよ.
永作 :え?なんで?
TOM  :遠いの?
歩  :そういう問題じゃなくて.
えなり:光一さん,どんな郊外に住んでるんですか.
歩  :映画とか何でも流行った2〜3年後に見るんですね,
    ビデオで.
進  :俺もそういうタイプです.
永作 :なんで?二人とも?じゃあ新しい映画の話とか出来ないね,
    二人と.
歩  :そうなんです.だから僕まだ「リング」とか見てない.
進  :あ,「リング」はかろうじて見た.
歩  :あと「マトリックス」も見てない.
進  :最初のやつは見た.
永作 :私も最初のやつは見たな.
進  :今で言うジョニー・デップの「パイレーツ・オブ・カリビ
    アン」とかさ,「ターミネーター」の新しいやつとか見て
    ないけど,でも「猟奇的な彼女」だけはなぜか見に行って
    しまった.
永作 :見た見た.
えなり:あれいいですね.
歩  :どんな映画が好きですか?永作さんは.
進  :ジャンルとかで言うと.
歩  :アクションとかいろいろありますけど.
永作 :ちゃんと楽しい映画がいいですね.
歩  :暗いのよりも?
永作 :暗いのは,本当にあったけっこう悲惨な話とかを映画にし
    てる場合がけっこう最近あるじゃないですか.ああいうの
    は本当に見てて痛い気持ちになってしまうので,なるべく
    本当に虚構で作られたお話ですよっていう話のが好きです
    ね.
歩  :気が合わないですね.
永作 :そうなの?反対が好き?
進  :俺,とことん落ちるの見ます.
歩  :僕も落ちるの大好き.
進  :俺,このあいだ「ターザン」見て.
TOM  :「ターザン」落ちるやつ?
高見沢:ずっと落ちてるターザン?
TOM  :「あーああーっ」って.
歩  :違う「あーああーっ」や.
進  :「ターザン」見てちょっと落ちたんですね.
歩  :けっこういい話やからな.
進  :ちょっと泣いちゃいましたもん,本当に.すげえ落ちまし
    た.「この落ちた僕をどうしてくれるんだ?ターザン」と
    思いました.
歩  :続いての写真は?
永作 :ごめんなさい.
歩  :ちゃんと写しませんか.
進  :すごいおでこがフィーチャリングされてて.
永作 :写したかったんですけどね.これは後ろを撮りたかったの
    と,あとメイクしてなかったんで,まともに撮ると申し訳
    ないと思って.
歩  :そんなのいいんですよ.
永作 :これは実家で,裏が湖なんですけど,私の部屋のベランダ
    から.
進  :いいですね.
TOM  :家,でかっ!
高見沢:これ,庭なの?
永作 :私の頭の後ろがちょうど庭ですね.
TOM  :両脇なに?
歩  :米倉みたいのありますよ.
永作 :両サイドはいろいろ物を置いたりとか.
TOM  :向こうグリーン?
永作 :芝ですね.
高見沢:庭だって言ってんじゃん.
永作 :あ,あっちは公園というか.
えなり:あの塀までですか?
永作 :そうです.
歩  :でもすごい立派ですね.
進  :屋根二つあるもん.
TOM  :立派なお家だ.
歩  :よく帰られるんですか?
永作 :いや,あまり帰らないですね.これは父が還暦だったので,
    それでお祝いに帰ったんてすけど.
歩  :なるほど.続いての写真.もしやお父さん?
永作 :お爺ちゃんです.
高見沢:どう考えてもお爺ちゃんだろ.
TOM  :還暦って言ってたでしょ.
進  :お父さんとの話があったので,流れでお父さんと思っちゃっ
    たんでしょうね.
永作 :そうでしょうね.普通はお父さんを撮るんですけど,
    父親がどうもフィーチャリングされてたことにお爺ちゃん
    がちょっと寂しそうだったので,お爺ちゃんを撮りました.
進  :なるほど.
歩  :どう考えても還暦ではないですね.
永作 :そうですね80越えちゃいましたね.
歩  :あんまり帰らないんだったらお爺ちゃんともなかなか
    会えないですね.
永作 :そうですね.でも仲良いですよ.
進  :可愛らしいお爺ちゃんですね.
歩  :どんなお爺ちゃんです?
永作 :このあいだ帰ったらすごかったです.浜のほうというか,
    湖に散歩に行こうかって行ったんですけど,自転車
    立ち漕ぎしてましたからね.
歩  :お爺ちゃんが?すごい.
永作 :そんな元気なお爺ちゃんです.
歩  :いいですね.こんな孫いたらね.
TOM  :たまんないでしょ,お爺ちゃんとしては.
進  :心配でたまらないですよ.
TOM  :可愛いでしょうね.
歩  :ね.続いての写真.
進  :ごっつ顔が「んがっ」って.
高見沢:嫌がってない?
永作 :ごめんなさい.甥っ子です.妹のお子ちゃま.
歩  :甥っ子.子供好きですか?
永作 :子供は好きですね.可愛いですね.
歩  :いずれは自分も子供は?
永作 :まあ,いずれは産んどかないとですよね.わかんないけど,
    体験してみたいっていうのはありますよね.
歩  :大変やって言いますよね.
永作 :言いますよね.
進  :男にはわからんですよね.
歩  :じゃあ続いての写真.
TOM  :足の親指上がってないじゃん.
永作 :これは意識したんですね.
歩  :親指が上がらないように.これは何してるんですか?
永作 :父親の還暦だったので,お祝いであげた品物です.
歩  :じゃあ,なんで足が入ってるんです?
永作 :あのね,違うの.デジカメ渡された時に「絶対に自分を
    入れて撮ってください」って言われたの.
歩  :はいはい,そうです.自分撮りイレブンです.
永作 :ですよね.だから何か入れなきゃいけないのかと思って.
    こういうふうに撮ってる時に入れられるの足しかなかった
    んですよ.それでたまたま爪も赤だったから,赤つながり
    みたいのでちょうどいいと思って.
歩  :なるほど.マニアの気持ちをとらえてますね.
永作 :そうなの?じゃあ良かったわ.
高見沢:おいおい.
歩  :お父さんはどんな方です?さきほどお爺ちゃんのこと聞き
    ましたけど.例えば昔は厳しかったとか.
永作 :いえ,特には厳しくないですね.
歩  :厳しくないですか.
永作 :わりと好きなように,好きなようにっていう感じでしたね.
歩  :門限とか?
永作 :門限はなかったです.特には言われなかったですけど.
    でも何となく暗黙の了解みたいのはありましたけど.
    わりと私,早く家に帰ってたので,そんなには問題になり
    ませんでしたけどね.
歩  :なるほど.続いての写真.
進  :また足.
歩  :また足ですね.
高見沢:これは何ですか?
永作 :これは私の眼球写真です.
歩  :え?
えなり:え?
永作 :これだけじゃわからないと思ってさっきの写真を撮ったん
    ですけど,また入れられるのが足しかなかった.すいませ
    ん.
TOM  :なに?眼球写真って.
高見沢:どうやって撮るの?
永作 :前にその役所さんとやっていた舞台の時に,パンフレット
    で使うっていうので.だからスタジオでちゃんと撮った
    写真なんです.それをたまたま使わなかったので「どう
    ぞ」ってくれたのがあって,せっかく世に出るために
    撮ったのに世に出ないのはあれだと思って今回出して
    みました.
歩  :どうやって撮影したんですか?
永作 :ガッと目を開けて顕微鏡みたいなカメラで.
歩  :それは眼科とかでじゃなくて?
永作 :うん,スタジオの隅っこで.
歩  :眼科で目の奥の壁を撮ったことあるけどね,俺も.
TOM  :は?
えなり:なんです?
進  :レントゲン風な.
歩  :網膜見るために.すごいですね,スタジオで撮って.
    ゴールドですね.
永作 :みんな色も違うし形も違うんですって.眼球のサイズも
    違うし.
TOM  :こういうのって眼球のマニアからするとどうなの?
    綺麗なの?
高見沢:うん,けっこう綺麗だね.
えなり:ちょっと待ってくださいよ.
歩  :ナイス.
高見沢:トトロみたい.
歩  :トトロね.不思議な写真ですね,しかし.続いての写真で
    す.これは?
永作 :このあいだ大阪に遊びに行った時にイベントがあって,
    友達がやってたので見に行ったんですけど.民生さんとか
    も出ていて.それに行った写真だよっていう感じで.
歩  :パスとTシャツが?
永作 :Tシャツもそう.
歩  :なるほど.これはご自分のおうちで?
永作 :大阪にデジカメ持ってくの忘れちゃったんですよ.だから
    わざわざ家に帰って着替えて撮った.
歩  :わざわざありがとうございます.
永作 :いいえ.
歩  :というわけで以上,永作さんの自分撮りイレブンでした.
    続いてのコーナーです.

「ベストヒットたかみー」

歩  :せーの.
進・歩:堂本!
高見沢:ベストヒットたかみー!はい,今回のテーマはですね,
    1976年,歌謡曲黄金時代を取り上げてみたんですけど.
    この年は日本でいちばん売れた曲が出来た年らしいんです
    よ.
歩  :'76年.
高見沢:'76年.どんな曲がヒットしたのか.まずはベスト15から
    6位まで10曲をお聞き下さい.これは山口百恵さん
    「愛に走って」ですね.続いて.
歩  :あ,これ知ってる.
高見沢:「山口さんちのツトムくん」.で,次が「赤いハイヒール」
    太田裕美さん.これは「あの日にかえりたい」
    荒井由実さんですね.今の松任谷由実さん.これは
    イルカさんの「なごり雪」.
歩  :あのオーパーオールがね.鶴瓶かイルカか.
高見沢:田中星児さん「ビューティフル・サンデー」.また
    山口百恵さん「横須賀ストーリー」.そして出ました,
    二葉百合子さんの「岸壁の母」.
歩  :食い付きましたね.
高見沢:ちょっとお袋に似てるからさ.
歩  :そういうことか.
高見沢:そして因幡晃.これ知ってますか?「わかってください」.
歩  :知らないですよね.
TOM  :じゃあ,わかってください.
高見沢:わかってください.これもヒットしました.これ知って
    ます?中村雅俊さん,「俺たちの旅」です.以上6位までで
    した.このようになってますけど.永作さんはこの中で
    知ってるのあります?
永作 :ええ,知ってますよ.
高見沢:'76年だとまだね.
永作 :6歳ですね.幼稚園.
高見沢:「山口さんちのツヨシくん」あ,ツヨシくんじゃねえや,
    ツトムくん.これは?
永作 :歌ってましたね,幼稚園.
高見沢:どういう歌なの?俺知らないんだよ.
TOM  :♪このごろ少しヘンね〜どうしたのかな?〜.
高見沢:剛くんの歌だな.
進  :でも僕っぽいですよね.
歩  :なんか部屋に引きこもって.
進  :♪このごろ少しヘンよ〜って.いやいや,人と同じが
    嫌いなもんで.
高見沢:で,「赤いハイヒール」,太田裕美さんですね.で,
    「あの日にかえりたい」が.この中でKinKiの二人が
    知ってるのあります?
歩  :知ってるの多かったですね.
進  :♪これっきりこれっきり〜も知ってますしね.
    「ビューティフル・サンデー」も知ってますし,
    「なごり雪」も.
高見沢:これ知ってますか?「岸壁の母」.
歩  :いや,知らないです.
高見沢:えなり君は知ってるでしょ?
えなり:なんでですか?知らないですよ,さすがに.
進  :えなり君これ車でいつも聞いてるって.
TOM  :これかれて飛ばしてるって.
歩  :どうなってるか気になりますね,5,4,3,2,1と.
高見沢:由美ちゃんはどう?この中で.
吉村 :私でもほとんど知ってます.
高見沢:知ってる?「岸壁の母」.
吉村 :それは存じ上げなかったんですけど.
高見沢:知らない?これ.
吉村 :はい.私まだ1歳ですもん,その時.
高見沢:あ,そうなんだ.
吉村 :はい.けっこう若い.
高見沢:他は?知ってるのある?
歩  :「わかってください」とかは?
吉村 :知ってます.
歩  :わかってくださってた.
高見沢:このようにバラエティに富んでるわけですけどね.それで
    は続いて聞いてみましょうか.5位から1位までお聞き下さ
    い.「あなただけ」あおい輝彦さん.
進  :赤いシャツですけどね.
高見沢:これはあまり知らない?みんな.
歩  :歌は知らないな.
高見沢:そして.
進  :あ,「木綿のハンカチーフ」.
高見沢:太田裕美さんの「木綿のハンカチーフ」ですね.これが
    第4位なんだ.
歩  :都はるみさん.
高見沢:第3位が都はるみさんの「北の宿から」.これはえなり君
    知ってるでしょ?
えなり:ええ,まあ.
高見沢:これはヒットしましたね.そして唯一洋楽が2位になりま
    した.ダニエル・ブーンの「ビューティフル・サンデー」.
    カヴァーが田中星児さん.そして1位.この1位はすごいで
    すよ.「およげたいやきくん」.
進  :子門真人.
TOM  :出てるぜ,ムック.
高見沢:というわけで,これが'76年の歌謡曲黄金時代に売れた
    曲ベスト15なんですけど.いろいろバラエティに富んで
    ます.
歩  :確かにこうやって15曲もあって,生まれてない僕らが
    ほとんど知ってるんですもん.
高見沢:あ,KinKi生まれてないの?そうか,'79年だからね.
    デビュー2年後だな,俺.すごいギャップ感じるよね.
歩  :お父さん.
高見沢:よく聞きなさい,私の話を.これね,いろいろあるんです
    けど,この「およげ!たいやきくん」,これは未だに第1位
    なんですよ,シングルの売り上げが.
歩  :未だに塗り替えてない?
高見沢:抜いた人いないんですよ.だから,たいやきに次ぐものを
    KinKiがやんなきゃ.
歩  :そうですね.
えなり:できますよ.
歩  :ありえない.
高見沢:「さわげ!タコやきくん」ってのはどう?
歩  :それ売れるかな?
えなり:僕,買いますよ.
高見沢:買う?
歩  :「さわげ!タコやきくん」.いい歌だ,それ.
TOM  :普通,思い付いても恥ずかしくて言えないよね.
高見沢:悪かったね.永作さんは知ってます?
永作 :ええ,私もほとんど.あと最近やっぱり昔の歌が流れる
    こと多いですよね.
高見沢:そうですね.この中で好きなタイトルある?みんな.
歩  :タイトル?「わかって下さい」かな.
TOM  :おまえ,進行考えてやってる?
高見沢:考えてない.でもこれいいよね,「わかってください」.
歩  :今日はどの曲をやるんです?
高見沢:今日はこの中でね,「岸壁の母」をやろうと思いましたが.
TOM  :じゃあやろうよ.
高見沢:思いましたが,やはり永作さんが歌えないということで,
    今夜は1976年の数々のヒット曲の中から太田裕美さんの
    「木綿のハンカチーフ」を永作さんと一緒にセッション
    しようと思います.

♪木綿のハンカチーフへ〜

歩  :はい,本日のゲストは永作博美さんでした.
    どうもありがとうございました.



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