歩 :はい,本日のゲストは,THE ALFEEの皆さんです. よろしくお願いします. 一同 :よろしくお願いします. 歩 :普段は王子が. 坂崎 :お世話になってます. 歩 :こちらこそお世話になっております. 坂崎 :本当にご迷惑をおかけして申し訳ないです. 進 :いえ,とんでもないです. 歩 :お借りしてる形になってて. 桜井 :どんどん使ってください. 歩 :ご覧になられてますか? 桜井 :毎月見てます. 歩 :毎週やってるんですよ. 坂崎 :メンバーとしてはですね. 歩 :メンバーとしてはどうですか? 坂崎 :ちょっとまだ物足りないですね. 歩 :物足りない? 坂崎 :もっとボケをかまして欲しい.ガツンガツンに. 桜井 :いや,本当はね,もっとどっかでボケてんだろうけど カットされてるんだよ. 坂崎 :あ,カットされてるんだ. 桜井 :どっか落ちたりしてるでしょ? 歩 :落ちたり? 進 :まだ落ちてないですね.そこは見てないですね. 桜井 :よく落ちるのよ,ステージから. 進 :それは天然で? 桜井 :天然,天然. 進 :あ,じゃあ,うちの相方と共通ですね. 高見沢:え?よく落ちるの? 歩 :いえ,よくは落ちないですけど. 高見沢:危ないぞ,落ちたら. 歩 :たまに落ちたことあります. 高見沢:べつに落ちようとは思ってないよね. 歩 :落ちようと思って落ちたことはないです. 高見沢:そうだよね. 桜井 :だから驚くんじゃないか.落ちるってそうなってたら わかるけどさ,急にいなくなるんだもん. 進 :そうですよね. 坂崎 :倒れることある?ステージで.転ぶとか. 歩 :昔はよく転びましたね. 進 :雨の真駒内のステージでも.ステージが雨で濡れてて. 歩 :あと,バイクでステージ上走ってて,そのままステージの 下に落っこったことありました. 高見沢:危ない. 歩 :あれはね,あまりにも激しすぎて周りは演出だと思ったら しいです. 高見沢:そうか,本気で落ちちゃったんだ. 歩 :本気で落ちたんです. 進 :その時僕は何してたんやろか? 歩 :歌ってた. 進 :あ,僕,歌ってた. TOM :なんか話が湿っぽくなっちゃったね. 歩 :でも衣装はぜんぜん湿っぽくないんですけどね. 坂崎 :サバ? 桜井 :光り物. 歩 :サバなんだ? えなり:綺麗ってことですよ. 高見沢:えなり君,着てみる? えなり:いやいや,僕はいいです.高見沢さんじゃないと似合わな いですから. TOM :いや,似合うんじゃねえかな. えなり:似合わないですよ. TOM :そのシャツに合うと思う. えなり:合いませんよ.どう考えても合わないじゃないですか. 高見沢:着てみたら? えなり:下のシャツもすごいですね,フリル付きの. 歩 :いい,いい. 高見沢:いいじゃないの. TOM :マギー司郎の弟子みたい. えなり:やれそうですよね.おかしい,これ. 歩 :なんか年末年始だったらぜんぜん違和感ない. えなり:そうですね. 歩 :隠し芸とか. 高見沢:街にいても大丈夫. えなり:年末年始ならね.年末年始お借りします. 高見沢:いいよ. TOM :このシャツもすごいよね. 吉村 :いいですよね,これ. TOM :昔からこうだったんですか?高見沢さんは. 桜井 :そうですね. TOM :ずっと? 坂崎 :高校の時はそうでもなかった? 桜井 :でも生地はサテンだったから. 歩 :光り物. 桜井 :光り物系が好きと. 歩 :やっぱりサバだったんだ. 高見沢:サバだね. TOM :カッコいい.サバの王子様. 歩 :サバの王子か.というわけでこのコーナーから参りましょ う.堂本一問一答!どんどん質問出ますんで,即答で答え て下さい. 高見沢:前に行くんですか? 歩 :はい. 桜井 :ここでいいいじゃん. 進 :いや,ちょっと待って下さい.えなり君がどうしても前に 出ろって. えなり:なんで僕にそんな権限があるんですか? 歩 :それでは参りましょう.堂本一問一答!
Q :それでは日本一の長寿バンド,アルフィーの皆さんに質問 です.桜井さん,坂崎さん,高見沢さんの順でお答え下さ い.子供の頃のあだ名は何ですか? 桜井 :「サル」. 坂崎 :「さかや」. 高見沢:「タコ」. Q :子供の頃,通信簿によく書かれたことはなんですか? 桜井 :「落ち着きがない」. 坂崎 :「落ち着きがない」. 高見沢:「ネジが一本外れている」. 桜井 :先生本当にしっかりしてたね. 坂崎 :よく見てるね. Q :それでは子供の頃よく親に言われたことは何ですか? 桜井 :「早く起きろ」.ずっと寝坊だったんで. 坂崎 :俺はね,「屁理屈言うな」. 高見沢:「髪の毛を切れ」. 坂崎 :未だにな. 進 :笑いの法則がね, 歩 :三段落ちのコーナー? 進 :本当に笑いの法則出てきてますよ. 歩 :あの,バンドですよね? 坂崎 :バンドです. 進 :坂崎さんが振りになってますからね. 坂崎 :いつもと逆なんだ. 桜井 :普通は下げなんだけどね,俺. Q :それではアルバイトの経験を教えて下さい. 桜井 :僕はビルの清掃. 坂崎 :錦糸町の駅ビルの熱帯魚屋. 高見沢:坂崎とコンサートの警備員. 坂崎 :ガロのね. Q :若い頃,いちばん苦しかったことは何でしたか? 桜井 :感電. 歩 :そりゃ苦しいな. 桜井 :本当なの. 高見沢:マジ. 坂崎 :フジテレビじゃないか? 桜井 :フジテレビ. 進 :そりゃ苦しいわ. 坂崎 :俺は栄養失調かな. えなり:苦しいですね. 高見沢:若い頃,何をやってもぜんぜんうまくいかなかった. 歩 :苦しいね. Q :それでは桜井さんに質問です.あなたにとっていちばんの ゼイタクって何ですか? 桜井 :これはね,ファーストクラスに乗って蕎麦を一杯食って寝 ちゃうの,ずっと.何のためにファーストに乗ったかわか んない.これは贅沢だと思う. 歩 :そうですよね.食事もちゃんと食器で出て来るのに. Q :桜井さんに質問です.一週間休みが取れたら何をします か? 桜井 :休みたいですね. 高見沢:だから,休みがあったら何する? 桜井 :何もしない.ただダラーッとして. 高見沢:いつもと一緒じゃん. 桜井 :そうだね. Q :それでは坂崎さんに質問です.「人にこれをされるのはど うしても我慢出来ない」ということは何? 坂崎 :ミカンの皮を人に剥かれること. 桜井 :剥いてもらったほうがいいじゃん. 高見沢:俺も剥いてもらったほうがいいな. 坂崎 :うそ?俺やだな. 桜井 :ブドウとかも. 坂崎 :そう? Q :坂崎さんに質問です.今までメンバーについたひどいウソ は何ですか? 坂崎 :入試の日にちを間違えて,なかなか言い出せなかった. 桜井 :大学のね. 坂崎 :大学の. 桜井 :受けてないのに俺が発表を見に行ったんだから.あるわけ ねぇだろが. 坂崎 :すいませんでした. 歩 :それひどいですね. 桜井 :おまえが言ったんじゃない,お袋がバラしただけ. 坂崎 :言い出せなかったんだよ. Q :それでは高見沢さんに質問です.家に帰ったらまず何をし ますか? 高見沢:ドアを閉めて鍵をかける. 歩 :普通じゃないですか. 桜井 :こいつ昔カギなんかなかったじゃん. 高見沢:今はあるよ,ちゃんと. Q :高見沢さんに質問です.もし生まれ変われるなら何になり たいですか? 坂崎 :サバ? 高見沢:サバじゃないよ.自分です,やはり. 歩 :素晴らしい. 高見沢:自分に生まれ変わってみんなとまた会いたい. TOM :ブーッ,ブーッ. 進 :ブーイングだ. Q :それでは続いての質問はこの方からです. VTR(爆笑問題のお二人) 田中 :こんばんは.爆笑問題です.アルフィーの皆さんに質問が 一つ出来るということなんで,太田さん,質問してくださ い. 太田 :私はね,普段寝る時はだいたいね,素っ裸に香水だけなん ですよ. 田中 :香水とそんなのかかけないだろ.マリリン・モンローじゃ ないんだから.それで何が聞きたいんですか? 太田 :それでね,アルフィーの皆さんは,寝る時は一体どういう 格好してるのか. 田中 :本当に聞きたいか? 太田 :思ってるのと違うと思うのね. 田中 :違うかもしんないけど.高見沢さんは興味あるね. 太田 :興味ある. 田中 :でも桜井さんも坂崎さんも何を着て寝てるか興味あるね. 太田 :答えてください. 歩 :確かに. 桜井 :パジャマです.で,ツアーで旅先はホテルの浴衣.昆布巻 きみたいになっちゃうね. 坂崎 :上に上がってきちゃって. 歩 :パジャマって何色ですか? 桜井 :いっぱいあるよ,いろいろ. 坂崎 :俺もパジャマかな.今は鉄腕アトムのパジャマ. 桜井 :俺も持ってるわ,鉄腕アトム 高見沢:俺持ってないな,鉄腕アトム. 坂崎 :買わなかったんだろ. 高見沢:どこで売ってるの? 坂崎 :パジャマ屋. 高見沢:あ,僕はどこでもシルクのパジャマです. 桜井 :木綿がいいよ. 進 :どんなトークやねん. 桜井 :豆腐の話してるみたいだね. Q :それでは今まででいちばん失敗したお酒での反省は何です か? 桜井 :言えません. 坂崎 :これはもう桜井にすべてお任せします. 桜井 :勘弁してください. 高見沢:もう桜井以上のものはありません.私たち二人が謝ります. すいませんでした. 坂崎 :すいませんでした.ご迷惑をおかけしました. Q :それでは坂崎さんと高見沢さんに質問です.この際はっき り言いましょう.桜井さんにここは直して欲しいというと こはありますか? 坂崎 :それはやっぱり飲まれないようにしていただきたいですね, 酒を. 高見沢:己を知れと一言いいたいですね. 桜井 :怒られちゃった. 歩 :これは後ほど聞きましょうね. Q :それでは桜井さんと高見沢さんに質問です.この際はっき り言いましょう.桜井さんにここは直して欲しいというと こはありますか? 桜井 :楽屋でうるさい.朝から晩までギター弾いてる. 高見沢:ミュージシャンだもんね. 桜井 :あれ?今日は2対1かよ? 進 :割れましたね. 高見沢:坂崎は手を広げすぎなんで,そろそろ絞ったほうがいいん じゃないかな.趣味ですよ.カメレオンだとかネコだとか 馬だとか. 坂崎 :馬はいないよ. 高見沢:一つに絞っていただきたいと. Q :それでは桜井さんと坂崎さんに質問です.この際はっきり 言いましょう.高見沢さんにここは直して欲しいというと こはありますか? 高見沢:ない. 歩 :自分で言ってる. 桜井 :今さら言っても絶対治らないとは思いますけど,でも最近 はけっこう時間に. 坂崎 :そう? 桜井 :そうらしいね.自分の仕事の時はきっちり行くらしい. 早く行ったりする場合もあるらしい. 坂崎 :時間の前に? 桜井 :そうそう.間違えてるらしいんだけどな. 坂崎 :1時間間違えてね. 桜井 :まあでもだんだん良くなってるってことはいいと思うんだ けど. 坂崎 :責任が出てきたんですかね. 桜井 :そういうことかな. Q :それでは坂崎さんに質問です.結成30年.「俺って年取っ たなぁ」と思うのはどんな時ですか? 桜井 :ほとんどないですけども,新聞の字が見えにくくなってき た.あと,CDの歌詞カードが小さ過ぎます,あれは.拡大 コピーしないと. 坂崎 :見えないの? 高見沢:それひどいな. 桜井 :仕方ないでしょ. 高見沢:俺たち平気だよな. 坂崎 :ぜんぜん平気. 桜井 :おまえら近眼だからだよ. 高見沢:そうか. Q :それでは坂崎さんに質問です.宝物は何ですか? 坂崎 :それは両脇の二人です. TOM :ブーッ,ブーッ. Q :それでは高見沢さんに質問です.最近「いいなぁ」と思っ た人は誰ですか? 高見沢:いいなぁと思った人,あやや. 歩 :やられましたからね. 高見沢:ね?えなり君ね. えなり:そうですね. Q :それでは最後の質問はこの方からです. VTR(松浦亜弥さん):白のフリルのシャツがとっても似合っている 高見沢さん,今からカメラに向かってウィンクして下さい. 3,2,1,はい. 高見沢:どのカメラで?
歩 :本当にウィンクうまい.はい,ありがとうございます. 高見沢:本物だ.まさかあややが出てくるとは. 進 :ドキドキされてましたよね. 高見沢:びっくりした. 歩 :それじゃあ少しずつ聞いていきましょうかね.子供の頃, 桜井さんと坂崎さんは「落ち着きがない」と言われ, 高見沢さんは「ネジが一本外れている」. 坂崎 :これ,言う先生もすごいよね. 桜井 :俺すごいと思う,その先生.俺たちだってやっと気が付い たもん.今,2本ぐらい抜けてると思うけど.こいつ, 電話ぜんぶバラして,「また直せばいいや」って直したん ですよ.そしたら一本余っちゃったんですよ,ネジが. それが自分のネジだったらどうする? 歩 :自分のネジか. 坂崎 :天才バカボンって自分のネジ落ちちゃったんでしょ, ドブに. 高見沢:そうなの? 坂崎 :そうだよ. 歩 :へぇ〜. 坂崎 :それでああなっちゃった.大丈夫? 高見沢:大丈夫,大丈夫. 歩 :未だにネジ一本外れてますか? 坂崎 :やっぱり外れてますよね. 高見沢:そうかな? 桜井 :まあ,そこがいいんだけどね. 歩 :「こんなことあった」って何かあります? 坂崎 :それはやっぱりすごいよな.末端になかなか神経が行かな いみたい. 高見沢:エフェクターの間に足が挟まってとれないとかね. 坂崎 :ペダルの間にさ. 歩 :ええ!?ウソでしょ? TOM :ステージで? 高見沢:そう,ステージで.なかなか動かないんだよ. 進 :ペダルとペダルの間に挟まって? 高見沢:そうそう. えなり:そんななるもんですか? 高見沢:なっちゃった. 坂崎 :普通はなんないよ. 高見沢:ちょっと間が狭かったんだよ. TOM :気付けよ! 坂崎 :あれは知ってた?靴の中にってやつ. 歩 :何ですか? 桜井 :カセット. 歩 :カセット? 坂崎 :なんかずっと靴の中に違和感があって. 高見沢:運動靴の中ね. 坂崎 :それで「何だろうな?」と思ったらカセットテープが 入ってたんだって. 歩 :おかしいですよ.普通は気付きますよ. 進 :なんで入ったんでしょうね? 高見沢:なんで入ったんだろうな? 桜井 :いや,入るのはいいんだよ,べつに.入ったら出せばいい んだよ.そのまま履いて一週間いるっていうのが. 高見沢:一週間ぐらい履いてたね.靴下が厚かったからさ. 進 :普通わかりますけどね. 桜井 :普通わかるの,だから. 進 :ポケットの中が破れててそのままスーッと. 高見沢:あ,それだそれ. 桜井 :それじゃねえよ. えなり:それですか? 歩 :一週間ぐらい気付かないのってすごいですね. 坂崎 :あと,飛行機でね. 高見沢:それも言うか? 坂崎 :降りてからずっと1時間ぐらい「なんか気流がおかしくて 耳がずっと詰まってたんだよな」「え?そんなおかしくな かったよな」って.で,営業所行ってキャンペーン行く時 に「そろそろ行こうか」って時に「あれ?」って.ヘッド ホンの先のとこが耳に. 歩 :本当ですか? TOM :マジですか?それ. 坂崎 :1時間以上. TOM :マジですか? 高見沢:なんかぜんぜん聞こえないんだ,耳が. 歩 :それは聞こえないですよ,耳栓してるようなもんですから ね. 高見沢:耳の医者行きた言っていったんだけど,「キャンペーンが あるからダメだ」って.「ちょっと聞こえないよ」って言っ たらポロッと落ちてさ.黙ってりゃ良かったけど見られ ちゃったからね. 進 :病院行かなくて良かったですね. 桜井 :メチャ恥ずかしい. 進 :医者も困りますよね.「じゃあすいません,見せてもらえ ますか?これ,ですね」って軽く失笑みたいなね. 歩 :診断にもならんわな. えなり:そんなに入るもんじゃないですよね,ヘッドホンの先って. 坂崎 :折れないしね,しかもね. えなり:すごい押し込むんですか? 高見沢:けっこうね,ガッと.あれから使ってないけど. えなり:トラウマですね. 歩 :坂崎さんは屁理屈と行ってましたけど,未だに屁理屈多い ですか? 坂崎 :今はもう素直ですよ. 高見沢:屁理屈多いよな,坂崎. 桜井 :多い多い. 高見沢:どうでもいいことにね,屁理屈. 歩 :どういうどうでもいいこと? 高見沢:どういうっていうかね,ちょっと. 桜井 :でも何についても理屈を言うよね. 進 :なるほど. 歩 :細かいこことが気になっちゃうと. 高見沢:数学がけっこう得意なんで. 桜井 :速いよ. 高見沢:計算パッパッとするから. 歩 :まあ,出来たほうがいいですよね. 坂崎 :何でも気になるんですよ.さっきも楽屋で「パンの耳って なんで耳っていうんだろう?」って. 高見沢:耳だからだよ. 桜井 :身体中にあるわけじゃん,耳が. 高見沢:だから耳だから耳だよ. 桜井 :「なんで?」って俺に聞くなよ. 歩 :でも坂崎さん,俺もちょっと坂崎のそれわかります. 坂崎 :わかる? 歩 :「なんで魚って言うんだろう?」とか考えちゃうことあり ます. 坂崎 :魚ね.そう,そういうの気になるんですよ. 歩 :そしてアルバイトなんですけど,桜井さんはビルの清掃を やっていたと. 桜井 :やってましたね,高校時代. 坂崎 :あれってけっこういいんでしょ? 桜井 :いいですよ.会社が終わって土日とか夜とかだいたいビル の掃除って.最初に軽く履いて,水撒いて,タワシが回る やつあるでしょ,ガーッと. 歩 :はいはい. 桜井 :あれかけて.あれ難しいよ.どっか行っちゃうんだもん. 歩 :今,空港やと勝手に動いてますよね. 高見沢:動いてるね. 吉村 :誰か操作してるんですか? 歩 :たぶんセンサーなんだろうね.今,掃除機でもあるからね, 家庭用掃除機でも. 吉村 :はいはい.夜やってるやつね. 歩 :そして坂崎さんは錦糸町の駅ビルの中の熱帯魚屋さん. これは昔から好きで? 坂崎 :そうですね,中学ぐらいから好きで.それは高校の時やっ てました. 歩 :動物をいっぱい飼い始めたのは? 坂崎 :やっぱり小学校ぐらいから好きでした.カエルとかトカゲ とか捕まえて. 歩 :なるほど.写真もあるみたいなので,また後ほど見せてい ただきます.そして高見沢さんは坂崎んさとコンサートの 警備員. 高見沢:やりましたね. 坂崎 :これは大学1年の時でしたね. 高見沢:日比谷の野音ですね. 歩 :でもコンサートの警備員やってる人って絶対ステージ方向 見ないですよね. 高見沢:僕ら見てた. 坂崎 :見てた.「ああ,マンドリン弾いてるな」って. 高見沢:でもね,女の子が前に最後押し寄せてきて,それがきつかっ たよな. 坂崎 :二人で手つないでね. 高見沢:登ってこないように. 桜井 :よくおまえやったね.引っ越しで軽いのしか持たないのに. 歩 :この時桜井さんはしてないんですか? 桜井 :僕は吉田拓郎さんのポスター売りはしたことありますけど, 高見沢と一緒に. 高見沢:やりましたね,学生時代. 歩 :でも押し寄せて来た時って,女性とはいえ怖いですよね. 高見沢:怖いですよ.あの時ほど女の子の力がすごいって.本当に すごいよ. 歩 :僕らもコンサートでバァーンって降りちゃって客席行っちゃ うと,つかまれたら外れないですからね.すごい力.そん な時,桜井さんはピピピピッってヒゲから. 高見沢:鬼太郎じゃないんだから. 桜井 :上からつかまれたら,下に外せばいいの. 歩 :こうか.引くからダメなんだね.この感電って気になった んですけど. 坂崎 :フジテレビのスタジオで. 桜井 :デビューしてすぐフジテレビの番組に出て.じつは僕の アンプがもう漏電してたんです.ハムみたいにブーッて 音が出てたんです.それは知ってたんだけども,出来るだ ろうと思ってやったんですね.で,楽器っていうのは, 電気が流れてるんですね.マイクも今はワイヤレスだけど, 昔は全部ワイヤードでやってて.アンプの電気とマイクの 電気が合ってない場合は感電するわけですよ.グラウンドっ て言って,それを揃えるんですけど,それぜんぜん知らな いから.自分でマイクを上げようと思ってこっちの手を添 えたら,その手が弦に触れてそのままバァーッ. 高見沢:びっくりしたな. TOM :どうなるんですか?感電って. えなり:意識あるんですか? 桜井 :あるよ.身体がブレて見えるんだよね.で,痛いの,身体 中が. TOM :本当にコントみたいになっちゃうの? 坂崎 :なるなる. 高見沢:なってた. 歩 :なってたんだ.その時二人はどうしてたんですか? 高見沢:ふざけてんのかと思った,最初. 坂崎 :そしたら火花が. 進 :怖い. 高見沢:あれ,さわれないよな. 坂崎 :さわれないさわれない. TOM :さわったら全員なっちゃうのかな?コントになっちゃうよ ね. 桜井 :ベースの弦が,弦っていうのは巻いてあるんですけど, それが全部とれちゃった.ベロベロに. 高見沢:ベロベロだったな. 坂崎 :それで桜井が暴れたんでコードが抜けたんですよ.それで 助かったの. 歩 :なるほど. 高見沢:あれからなんか声良くなったよ. TOM :そういうこと? 坂崎 :ショック療法ですね. 歩 :その当時,何を歌ってた時ですか? 高見沢:当時は2枚目のシングルだったかな?「青春の記憶」とかい う. 坂崎 :桜井はリードヴォーカルじゃなかった,ベースで. 桜井 :今でもそうなんですけど,マイクが倒れてきたら普通の人 だったら演奏しながら受け止めるんですけど,俺,絶対に 避けますからね. えなり:トラウマですね. 歩 :さわるのも怖くなっちゃいますね. 桜井 :電気はダメですね.静電気もすごい受けやすいし.僕が出 るんじゃなくて,例えばスタイリストさんが襟を直そうと するとパシッって.「もうさわんないで」って. 歩 :電気に敏感. 桜井 :今年は電気足りないらしいからね. 坂崎 :そうそう. 歩 :それで今だから言える話というのがありました.入試の日 を間違えて言えなかった. 坂崎 :すいません. 歩 :「入試はいついつだ」って桜井さんに? 坂崎 :違うんだよ.傾向と対策っていうオレンジ色の本があるの ね,大学ごとに.それでを見ながら勉強してたわけだ. その2ページ目かなんかに入試の日が出てたわけだ.それ が去年の日だったわけだ. 桜井 :古いのよ. 歩 :じゃあ桜井さんが入試を受けられなかったという? 坂崎 :俺の英文科の入試が前の日だったの.明日だったらまた次 の日行けばよかったんだけど.でも言えないわけですよ. 桜井は同じ大学もそのまま同じ学校だから「見に行っとい てくれる?」って.言えないまま. 桜井 :「あれ?ないな.何て言おうかな,あいつに」って. 歩 :優しい. えなり:優しい. 桜井 :それで「坂崎,なかったよ,頑張ろうな,また」って. 歩 :優しいですね. 桜井 :そのままずっといって,ある時おまえんちに行った時おふ くろさんが,「あんたね,そんなことばっかやってるから 入試の日も間違えるのよ」ってポロッと言ってて. 「あれ?入試の日間違えたってどういうこと?」って. 坂崎 :ごめん. 桜井 :「なんだよ,受けてなかったのか?」ってなって. 歩 :善意で見に行ったのにね.ありますか?他に.今だから 言えるこんなこと. 高見沢:ない. 歩 :秘密ないですか?メンバーの中で. 高見沢:ないですね. 歩 :そんなにご一緒したことないですけど,何度かご一緒させ ていただいた時は,見てて本当に3人とも仲良いなぁって いつも思うんですね. 高見沢:いいのかな? 進 :いいですよ. 坂崎 :他のグループそんな仲悪い? 進 :いや,話をよくされてるなって印象あるんですよね.他の グループの方ってあんまりそんな喋ったり. 歩 :前室とか待ってる時. 坂崎 :ああ,世間話? TOM :バンドマンが世間話って言うな! 進 :よくお話を. 桜井 :もともとバンドを作るためにっていうよりも,同じ高校だっ たり,友達から上がってるからじゃないの? 歩 :なるほど,友達感覚がまんま続いてると. 桜井 :そうそう. 坂崎 :まんまだからね. 高見沢:あんま変わってないからね. 歩 :そしてお酒. 坂崎 :酒の話は桜井さんにいきましょう. 歩 :そうですよ.さっき気になったんで. 桜井 :お酒とさ,学校時代の成績の話はやめようよ,もういい 加減. 歩 :お酒. 桜井 :いいじゃない,成績悪くても同じ職場で頑張ってんだから. 高見沢:職場言うな! 歩 :お酒はさっきお二人が謝ってました. 桜井 :確かにああいうふうに謝っていただくような世間様に致し ましてすいません.でも最近はないですよ.半年ぐらい前 に一回やったきりですよ. 高見沢:去年ね. TOM :やってんだ. 桜井 :あれ以来,日本酒を断っております,私. 歩 :それは言えないですか? 桜井 :大したことないですよ,べつに.ただちょっと酔って目上 の人にカラんだだけで. 坂崎 :酔うと目上とかそういのなくなっちゃうんだよ. 歩 :ああ,なるほど. 進 :周りは厳しいですよね. 高見沢:で,力がいちばんあるから抑えられない. 進 :だって俺が光一と飲んでてマッチさんとか東山さんとか 目上の人に「おい,マッチ」って,そんなん怖いですよ. 周りが怖いですよ. 歩 :二人は迷惑被りますよね. 坂崎 :そうよ. 歩 :そんな時はお二人はどうするんですか?一緒の場所にいた ら. 高見沢:いちおうまあ. 坂崎 :「おいおい」って.もう桜井は意識ないですから,ほとん ど. 高見沢:でも坂崎はずっとギター弾いてるの.俺が止めてるの. 坂崎は何もしてないじゃないかよ. 進 :闘争心を煽るコードとか弾いてるんじゃないですか. 高見沢:ずっと弾いてたよ. 坂崎 :いや,周りの人に和んでもらおうと思って. 坂崎 :だから拓郎さんとかと飲んでても怖い時あるよ. 歩 :え?拓郎さんに絡むんですか? 高見沢:危ないね. 坂崎 :このあいだも危なかったね. 歩 :由美さんそういうのないですか? 吉村 :私ですか? 高見沢:由美ちゃんお酒強いもんね. 吉村 :けっこう飲みますね. 歩 :ものすごい勢いでビール飲んでましたね,この前. 吉村 :そう皆さんに認識されてるんですね. 高見沢:ものすごい勢いで飲んでたよ. 坂崎 :酒癖はどうなんですか? 吉村 :そんなに悪くないです. 歩 :変わってなかった. 吉村 :けっこうこのままでひたすら飲んでるっていう感じで. たぶんご迷惑かけてないはずですね. 坂崎 :ほら,みんな若くたってちゃんと飲んでるんだよ. 桜井 :ストレスとかない? 高見沢:ストレス? 吉村 :よそで発散してくださいよ. 桜井 :すいません.注意されちゃいました. 歩 :お二人はお酒でそういう失敗はないんですか? 坂崎 :失敗はないかな.高見沢はけっこう若い頃はあったかな. 高見沢:前に話しましたけど,コンサート中にちょっと. 坂崎 :コンサート中にありましたね. TOM :ダメになっちゃう時. 坂崎 :ダメになっちゃう時. 歩 :前日に飲んでて. 高見沢:飲み過ぎて.ハードロックやってた時に自分のギターの音 で気持ち悪くなっちゃって.間奏の時に坂崎のとこ行って 「ちょっと吐いてくる」って. 坂崎 :ソデに行って. 高見沢:で,桜井はベース一本で歌ってた. 歩 :ベース一本で.さみしいですね. TOM :はなわじゃん. 坂崎 :元祖はなわ. 歩 :元祖はなわだ. TOM :元祖はなわ. 坂崎 :昔からよくやってた. 桜井 :3人だけで演奏してる時に,二人が急に演奏やめて後ろに 下がっちゃって,気が付かないで一人で歌ってて. 坂崎 :ベースの弾き語りをね. 歩 :それは二人で合わせて「やめるぞ」と. 坂崎 :ベースの弾き語りが見たくなるとね. 歩 :見たくなるんだ. 坂崎 :あれほど情けないものはないもんね. 高見沢:ない. 坂崎 :コードがないんですね,和音がない. 桜井 :そうそう.なくてはならない楽器なんだけど,一本じゃ どうにもならない. 歩 :今日やります? 桜井 :やんないよ. 歩 :今日いなくなります? TOM :弾き語りショー見たい. 歩 :見たくなっちゃいますね. TOM :戻ったAメロどう? 歩 :いいですね. 坂崎 :戻ったAメロね. 進 :えなり君はお酒飲むとどうなるの? 吉村 :飲んでないよ. 歩 :飲めないよ. えなり:未成年ですから. 歩 :いつも焼き肉屋でウーロン茶飲んどるがな.おまえもたい ていウーロン茶やがな. 進 :僕もそうですね. 歩 :この前ウーロン茶で割って飲んでユデダコみたいになって たぞ. 吉村 :「俺赤い?俺赤い?」. 歩 :そればっかやった. 高見沢:ばっかだったね. 進 :飲みたい気分だったんですよね. 歩 :それでえなり君と「女性にモテない」だのとかって話して. えなり:いきなり真っ赤な顔で「えなり君,膝枕して」って. 歩 :なんや?それ. えなり:びっくりしましたよ. 進 :えなり君ぐらいかなと思ってさ. 歩 :俺,横にいたはずやのに. 進 :えなり君がいい高さだったんだよね.ありがとうね,心地 よかったよ. えなり:そうですか.心地よかったって言われてもどうしょうもな いですけど. 歩 :坂崎さんと高見沢さんが桜井さんに直して欲しいのは, 酒に飲まれないようにしようと.そして桜井さんと高見沢 さんへの質問,坂崎さんのここを直して欲しいというのは, 楽屋でうるさい.ギターを常に. 桜井 :いや,ギターを弾くことはべつにいいんですけどね.ほと んど人の曲ですから,弾いてるのが. 歩 :自分らのじゃない. 桜井 :自分らのじゃない.面白いですよ.例えばかぐや姫とか 弾いてるでしょ.その横でフォークルの歌なんか歌い出す とすぐにフォークルに変わって.カメレオンのように影響 されますからね. 高見沢:昔からそうだもんな. 坂崎 :そうそう. 歩 :誰か横で鼻歌とか歌ってるとそれに合わせちゃうと. 桜井 :楽屋出ると一人だと弾かないで,出てくるんだよ. 高見沢:聞いてる人がいなきゃダメなんだよ. 坂崎 :そうそう. 歩 :一人だと寂しいですか? 坂崎 :そう一人部屋嫌いですね,けっこう. 歩 :そうんですか.人間カラオケ機械みたいですね. 桜井 :そうね.カラオケより早いよね. 歩 :早いですよね. 桜井 :いちいち押す必要ないもんね. 歩 :歌えば出て来る. 進 :昔,ご飯食べてる時も,ご飯噛んでる時に弾いてって言う てはりましたね. 坂崎 :今でもそうですよ. 進 :すごいですよね. 歩 :だって,軽井沢行った時,フェラーリの中で. 坂崎 :そうだそうだ.光一の運転で. 歩 :♪狭いなぁ〜って. 高見沢:迷惑だっただろ? 歩 :楽しかったんですけど.僕すごい大好きなんですけど. 高見沢:でも狭かっただろ. 歩 :でも贅沢なことですよ.坂崎さんのギターを間近で聞きな がら. 高見沢:たまに聞くからいいんだよ.30年聞いてるとほら. 歩 :常に一緒だと. 坂崎 :光一の運転もすごかったよ,メリハリが効いてて. 歩 :わざと楽しい運転しましたけど.そして高見沢さんはお 二人から時間にルーズと. 坂崎 :時間厳守. 歩 :時間を守ろうということでございました. 高見沢:そうですね.時間に縛られる生活はをしたくないので. 常々モットーとして. 歩 :そんなにルーズですか?時間. 桜井 :ええ. 進 :どれぐらいですか?例えば. 桜井 :例えば高見沢の家に集合して,下にタクシーを待たせて, 楽器を持って積み込んで待ってます.それで20分は来ない ですから. 坂崎 :ギター3本ぐらい持って待ってるの. 歩 :トランクにも入らないから. 坂崎 :そう. 桜井 :待ってるだけでメーター上がるんですから. 歩 :そうですね.その間は何してるんですか? 高見沢:いや,カギ探してて.そういうのが多いんですよ. 桜井 :当たり前のことでね,余計腹が立つんだよね. 坂崎 :だいたいカギか財布ですよね,出る時ね. 桜井 :財布なんて中身ねえんだからいいだろう. 進 :その時の高見沢さんのリアクションはどんな感じなんです か?「ごめんねごめんね」とか. 桜井 :ないない. 高見沢:いちおう謝ってるじゃん. 桜井 :だって謝り方が「悪ぃ悪ぃ,カギがなくてよ」で終わり. えなり:さっぱりしてますね. 桜井 :そんなもんだよね. 高見沢:もうちょっとちゃんと. 桜井 :「ごめんね」ってそこまで言うんだったらね. 歩 :なんか桜井さん「ごめんね」って似合わないですね. 桜井 :いつも「ごめんね」って言ってるけど.謝るだけの人生 です. 歩 :おまえのドラマみたいやな. 進 :ええ,僕,今ずっと謝ってますね.「申し訳ございませ ん」って. 高見沢:謝ってるね.でもすごいな,デパートぜんぶ借り切っちゃっ て. 進 :本当に大変なんですよ. 坂崎 :どうすんの?魚とか. 進 :腐りますよ. 桜井 :腐るよね. 歩 :あ,そうなんだ,食べ物. 高見沢:え?あのシューマイも? 歩 :よくご覧になってますね. 高見沢:あのシューマイ美味しそうだった. 進 :美味しいですよ. 歩 :そして宝物が両脇のお二人と坂崎さんおっしゃってました けど. 坂崎 :それはそうですよ. 高見沢:本当かよ? 歩 :素晴らしい. 坂崎 :両脇の二人がいなければ. 高見沢:こいつウソつきです.動物飼ってる人間に悪いやつはいな いって言いますけど,こいつは本当に悪いやつです. 歩 :悪いやつなんだ? 坂崎 :でもやっぱり宝物でしょ.30年もね. 歩 :素晴らしいですね.そして高見沢さん,最近いいなと思う 人,あやや.最後も出てくれましたけど. 高見沢:そうですね.この番組で初めてお会いしたわけですけど. 歩 :あややにズキンとやられちゃったんですよ. 高見沢:ね?えなり君. 坂崎 :でもタイプなのかな?高見沢の. 高見沢:今までのタイプとは違いますね,ちょっとね. 坂崎 :違うよな.もうちょっと肉感的な. 高見沢:肉感的って具体的に言うな,そんなこと. 歩 :峰不二子みたいな. 高見沢:具体的に言うな. 歩 :さあ,というわけで続いてのコーナー参りましょう. 堂本自分撮りイレブン!見ていきましょう.1枚目.こちら は誰が? 桜井 :これは僕です.これだけじゃよくわからないですね. 高見沢:これレコード? 桜井 :志ん朝さんの落語のCD. 高見沢:いっぱい持ってるな.こんなに持ってるの?桜井. 桜井 :持ってます. TOM :これは一気に出たんですか?CDは. 桜井 :7割ぐらいは一気に出たやつを通販で買ったんです. 高見沢:おまえ,普通の音楽のCDより持ってないか? 桜井 :そうね. 歩 :聞いて笑うんですか? 桜井 :あのね,みんなね,落語って笑わせてもらおうと思ってる でしょ?あれは大きな間違い.落語っていうのは,例えば 江戸の話,明治の話,昔の庶民の生活感とか風俗・文化を 話として伝えてくるわけ.だから今で言うテレビのドラマ とかを,あの頃は何もなかったわけだから,話として語り で.だからいろんな話あるわけ,人情話から怖い話から. その中で話の食い付きとして笑わせるとこがあるというこ とだと思うんですよ.だからすごくためになるわけでもな いけども,なるほどなっていうのも. 歩 :昔からこういうの聞かれるんですか? 坂崎 :やっぱり好きだったね,桜井. 桜井 :弟の影響で.弟が落研入ってる時に. 坂崎 :ヒロシが? 桜井 :うん,ヒロシが.一緒に住んでた時があったんで,けっこ うテープを聞き始めるうちに「面白いな」ってハマってき て. 坂崎 :だってこいつ,音楽のレコードも全部ヒロシのなんだぜ. 歩 :弟の? TOM :弟に影響受けてるの? 歩 :弟に影響受ける兄. 桜井 :また歌がウマいんスよ,弟. 高見沢:うまいうまい.背もね,スラーッとでかいの. 桜井 :男前だしな. 歩 :バンドやられてないんですか?弟さん. 桜井 :弟は今実家で働いてます. 歩 :飛行機とかでも落語ってあるじゃないですか. 桜井 :ありますね.必ず聞いてます. 歩 :TOKIOのリーダーが聞いてるらしいんだよな. 桜井 :城島君? 歩 :そうです. 坂崎 :でも飛行機だといいとこでアナウンスが入っちゃうじゃな いですか. 歩 :入りますね. 桜井 :あれがちょっとね. 歩 :落語聞いてそうだね,えなり君は. えなり:僕は勉強のためにサラッと聞いただけで.でも好きな人っ て同じネタを何回も聞くじゃないですか. 桜井 :そうだよね. えなり:寄席見に行くのも,同じネタを何回も見に行くし. 桜井 :あのCDの中にも同じ話が入ってますけどね.ちょっと違う けど,やっぱりさすがにウマいですよね.志ん朝さんは. 高見沢:ライヴなの? 桜井 :ライヴしかないです. TOM :落語ですから. 高見沢:そうか. 桜井 :笑い声が入ってないと. 歩 :レコーディング? えなり:レコーディングでスタジオで落語って. 桜井 :そうか,ライヴが当たり前だと思ってた.そういう考えも あるよね. 高見沢:すいません. 歩 :続いての写真.すごいカメラですね.この髪の毛でわかり ますね,坂崎さんですね. 坂崎 :はい. 高見沢:こんな持ってんの? 坂崎 :でも一部ですね. 歩 :すげぇ.こんないっぱいカメラあって何を撮るんですか? 坂崎 :つまんないモン. 歩 :でも僕は坂崎さんに写真もらったりしましたね. 坂崎 :やっとね,こうやって外に出せたの.今までダンボールと かに突っ込んでて. 高見沢:何台ぐらいあるの? 坂崎 :500台ぐらいですね. 高見沢:すげえ. 歩 :そんなにあってどうするんです? 坂崎 :集め出すとキリがないんですよね,性格的に.ない?そう いうの.剛なんかありそうだけどな. 進 :僕は服とか帽子とか靴とかはどんどん買っちゃいますけど. あとフィギュアもそうですけど. 坂崎 :でしょ.高見沢もゴジラ. 高見沢:そうだね. 進 :なんか買うてまうんですよね. 坂崎 :何か集めるの好きですね. 歩 :メンバーを撮ったりとかは? 坂崎 :メンバー撮ったりしますよ.外に出せない写真いっぱいあ るもん. 高見沢:出すなよ. 坂崎 :それが解散できない理由. 高見沢:出すなよ. 歩 :そうか.解散をつなぎ止めてるのは坂崎さんの写真なんだ. 高見沢:そばでいつも撮ってるからね. 坂崎 :桜井の素顔とか. 歩 :メガネを外した桜井さん. 高見沢:すごいな,でも.500台もあるんだ. 桜井 :これ,全部フィルム入ってるの? 坂崎 :いや,入ってない,普段は.でもだいたい入れられる. 桜井 :自分でぜんぶ現像して. 坂崎 :現像もやりますよ. 歩 :カメラって一台けっこうな値段ですよね. 高見沢:高いよね. 歩 :みんなプロのカメラマンの方も,一台のカメラに保険入っ てたりするじゃないですか. 坂崎 :そんな高いのはないよ. 歩 :でもけっこうアンティークっぽいものからありますよね. 桜井 :だいたい5万から7万ですね. 高見沢:相場がですか? 歩 :なんで桜井さんが知ってるんですか? 坂崎 :この人ね,僕が買うものだいたい値段知ってるんですよ. 桜井 :楽屋でしょっちゅう「これ幾ら?これ幾ら?」って. 高見沢:俺,買ってるんだけどな,坂崎から. 坂崎 :ロシアのカメラを高見沢が2台買ってくれたの.でも 「使えねえ使えねえ」って. 高見沢:だってフィルム入ってないんだもん. 坂崎 :入れなきゃダメだよ. 歩 :入れないと使えませんよ. 高見沢:入れ方わかんないもん,古いんで. 歩 :そしたらインスタントカメラでいいじゃないですか, そしたら. 高見沢:そうだよね.返すよ. 進 :「返す」って. 歩 :はい,続いての写真. 坂崎 :これ何ですかね? 進 :どこですか? 坂崎 :どっかの病院ですか? 桜井 :スーパーじゃない? 高見沢:ドナルドダックのギターとお買い物ですね. 坂崎 :上のシャベルみたいのは? 高見沢:あれはベルリンでコンサートやった時に作ったベルリン市 のマークをギターにしたの. 進 :カッコいい. 高見沢:あれカッコいいと思う? 進 :はい. 桜井 :正直に言えよ. 進 :正直ドナルドはね.でもこれマークのはカッコいいと思い ますよ. 高見沢:唯一の失敗作なんだよ,あれが. 歩 :なんでですか? 高見沢:意外と見えないけど,すごいでかいんだ.シャベルよりで かい,ボディが.だから弾きづらいし重いし. 歩 :この前高見沢さんのギターのリストの本見せてもらって, あれ全部で何本ぐらいですか? 高見沢:300本以上かな.坂崎のカメラにはかなわないけど. 桜井 :それ,ぜんぶ弦張ってあるんですか? 高見沢:張ってますよ. 桜井 :すごいなぁ. 坂崎 :やっぱりそれもコレクションだね.集め出したらキリがな い. 高見沢:キリがないな,ギターは. 歩 :すごいですよね. 坂崎 :いろんなギターあるもんね,高見沢.すごい変型ギターが ね. 歩 :昨日も見せていただきました.ちょっと昔のフェラーリの. 高見沢:F1ギター. 歩 :タイヤついてた,ちゃんと. 坂崎 :桜井もあるんだよ,変型ベース.いちばんすごいのは王将 ベース. 桜井 :将棋の駒のね. 坂崎 :王将.これは弾く曲が限られてくる. 進 :いいですね,王将ベース. 歩 :王将ベースで何を弾かれたんですか? 桜井 :確か今まで一回しか使ってないかな? 高見沢:そんなことないよ.けっこう使ってたよ. 桜井 :そうかな? 坂崎 :アンコールでけっこう弾いてたよ. 桜井 :武道館で着流しで確かやった. 歩 :カッコいいですね. 桜井 :でも何弾いてもふざけてるように見られますからね. 坂崎 :それで弾き語りやってほしいよね, 進 :いいですね. 桜井 :ポジションマークにぜんぶ駒が入ってるんですよ. 進 :すげえ. 桜井 :本当の駒が. 進 :すげえ. 歩 :続いての写真. 高見沢:可愛いな,これ. 進 :可愛い. 坂崎 :これはうちの里親待ちの二匹です.里親探しの最中. 高見沢:ウィンクしてるの? 坂崎 :ちょっと目ヤニが出てるね. 桜井 :柄が似てるね. 坂崎 :兄弟だと思います. 桜井 :それはそうだよ.兄弟でも出るとこ違うじゃん. 歩 :続いて,これは剥製じゃないですよね? 坂崎 :本物ですよ. 桜井 :こんなんいるの!?おまえの家. 高見沢:フクロウ買ったの?ねえ,フクロウ買ったの?うわぁ. 進 :これはどこのフクロウなんですか? 坂崎 :これはヨーロッパコノハズク. 高見沢:どうすんの?おまえフクロウ飼って. TOM :どうなってるの?この部屋は.このフクロウがいる部屋は 寝る部屋なの? 坂崎 :寝る部屋じゃないですよ.カメラがある部屋のとなりの 動物部屋ですね. 高見沢:動物部屋. 坂崎 :これ,大きさこんなもんなんですよ,大人になっても. コノハズクだから. 高見沢:小さいんだ. 坂崎 :20センチぐらい. 高見沢:ちょっと可愛いね. 坂崎 :目がね.で,慣れるんですよ. 歩 :エサは何を与えるんですか? 坂崎 :昆虫ですね. 歩 :でもカエルとかも飼われてるじゃないですか.そのカエル を. 坂崎 :ああ,やったら食うでしょうね.だからお互いにそのへん は. 桜井 :財産の食い合いになっちゃうじゃん. 坂崎 :そうそう.高く付いちゃいますね. 歩 :そうですよね. えなり:目がすごいちっちゃいですね. 坂崎 :ちっちゃいんですよ.可愛いですよ.もうそうとう慣れて る.手乗り. 高見沢:手乗りフクロウ? 坂崎 :手乗りフクロウ.手からエサも食うし. 高見沢:連れてきなよ,今度. 歩 :あ,カメレオン. 進 :来た. 高見沢:これすげえな. 進 :名前ついてるんですか? 坂崎 :こいつらはないですね. 高見沢:あの色ひどいな. TOM :ひどい? 坂崎 :これはパンサーカメレオンですね. 吉村 :ちっちゃい. 歩 :なんか微妙なリアクションしてるね,みんなね. 坂崎 :でも色が出てますね,けっこう. TOM :日本に入れちゃっていいやつなんですか? 坂崎 :大丈夫です.いちおうブリーディングものなんで. 吉村 :手がそうなってるんですね. 坂崎 :クッと. 歩 :由美さんけっこう平気? 吉村 :たぶん大丈夫. 坂崎 :この手が赤ちゃんの握るみたいな. 吉村 :えなり君,最近ふれあってないでしょ. えなり:いやいや.ちょっと何するんですか. 歩 :高見沢さんはこういうのぜんぜんダメ? 高見沢:あまり得意じゃない.これは平気. 吉村 :ほら. TOM :すげえ. 高見沢:この衣装に合うな.これはペロッと? 坂崎 :虫を目の前に持ってくとやりますよ.ほら,さっきより 色が. 進 :ちょっと変わりましたね,色. 歩 :「LOVE LOVE あいしてる」で来ていただいた時はカエルの 写真を見せていただきましたけど,あいつはまだ生きてま す? 坂崎 :あいつは死んじゃった. 歩 :死んじゃいましたか. えなり:これ,どれぐらい生きるんですか? 坂崎 :自然だとそうとう生きると思うんですけど,飼育下だとな かなか難しい.5年生きればいいほうかな. 高見沢:光一は平気なの? 歩 :俺,乾燥肌だから滑ってる. 進 :今たぶん,「同じ色のやつがいる」って思ってる. 坂崎 :あ,威嚇してる. 歩 :威嚇?なんで威嚇なんですか? 坂崎 :高見沢が気になるんじゃん. 高見沢:ごめん,俺が悪かった. 進 :謝っちゃったよ. TOM :指とか面白いね. 坂崎 :ね,掴む.けっこう愛嬌ありますよ. 歩 :ありがとうございます,持ってきていただいて. 高見沢:可愛いね. 吉村 :もっと大きいのかと思ってた. TOM :感じ悪いと思ってたら可愛いな. 吉村 :感じいい. 坂崎 :意外といい感じじゃないですか. 歩 :続いての写真. TOM :あ,これは感じ悪い. 歩 :これはどういうことでしょう?何を見せつけてるんですか? 高見沢:これはね,このあいだあややがゲストに来た時に, チェーンをほら. 歩 :チェーンベルトがグッズであるとか. 高見沢:それをゲットしましてですね. えなり:ええ!? 歩 :付けてんだ. 坂崎 :あややのグッズなの? 高見沢:あそこにあややの写真が付いてて. 歩 :付けてんだ. 高見沢:付けてるっていうか.えなり君にもあげるよ. えなり:いやいや.僕は初めてあややでテンション上がった高見沢 さんを見ましたからね. 歩 :上がってましたね.なんかラジオのゲストに来てもらった 時の写真が. 高見沢:これはグッズのパネルらしいんですけど. 歩 :え?パネルがゲストに来た? 高見沢:ゲストに来たんです.で,一緒に会話して. TOM :変質者だな. 高見沢:危ないか. 歩 :これは家にあるんですか? 高見沢:ないですけど.スタッフにサイン入れて返してくれって. 歩 :サインを入れろと. 高見沢:なかなか潔いですよね,松浦亜弥さんっていうのは非常に アイドルとして. 歩 :というわけで自分撮りイレブンでございました.さあ, 続いてのコーナー参りましょう.
「ベストヒットたかみー」
歩 :せーの. 進・歩:堂本! 高見沢:ベストヒットたかみー! 歩 :ゲストなのにすいませんね. 高見沢:やるんだよね. 進 :よろしくお願いします. 高見沢:やります.今週はですね,日本初のオリジナル歌謡ロック バンドって書いてありますね. 坂崎 :なんだ?それ. 高見沢:それでは,まずこちらのVTRをどうぞ.
VTRへ
高見沢:アルフィーの物語でございます. 歩 :VTRの中でコケてたの誰? 高見沢:私です. 坂崎 :綺麗にコケましたね. 高見沢:雨でさ,ツルツルしちゃって,ステージ.ということです けどね,'74年デビューですね,アルフィーの皆さんは. 歩 :まだ生まれてません. 高見沢:まだ生まれてませんね,KinKiの二人は.「メリーアン」 の頃はまだ. 歩 :4歳か5歳ぐらい. 高見沢:ずっと夏のイベントとかやってまして,今日,22回目の 夏のイベントをアルフィーがやってるとこですね.今日は ですね,アルフィーの方がゲストに来てますんで. 坂崎 :はい. 歩 :すいません. 高見沢:えなり君はアルフィーっていつ頃知りましたか? えなり:僕はあれですね,「ショムニ」のエンディングテーマ. TOM :最近じゃん. 高見沢:最近じゃん.あれでアルフィー知った? えなり:はい. 高見沢:そういう方も. 桜井 :俺は昔から知ってたぞ. 坂崎 :そういう意味ではシングル盤を出し続けるっていうのは 必要ですね. 高見沢:必要ですね,これは.やっぱり出しましょう,皆さん. 坂崎 :新しいファンの方が聞いてくださる. 高見沢:KinKiの二人はどのへんから知ってます? 歩 :やっぱり「星空のディスタンス」がいちばん曲として. 進 :耳に残ってますね. 高見沢:'84年だよ. 進 :総集編みたいなやつとか,昔のどうとかっていろいろやる じゃないですか.ああいうのでいちばん残ってるのが 「星空のディスタンス」. 高見沢:'83年'84年ですね.約20年ぐらい前になってしまいました けど.今年でアルフィー結成して30周年ですか? 歩 :そうですね.自分のことでしょ. 進 :「ですか?」って. 歩 :けっこう見てる感じだったら火も使われてるし,雨の中 ずっこけてる方もいらっしゃいましたし. 高見沢:そうですね. 歩 :いろいろ大変なこともやってると思うんですけど, いちばん危険だったなっていうライヴとか,そういう のは? 進 :何かありました?「あれはヤバかった」っていう. TOM :感電に勝るものはないよ. 進 :ないでしょうね. 桜井 :でも強風ってのがありましたね. 歩 :ああ,野外での. 桜井 :台風かなんか近くに来てて,風速20何メートル. TOM :それはすごい. 桜井 :ステージに立ってると負けます.楽器とかに風圧で. 坂崎 :動いちゃう. 桜井 :あと,口がね,風が入って来て歌えなくなっちゃうんです よ. 高見沢:よくやるじゃん,扇風機で.あれ,あれ. 進 :それはちょっと嫌ですよね. 歩 :それは大変だなぁ. 坂崎 :まあ,雨,風はね,野外ならいつもしょっちゅうですね. 歩 :僕らも一回だけ雨で途中で中止で. 坂崎 :中止あった? 進 :ありましたね. 高見沢:アルフィーのお二人は長年やってますけど. 進 :なんか違和感ありますけどね,「アルフィーのお二人」 って. 高見沢:ライバルというのは?この30年間の間に. 桜井 :ライバルはどうでしょうね? 坂崎 :その都度ポスト何とかとか言われましたけどね. 桜井 :言われましたね. 坂崎 :ポスト何たらっていうのはしょっちゅう言われてましたね. 例えばガロがバーンと売れてその後アルフィーは 「ポストガロ」,「ポストかぐや姫」,「ポストアリス」 とか. 歩 :なんとなくTHE ALFEEっていうバンドは何か確立されたも のがあって,他と較べるあれじゃないなというイメージが 僕はありますけどね. 桜井 :そうですか? 坂崎 :そう? 歩 :ライバルとしてとかっていう. 桜井 :バンドとして先輩がいなくなっちゃう.皆さん解散しちゃっ たから.となるとね. 坂崎 :あとね,ジャニーズ事務所のアイドルの方々と一緒になる ことが多くて. 歩 :そうですか? 坂崎 :それは面白かったね.最初はメッツとかね. 歩 :メッツ? 坂崎 :知らないと思うよ.ジャニーズ.Jrスペシャルみたいな. 歩 :ああ,ありましたね,メッツ.名前だけ知ってますよ. 坂崎 :そういう方々とよく.タノキンの時もそれこそね. 桜井 :それで歴史がわかりますけどね. 高見沢:よろしいですか?はい,ということでですね,今日はこの 番組でもお馴染みの. 歩 :お馴染みの名曲ですよね. 高見沢:みんなでやってみたいと思います.「メリーアン」を セッションしたいと思います.
♪メリーアンへ〜
歩 :はい,本日のゲストはTHE ALFEEの皆さんでした. どうもありがとうございました.
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