歩 :はい,本日のゲストは高橋克実さん,八嶋智人さんです. よろしくお願いします. 高橋 :よろしくお願いします. 八嶋 :どうも. 歩 :見てます,見てます.っていうか見てました. 八嶋 :どっちですか? 歩 :今はちょっとね. 八嶋 :はい,お休みです. 歩 :だから僕,見てたんですよ,ずっと. 八嶋 :ありがとうございます. 歩 :あれ,押したくてしょうがない. 八嶋 :皆さんそのようにおっしゃいますね. 歩 :「へぇー,へぇー」って. 八嶋 :じゃあ,今度来ればいいじゃない. 歩 :行きたい行きたい. 進 :行けばいいじゃないですか. 八嶋 :ぜひ. 歩 :でも,あの脳ミソのあれはいらないね. 高見沢:欲しいな,あれ. 歩 :欲しいですか? 高見沢:欲しいよ. 八嶋 :欲しいという方もいらっしゃる. えなり:ゴールデン番組になったらどうなるんですか?あれは. 八嶋 :もちろんあのまま.ほとんどのテイストを深夜のまま やっていこうかという. 進 :いいじゃないですか. 歩 :じつはね,「トリビアの泉」という番組やってらっしゃる ディレクターが,「堂本兄弟」にいた方でね. 八嶋 :そうなんですよね.今日も打ち合わせに. 歩 :じつはゴールデンに行くのが嫌だって. 八嶋 :まあ,正直なとこね,深夜だから面白かったみたいなとこ, みんなにもあるんでしょ? 歩 :ぶっちゃけた. 八嶋 :まあでもね,より多くの方に見ていただけるのでね, ゴールデンに行くのもいいじゃないですか. 歩 :本当に面白いですもん. 進 :いいことですよ. 八嶋 :小声で言わないでもっと大きい声で言って. 進 :いや,本当に深夜番組がゴールデンに進出するということ は,それだけたくさんの視聴者の方が見てくれる. 八嶋 :もっと大きな声で. TOM :深夜番組が. 八嶋 :楽しい現場だ. 歩 :何気に共演してるんだね. 高橋 :けっこう前ですけどね. 進 :そうですね.「青の時代」. 高橋 :ホモの看守を. 進 :ホモ看守,安藤政信くんのチャックを降ろし. 高橋 :大変なね.リハーサルからああいうリハーサルでね. 進 :もうリハーサルがおかしくてね.二人とも私服でやってる から.「これってここですか?」「ええ,そこでお願い します」みたいな. 歩 :きっついな. 進 :僕が警察に行くんですよね. 歩 :「Summer Snow」. 八嶋 :はい,その時の警察官. 進 :弟が何かしでかしたのを引き取りに. 八嶋 :まあ,細かい仕事やっとるのよ. 歩 :役者ですからね,お二人は.ヘタしたらコメディアンだと 思われちゃったりね,「トリビア」を見てから.本当に 絶妙に面白いですもんね,司会が. 高橋 :はい. 八嶋 :いや,「はい」って. 進 :「はい」で合ってると思いますよ. 高橋 :今,違うことで返事してしまいました. 八嶋 :本番中なんで集中していただいて. 高橋 :「トリビア」,本が出まして. 歩 :本当ですか. 高橋 :1,2巻同時に. 八嶋 :同時発売です.これは光一さんに差し上げます. 歩 :マジですか?やった!「ゴリラの血液型はすべてB型で ある」. 一同 :へぇー. 歩 :知ってた?金城ちゃん. 金城 :知らなかった.なんで?ゴリラってそんないっぱいいる んですか? TOM :おいおい. 八嶋 :感心するポイントが違うんだよ.そこそこいらっしゃ います. 歩 :本当にどう来るかわからん.まだあるよ.これ,俺的に けっこう「へぇー」だなぁ. TOM :「俺的」って言うな! 歩 :「卓球の公式試合球は,一つ完成するまでに半年かかる」. いや,俺的に「へぇー」.これすごい面白いですよね. 八嶋 :剛くん,いらないですか? 高橋 :ぜんぜん興味ないじゃないですか. 進 :いえいえ,モニター見てしまって.僕ついついこっち 見ちゃうんですよね. 八嶋 :自分が好き? 進 :いやいや,自分喋ってないから映ってない.このあいだも 歌番組でゲストの方がどんどん出て行くのでスタンバって たんですよ,光一と並んで.俺,普通にモニター見てもう てて「剛」って呼ばれて見たら光一もうえらい離れてて. 「ああ,ああ」ってそのまま二人で. 歩 :俺,一人で出るとこやった.頼むよ. 進 :ついつい見ちゃう. 歩 :これ,俺的に微妙やな. 進 :またかい?もういいよ,「俺的」は. 歩 :「プロ野球永遠のライバル巨人と阪神の応援歌は,同じ 作曲家が作った」.これはびっくりですね. 高見沢:びっくりだ. 歩 :こういうのがいっぱい. 八嶋 :盛りだくさんの本です. 歩 :ぜひ皆さんもチェックなさって下さい. 高橋 :絶賛発売中. 八嶋 :絶賛発売中でございます. 歩 :ありがとうございます,ではこれはいただいておきます. お二人はどんな関係なんでしょう?もともとお二人とも それぞれ役者という仕事をしてらっしゃるじゃないですか. もともとどういう関係なんですか? 高橋 :初めて一緒にした仕事は,NHKの劇場中継っていうので. 劇場をスタジオに組んで,そこでお芝居をやるっていう. 八嶋 :普通の劇場でやってる普通のお芝居を,中継する時間帯に NHK局内で芝居を一本撮ろうじゃないかという企画があり まして. 高橋 :稽古とかちゃんとあって. 八嶋 :それでお互い小劇場出身だったりいたしまして.集められ た中にいらっしゃった先輩ですね.それを機に仲良くさせ ていただきまして,で,今は晴れて同じ事務所に所属して おります.高橋さんの口添えで. 高橋 :そんなことないです,ぜんぜん. 歩 :二人の「トリビア」なんか見てても本当に絶妙なんで,二 人のバランスが. 高橋 :結婚式の司会をこの前頼まれて. 八嶋 :そうですね,私,結婚いたしまして,去年.その時の司会 を頼んでやっていただきまして. 歩 :本当に親友と言ってもいいんですよね. 八嶋 :僕は五個ぐらい下なので,親友というのはあれですけど. 高橋 :いやいや,本当に僕,友達少ないんで.本当に友達ですね. TOM :そういうこと言うな. 八嶋 :でも本当に先月ぐらいに,けっこう僕,舞台やってたんで なかなか会う機会がなくて, そしたら電話がかかってき たんですよ.で,何かあったのかと思って「どうしたんで すか?」って言ったら「おまえ,たまには電話してこいよ. 俺の数少ない友達じゃないか」って,開口一番それ言われ ましたね. 歩 :愛があるじゃないですか. 高橋 :でもあの,普通の関係なんですけどね. 歩 :間違った関係だったら嫌ですけど. TOM :じゃあ言うなよ. 歩 :さあ,まずここちらのコーナー,堂本堂本一問一答!この コーナーでは,どんどん質問が飛んでくるんで,何も考え ずに思い浮かんだことを答えて下さい.お二人ともこちら にお座りください. 高橋 :はい. 歩 :何かいい絵だなぁ. 進 :そうなんだよね. 歩 :それでは参りましょう.堂本一問一答!
Q :高橋克実さん,八嶋智人さん,お二人に質問です.生年月 日と出身地は?高橋さん. 高橋 :昭和36年の4月1日.新潟県です. Q :八嶋さん. 八嶋 :昭和45年,1970年の9月27日生まれ.奈良県です. 進 :え?奈良なんですか? 八嶋 :はい. 進 :ま,じゃあ後でゆっくり. Q :高橋さんに質問です.子供の頃よく親に言われたことは? 高橋 :ええとですね,あれ?うーん? 進 :忘れちゃったよ. 高橋 :大変なことになっちゃったな.ちょっと待って下さい. 「しょーたれをするな」. 八嶋 :方言ですか? 高橋 :方言ですね. Q :それはどういうことですか? 高橋 :汚い不潔な感じでいるなということですね.ハナが垂れた ままだったり. Q :八嶋さんにも同じ質問です.子供の頃よく親に言われたこ とは? 八嶋 :「あんたはもう風呂屋の釜やな」. 進 :え?そんなこと言われたんですか? 八嶋 :はい. 進 :あ,じゃあ後で. Q :それはどういうことですか? 八嶋 :「湯だけ」「ゆーだけ」「言うだけ」. 進 :お母さんうまいですね. 八嶋 :お母さんはうまいこと言います. TOM :なんか湿っぽくなっちゃったね. 進 :なんか梅雨も重なってね. Q :それではお二人に質問です.子供の頃の自慢を一つ挙げる なら何?高橋さん. 高橋 :竹スキー. Q :八嶋さん. 八嶋 :大人の顔色をうかがうことです. Q :お二人に質問です.初恋はいつ?また,そのお相手は?高橋 さん. 高橋 :小学校4年生の同級生のお寺のお嬢さん. Q :八嶋さん. 八嶋 :小学校1年生.ヘンミさんです. Q :お二人に質問です.ファーストキスはいつどこでですか? 高橋さん. 高橋 :小学校4年生のお寺で. Q :八嶋さん. 八嶋 :高1.奈良公園.シカに囲まれながら.本当です. Q :お二人に質問です.若い頃いちばん苦労したことは?高橋 さん. 高橋 :貧乏. Q :八嶋さん. 八嶋 :モテることですね. Q :高橋さんに質問です.今までやったアルバイトの中でいち ばん辛かったのは何ですか? 高橋 :穴掘り. Q :高橋さん,今までやったアルバイトの中で「これは今でも 役立っている」というアルバイトは? 高橋 :ラブホテルの駐車場係.これはすごく役だってます. 進 :役立っちゃったよ. 高橋 :車庫入れがすごくうまくなって.特にバックがね. 歩 :うまいじゃないか. 進 :今の絶妙にうまかったよね. 歩 :金城綾乃がかなり反応したけどね. 金城 :面白い.あ,後でね. Q :それでは八嶋さんに質問です.自分の身体の中でいちばん 好きな部分はどこですか? 八嶋 :口唇です. Q :それはなぜ? 八嶋 :とても柔らかいからです. 進 :意味がわからない. 歩 :ウソ言ってませんか? 八嶋 :本当です.後ほど. Q :では高橋さん,自分の身体の中でいちばん好きな部分はど こですか? 高橋 :髪型. Q :それでは,自分の身体の中でいちばん嫌いなところは? 高橋 :髪型. 歩 :うまいなぁ. 進 :うまいねぇ Q :お二人に質問です.最近,いちばん気になっていること は?高橋さん. 高橋 :毛根. Q :八嶋さん. 八嶋 :嫁の機嫌です. Q :お二人に質問です.人にこれをされるのは,どうしても我 慢出来ないということは?高橋さん. 高橋 :ジーパンからはみ出るパンツ. Q :八嶋さん. 八嶋 :メガネを触られることです. Q :お二人に質問です.他人に指摘されて初めて気付いた自分 の変なところは?高橋さん. 高橋 :きれい好き.潔癖性に近いくらいきれい好き. Q :八嶋さん. 八嶋 :お尻の割れ目の上のほうを触るとオシッコの出が良くなる んですよ.それをしているのを見られた時です. Q :お二人に質問です.家に帰ったらまず何をしますか?高橋 さん. 高橋 :換気. TOM :換気はいいな. 進 :大切なことですよね. Q :八嶋さん. 八嶋 :ハグですね. Q :お二人に質問です.今まででいちばん高い買い物は?高橋 さん. 高橋 :36型のワイドテレビ. Q :八嶋さん. 八嶋 :お人形です. Q :お二人に質問です.最近買ったもので重宝しているもの は?高橋さん. 高橋 :キチントサンの冷凍パック. Q :八嶋さん. 八嶋 :ないですね.最近買ったもので重宝してるものなんてない です. Q :家の中のお気に入りスペースはどこですか?高橋さん. 高橋 :台所.キッチンの椅子. Q :八嶋さん. 八嶋 :お風呂です. Q :それでは,今まででいちばん反省したお酒での失敗は何で すか?高橋さん. 高橋 :コンビニで倒れた. Q :八嶋さん. 八嶋 :嫁を高速の入り口に置き去りにして帰ったことですね. Q :八嶋さん,夢に出てくる有名人で最多出演者は誰ですか? 八嶋 :小柳ルミ子さんです. Q :高橋さんは? 高橋 :じゃあ,小柳ルミ子さんで. 歩 :合わせる意味がわからない. Q :八嶋さん,その人は夢の中で何をしていましたか? 八嶋 :エッチです. Q :高橋さんは? 高橋 :え?Hの前のG. 歩 :自分を慰めてんだよ. TOM :押すなよ! Q :それではお二人に質問です.誰かの身体の一部を取り替え られるとしたら,誰のどこですか?高橋さん. 高橋 :ベッカムの頭皮. 歩 :頭皮でいいんだ? 高橋 :ベッカムの頭皮. Q :わかりました.それでは八嶋さん. 八嶋 :嫁の脳ミソですね. Q :お二人に質問です.宝物は何ですか?まず八嶋さん. 八嶋 :嫁です. Q :それでは高橋さん. 高橋 :嫁はいません. えなり:いやいや,質問が. 八嶋 :「宝物は何ですか?」. 歩 :侘びしくなっちゃったよ. 進 :ぬくもりをあげたい. 高橋 :そしたら50 : 50で. 進 :番組が違いますから. 高橋 :フクロウです. TOM :聞かないほうが良かった? Q :それでは最後に明日からちょっと自慢できる素晴らしい無 駄知識を一つ教えてください. 進 :教えて欲しいですね. 八嶋 :じゃあ.これで. 高橋 :これで.ええ,読売ジャイアンツの清原選手,散髪代が 3万4千円. 歩 :ええ!? 高橋 :さあ.どうでしょう. Q :素晴らしき無駄知識をもう一つ教えてください. 八嶋 :物足りない? 高橋 :物足りない? 八嶋 :まあまあ,皆さんお若いですからね,がっつくでしょう. じゃあ,これで. 高橋 :あれね. 八嶋 :あ,じゃあ,これで. 高橋 :ええ,ドラえもんの単行本で44.5巻というのがある.さあ, どうでしょう? Q :高橋さん,八嶋さん,ありがとうございました.
歩 :ありがとうございます.お戻り下さい.最後やっぱり 「へぇー」だったな. 八嶋 :僕らも毎回「へぇー」って思います. 歩 :というわけで,出身地が高橋さんは新潟で,八嶋んさは奈 良.反応しましたね,剛. 進 :どこなんですか?奈良の. 八嶋 :僕はね,奈良市. 進 :僕も奈良市ですから. 八嶋 :よろしくお願いします.僕ね,一緒にドラマやってた時に, 本当にそれをネタに話しかけようってすごい思ったんです けど,なんか寄せ付けない雰囲気が. 歩 :おやおや. 進 :そんなことないですよ. 八嶋 :僕も本当にワンシーンだけだったから,今日は思い切って. 質問があって良かったです. 進 :真剣にね,役者さんに迷惑かけちゃいけないと思っていろ いろやると,暗くなっていくんですよ.自分を追い込んで 追い込んで役に入って行けば行くほど.あれ?暗い話やっ た? 八嶋 :まあ,そういったわけで. 進 :奈良人と奈良人に挟まれて奈良人になるんじゃないです か? 八嶋 :オセロの論理. 高橋 :あの二人組の? 進 :噛み合ってないですね. 歩 :なり得ないからね. 高橋 :奈良人にはならじん. 歩 :それはまあ,オヤジギャグって言うんですよ. TOM :なんか湿っぽくなっちゃった. 進 :梅雨も重なってますからね. 歩 :子供の頃なんですけど,自慢が竹スキー? 高橋 :竹で本当に先っぽだけクッと火で炙って曲げてあるだけの もんなんですけど.金具も何もなくて,その上に乗ってバ ランスですべるだけなんです. 歩 :縛ったりは? 高橋 :何もないです.それは小学校の高学年ぐらいになってくる とプラスチックのミニスキーっていうのが.それが出るま でみんな竹でよく土手とかから川に向かってすべったりす るんですよ. 進 :すごい危ないですよね. 高橋 :でも川のところがもう雪で埋まってるから,そんなに危険 じゃないですよ. 歩 :子供の頃はそういうので遊んでたと. 高橋 :そうですね.竹スキーやってましたね. 歩 :高見沢さんは子供の頃,難して遊んでたんですか? 高見沢:何してたんだろうな? 歩 :ちなみに,ここでもいちばん年上ですよね? 高見沢:そうんだよね.お幾つなんですか? 高橋 :42なんですよ. 高見沢:若いんだよね. TOM :喋り方が急に. 歩 :どんな遊びを?コマとか. 高見沢:やったよ,ベーゴマもやったことあるけど. 歩 :メンコとか. 高見沢:メンコもあるよ. TOM :言わせてやれよ. 高見沢:そういうのあるんだけど,小さいときに女の子ばっかりだっ たの,周りに.ままごとをやらされてた.お父さんやった りとか赤ちゃんやったりとか. TOM :見てぇ.赤ちゃん見てえ.どんなんだったの? 高見沢:どんなんだったのかな? 歩 :ちょっとやってあげて. 高見沢:なんだよ? 吉村 :はい,じゃあそろそろミルクでも飲みますか? 高見沢:わーい,わーい. 歩 :うわぁ. 高橋 :これはいいものを見たねぇ. 歩 :高見沢さんのそんなとこ見たらあかん. 進 :大丈夫ですか?これ,テレビに流して. 高見沢:まあ,由美ちゃんだったら大丈夫ですよ,綺麗なお母さん ですから. 吉村 :良かったです. 歩 :でもファンは今のショックちゃうの? 進 :すごい貴重な映像ね. TOM :カット. 歩 :ええ? 吉村 :ええ? 歩 :まあ,テレビの前で坂崎さんも不協和音鳴らして. 進 :ディミニッシュ鳴らしてますよ. 歩 :ままごとはしました? 八嶋 :まあ,人形を使ったようなままごとはした気がしますね. 進 :僕はシルバニアファミリーでしたね. 吉村 :お洒落. 進 :お洒落でしょ. 高橋 :人形のセットなの? 進 :セットなんですよ. 高橋 :シルバニアファミリー? 歩 :由美さんは? 吉村 :これ絶対に誰も知らん.小枝ちゃんって知ってます? 高見沢:知らない. 吉村 :小枝ちゃんが大好きで. TOM :どんなやつ? 吉村 :木のおうちで,ガチャンってあけたら家が上がって. TOM :ああ,ちっちゃいの. 吉村 :そうですそうです. TOM :木の家に住んでるやつだよね. 歩 :金城さんはままごとやってないでしょ? 金城 :ままごと?チャンプルーとかは作ってた覚えがあるけど. 歩 :それはままごとじゃない,料理だね. TOM :伝わってねえな,何にも. 歩 :えなり君はお父さん役? えなり:僕ね,やった覚えがないんですよ. TOM :しとくか? えなり:いいですよ. 進 :若いうちにやっといたほうがいいですよね. えなり:もっと若いうちにやりましょうよ. 歩 :もう過ぎちゃった? えなり:はい,過ぎちゃいました. 高見沢:俺はどうなんだよ. 歩 :バブバブーって. えなり:バブバブーは高見沢さんの年でいいんですよ. 八嶋 :じゃあ,実際やってみますか. 進 :どこリビングにします?旦那ね. えなり:お父さんですね. 進 :お母さん. 吉村 :お母さんね. 進 :長男. 高見沢:俺が長男ね. 進 :「勉強しろ勉強しろ」「俺は音楽の世界目指すんだ」って. 家に帰ってきたら長男は大音量でアンプ鳴らしてると. 吉村 :あ,監督,設定は何歳? 進 :今,お幾つでしったけ? 吉村 :私,28. 進 :そうですね,4つ年上の30代前半. TOM :細けぇよ.やれよ,はやく. 進 :職場で頼り甲斐があるというとこからラブが始まって.で, 嫁だけ仕事やめて. 吉村 :家にいると. TOM :芝居じゃなくてままごとだよ.ままごと. えなり:いいじゃないですか. 吉村 :えなり君は子供の役?旦那の役? えなり:お父さんですよ. 吉村 :そんなん見たまんまやん. えなり:ちがいますよ.お父さんだからいいんじゃないですか. 進 :じゃあ光一が旦那. 歩 :えなり君がお父さんじゃないとおかしいもん. 進 :わかった.二役行こう. TOM :だから,ままごとに監督はいらないんだよ. えなり:意外と設定決めるもんですよ,細かく. 進 :芝居あれこれ言うもんじゃないから. えなり:じゃあ監督,いきますか. 進 :いきましょうか.はい,じゃあ行くよ. 吉村 :はい.TOMさんは何の役してんですか? TOM :玄関. 進 :じゃあ,上杉謙信みたいな気持ちで入ってきて. えなり:上杉謙信? TOM :コントじゃなくてままごとだって. えなり:わかりました. 進 :はい,じゃあ行くよ.自由にいこう. TOM :自由なんだ? えなり:自由でいいんですね.設定いらないじゃないですか. 進 :はい,いくよ,本番まで5秒前,4,3,2,はいっ. えなり:ガラガラ. TOM :おい,ドアなんだよ. えなり:お父さんはガラガラって入るんですよ. 進 :この人何年ドアやってとると思ってるんだ.そんな失礼な 態度とるな. TOM :早く行こう,先へ. 進 :頼むぞ.はい,5秒前,4,3,2,はいっ. えなり:ただいま. 吉村 :あなた,おかえりなさい.お疲れ様でした. えなり:めし,めし. 吉村 :わかりました.あなた,あの子ったらね,勉強しないでい つもギターばっかり弾いてるのよ.ちょっとあなたから叱っ てあげて. えなり:え?トシか? 吉村 :そう,トシがいつもなの. えなり:こら!トシ! 高見沢:急に開けるなよ!ノックぐらいしろよ. えなり:おまえ,ちょっと待て.音楽ばっかやってんだろ. 高見沢:先生が髪の毛切れって言うんだよ. えなり:当たり前じゃないか.日本男児たるもの坊主頭だ. 高見沢:俺はお父さんみたくなりたくないんだよ.そんなしがない サラリーマンじゃ嫌だ.俺はミュージシャンになるんだよ. えなり:いいか? TOM :ままごとなんだよ.なんでコントやってんだよ? 歩 :わかったよ.あのね,やっぱりね,大人になるとままごと は出来ないんだよ. 進 :出来ないかもね. TOM :なんでマジで芝居してんだよ? えなり:今から諭しの部分に入るんですけど. 歩 :ままごと出来なくなっちゃうですね. 進 :だって泥ダンゴを「お一つどうぞ」って食べたフリして砕 いたり. 歩 :すいませんね,ゲスト放ったらかしでした. 高橋 :いやぁ,素敵なものを. 八嶋 :こんな素敵なライヴを. 歩 :子供の頃の自慢の話,八嶋さんは大人の顔色を伺う. 八嶋 :もうどうでも良くなってきちゃった. 歩 :大人の機嫌を読んで. 八嶋 :怒られない怒られないようにする. 歩 :やらしー子供ですね. 八嶋 :はい,やらしー子供です. 歩 :その点ね,金城さんはまったくそんなのなさそうですね. 金城 :やらしーですか? 歩 :何を言ってるの? 金城 :ごめんなさい. 歩 :やらしーよ. 金城 :本当に?そっか. 進 :認めちゃったよ. 歩 :どんどんいきましょう.初恋,八嶋さんはヘンミさん. 八嶋 :同級生のヘンミさん. 歩 :高校1年生の時に奈良のシカに囲まれてキッスを. 八嶋 :それはコマダさんです. 歩 :奈良公園で.剛は奈良公演でキスしたことないの? 進 :ないよ. 八嶋 :奈良公園は行かれないですか? 進 :僕,奈良公園行ったのは七五三の時なんですよね.後は幼 稚園の遠足で.ごめんね,ローカルな話で.仕事では行っ てますけど,プライベートで「奈良公園行こうぜ」ってい うのはちょっと. 八嶋 :僕は通学路だったんで.あと,母親が大仏殿でパートして いて. 進 :え?じゃあ僕,何回か会ってるかもな. 八嶋 :本当にこんな顔したオバさんが. 進 :よう見とこ.でも奈良公園でキスって,ウンコも. 八嶋 :それは地元民しかわからない綺麗なとこが. 進 :星くずのステージじゃないですか. 歩 :シカの糞だらけでね. 進 :本当に踏まないで歩こうと意気込んでも踏んでまうんです よね. 八嶋 :それはそうです. 進 :草の中にあったりするから. 八嶋 :でも,3分もすれば「もういいか」っていう気持ちになり ますね. 進 :あと,ジャスコの紙袋食べるからね.ジャスコで買い物し て奈良公園行ったものなら,紙袋バクバク食べられて. 八嶋 :下から行って荷物ボロボロ. 進 :衣類ぜんぶ出るからね. 歩 :そして高橋さんが小学校4年生の時にお寺のお嬢さんと. 高橋 :初恋はそうですね. 歩 :そして小学校4年生の時にファーストキスですよ,お寺で. 高橋 :もしかしたら僕だけがそう思ってたのかもしれないですね. 進 :唇と唇ですよね? TOM :え?唇と違うとこなの? 進 :まず場所聞きましょうよ. 高橋 :お寺です. 進 :お寺のどこなんですか? 高橋 :お寺のですね,中ですね. TOM :本堂? 進 :ごっつ見てますやん. 高橋 :子供ですから,まだ.そういうエッチな感じじゃないわけ ですよ. 進 :フレンチキスみたな. 高橋 :たぶんそんなことじゃないでしょうか. 歩 :高橋さんは小学校4年生でチューされてるんですけど,え なり君はまだだよね? えなり:そうですね. 八嶋 :えなりさんはお幾つなんですか? えなり:もう18です.そろそろね,本当そうですよ. 進 :だって,えなり君は15の夜に盗んだバイクで走り出したっ きりね. えなり:はいはい. 進 :そんなこともやったけれどもキスしてないじゃない. えなり:やってないですけどね. TOM :芝居でもしてないの? えなり:してないです. TOM :ぜんぜんしてない唇なの? えなり:そうですよ. TOM :ちょっと見せてみ. えなり:目が怖いですよ. 歩 :お二人からアドバイスないですか? 八嶋 :でも,誰でもいいってわけじゃないでしょ? えなり:そうですね. TOM :おまえ,何言ってんだよ. 吉村 :でも八嶋さん柔らかいっていうからしてもらえば?チュー. えなり:おかしいじゃないですか. 吉村 :いいと思うよ. 歩 :えなり君どういうシチュエーションで? えなり:僕は,キスをあまりにもみんな高校とか中学の時に「俺, キスしたぜ」とか言ってるんで,もう超越しちゃったんで すよね.キスしちゃうとか,そういう青春の甘酸っぱいの はいらなくて. 吉村 :うわ,冷めてるねぇ. TOM :隠居? 八嶋 :一足飛びだなぁ. えなり:そこまでは.なんか二人で朝起きて鏡見ながら歯を磨いて, コップに二つカラカランみたいな.そういうのがいいんで すよ,僕. TOM :馬鹿じゃない? えなり:それが理想なんですから,お願いしますよ. 進 :そのコップに歯ブラシ入れるだけでいいの? えなり:もういいです. TOM :馬鹿じゃないの? えなり:言い過ぎです. 歩 :まあ,爽やかな恋愛をね. 進 :やっぱりえなり君にはね,爽やかな風の中を走り抜けて欲 しいよね.髪ぜんぜんなびかへんけどね. えなり:それはそうですね.物理的な問題ですから. 歩 :はい.では,これはこのへんにしましょうね.続いてはこ ちら,堂本自分撮りイレブン!見て行きましょう.こちら. ちょっとちょっと,真ん中はキョンキョン? 高橋 :そうですね.聡美ちゃんと,もたいさんと.今度7月から やる他局のドラマの,これはスチール撮りの前ですね. 歩 :またいい表情してますね. 進 :ちょっとなんかのけ者にされて? 歩 :輪の中に入れてない? 高橋 :そうですね,ちょっと合成っぽいですね.でもこれは本当 に撮ったんですよ. 歩 :もうちょっと輪の中に入れてもらいましょうよ. TOM :キョンキョン綺麗だね. 歩 :八嶋さんはキョンキョンが永遠のアイドルで? 八嶋 :やっぱり僕らぐらいの年の人はストライクっていうか, キョンキョンはやっぱり永遠のアイドルですよ. 歩 :じゃあ,どうなんです?親友が共演するというのは. 八嶋 :僕,前に舞台でキョンキョンと一緒に. 歩 :あ,そうなんですか. 八嶋 :でも,初めて「恋愛結婚のルール」って聡美さんとキョン キョンが出てるドラマに僕も出てたんですけど,その顔合 わせの時に,普通は「何々役の」って挨拶行くんですけど, あまりにも緊張し過ぎて,指を指して「キョンキョン」っ て言ってしまいました.自分でもよく覚えてないんですけ ど. えなり:それは. 歩 :指さし確認じゃないですか. 八嶋 :これで芸能界ホサれたなと思った. 進 :それだけやっぱりね. 八嶋 :その後も舞台で共演した時も,キョンキョンが話するじゃ ないですか.喋ってるんですけど,最初は聞いてるんです けど,だんだんね,「うわ,キョンキョンが俺に喋っとん なぁ」って思ったらね,内容を聞いてない時がある. 歩 :それぐらい自分の中でアイドルという存在であるというこ とですね. 八嶋 :そんな人と一緒にふざけた写真を. 歩 :なんでもっと輪に入らなかったんですか? 高橋 :八嶋君とは違いますけど,やっぱり「わぁー」とかってな れないですね. 歩 :そうですよね.続いての写真.これは? 進 :あららら? 八嶋 :これは番線なんですけど,7月から始まるドラマの,火曜9 時「ウォーターボーイズ」というドラマに私ちょこっとだ け出ておりまして.いちばん左の山田君はじめ,ウォーター ボーイズと僕,みたいな.そういうショットを現場のセッ トから. 歩 :いちばん爽やかな笑顔してますね. 八嶋 :みんなに初めて会ったんですよ.「すごい仲良さそうな感 じで撮ってくれ」って言って,頼んで撮った写真です. 歩 :モロそれが出てますね. 八嶋 :だから僕だけ過剰なんだなと思って. 歩 :周りはまだちょっとぎこちないですよね. 進 :ちょっと周りはね. 高橋 :頼んだのかよ? 八嶋 :ウォーターボーイズたちに. 歩 :次もドラマの写真ということで.あらら. 八嶋 :これは大人チームといいましょうか.映画からの続きなの で,和服のほうが柄本明さんで,チャイナドレスのほうが 徳井優さんで.映画の続きでオカマバーに僕も竹中直人さ んの弟という設定でこのバーの中に入って行くという.徳 井さんとはお仕事したことあるんですけど,柄本明さんと はこの日も初対面で,「写真を撮っていいですか?」と1時 間ぐらい迷った挙げ句に頼んで撮ったもらった写真でござ います. 歩 :また一番の笑顔ですね. 八嶋 :はい,過剰ですね. 進 :いいですね. 歩 :じゃあ,続いての写真.何をやってんの? 進 :これは何をとらえたんですか? 高橋 :これはね,最近行ってるんですけどね,ヘアエステ.通い 始めまして. 進 :これは今どういう状態なんですか? 高橋 :こっち側に管が見えますよね.そこからスチームが入るわ けですよ. 進 :スチーム入れて. 高橋 :で,毛穴を洗うわけですね.で,綺麗になった毛穴に薬を 吹き込んでゆく. 歩 :なるほどね. 進 :育毛活性みたいな. 高橋 :育毛活性ですね. 歩 :やっぱり気にしてるんですか? 高橋 :いや,気にしてるって,さっきも答えましたけど,おかし いじゃないですか,こんな髪型. 進 :おかしくないですけど. 高橋 :だって,これさっきから後ろですごい不思議がってたと思 いますけど,真横にきてるでしょ.まあ,これであと何ヶ 月もすればえなり君ぐらいには. 進 :でも知り合いで生えた人いるよな? 歩 :そうそう. 進 :育毛剤,普通に市販してるやつあるじゃないですか. 高橋 :何てやつですか? えなり:すごい真剣ですよ. 歩 :育毛剤というよりも発毛剤ね,あれ. 高橋 :発毛剤? 進 :説明書には心臓にちょっとあれしますよって,でも心臓痛 いけど俺は生やしたいんだっていうことで,頑張ったら生 えたな. 高橋 :まあね,こればっかりはね,合う合わないがあるんですよ. 進 :それはありますよね. 八嶋 :もしかしてそれは? 高橋 :もうありとあらゆるものやりましたよ.中国から来てるや つとかね. 歩 :まだある,写真. 進 :なんでいつも笑うてるんです? 高橋 :いや,なんか写真の時は笑うって子供の頃から言われてま して. 進 :横のお姉さん申し訳なさそうですけどね. 高橋 :これは店ではサルゲッチュと呼んでるんですけどね. 歩 :これはどういう処方をしてるんですか? 高橋 :これはですね,要するに毛穴から脂を吸い取ってくんです. 進 :ちょっと楽しそう.行こうかな,俺.ちょっと行かへん? 今度ふたりで. 歩 :行こうか?ヘアチェック. 高橋 :これいいですよ. 進 :ちょっとここ,ご紹介下さい. 高橋 :近いですよ.広尾のね.事務所からすぐですよ. 進 :行こうぜ. 歩 :行こうか. 高橋 :広尾のね,本当に回転寿司のとこキュッと入ったとこです ね,駅前の. 進 :広尾の駅前の回転寿司をキュッと入ったとこですね. 八嶋 :そういう話は楽屋でいいじゃない. 高橋 :そうか. 歩 :じゃあ,スケジュールお互いに楽になったらさ. 進 :楽な時に行こうか. 八嶋 :今の言い方,すごいリアルに行きそうな言い方. 進 :ネタ作りでな. 歩 :スケジュール合わせてね. 高橋 :けっこう痛いんですよ.クーッと真空にして脂どんどん抜 いてきますから. 進 :でも笑ってるということですね. 高橋 :だから,いちばん強いんですけど,効かないんですよ.頭 皮が固いんですね. TOM :真空にしちゃって髪の毛とか抜けちゃわないんですか? 高橋 :抜けないですね.その後にスポイトみたいので掃除機みた いのでキューンキューンと脂をとってくんです. TOM :新築してるわけじゃないんですよね? 高橋 :要するに毛穴をどんどん綺麗にする. 歩 :高見沢さんはぜんぜん心配なさそうですね. 高見沢:まだね.俺もやってみたいな,そういうの. 進 :じゃあ,3人で. 歩 :3人で行きましょうか. 進 :行きたい人? 歩 :あ,TOMさんも. 進 :じゃあ4人で. えなり:お客さんびっくりしますよね,並んでやってたら. 高橋 :まあでも1台ずつしかないので,待たないと. 歩 :待つんだ. 八嶋 :順番も決めとかないと. 進 :じゃあ,ジャンケンで. 高見沢:年の順だろう. 歩 :年功序列でね. 進 :待ってて下さいよ. 高見沢:待ってるよ. 進 :疲れたから帰りました,みたいのは. 高見沢:待っててあげる. 進 :じゃあ行きましょうよ,マジで. 歩 :じゃあ次の写真.アロハシャツ? 八嶋 :はい.僕,アロハが好きで.これはいつも行ってるお店で, そこで「新しいのが入りましたよ」と電話をいただいたの で,ちょうどいいやと思って行って. 歩 :どれぐらいアロハ持ってるんです? 八嶋 :いっても30枚ぐらいです. TOM :今日もリハーサルで着てらしたの素敵なアロハでしたよね. 八嶋 :ありがとうございます.今,着てるやつの色違いです.パ イナップルのやつがすごい好きで.「美女か野獣」ってい うドラマの福山雅治さんがパイナップルのアロハ着てて, それはスタイリストさんの私物だったんですけど,2〜30 年前のヴィンテージらしくて.で,僕,「アロハ好きです, 好きです」ってずっと言ってたら,「差し上げますよ」っ てもらったんですよ. TOM :ウソ?僕も好きだって言っといてください. 八嶋 :はい.で,それ言ってそれを着て番組とかも出たことある んですけど,そしたら「1枚きりで着たきりスズメじゃ可 哀想だ」ってまたもう一枚いただいて.「言っとくもんだ なぁ」と思いました. TOM :百虎とかあるようでしたら百虎欲しいですね. 八嶋 :そうですよね. 歩 :八嶋さんが持ってる中で,いちばん高いアロハシャツって いくらぐらいです? 八嶋 :僕のはぜんぜんレプリカみたいのばっかりなんで. 歩 :普通に高いのってどれぐらいです? 八嶋 :そのいただいたのは,20年ぐらい前にロサンジェルスで 2〜30万ぐらいで売ってたって. 歩 :へぇー. TOM :高いやつだと7〜80万しちゃうのあるよ. 八嶋 :値段つけられないとか. TOM :そうですよね.その百虎って百の虎が書いてあるんだけど, 80万とかて出てるんだけど,売る気はないんですよね. 八嶋 :ぜんぜん. 歩 :そうなんですか.高橋さんのフクロウグッズで高いもの は? 高橋 :いちばん高いので2800円ぐらいじゃないですかね? 歩 :あ,写真出た.なんでまたフクロウが好きなんでしょう? 高見沢:満面の笑みですね. 高橋 :これはほんの一部ですけどね.あのいちばん大きいやつで それぐらいですよ. 進 :いちばん右のはケント・デリカットじゃないですよね? えなり:ちょっとね. 高橋 :これはね,福が来る黒と書いて. 歩 :ふくくろう,ふくろうみたいな. 高橋 :不幸が来ないと. TOM :生きてるやつはいないんですか? 高橋 :生きてるやつはちょっと. TOM :ぜんぶぬいぐるみですか? 高橋 :もっと細かいのあるんですけど,よく温泉とか湯行くと木 彫りで彫った中にまたいたりとか. えなり:ありますね. 高橋 :生きてるやつは,見るのもあんまり好きじゃないですね. TOM :そうなんですか. 進 :なんでそんなにフクロウが? 高橋 :福が来るんじゃないかなという.また見てると和むんです よね. えなり:可愛いですよね. 高橋 :まあ,ずっと見てたりするのがわりと好きで. 進 :でもいちばん右は見づらいんじゃないですか?和むという よりは,ごっつ見られてるような. 高橋 :まあ,確かにそうですね. 高見沢:視線がきついね. 進 :軽くストレスを感じるものあったりするんですけど.僕, 今ちょうど真っ正面なんでね,すごい見てるんですよ,僕 のこと. TOM :これを集めだしてから福は来たんですか? 高橋 :どうなんでしょうか? TOM :質問に質問で返されても. 歩 :「奥さんもいません」って言ってましたよね. 八嶋 :来てます.克実さんには福が来てます. 歩 :寂しいですね,家に帰るとフクロウが. 高橋 :いや,べつにその代わりでこういうものを持ってるわけじゃ ないんですよ. 進 :寂しい. 高橋 :だんだんトーンが下がってきましたね. 歩 :じゃあ,続いての写真を. 進 :可愛らしい. 八嶋 :これ,甥っ子姪っ子が遊びに来て,子供用のアロハを着て 遊んでたら,メガネを取られて噛まれたんですよ.だから ほんまに. 歩 :さっきも言ってましたよね,メガネにさらわれると怒るっ て. TOM :日光猿軍団みたい. 八嶋 :でも甥っ子姪っ子って,お爺ちゃんとかお婆ちゃんの気持 ちになるっていうか.けっこう今までは好きな女の子にメ ガネをカッってやられてもチッてなってたのが,怒らなかっ た. 歩 :可愛くてしょうがないですか. 八嶋 :可愛いですね. 歩 :メガネはたくさん? 八嶋 :ええ,まあでも30本ぐらいですね. 歩 :それ,ぜんぶ度が入ってるんですか? 八嶋 :ええ. 歩 :30本持ってるんですか. 八嶋 :ドラマで作ってもらったりとか,最近は. 歩 :なるほど. 八嶋 :お洒落なメガネばっかり作ろうと思ってもね,変なメガネ とかもオッさんぽいの見つけたら作ったりとか. 歩 :わざと? 八嶋 :はい.今,コント番組をやってるので,いろんなのがあっ たほうが重宝するというか. えなり:あれ自前なんですか? 八嶋 :ぜんぶ自前です. 進 :すごいですね. 八嶋 :度が入ってるので. 歩 :ドラマで作ってもね,度が入ってるの作っても八嶋さんし か使えないですからね. 八嶋 :だからいただけるんですよ. 歩 :なるほど. TOM :かなり目悪いですよね? 八嶋 :そうですね,0.03ぐらいです. 歩 :同じぐらいですよ. 八嶋 :いちばん上のが見えないってやつですね. 歩 :じゃあ続いての写真.これは? 八嶋 :何の反応もねえじゃねえか. 高橋 :白いのは寺脇さん.よく飲むんですよ. 進 :ご一緒して. 高橋 :はい. 歩 :真ん中の方は? 高橋 :これ,僕ですね. 歩 :いやいや. 八嶋 :それは知ってるよ. 進 :下のほう聞いてた. 高橋 :あれは八嶋くんが説明します. 八嶋 :あれはたまたま呼んで来てくれた「美女か野獣」という ドラマの時のスタッフです.こういうカメラをいただいた, 撮らなきゃ,みたいな.その日の夜にいろんな人に電話を して,集まってきたのがこの二人だという. 進 :なるほど. 高橋 :みんな忙しいですからね,約束してないあれだとなかなか. 歩 :お二人で飲みに行ったりとかするんですか? 八嶋 :それはあります. 高橋 :しますね. 八嶋 :僕んちで飲んだり克実さんちで飲んだり. 歩 :いいですね.続いて. 進 :これまた. 八嶋 :さっき飲んでた寺脇さんと克実さんが帰っちゃったので, 近所に住んでる入江雅人さんっていう俳優さんちに遊びに 行ったら,左手が古田新太で,右が大倉孝二くん.悪い演 劇人たちの飲み会に.女の方は入江さんの奥さんです. 歩 :綺麗な方ですね.さっき酒での失敗の話もちょっとしまし たけど.何ておっしゃってましたっけ? 高橋 :コンビニで倒れた. 歩 :酒グセ悪い感じですか?お互いに見ててどうですか? 高橋 :輪彫る句はないと思いますね. 八嶋 :二人とも陽気は陽気で. 高橋 :コンビニのはだから,飲み過ぎでそのままあんまり寝ない で野球行ったんですよ,真夏に.草野球に行って,けっこ うな熱射病ですね.それで睡眠もとってないし,酒も飲ん だままですから.それで家に帰ってきてアイスクリームを 買いに行こうと思ってアイスクリームを中から出したら, 急に真っ暗になって,目の前が.そしてそのまま前に倒れ てたんですよ,ダーンってそのまま.で,気が付いた時は 救急隊の人の「大丈夫ですか?」って声で気が付いて,病 院運ばれて点滴打って.でもその時,野球した後なんで髪 の毛を固めてなかったんですね.帽子をかぶってたんです けど,隊員の人がとろうとすると,帽子をとられないよう に.それだけはものすごく反応が速くて.病院に入ったら ストレッチャーで運ばれてるとこに看護婦さんが駆け寄っ てくるじゃないですか.大変だってやってる時に帽子を取 ろうとすると,帽子はパッと.最後の最後まで点滴もぜん ぶ. 歩 :帽子かぶったまま. 八嶋 :僕,同じチームに入ってるんですけど,野球やってる時も よくデッドボールとか.デッドボールというか,顔面近く にきて克実さんの帽子かすめたらチーム全員が「おい!」. 歩 :そこをなぜ狙うんだと. 高橋 :本当に周りの空気が変わるんですよね. 歩 :投げたほうも「やってもうた」って. 高橋 :フライを追っかけてって,ダッシュで行って,どうしても 取らないといけないフライってあるじゃないですか.その 時はしょうがないから取りますよね.それで半ば落ち武者 みたいになったまま. 八嶋 :克実さんは髪の毛長いんですよ. 高橋 :肩ぐらいまでありますから. TOM :そしたら結婚したらいいんじゃないですか?肩まで伸びた なら. 歩 :拓郎さんのね. 進 :なるほど. 歩 :それでは次の写真. 進 :これは誰に捕らわれて? 高橋 :うちのベランダです.これはハト避けネットです. 歩 :ご自宅ですか? 高橋 :ええ.発注して大家さんの好意で付けていただいたんです けど,大変だったんですよ. 進 :フンとか. 高橋 :エアコンの室外機の下に巣を作りやがって. 歩 :あら. 高橋 :それで3羽ぐらいいるんですよ,多い時.最初は窓をバンッ てやるとバタバタっていってたのがだんだん慣れてきて, バンッてやってもちょっとした移動とかしかしなくなって きて.どんどんフンとかでけっこう汚れちゃって. TOM :匂いもすごいんですよね. 高橋 :すごいんですね.それでいろんなとこで売ってるハト避け いろいろやったんですけど,ぜんぜん効かないんですよね. それでネットを作ってもらってつけたら本当に快適な. 八嶋 :本当に克実さん非常にきれい好きなんで. 高橋 :朝起きてパッと目が覚めるとハトの鳴き声が聞こえるんで すよ.換気扇の口がみんなあのへんにあるから、部屋の中 にすごく聞こえるんですよ.朝の5時ぐらいにその音で気 が付いて. 歩 :今はもう大丈夫なんですか? 高橋 :大丈夫ですね.ただまあ,本当に捕らわれた感じですよね. 進 :じゃあ,もう来ようと思っても来れないですよね. 高橋 :もうネットには向かって来ないですね. 進 :どうします?いつの日かあのトラップをかいくぐってくる かもしれない. 高橋 :そうなんですよね.まあでも,そこまでは来ないんじゃな いですかね. 進 :けっこう頑張ってクッと抜いて,またくっとハメて来るか もしれないですよ. 高橋 :そこまでして来てくれるんだったらね. えなり:それはそれで. 進 :認めると.もう無二の親友で. 高橋 :そうですね. 八嶋 :新しい友達が. 進 :出来るじゃないですか. 歩 :じゃあ,続いての写真. 進 :これはまた快適な. 八嶋 :これはですね,ぜんぜん狭いうちのベランダなんですけど. TOM :お宅ですか? 八嶋 :はい,本当にちっちゃい普通のベランダなんですけど,さっ き映った大倉孝二くんにベランダセットもらったんで. TOM :こちらハトは来ないんですか? 八嶋 :ハトとかカラスとか来るんですけど,フンとかしないです ね.すごく快適な.初めてやったんですけどね,ベランダ でこんなこと. 高橋 :わざわざやったんだ? 八嶋 :すげえわざわざやりました. 進 :ベランダとかって,けっこう意気込んでがっつりテンショ ン上げんと. 八嶋 :行けないでしょ. 進 :僕もベランダ用の椅子とかテーブルとか買ったんですけど, 一回,夏場に贅沢しようというとで,お茶飲みながら,本 読みながら,日焼けしようと思ったんですよ.ほんならハ チがブンブン来るわけですよ.僕,ちょっとテンション上 がってたんでオイルまで塗ってたんですよ.そのオイルが 気になったのか,けっこう旋回しまして.で,僕が今ここ で刺されて何かなったら恥ずかしいと思って.しかもブリー フだったんで,えらいことになって病院とかだったらベタ ベタなまま病院運ばれたら嫌でしょ.それでやめようと思っ てシャワー浴びてそれっきり出てないですね. 八嶋 :一回だけ? 進 :ハチ大嫌いなんで. 高橋 :けっこう危ないですよね. 進 :こうやってハトもカラスも来ないとなるといいじゃないで すか. 八嶋 :でも本当に狭いんですよ.無理してやったから. 進 :無理に詰め込んで? 八嶋 :ほんまにほろ酔い加減だったんで. 進 :これから夏場とか夜とかいいじゃないですか. 八嶋 :そうですね.二人でやりますか? 高橋 :いいね.うちもでも,もうハト来ないからね. 八嶋 :でもネットあるんでしょ. 歩 :隔離された感が. 高橋 :確かにあれからあまり出てない,そう言えば. 歩 :由美さんのところはベランダは? 吉村 :うちは植木,盆栽がいっぱい置いてます. 歩 :ちゃんと水あげて? 吉村 :あげてます. 進 :えらいね. 歩 :柄じゃないね. 吉村 :え?大丈夫.最近,っぽいって言われるんです.ギャップ を楽しんでいただこうかなと. 歩 :俺,ぜんぜんベランダ出ぇへん. 進 :だっておまえ,フルチンやねんから出たらあかん. えなり:それは出ないほうが. 歩 :ほんま出られへん. 進 :ご近所さんびっくりするで. 歩 :高見沢さんは? 高見沢:俺も出ない. 歩 :広いですか?ベランダ. 高見沢:広くない.本当に狭いし,ずっとカーテン閉めっ放しだし, 光入れないし. 歩 :一緒一緒. えなり:肌に悪いとか? 高見沢:そんなことないけど.ただ,逆転してるんで,生活が. TOM :え?床が上なの? 高見沢:そんなわけねえ. 進 :びっくりハウスですよ. 歩 :金城さんは沖縄に住んでる時はどんなだったの? 金城 :もう鯉のぼりとかが飛んでっちゃいますよね. TOM :何の話してるんだ? 歩 :どういうこと? 金城 :ベランダでしょ? 進 :君の実家の周りの風量とか聞いてなくて,実家の作りを聞 いてるの.お庭とかあった? 金城 :お庭ありますよ.二階にベランダもありますけど,そこに 鯉のぼりやると,もうすぐ飛んでっちゃう.何回も何回も たてても. 進 :三つとも全部いくの? 金城 :細かいやつも全部. 八嶋 :海風が強いの? 金城 :そうですね,海が近いですから.ベランダ出てません,二 階の.ショックなんです. 進 :そらショックや.だって棒だけでしょ.鯉のぼりだって見 に行ったら鯉のぼりがなくて棒だけだったら,一回回って 帰ってくるしかないからね. えなり:そうですね. 進 :そんなことぐらいしかね. 歩 :鯉のぼりじゃないなくて,ただののぼりですからね. TOM :鯉がなくて. 進 :のぼり棒ですからね. 歩 :はい,というわけで,以上,自分撮りイレブンでした.さ あ,続いてこのコーナー参りましょう.
「ベストヒットたかみー」
歩 :剛くん,せーの. 進・歩:堂本! 高見沢:ベストヒットたかみーです.今夜はですね,歌謡界に燦然 と輝くエンターテイメント,元祖ヴィジュアルアーティス トですけど,ジュリーこと沢田研二さんを紹介したいと思 いますが,まずはVTRのほうご覧下さい.
VTR:日本歌謡史に燦然と輝くエンターテイナー,ジュリーこと 沢田研二さん.ザ・タイガースのヴォーカリストとして衝 撃のデビュー.「花の首飾り」は68万枚の大ヒット.なん と岸部一徳さん,岸部シローさんもザ・タイガースのメン バーだったんです.解散後ソロ活動でその人気を決定付け たのが「危険なふたり」.その後も中性的な魅力と,甘い 歌声,感情豊かな表現で数々のヒット曲を連発.男性とし ては当時めずらしかったメイク.その斬新な衣装とステー ジは日本中を驚かせ,エンターテイナー沢田研二の名を日 本歌謡史に刻み込んだのです.今夜は元祖ヴィジュアル系 として日本の歌謡界をリードしてきたジュリーにスポット を当てます.
高見沢:沢田研二さんですけどね,沢田さんと言えばヴィジュアル 系と言いますか,歌も大ヒットしてますから,レコード大 賞,歌謡大賞,すべて総ナメしていますけど.やはり沢田 さんと言うと,派手な衣装とメイクですか.元祖ヴィジュ アル系なんですけども.高橋さん,八嶋さんたちは,ジュ リーのどのへんの覚えてます?「勝手にしやがれ」は,薄 い黄色のスーツで帽子を投げるんですよ. TOM :酒飲むやつは? 高見沢:それは「カサブランカダンディ」. TOM :パラシュートしょうのは? 高見沢:それは「TOKIO」ですね. 八嶋 :僕は「TOKIO」がいちばん. 高見沢:パラシュート背負う. 八嶋 :っていうのが. 高見沢:何か意味あったんでしょうかね? 八嶋 :このたいだ舞台で,ジュライっていうジュリーとちょっと モジった役をやって,ちょっと「TOKIO」っぽい格好して, 「TOKIO」っぽい歌を歌ったんですけど. 高見沢:面白かったですか? TOM :なんだよ?今の質問. 八嶋 :やってみると面白い. 高見沢:僕も出来たら やってみたいですね.高橋さんどうです か? 高橋 :タイガースは小学校でしたね.低学年. 高見沢:僕が小学校でしたよ. 高橋 :いや,小学校ですよ. 高見沢:僕も小学校でしたよ. 高橋 :本当,低学年ですよ. 高見沢:僕,高学年でした.ごめんなさい. 高橋 :本当に小学校に入るか入らないかぐらい. 高見沢:沢田さんですね,この堂本ブラザーズバンドのバンマスの 吉田健さんと,村上ポンタさんがバックバンドで. TOM :やってるんですよね. 高見沢:KinKiのお二人はどうですか?沢田さんの歌というのは. 進 :大好きですよ. 歩 :沢田さんって,今ジャケットとかファッションとか見ると, なんか今に近いんですよ. 高見沢:そうだよね. 歩 :そこがすごい回ってんだなって思いますよ. 高見沢:「TOKIO」とかって覚えてない?知らない? 歩 :やっぱり懐かしの映像で. 進 :見てる感じですね. 歩 :あと僕,「ダーリング」をちょっとパロってっていうか, ちょっと歌ったんですね,僕. 進 :♪ここに座ってくれ〜. 高見沢:沢田さんすごいですね.なんでジュリーって言うんだろう ね?あ,ここに書いてあった. えなり:社長. 進 :困りますよ. 高見沢:ジュリー・アンドリュースのファンだから.「サウンド・ オブ・ミュージック」の有名な女優さん.だからなんだ? カットですね,これ.すいません. 八嶋 :テンポがいいなぁ. 高見沢:すいません.そうしないと今日入らないでしょ. 歩 :かなり多牌ですよ. 高見沢:そうですよね. TOM :歌おうよ,もう. 歩 :そうですね. 高見沢:今日けっこう投げやり. 歩 :でもお二人に歌っていただけるということで. 高見沢:そうですね. 歩 :今まで番組とかで歌うというのは? 八嶋 :ないですよ. 進 :貴重,貴重. 歩 :ボンタさんと健さん,実際にやってた人ですが演奏で. 八嶋 :生バンドですよね.あり得ないですよ. 高見沢:今日はお二人に合わせてこの曲をやります.沢田研二さん の「危険なふたり」をみんなでやりたいと思います. 歩 :「危険なふたり」.ある意味,ポンタさんと健さんも危険 な二人. 高見沢:そっちのが危険かもしれないね. TOM :すごく危険.
♪危険なふたりへ〜
歩 :はい,本日のゲストは高橋克実さん,八嶋智人でした. ありがとうございました. 八嶋 :ありがとうございました.
|