ココア

2019年1月4日金曜日 23:30~24:40

あらすじ

画像

渋谷で出会った高校生の灯(16)と、親の仕送りで生計を立てている売れないギタリストの雄介(31)。灯は名前を明かさず、雄介に自分の“友達”の話として、複雑な家庭環境に苦しみ、そして学校ではいじめを受け自殺未遂をしたという「灯」という少女の話をはじめて…。

一見、温かい家族の鈴森家の長女・香(16)。しかし、父・賢(43)は不倫、そして母・優子(39)も、そのさみしさを埋めるように不倫をしています。両親の裏切りに気づきながらも平穏な家族の一員を演じていた香ですが、ある日我慢の限界に達し、「誕生日に欲しいものは両親の離婚」と、家族に自分の気持ちをぶつけると…。

化石が好きな高校生・志穂(16)は、教室でいつもひとり。同じクラスの人気者・海斗(16)は、孤立している志穂に心を開いてもらおうと追いかけ回します。少しずつ2人の距離が縮まっていったある日、2人で化石を掘りながら、志穂はぽつりぽつりと壮絶な過去を語り始めて…。

「フジテレビヤングシナリオ大賞」史上最年少受賞の14歳中学2年生の鈴木すみれが初めて書き上げた作品「ココア」。誰もが味わったことのあるほろ苦い記憶を思い起こさせるとともに、生きていく希望をあたえてくれる、3人の女子高生たちのそれぞれの物語です。

出演者

南 沙良出口 夏希永瀬 莉子

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出演者コメント

黒崎 灯役南 沙良さん
南沙良
「ドラマは初めてで、(演じた)灯ちゃんという女の子が自分の中で直前までピントがあっていなかったので、灯ちゃんのことについてずっと考えていました。リハーサルを何度も重ねて、監督ともお話をしたんですが、かわいらしくてちょっと小悪魔の灯ちゃんという女の子が私とかけ離れているので、笑。どうやってお芝居をすればいいのか探していました。共演者の方と一緒にリハーサルをして、ようやくそこで私の中で灯ちゃんはこういう女の子なんだって気づけて、そこから気持ちが楽になって、演じやすくなりました。灯ちゃんは強がって、自分の中にある芯の部分を隠してしまう女の子なんですが、そこはわかるなって思いました。脚本を中学2年生の鈴木すみれさんが書いたと聞いてびっくりしました! すてきなお話だなと思いながらお芝居をしていました」
鈴森 香役出口 夏希さん
出口夏希
「初めてのドラマで、現場はピリピリしているのかなって思っていましたが、思ったより怖くなかったです、笑。撮影初日から、緊張感はあるんですけどとても良い雰囲気でした。本番はカメラが回っていたり、沢山の方がいらっしゃって気持ちを作るのは大変でしたが、撮影に入る前に沢山リハーサルをしたお陰で頑張れたと思います。気持ちをぶつける大事なシーンはすごく難しかったのですが、今回は家族のお話だったので、自分だったらこういう時はこういう気持ちになるなって考えながら演じる事ができました。この作品をやらせてもらう前は正直、女優さんよりもモデルさんになりたいって思っていましたが、『ココア』というドラマで「鈴森香」役を演じさせていただき達成感というか、すごく楽しいなって感じました。すごく楽しくて、機会があればまた絶対お芝居を頑張りたいなって思いました」
大沢 志穂役永瀬 莉子さん
永瀬莉子
「毎回の撮影で吸収することや学ぶこと、新しいことがたくさんあって新鮮で、すごく自分が成長できる良い時間を過ごすことができました。撮影現場には思った以上に多くの方が関わっていることにびっくりもしました。(演じた)志穂は心を閉ざしているので、普段心情の変化がすごくわかりづらいんですが、気持ちをぶつけるシーンでは、どういう風に表現すれば伝わるかなと考え、向き合いながら演じました。志穂は友達によって心を動かされるのですが、私自身も友達に支えられているので、そういう面では共感できました。鈴木すみれさんが書いた脚本は、私が中学生の時には絶対に書けないと思いましたし、中学1年生の時に書いたと思えないくらいすごく深くて、高校生の私たちの心に響くすてきなお話でした」

スタッフ

脚本鈴木すみれ
プロデュース荒井俊雄
(『モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―』)
演出阿部博行