絶対零度〜特殊犯罪潜入捜査〜

Story case7
2011.8.23 tue on air 第七話 偽りの街
同僚が帰ったあとの署内で、医師からの診断書を確認する瀧河信次郎(桐谷健太)。その診断書には、視野狭窄の症状があり、今後も進行していく可能性があることが書かれていて…。

3カ月で10件発生している連続宝石強盗事件を捜査することになった捜査班。被害総額は15億円にのぼり警備員も2人殺されている事件で、容疑者はすでにアジア各国で活動している国際窃盗団"月盗団"に絞られていた。しかし、最近の犯行は手口こそ同じであれ、対象が繁華街の高級店から商店街の小さな店になるなど違う点が多いため別グループの可能性もあり、捜査班が稼働することになったのだ。
現場に残された男性と思われる靴跡から、防犯のために周りをフェンス等で囲った日本で唯一の城塞都市・聖山タウンにしか輸入されていないタイルに使われている粒子が検出された。聖山タウンは外部の人間を拒絶するため、桜木泉(上戸彩)と瀧河が新婚夫婦に扮してタウンに潜入捜査を始める。

泉と瀧河から送られてくる映像から住民たちの顔写真や車のナンバーを収集し、照合したところ、事件があった金曜の夜にゲートの外に出ていたのは13人だった。その中の男性9人に重点を置いて捜査が始まる。
やがて9人の中の1人・深星秋信(鈴木一真)を追跡していた白石晋太郎(中原丈雄)が、秋信の昼食が毎日質素過ぎることに疑問を抱く。連絡を受けた泉は深星家の調査をするため妻の怜奈(野波麻帆)に接近。秋信が毎週金曜日夜に近所の友人・大熊哲也とゴルフの練習に行っているという情報をつかんだ。さらに怜奈の目の盗み、秋信の靴底を写真を撮り分析班に送信する。捜査の結果、秋信の会社は業績が落ち込んでいて給料が減っていることが判明。また、ゴルフの練習場にも行っておらず、靴跡も現場に残されたものと一致したため、秋信と哲也に重点をおいた捜査に切り替えることになった。
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