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『366日』記者発表会

『366日』の記者発表会が、本日の第1話放送を前にお台場フジテレビ、マルチシアターで行われました。登壇者は、主人公・雪平明日香を演じる広瀬アリスさんと、水野遥斗役の眞栄田郷敦さんです。
(以下、敬称略)

Q

今作はHYの名曲『366日』がモチーフになっていますが、楽曲の思い出はありますか?

広瀬 「私は中学生の頃からずっと聞いていた曲ですので、最初に伺った時はびっくりしましたし、唯一、10代の時からカラオケで歌っている曲でもあるので、とても嬉しかったです。学生の時は失恋ソングだと思っていて、友達の失恋会やカラオケでバラードを歌いたい時に歌ったりとか、思い出のたくさんある曲です。今は(撮影で)大変なシーンが多いので、集中したい時にイヤホンをつけて聞いて、イメージを作ったりすることが多いです。初めて聞いた時から10数年経っていて、恋愛だけではなくて、人間関係とかいろいろなことを経験した上で聞くと、歌詞の重みや深さの感じ方が変わってきていると思います」

眞栄田 「僕も中学生の時に知って、“ラブソングといえば?”という曲になりました。歌詞の切なさや深い愛情が、今作にも反映されていると思います」

Q

今作はどのような作品でしょう?

広瀬 「今作の狩野プロデューサーがおっしゃっていたんですけど、“結婚、恋愛をしなくても幸せになれる時代に、真っ直ぐ、純粋に人を愛するというのは、どういうことなのか?”と。私はその言葉にすごく惹かれて、台本を読んでいる時も常にその言葉が頭に入っていて…。それを今はお芝居で表現している感じです」

眞栄田 「恋愛とか、生きていて劇的なことは少ないと思うんです。この作品も劇的ではなく、すごくナチュラルな雰囲気があるので、ご覧になられたらスッと入ってくるような作品になっていると思います」

Q

お互いの印象はいかがでしょう?お芝居をなさって変わったことなどあればお願いします。

広瀬 「私は、眞栄田さんのイメージが変わりました。最初にテレビなどで見させていただいていた時は、ずっと真面目にお芝居を考えているような寡黙な方だろうと思っていたんです。もちろん、今もお芝居にストイックに取り組んでいる姿も見るんですけど、意外と少年のように“キャキャキャ”としている一面も持っている可愛らしい方だなと思っています」

眞栄田 「収録現場は広瀬さん始め、5人組の同級生役が集まることが多いんですけど、楽しく撮影をしています。高校時代のシーン撮影ではアドリブも飛び交ったりして、ストイックになりすぎなくて良い瞬間が他の作品に比べると多いので、空き時間はみんなで楽しく過ごしています」

Q

今作は“忘れられない恋”がテーマとなっていますが、お二人の忘れられない出来事は?

眞栄田 「大学受験で不合格だったことです」

広瀬 「それは忘れられませんね!」

眞栄田 「それがあったので、今の仕事とご縁が出来て…。ですので、全ての出来事に意味があるのかなと思えています。その時は、この先どうしよう?と思ったんですけど、俳優の話をいただけて、気持ちを切り替えていきました」

広瀬 「私もこのお仕事に入る瞬間、スカウトされた時です。今のマネージャーさんに男の子だと思われてスカウトされまして(笑)。当時はバスケットをやっていて髪の毛も短く、顔も日焼けで真っ黒だったんです」

Q

撮影現場での印象的なエピソードをお願いします。

広瀬 「ちょっと年齢を感じた瞬間があって…。綱(啓永)くんが結構、若い言葉をいっぱい使うんです。“バリ暑い”とか、“今日ビジュ、花粉でダメだわ”とか(笑)。私は“ビジュ”なんて言葉は使ったことないなって。現場ではひと世代若い皆さんの言葉を勉強して、家で犬に言ってます(笑)」

眞栄田 「最近、現場で流行っていることがあって。5人(広瀬、眞栄田、坂東龍汰、長濱ねる、綱)が集まるとワイワイしているシーンが多いんですが、カットがかかった瞬間、みんな真顔になるというゲームのようなものです(笑)」

Q

ドラマは新生活を始められる方が多い4月スタートです。お二人が新たに始めたいことは?

広瀬 「年々なくなってくるんですよねぇ。日々を精一杯生きる(笑)。忙しい中でも、自分をしっかりと労わる生活をしたいですね。しっかりと寝られるようにとか、自分の中でしっかりとルールを作っています」

眞栄田 「僕も最近はプライベートを大事にしたいと思っています。仕事とプライベートのバランスをとって行きたいと思っています」

ここで、3月22日〜24日に沖縄で開催された『HY SKY Fes2024&前夜祭』にご来場された皆さまからいただいたメッセージボードが登場。

広瀬 「お子さんから“ドラマがんばってね”というメッセージもありますね」

眞栄田 「“楽しみにしています”というメッセージは嬉しいです。なんか急にドキドキしてきました」

広瀬 「沖縄に何人か友達がいるんですけど、“沖縄はメチャクチャ盛り上がってるよ!”と、連絡をもらっているので、すごく嬉しいです」

Q

最後に視聴者の皆さまにメッセージをお願いします。

眞栄田 「ボードにも“最近あまりドラマを見なくなったんですが『366日』は必ず見ます”というメッセージをいただいています。あまり、最近のドラマでは見ないような自然な雰囲気のあるドラマになっているんじゃないかと思います。恋愛はもちろんなんですけど、友情、家族愛も含めて感情移入しやすくて、スッと入っていける作品になっています。多くの方が自分に置き換えて感じたり、いろいろな事を思い出したりも出来ると思うので、ぜひご覧になってください」

広瀬 「“月9”そして“ラブストーリー”という、とても王道な作品になっていますが、たくさんの方に愛されたHYさんの『366日』をモチーフにしたドラマということで、本当に誰もが忘れられなかった恋とか、大切な友情関係とか…そういうことを、ドラマをご覧になったらふと思い出すというか…。今回、ラブストーリーではあるんですけど、わかりやすい“壁ドン”とか“アゴくい”のようなキュンキュンする行動は全くありません。ただ、明日香と遥斗の距離感が純粋にキュンキュンするというか…。私も、“学生の頃、こんな恋愛したな?”とか思い出しながらお芝居をしています。皆さん、ぜひ楽しんでご覧いただけたらと思います」

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