



若手俳優の登竜門として知られるコンテストで優勝。
瞬く間に日本アカデミー賞・新人俳優賞に輝く。
爽やかな役から冷酷な役まで幅広い演技で魅了する、彼の1Hセンスとは?
平岡さん
「時間ができたら、スタジオで曲作りをします。
曲作りは13歳くらいからですかね。
スタジオに入るとギターをアンプで鳴らすとか、
肌で感じるものがちょっと違ってくるなっていう。」
訪れたのは、都内の音楽スタジオ。
平岡さん
「音圧とかそういうものを全身で体感できるっていうのが、
スタジオかなと思ってますね。
家だとヘッドフォンとかなので、ドラムがどの位置にいるかとか、
そういうものもこういうスタジオだと聞こえてくるので。
俳優業ってプレイヤーみたいなことが多い気がして、
でも卓のイスに座ると作る側の気分になれる。
ギターはこういう音が欲しいんだよなとか。
作品に置き換えると、俳優のスタンスというか、
自分が何をしなければいけないのかとか、
それぞれの役割があるっていうのがすごく認識できる場所というか。」
平岡さんの特別な一時間。
それは、五感で音色を感じ、新たな役に息吹を吹き込むひととき。