



ロックバンド・flumpoolのボーカル。
前向きなメッセージを、自ら作詞した歌に込め、多くのファンを魅了。
ドラマやCMのテーマソングも手がける、彼の1Hセンスとは?
山村さん
「僕は、ちょっと時間があくと、空港に飛行機を見に行きます。
共感されるかわからないけど、寂しげな空気というか、
何もない場所で飛行機がずらっと並んでいて、
なんかずっと見ちゃうというか…」
訪れたのは、羽田空港の展望デッキ。
山村さん
「飛行機が飛び立つ瞬間が好きで、すごく孤独じゃないですか。
1人で旅立つみたいな。
何かが始まる瞬間というのは、どこか寂しげというか、何か動き出そうとする時。
音楽を作りだそうとする時って、すごく不安とか、この音楽でいいのかな、
受け取ってくれるかな、誰かの心に届くかなって不安感みたいなのが、
まだまだあって。
この景色をみていると、それを正当化してくれるじゃないけど、
肯定してくれている感じがする。
バーンと背中を叩いてくれる場所というよりは、
そっと「ここから次はどこ行こうか」と隣に寄り添ってくれる場所。」
山村さんの特別な一時間。
それは、羽ばたく飛行機に想いを乗せ、歌を紡ぐひととき。