



現役の弁護士として活躍しながら、小説も執筆。
法律の知識を生かし、ドラマ性あふれるリーガルミステリーを紡ぎ出す。
研ぎ澄まされたトリックで、多くのファンを魅了する、彼の1Hセンスとは?
五十嵐さん
「僕、結構空いた時間ができると“釣り堀”とかに行くんですよね。
ボーっと竿を眺めているとか、そういう事をしてると心が休まるんですよね。
魚釣れるかなとか…でも、釣り堀だから釣れるよなとか思いながら。」
訪れたのは、都心にある釣り堀。
五十嵐さん
「普段、弁護士と作家で生活しているんですけど午前中が弁護士で、
午後が作家みたいな生活をする事もあって、
そういう時になかなか頭の切り替えがうまくいかない。
こういうところに来ると何もしないでボーッとする時間があったりして、
それが頭の切り替えというかリフレッシュというかリセットする時間としてちょうどいい。
自分の中では弁護士をやりながら小説を書くからこそ書ける小説があると思っていて。
大変か大変じゃないかでいうと大変なんですけど、
逆に弁護士をやっていなければ見えてこない問題意識も多かったりする。
そういうところでシナジーがあって、両方やっているからこそ、五十嵐律人という作家としてうまくいくのかな。」
五十嵐さんの特別な一時間。
それは、釣り堀で、物語の扉を開くひととき。