



2歳でピアノを始め、ヴァイオリン、声楽など、様々な音楽を学ぶ。
ありふれた日常を、独自の世界観でドラマチックに歌い上げる、彼女の1Hセンスとは?
ヒグチさん
「時間ができたら荒川沿いの風景を見に行きます。
もともと地元は長野なので、上京した頃のことを思い出します。
東京に入ってくる、東京に出る。そういう分岐点な気がするんですよ。
思い出みたいなのがすごい巡ってくる場所ですね。」
訪れたのは、高速道路が交わる荒川の土手。
ヒグチさん
「東京楽しかった。
でも最初楽しかったのが1年ぐらいですけどね。
音楽仕事にしようと思い始めてからは、苦しかったです。
長野より野菜は高いし(笑)
本当に東京って憧れる場所なのかなっていうこと考えてた時期でしたね。
この辺に来てたのは。
一人でライブに通って、そこでCDを売りさばいて、そのお金で1週間くらい暮らすみたいな。
その頃の気持ちも思い出すし、苦しかったことがあるから
今があるっていうことを全て書いているので。」
ヒグチさんの特別な一時間。
それは、始まりの場所を訪ね、未来の歌につなぐひととき。