



ハサミ一本で切り抜いて作り上げる
レースのような切り絵。
スイスで行われた世界大会で
アジア人初のグランプリを獲得し、国際的に活躍。
繊細な作風で独自の世界観を表現する
彼女の1Hセンスとは…?
蒼山さん
「時間が出来たら綺麗なものを探しに行きます。」
訪れたのは、鎌倉の海岸。
蒼山さん
「フランスだと家からニースまで一時間かからないので、
海にでかけていって貝殻を拾ったり、
日本の海辺とは違うのでそういう所を楽しんだりしてます。」
自然が生み出す美しさ。
その「色」や「形」は、蒼山さんの感性を通して、
切り絵の世界へ刻み込まれていくと言います。
蒼山さん
「自分の見た物をモノクロで表現して切り絵に入れ込むと言う事をしています。
切り絵の紙に描いて行くと、自分の中では色がちゃんと描けている。
感性を全部入れ込むための一つの道具ですよね。」
蒼山さんの特別な一時間。
それは、綺麗なものと出会い、
作品に投影するひととき。