ONE hour Sense
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#496 フォトグラファー 桐島ローランド 今回訪れたのは、「城址」 2020年7月5日

ファッションを中心に世界のトレンドを撮り続ける傍らCG制作会社を設立。
134台のカメラで被写体を360度から撮影し、3D映像を作り出す。
ビジュアル表現の最先端を走り続ける彼の、1Hセンスとは?

桐島さん
「ちょっと時間ができたら「城巡りに行きます」
特に城址って面白いのが自分でイメージできる。
ここにこんな風に建っていたんじゃないかとか、昔はここでこんな風な景色を、こうやって見てたんじゃないかとか、
逆に今何もないので、そこにロマンを感じるんですよね。」

訪れたのは、千葉市に残る城址。

桐島さん
「亥鼻城址。
ここに昔お城があったということ、この跡形もない感じが僕は好きなんですよ。」

城は、モノづくりへの想いを高めてくれると、彼は言います。

桐島さん
「お城っていうのは、当時の最新テクノロジーなんですよね。
そういう意味では作っている人たちは誇りを持って造っていたと思うんでね。
僕が今やっていることは、今の時代の最新テクノロジーです。
けど、自分の中で謙虚な気持ちを持ち続けて先代の人たちの力でここまで来られたということを
ちゃんと目にすることも、重要なんじゃないかと思います。」

桐島さんの特別な一時間。
それは、歴史のロマンに触れ、未来を創造するひととき。

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