



フレンチレストラン・サービスの演出家、メートル・ドテル。
世界一を競うコンクールで、日本人初のチャンピオンに輝く。
料理のサーブから、スタッフの育成まで、最高のおもてなしを演出する彼の1Hセンスとは?
宮崎さん
「僕は時間があるときは、「水を感じに行きます」
忙しかったり大変な時、仕事に行き詰まったりとか、
ほんとにフラッとじゃあ行ってみようかなって。」
訪れたのは、都内にある名水100選にも選ばれた、湧水の名所。
宮崎さん
「一滴から始まって、その一滴の積み重ねが大きな川になる。
サービスもそうですけど、お客さんって下流しか見えない。
その上流というのは見せるものじゃない。」
移り行く四季折々の清流を愉しむ宮崎さん。
ここに来ると、必ず立ち寄るお蕎麦屋さんがあると言います。
宮崎さん
「自然も人も季節によって変わってくるので同じものは出てこない。
明日行きますっていうと色々考えて下さる。
職人というのは、作品をつくるのが一番じゃないですか。
それをやりながらも、ちゃんと人を見て作品を作り上げる。非常に勉強になります」
宮崎さんの特別な一時間。
それは、名水を五感で愉しみ、おもてなしを極めるひととき。