各国を代表するバリスタが集う世界最高峰の大会で、アジア人初のチャンピオンに輝く。
ワールドワイドに活躍する彼の1Hセンスとは?
井崎さん
「僕は時間ができると、「テーラーサロンに行きます。」
17か18歳の時に、叔父に連れてきてもらったのがきっかけです。
初めて訪れたときにビックリして。着てない感じのするシャツってあるんだって。」
訪れたのは、行きつけのテーラーサロン。
井崎さん
「一番の思い出は、佐藤さんに作ってもらったシャツで世界大会で優勝したことですね。
この生地がスーツになったらどうなるんだろうとか。
あとは、スーツを着たときの自分を考えるとワクワクして楽しいですね。」
この日は井崎さんがオーダーしていたジャケットの仕上がりの日
井崎さん
「ぼくがコーヒーの抽出において大事にしているのはロジックなんです。
ただ最近、思っていることは、論理だけではたどり着けない場所がある。
そういうときにインスピレーション。
一流の仕事に触れるということは、その感性を育むということで非常に重要になっているし、
するともう少し世界の一線で戦い続けることが出来ると思っています。」
井崎さんの特別な一時間。
それは、磨き抜かれた職人の感性に触れ、一杯のコーヒーを輝かせるひととき。