ONE hour Sense
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#481 作家 ロバート・ハリス 今回訪れたのは、「商店街」 2020年3月22日

世界各国、旅を続ける事、50年以上。波乱に富む人生観を、小説や紀行本などに綴る。
独自の言葉を語るラジオDJとしても、人々を魅了する、彼の1Hセンスとは?

ハリスさん
「僕は時間ができたら、昔ながらの商店街に行きます。ワクワクしますね。
海外に長く住んでいたんですけど、帰ってくると家に荷物をおいて、商店街に行って、
日本に帰ってきたなと感慨深い感じになる。」

訪れたのは、横浜にある、昭和の面影残る商店街。

ハリスさん
「僕の心の中の地図の中の真ん中にあるのが、こういった古い商店街なんです。
ここからぼく、旅が好きになったんです。だいたい世界歩いても好きなのは裏道。
怪しげな裏道とかマーケット、そういうところに必ず行きますね。」

歴史ある商店街が、青春を描く小説のヒントになったと、彼は言います。

ハリスさん
「面白いのは書いている間は、16歳のぼくと今のぼくと、いつもいったり来たりしてるんです。
だから書いている時は、16歳の自分に戻っていて、古い六角橋商店街を歩いているんです。
もうなくなってしまった銭湯に行ってたり。
非常に不思議なタイムトラベルを毎日してましたね。」

ハリスさんの特別な一時間。
それは、自身の原風景を歩き、想像の翼を広げるひととき。

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