ONE hour Sense
home
#464 書家 岡西佑奈 今回訪れたのは、「水族館」 2019年11月24日

自然界の曲線美を豊かに表現し、文字に命を吹き込む。
海外の展覧会でも多くの賞に輝く、彼女の1Hセンスとは?

岡西さん
「私はちょっと時間ができたら、サメに会いに水族館に行きます。
幼い頃に水族館でサメを見てから一目惚れしてしまった。
私、身体がものすごい小さくて弱かった。
だから強くて大きい存在のサメに惹かれたんだと思います。」

訪れたのは、水族館。

岡西さん
「サメって軟骨魚類なので骨が柔らかい。
なので動くときしなやかで色っぽくて優美なその動きが
「書」の動きともすごく似ていて、一番の魅力だと思っています。」

水の中で躍動する生き物の姿に刺激を受けると、彼女は言います。

岡西さん
「小さい小さいクラゲから、大きい大きいシロワニ(サメ)まで、
命が宿って思い思いに生きて、
あるべき姿のままに泳いでいるのが羨ましく、
そうでありたいと思いながら見てました。」

岡西さんの特別な一時間。
それは、生命の息吹を感じ、クリエイティブを磨くひととき。

Backnumber
PAGETOP