



人間国宝、山本邦山に師事し
二十歳にして都山流の師範となる。
ピアノやチェロと
コラボレーションするなど、
ジャンルを超えた音楽活動を展開する
彼の1Hセンスとは…?
藤原さん
「少し時間が出来ると自然に触れに行きます。
風景を楽しみながら運転をするっていうのも一つだと思うんです。」
訪れたのは、三浦半島にある城ヶ島。
藤原さん
「まず、鳥の声が聞こえてきて、蝉の鳴き声であったりとか波の音が彼方こちらから
サラウンドのように聞こえてくるというのが面白いんです。」
尺八の演奏は歌であり声であるという、藤原さん。
自然の中に身をおいて音を聞くことは刺激になると言います。
藤原さん
「音とか響きっていうモノが体全体で感じる。
肌とかを通しても染み込んでくる。それを家に持ち帰ってゆっくりと熟成していくうちに
一つの作品になったりってことはあると思います。」
藤原さんの特別な一時間。
それは、自然の音を浴びて、
自らを創作へと導くひととき。