ONE hour Sense
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#454 チェリスト 宮田大 今回訪れたのは、「水族館」 2019年9月15日

各国のオーケストラとの共演をはじめ、音楽祭などで活躍。
世界最高峰と称されるコンクールで優勝。
感情豊かな演奏で魅了する、彼の1Hセンスとは?

宮田さん
「僕は時間があれば、水族館に行きます。
水の差し込んでくる光とか色合いとか
そういうものを探していくことによって、
音楽を感じながら新しい発見をしに行ってます」

訪れたのは、横浜にある水族館。

宮田さん
「いろんな光が差し込んで来て、
ここのようにレンブラントの光の感じで
光のカーテンに突き抜けていくような瞬間だったりとかが、
非現実的な世界を感じられるので大切な存在ですし、癒やされる場所です。」

水の光や色彩から得るイメージが、表現の幅を広げると、彼は言います。

宮田さん
「よくスキューバダイビングに行くんですけど、
たくさん魚がいたりとか、生死の世界をさまよっている中で恐怖感。
例えば、いま光があるんですけど、だんだん光が届かないところまで行くと、
とても身震いしてくるというか。
日常では得られない感覚なんですけど自分が音楽を演奏するときに、
そういうところも表現できたらなと思います。」

宮田さんの特別な一時間。
それは、水と光の世界で感性を磨き、表現の扉を開くひととき。

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