



アパレルブランドのデザイナーを経てマルチクリエイターとして活躍。
空間からプロダクトまで、
幅広いフィールドで斬新なアイデアを生み出す、彼の1Hセンスとは?
ハイロックさん
「僕は時間があるときは盆栽を見に行きます。
無になるというか、何も考えなくていいというか、そして感じるという感覚ですかね。」
訪れたのは、およそ100点の盆栽に出逢える美術館。
ハイロックさん
「グラフィックデザイナーという職業をやっていて、デザインもそうだし生活も全てそうなんですけど、
人間って全てをコントロールしたがるんですよね。
盆栽というのは、人が手を加えて長い時間をかけて形を矯正していくんですけど
思い通りにならない。で、勝手に植物が育っていく。
ただ、それを利用して上手く人間が手を施せば、数十年後、数百年後に美しい形になっていく。」
ハイロックさん
「全てのことを自分が支配しようとしないで
ときには運任せだったり、ときには神頼みだったり、そういうところに正解を求めるというのも、
デザインする方法論としては面白いのではないかなと思う。」
ハイロックさんの特別な一時間。
それは、盆栽の息吹に触れ、クリエイティブを磨くひととき。