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#410 日本画家 岩田壮平 今回訪れたのは、「風情が残る川辺」 2018年11月4日

3歳から14年間、池坊流の華道を学んだ後、【花】をモチーフにした日本画を制作。

次世代を担う画家に送られる賞を次々と受賞し、注目を集める。

鮮やかな【赤】を特徴とした作風で見るものを惹きつける、彼の1Hセンスとは?

岩田さん
「時間があったら武蔵野の河川敷を歩きます。
制作がそんなに忙しくない時ってあるんですけれど、
逆に締め切りに追われている時とかに、逃げ出すって言ったらあれですけれど
歩きますよね。」

訪れたのは、風情が残る川辺。

岩田さん
「大人になってしまうと背も伸びてしまって、全然子供の頃とは違う目線で散歩してますけど
時折しゃがんでみたりとかすることによってこんなことに驚いていたんだということに
改めて気がつかされるっていうんですかね。」

見るもの全てに感動した幼少期。
当時の記憶が絵のモチーフになると彼は言います。

岩田さん
「自分のルーツを探るっていうのかな。
今になって何に驚いていたんだろうとかっていうのを思い返すように
絵を制作していくっていうんですかね。
その驚きが表現できたらいいなって。」

岩田さんの特別な一時間。
それはピュアな瞳にかえり、創作へとつなぐひととき。

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