南極や北極など、極地に生きる生物を研究。
凍てついた湖にひとりで潜り、
地球上の3箇所でしか確認されていないコケボウズなど、
数々の発見を遂げる。
誰も見たことのない生命の神秘を追い続ける、彼女の1Hセンスとは?
田邊さん
「時間があるときは「知らない街歩き」にでかけます。
匂いを嗅いでみたり、音も聞いてみたいし
雰囲気とかそういうのを感じたり。」
訪れたのは小江戸・川越。
田邊さん
「日本でずっと暮らしていると、
こうして街があったり普通の木があって。
それが南極に行ってみると全く違うものがあって、
普通と思っていたその常識が、常識じゃなくなる。」
新たな場所に身を置くことで、
新鮮な感覚を得られると、彼女は言います。
田邊さん
「ちょっと前までは1年半くらい南極に行っていたので
帰ってきて初めて「あっ、夏だ」といううれしさと
それもやっぱり全く違う世界をそれぞれ見ることで
感じ方もまた新鮮になるので、それがすごく好きですね。」
田邊さんの特別な一時間。
それは、見知らぬ街に出かけて、新たな感性を育むひととき。