「居合千本斬り」や「据斬り」など、
6つのギネス記録を持つ。
アメリカ、中国の道場でも指導し、
世界に居合術を広める、彼の1Hセンスとは?
町井さん
「時間ができるとよく餃子を作るんです。
前々から門弟さんたちが、僕が自慢する餃子を食べてみたいと。
日頃、稽古に励んでいるご褒美に食べさせてあげようかと思っています。」
休日の道場で餃子作り。まずは買い出し。
町井さん
「うちの祖父さんが戦前戦中と中国大陸で商売をしていまして
現地で覚えて帰ってきたものだと聞いています。
僕にとって餃子は想い出のかたまりですね。
正月とか僕の誕生日に祖父さんが餃子を作りに来てくれて。」
おじいさんから学んだ、水餃子。
料理は、居合術にも通じていると、彼は言います。
町井さん
「基礎が大事ですよね。まともに基礎もできていないのに、
味ばかり追求してもそれは絶対無理ですし、
居合も一緒で、基礎ができていないのに、
早抜きばかりしても刀が早く抜けるだけで物は切れませんし。
武術と共通するところが多々あると思っています。」
町井さん
「いただきます!」
町井さんの特別な一時間。
それは、餃子作りを通して、基礎の大切さを再確認するひととき。