ONE hour Sense
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#389 アラスカ写真家 松本紀生 今回訪れたのは、「弓道場」 2018年6月10日

24年間アラスカに通い続け、
雄大な自然や、動物たちのありのままの姿をカメラに収めている。

冬はマイナス40度まで気温が下がる過酷な世界に、
一人で挑む、彼の1Hセンスとは…?

松本さん
「僕は時間ができたら弓道をしに行きますね。
高校3年間ずっと弓道をやっていたんですけれど、ずっと遠ざかっていて、
最近になって弓道熱が自分の中で高まってきたんですよ。」

訪れたのは、弓道場。

松本さん
「写真を撮る時、神経を研ぎ澄ましてファインダーを覗きながらずっと集中をしている。
弓道をやる時も集中力を高めて撃つというのが、基本。
この2つは、僕の中ではリンクしている。」

心を鎮め、時を見極めることが大切だと、彼は言います。

松本さん
「心を落ち着けて撮らないと一瞬のシャッターチャンスに応対できないことがある。
突然ロケットのようにクジラが飛び出てくる。
そんな一瞬を逃さないようにしないといけないので。
アラスカに行っている時も弓道をしている時も、
自分の心の状態を保っておくというのはとても重要なんです。」

松本さんの特別な一時間。
それは、集中力を高め、新たな瞬間をとらえるひととき。

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