ONE hour Sense
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#387 パエリア職人 川口勇樹 今回訪れたのは、「通い慣れた釣り堀」 2018年5月27日

スペインで毎年開催されている、パエリアの世界大会で、
日本人初のチャンピオンに輝く。

店でシェフを務める傍ら、全国でイベントを開き、
パエリアの魅力を伝える、彼の1Hセンスとは…?

川口さん
「私は時間があると釣り堀に行きます。
よく行きましたね。放課後に。
川に行ってフナを狙ったり。あの瞬間が楽しい。」

訪れたのは、通い慣れた釣り堀。

川口さん
「エサの付け方とか風の具合とか回数を重ねて工夫していく。
釣れて「嬉しい」というあの状態。
昔の自分を思い出せるから、それが今の原点だったりするん。」

子どものように無邪気に遊ぶことは、
パエリア作りにおいて大切だと、彼は言います。

川口さん
「パエリアは、難しくてテクニックが必要でありながら、
その分、仕掛けがいもあるし楽しい、不思議な料理。
さおを下ろしているときに、作品に対してすごいアイデアが浮かんでくる
「こんな単純なことだ」「ここをああしよう」とかね。
アーティスティックにもなってフレキシブルにもなる。」

川口さんの特別な1時間、
それは童心に帰り、新たなイマジネーションの扉を開くひととき。

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