ONE hour Sense
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#372 ピアニスト 清塚信也 今回訪れたのは、「お寺」 2018年2月11日


クラシックの枠にとらわれない、繊細かつ大胆な演奏で聞くものを魅了。

映画やドラマのテーマ曲などを手がけ、注目を集める、彼の1Hセンスとは…?

清塚さん
「ちょっと時間ができたら、僕は馴染みのお寺に遊びに行きます。
住職、女将さん、お子さんたち、みんな家族ぐるみで、お寺に行くというより、
ご家族に会いに行くって感じのほうがニュアンスとしては強いかもしれないですね。」

訪れたのは、高校時代に演奏会を開いたこともあるお寺。

清塚さん
「17の頃からここに縁あって来させてもらって、いろんな人々とここで出会ったし、
自分の人生のいろんな時期にここに来ていたので、
自分を顧みたり背筋をスッと伸ばしてくれるようなすごく僕にとっては大事なところです。」

お寺に漂う凛とした雰囲気が、清塚さんの創作欲を刺激すると言います。

清塚さん
「ここは空気が澄んでいるだけでなく、音が澄んでるんですよね。
例えば葉がすれる音とか鳥が鳴く音とか、美しく感じられるところなので、
また一つ音楽につながりそうだなって思いました。」

清塚さんの特別な一時間。
それは、お寺に身を置き、感性を研ぎ澄まされるひととき。

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