ONE hour Sense
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#340 水墨画家 村井紘一 今回訪れたのは、「バッティングセンター」 2017年6月25日


墨の「弾けるインパクト」と、
優しいグラデーションの作品を手掛け、見る者を惹きつけている。

水墨画を通して日本の伝統や文化を世界に広める、彼の1Hセンスとは…?

村井さん
「時間ができたらバッティングセンターに行きます。
思い切りフルスイングしたい時がありまして、気持ちもスカッとなるのが、それが好きでね。
めちゃくちゃ楽しみですね。」

訪れたのは、バッティングセンター。

村井さん
「普段、室内で筆を持って描いている僕にとっては、外に出て、バットを握ってフルスイングする。
それがこれ以上ないぐらい心地よくて気持ちいい。
これに限りますね。」

無我夢中でボールに向き合うことは、水墨画にも通じると村井さんは言います。

村井さん
「一筆描くと、それはもう二度と消しゴムで消すことはできませんよね。
バッターとしても、一球一球を見逃すことなく打つ。
そこに懸ける集中力っていうところが一緒かなって。
あの集中力が僕の水墨画の一筆一筆に入ればいいな、なんて思いながら。」

村井さんの特別な一時間。
それは、バッティングに没頭し、一筆にかける精神を磨くひととき。

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