



墨の「弾けるインパクト」と、
優しいグラデーションの作品を手掛け、見る者を惹きつけている。
水墨画を通して日本の伝統や文化を世界に広める、彼の1Hセンスとは…?
村井さん
「時間ができたらバッティングセンターに行きます。
思い切りフルスイングしたい時がありまして、気持ちもスカッとなるのが、それが好きでね。
めちゃくちゃ楽しみですね。」
訪れたのは、バッティングセンター。
村井さん
「普段、室内で筆を持って描いている僕にとっては、外に出て、バットを握ってフルスイングする。
それがこれ以上ないぐらい心地よくて気持ちいい。
これに限りますね。」
無我夢中でボールに向き合うことは、水墨画にも通じると村井さんは言います。
村井さん
「一筆描くと、それはもう二度と消しゴムで消すことはできませんよね。
バッターとしても、一球一球を見逃すことなく打つ。
そこに懸ける集中力っていうところが一緒かなって。
あの集中力が僕の水墨画の一筆一筆に入ればいいな、なんて思いながら。」
村井さんの特別な一時間。
それは、バッティングに没頭し、一筆にかける精神を磨くひととき。