日本代表として北京オリンピックに出場。
さらに全日本チャンピオンに輝き、ヨーロッパの強豪チームで活躍。
現在は指導者として、ロードレーサーを育てる彼の1Hセンスとは…?
宮澤さま
「僕は時間が出来ると、森だったりそういう自然の中にコーヒーを淹れに行くんですけど。
コーヒーを淹れる行為が大好きで、コーヒー豆を焙煎して自然の中でコーヒーを飲んだりすること。そんな時間が好きですね。」
訪れたのは、富士山麓の湖畔。
宮澤さま
「選手だった時に、レーススタートする時ってもう勝敗が決まっていると思ってたんですね。
コーヒーを淹れるのも、飲む時っていうのはもう味が決まってるんですね。
飲む時の自分の納得につなげるためには、準備の段階…もうそこが勝負っていう。」
1つ1つの行程を丁寧に心をこめる。
美味しいコーヒーを煎れることは、指導者としてのスタンスにも通じると彼は言います。
宮澤さん
「選手によってその子が一番輝ける形っていうのを見極める。
焙煎している時も、この豆が今どういう状態でっていうのを見極めていく。
で、全体的に美味しそうにしていく。それがチーム力。パーソナル力も必要だけど、チーム力が必要。」
宮澤さんの特別な一時間。
それは、丁寧にコーヒーを煎れ、マネジメントの感覚を磨くひととき。