



コーヒーにスチームミルクを注ぎ、模様や絵を描く「ラテアート」。
その技を競う、世界最大の選手権でこの春優勝。
トップバリスタとして、見た目や味わい、香りで最上級のコーヒーを提供する、彼の1Hセンスとは…?
山口さん
「時間ができたら、自然を散策しに行きます。
バリスタとして働いてる時は、室内の人が多いところにいるので、やっぱ一番落ち着くところは僕の中で自然やと思いますね。」
訪れたのは、緑豊かな渓谷。
山口さん
「いろんな葉っぱを、草木を見て、ラテアートに使えないかなーとか、常に探してる感じですね。
普段、都会で生活されてる方っていうのは、あまりこういうところに来れないですから、
僕がこういうところで見た感動を僕のラテアートで見せられたらいいなと思って。」
新たなアイデアに出逢うこと、そして、山口さんにとって大切なものは、自然の“匂い”。
山口さん
「自然の匂いだけを感じることによって、コーヒーの匂いを嗅いだ時に、すごい新鮮に感じられるんですね。
その嗅覚と味覚が必要なコーヒーの新しい風味っていうのを発見できるっていう事ですね。
僕がバリスタをしていくうえで、自然っていうのはすごく必要ですね。」
山口さんの特別な一時間。
それは、自然の中で五感を研ぎ澄まし、新たな一杯へと繋ぐひととき。