



400年の歴史ある模様染・江戸小紋を今に伝える、老舗の四代目。
伝統を受け継ぎながらも新たな世代の感覚で江戸小紋の魅力を伝える、彼の1Hセンスとは…?
廣瀬さん
「そうですね…もう時間があるときはウィンドサーフィンをしに海に行きます。
大学の4年間、オリンピックを目指してナショナルチームとして活動してました。」
訪れたのは、日本を代表するウィンドサーフィンスポット・御前崎。
廣瀬さん
「やっぱ自然相手のスポーツなので、この大自然をもう、身体全身で感じれるっていうところが
ウィンドサーフィンの一番の魅力だと思います。
なんか身体が自然に海の方に向かって行くというか自然に戻ってくるというか…。」
オリンピックを目指し、世界の海で闘っていた大学時代。
その経験は職人となった今も活かされていると廣瀬さんは言います。
廣瀬さん
「板だったり、型紙だったりを自分の方に寄せるのではなくて自分がそっちにこう寄り添っていくというか。
自分っていうものを取っ払って、自分っていうものを無くしたときに、何か初めて良いもの作りが出来ると感じてます。」
廣瀬さんの特別な一時間。
それは海に抱かれ、伝統の新たな扉を開くひととき。