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みなさまの体験談

  • 不妊治療していた頃のことを思い出しながらドラマを観ています。
    私は結婚してすぐにでも子供が欲しかったのですが、生理不順があるので子供が出来にくいであろうことも自分でわかってはいたつもりでした。それでも、そのうち出来るだろうと楽観的に構えていました。
    ところがやはり1年経っても出来ず、27歳で不妊外来に掛かり検査。原因は、私の多嚢胞性卵巣症候群でした。
    排卵を誘発してタイミングを合わせる治療から始めましたが、それも何周期かすると薬が効かなくなり、排卵しなくなってしまう私の身体。その度に薬で強制リセットして、次の周期はもっと強い薬へとどんどん進みました。
    主人の実家で同居なので、仕事から帰って夕飯の支度、家族と夕飯を済ませてから車で片道40分かけて排卵誘発の注射に通院する日々を送るようになりました。
    タイミングから人工授精にステップアップしたり、お休み周期を挟んだり、何しても当たり前のようにリセット。心が折れに折れて、感情もひとまわりし、もうどうにでもなれ!と思えてきた頃、まさかの双子を授かりました。
    ドラマで治療中の気持ちを思い出して共感しながら涙していました。
    子供を授かれた今だから言えることかもしれませんが、夫婦二人の時間をたくさん楽しめたこと、治療を通して自分の身体について知ることができたこと、夫婦の絆が深まったこと等、治療をしていた期間、決して辛いことばかりではないし、無駄ではなかったと思っています。
    また今後のドラマの展開を楽しみにしてます。

    <ひまりさん 30代女性>

  • 不妊治療をして5年目の35歳です。未だに授かっていません。体外受精2回、顕微受精2回をしました。

    始めるまでは不妊治療がこんなに大変で苦しいとは思ってもいませんでした。
    なのでずっと不妊治療を題材にしたドラマなどがもっとでても良いのになと思っていたので、今回不妊治療を取り上げたドラマがでてきてとても嬉しく思います。

    タイミング法を始めは試していましたが、夫が行為に積極的な法ではなく、タイミングを取る日の度に夫にお願いしてはため息を疲れ、行為後には切なくて毎回こっそり泣いていました。それでも生理は毎回きて、また泣いていました。
    それを繰り返す度に妻としても母親になることもすべて女失格の印を押されているようで徐々に自信もなくなっていき性格も変わってしまいました。

    仕事も治療の為辞めなければいけず、アルバイトをしたりしますが、本格治療を始める度に長期の休みを取らなければいけず、また採卵をする度にお腹に水がたまりまた長期自宅待機。。。他の方に迷惑がかかるのでアルバイトも途中で出来なくなりました。女としてだけではなく社会からも徐々に疎外されている気持ちになってしまいました。

    治療を始めると、たくさんのホルモン注射や薬で精神的にイライラしたり、鬱の様になってしまいますが、自分の性格がそう変わってしまったのか、薬のせいなのか、目に見えないものなので分からずイライラしては落ち込み…

    それを繰り返してついに自律神経失調症になり、治療も一時中断しなければならなくなりました。今は両方治療を続けています。

    当たり前の話ですが、周りも不妊治療というしっかりした知識はなく 悪気はなくふとした言葉に何度も心の中で傷ついては悟られないように笑っていまた。
    友達に会うと『良いなぁ自由で』親からも『どうせヒマでしょ?笑』と言われては
    『まぁ…ね。』と苦笑いしてました。

    もともと子供が好きなので、よく兄夫婦の子供や友達の子供と会った時に遊びますが、目の前で『ママ〜』と子供が駆け寄り、お母さんが嬉しそうに抱っこするのを目の前にすると突然
    何とも言えない感情になって笑顔を作るのに必死になるときがあります。
    自分が子供と関わる仕事をしていただけにそんな自分をまた虚しく、嫌な人間に思ってしまいます。

    今回の様に少しずつ不妊治療の大変さを取り上げたテーマのものも増えてきて、自分も少しずつ夫に気持ちを伝える事で夫も段々と理解してくれるようになり、少しずつ二人で気持ち的に無理なく取り組めるようになってきました。
    まだまだ私の気分のアップダウンはありますが…

    ドラマのは中はまだ治療の初めの時なので、
    明るい雰囲気なものが多いですが大変さな所も取り上げているシーンがあったりすると、自分だけじゃないんだな、他の人も私と一緒でこんな気持ちになっているのかな、とすごく励みになります。

    どうか不妊治療をテーマに取り入れたからにはハッピーなだけで終わる事はないようにしてほしいと思います。
    これからも期待しています!

    <?さん>

  • 27歳で結婚し、仕事のことを考え、妊娠はもう少し後に…と子どもがすぐ欲しがっていた主人に我儘を言っていました。
    仕事がひと段落し、いざと妊娠のことを考え、不妊外来に受診すると、自身の身体にはあまり時間がないことが判明。
    「治療してまで子どもは欲しくない」と言われた主人を説得し、受診を始めた時に妊娠、出産に至り、今は男の子のお母さんになりました。

    子どもはまだ?と聞いてくる人
    結婚をしてるのに子どもを持たないのなら結婚する意味がないのでは、と話していた人
    身近な人の心無い言葉に悲しくなることがありました。

    幸い母も不妊治療をしていたことで理解があったこと、プレッシャーをかけないでいてくれたことは、感謝してもしきれません。

    妊娠、出産できる女性のリミットは決まっている。だからこそ、子どもが欲しいと思っているのであれば、早めに自分の身体をきちんと知ることが大切だと思います。

    息子と主人と過ごせる当たり前でない今を大切にしていきたいな、と思います。

    ドラマを通して、不妊治療のこと、様々な価値観がらあることに多くの方に理解してもらえたらなと願うばかりです。

    <ぴょんさん 30代女性>

  • 「隣の家族は青く見える」、毎週楽しみに見ております。

    不妊治療とはゴールがなく原因不明が多い、つらい治療です。
    正々堂々と気持ちを外に出したり、周囲の方も理解が得られにくいものです。

    がんばっているのに、子供はまだ?と責めらますもんね。
    笑って、
    ほしいんですけどなかなかできなくてー。何度いっただろう。

    周りの人の他愛もない言葉ひとつに傷つき、自分を責めて、周りの幸せを喜べなくなる、そんな自分
    に悲しくなってしまう。喜ばなくちゃ、笑わなくちゃって。

    それが伝わる深田恭子さんの演技にとても共感し、泣いてしまいました。

    私は33歳で結婚し、36歳から4年間の不妊治療をしました。
    幸い奇跡的に授かることができ、現在妊娠7か月です。

    最初はドラマの奈々と同じように不妊治療をすればすぐ授かると思っていました。
    きっとタイミングがずれていただけだと。
    同時に仕事も楽しく、職場の同僚にも恵まれ、もう少し仕事していたいなと思い、もうちょっと後でいいかなって。

    高齢出産と呼ばれる年齢をすぎ、不妊治療を開始してからというもの、そんな気持ちはどこへやら。
    待っていたのはショックな出来事の連続でした。

    だんだん上がっていく不妊治療のレベル、子宮筋腫の切除手術、高額な費用、痛い注射や
    毎月やってくる生理、やっと妊娠したと思ったら流産。

    今まで何度心が折れたことでしょう。やめればきっと楽になるって何度も思いました。

    それでも私はどうしても子供がほしかったし、主人をお父さんにしてあげたかったのです。

    幸運な事に、いい先生に出会うことができました。。
    私の場合は1つの原因が判明したことによるものでした。この原因が判明するまでなんと3年。
    不妊治療の病院も3度転院しました。

    不妊治療は女性の負担がとても大きいです。パートナーはもちろん寄り添ってくれますが、毎回病院にいっている女性と比べるとどうしても気持ちがついていかない部分があると思います。
    しょうがないのですが、どうしても温度感が違うのです。

    仕事との両立についても、子供を産んだ人をケアする施策はたくさんあるのに、不妊治療についてはあまりなくまた、周りに話しずらいことから、孤独に悩んでしまう女性が多いです。

    子供ができるのは、当たり前ではなく、奇跡であること。

    不妊治療をしているすべての方に勇気を。

    このドラマを通じて伝わることを願っています。

    <ピンクさん 40代女性>

  • 私は22歳か23歳の頃から生理が減り、今は
    薬を飲まないと生理が来ません。
    昨年の5月に結婚し、すぐに妊活開始!、、、と行きたかったところですが、私の場合、ホルモンの値が悪いため、まず先にホルモンの値を良くしないと妊娠はできないとのことで、薬を6ヶ月間服用し、ホルモン値を平均にしました。それでもエストロゲンは5未満、、、。そして12月からやっとドラマでも出てたクロミッドを服用し、注射もしました。しかし卵胞があるにはあるものの育ちが悪く、排卵も難しいとのこと、、、。そんな私は妊活のスタートラインに立てれないのかと、家でたくさん泣きました。旦那さんにも謝りました。この先、自分は子どもを持つことができないのかという不安に苛まれている中、このドラマを見て、さくくんが奈々ちゃんに励ましてる言葉を聞いて、とても救われました。あんまり気負いせずにリラックスして、ドラマを見ながら、私も妊活頑張ります!!!

    <?さん>

  • 結婚して直6年、顕微授精を経験し、現在妊娠4ヵ月です。
    結婚当初から子供を望んでいましたが、これまで妊娠したことがありませんでした。
    結婚当初は若かったので、まさか自分がこんなに不妊で悩むとは思っていませんでした。
    結婚して2年半過ぎた頃、不妊治療を開始し、男性不妊が判明。体外受精でないと妊娠は難しいと断言されました。
    肝心の主人は治療に反対し、結局人工授精を数回しました。医師から難しいと言われた通り、人工授精では結果は出ず、そのまま2年程、不妊治療から遠ざかっていました。
    子供が出来ないこと、主人が不妊治療に反対なことにより夫婦間に溝が生まれ、離婚の危機もありました。
    ある時真剣な私の気持ちが通じたのか、主人が不妊治療を再開する気になってくれました。
    新しい病院にて再度検査をし、やはり男性不妊により顕微授精からの再スタートとなりました。
    不妊治療を開始して、半年程で成果がでたので、私は運がよかった方かと思います。
    それでも移植3回目にてようやくの妊娠で、やはり結果がでない時は落ち込みました。
    不妊治療では仕事に支障がでたり、体と金銭的にもかなり負担でした。
    それでも私は、治療を出来ることが嬉しく、可能性のない自然妊娠を夢見て何もしない日々の方が辛かったです。
    周りがどんどん妊娠していくことがとても辛く、素直に喜べない自分自身が嫌にもなりました。
    不妊に悩んでいる人がいれば、勇気を出して検査だけでも受けて欲しいです。不妊治療を開始して知りましたが、年齢が上がると妊娠率は下がります。
    勿論、子供を持つ持たないは個人の自由、色んな人がいていいと思います。
    ただ妊娠するには年齢はかなりのハードルになります。
    よく諦めた頃に自然妊娠と聞きますが、うちは5年以上経っても、一度も自然妊娠することはありませんでした。
    後悔のないよう、後回しにせず、どうか将来を真剣に考えて下さい。
    番組がこれからの不妊治療への世間のイメージを変えてくれるといいなと、少し前の自分を懐かしく思いながら、毎回楽しみにしています。
    それぞれ色々な人達の生き方を、みんなが受け入れられる世の中になるといいなとほっこりしながらななちゃんを応援しています☆

    <?さん 20代女性>