INTERVIEW01

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高倉奏役 小栗旬さん

『東京DOGS』は“新しい月9”ということですが。

すごく楽しみです。キャッチフレーズは“月キュン”らしいのでがんばります。レギュラー出演する連続ドラマも久しぶりなので、普通に楽しみです。また、連ドラは3ヶ月の収録期間だけど、本当に時間があっという間に過ぎていくから、その流れに身体を慣らすことにもがんばらなきゃなって思います。

奏というキャラクターの印象は?

設定がすごく面白いので、本当にやりがいのある役だと思いました。でも、ギリッギリな役なので…失敗したら転がり落ちてしまうような人格なんですよ。脚本の福田(雄一)さんが、奏の融通がきかないとかそういう部分を面白く描かれるので、演じ方を一歩間違えるとお客さんがひいてしまうような感じなんです。変わり者なんだけど“変人”になっちゃうと、多分ドラマの主役として成立しなくなってしまうと思うんです。その辺のバランスをうまくとらなきゃなって…。まあ、うまくハマってくれれば、すごく面白い役になると思うので、監督と細かい打ち合わせをしながら作り上げていきます。

福田さんの脚本の魅力は?

やっぱり“ブッ飛び方”がすごいですよね。でも“ブッ飛び”の部分と“話の本筋”を明確にしていかないと、作品として良い物にはなっていかないと思うんです。最終的には、台本ももちろんなんですけど俳優たちも生み出していかなければならないことが多いと思います。とにかく、福田さんの脚本は、キャラクター同士の会話が面白いですよね。

奏を演じる上で準備されていることは?

イスラエル軍発祥の戦闘術、クラヴマガを習っています。実践型の護身術みたいなものですね。奏は軍隊経験の後に、刑事になったっていう設定なので。監督やスタッフがいろいろと見学に行って、その中でこれが今回の役には合ってるんじゃないかってことで選ばれました。動きのイメージは、映画『ボーン・~』シリーズでマッド・デイモンが演じたジェイソン・ボーンのような感じ。護身術なので、急所攻撃も。ある意味、ニューヒーローの誕生かもしれません。

奏は、真面目さを象徴するようにずっとスーツですね。

正直、もう飽きました(笑)。毎回、ちょっと変化をつけてはいるんですけど、それでもスーツですから。ただ、スーツで演じてみて分かったことがあります。実際の刑事の方で、奏ほど事件に巻き込まれることはないと思うんですけど、銃を吊るして激しく動くとスーツにはあっという間に穴が開いてしまうんです。なので、奏ほどではないにしても刑事の方は、たくさんスーツを持っていないといけないんじゃないかって実感しました。

シリアスコメディーですが、コメディーの部分は?

奏を演じる上では、面白さを狙って出すことは一切ありません。“真面目がゆえに、他者から見たら面白い”という芝居ですね。やることなすこと真面目…だから面白いという感じ。ただ、どうしても狙わないといけないようなシーンもあります。そこは、全て監督のジャッジに任せています。監督がうなずいてくれる芝居に近づけるようにがんばっています。

奏のバディ(相棒)、工藤マルオを演じる水嶋ヒロさんはどのような方?

ヒロくんは、とっても性格が良い男。収録現場で一緒にいるのが、すごく気持ち良いです。嫌な部分を感じさせないですね。だから、彼を見ていると自分も良い人間にならなきゃって思ったりもしてしまいます(笑)。

奏とマルオのセリフのかけあいに、アドリブは?

頂いた台本を読む時に、ここでこんなことを言ってみようかな? と考えて現場に持っていきます。そして、ヒロくんにやってみると、一生懸命考えて返してきてくれるんです。でも、それを本番に使うかと言えば、ほとんどないんですけど(笑)。ちょっとした本番前のエチュードのような感じですね。これをやることで、お互いの気持ちが盛り上がっているんじゃないかと思います。基本的に、僕が稽古好きっていうのもありますね。かけあいの部分は練習すればするほど良くなっていくと思います。

最後に『東京DOGS』の見どころをお願いいたします。

ドラマの流れの中での見どころは、由岐(吉高由里子)という女性を介しての奏やマルオになると思います。彼女と僕たちの関係がどうなっていくのかというドキドキ感を楽しみにご覧頂けたら良いですね。

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