緊急会議で決められたのは、共同生活のルールだった。
ゴミ捨て当番となった桃子と翔太は、冷たい風に師走の訪れを感じる。
桃子は髪を赤く染めた。季節は、もうクリスマス。
テラスハウスでのクリスマスパーティーのプランに
メンバーがはしゃぐ中、正人は一人表情を曇らせていた。
「夢」も「恋」も見失ったままの哲也。
バイト先で、この先の仕事について聞かれるも、何も答えられずにいた。
哲也をランチに誘った桃子は、AKB48•北原とのデートについてダメ出しをする。
「てっちゃんに足りないのは度胸!」
桃子は哲也の手を強引に握り、手を繋ぐ。ただただ照れるばかりの哲也。
桃子は哲也に「男らしさ」を伝えたかった。
聖南から「男としての魅力は、仕事をしていること」と聞かされ、
落ち込む哲也。
「自分の夢」を未だ見つけられずにいた哲也は
翔太が通う東京藝術大学へ。
そこには、作品作りに取り組む、真剣な翔太の姿があった。
「やるべきことがある」
そんな翔太に対し、哲也は「かっこいい」と思わずつぶやく。
バイトがない日は、ほとんどの時間をベッドですごしていた哲也。
見るに見かねた正人は、哲也に喝を入れる。
哲也は「やるべきことがない」自分に失望し
プライドを失いつつあることを、正人に打ち明ける。
北原は正人に聞きたいことがあった。
「大人になると酔っ払ってキスするのは普通なの?」
言葉を濁す正人。
「まーくんのことが好きな人からしたらショックだよね」
素直な感想を伝える北原だった。
「大事な話がある」と聖南を食事に誘った正人。
告白かと期待していた聖南に、正人が告げた。
「テラスハウスから出ていこうと思う。」