INTERVIEW

撮影を終えられた率直な感想を!
なかなかのハードスケジュールでした(笑)。そんな中、主演である森川葵さんが一切弱音を吐くことなく一生懸命にやっていたので、自分を戒めながら一生懸命やらせていただきました!
短期間の撮影とは思えないほど、みなさん仲良く楽しそうに見えました。
楽しかったです。僕自身もそうですが、キャストもスタッフもみなさん楽しみながら作っている感じがあったので、居心地が良かったです。作品がコメディということもあって、現場に勢いもあったし、それが雰囲気として作品にも反映できたかなと思います。
冬野唯志を演じてきて、どのようなことを感じましたか?
非常にギャップのある人物ですね。エリート刑事でありながら、一方では自分の好きなオカルトのことになるとすごく興奮してしまい暴走してしまう。ギャップというより、もはや二面性と言ってもいいかもしれません(笑)。
オカルトチックな一面はなかなかの不気味さを放っていました(笑)!
オカルトへののめりこみ方にも、「不気味な人」「イタい人」と言われる人にも、いろんな種類があると思うんです。演じた冬野もかなり“イタい人”で、しっかり振り切れたところにいかないと、その感じが出ないなと思い、自分の中でもこれはちょっときついな…というラインまで攻めてみました。
演じていて楽しめましたか?
楽しかったです。ただ冬野のようなキャラクターは楽しむ一方で、楽しんじゃいけない部分もあって。すべてをおもしろい方向にすると、逆にまったくおもしろくなくなってしまう危険があるなと。やはり抑えるところはしっかり抑えてないといけないなと、そこは意識して演じていました。
撮影中や現場で印象的なエピソードはありますか?
今回、森川さんとは初めて共演で、どんな方かもわからなかったんですが、撮影3日目くらいかな、一緒のシーンで目の表情のすごさというか、すごみみたいなものを間近で感じたんです。それに圧倒されそうになり、これは自分も負けてられないなとスイッチが入った瞬間がありました。それから僕自身も改めて気合いを入れなおしました。
哀川さんクマとの共演はいかがでしたか?
おもしろかったです。大先輩でありすごい方なのに、今回のクマはおもしろ過ぎました(笑)。かわいいクマの編みぐるみを見ながら、いつもの声を出している哀川さんという非常にシュールな状況を見られたのはとてもうれしかったです(笑)。
もし平岡さんが“話すクマ”を拾ったら、どうされますか?
そうですね…。僕ならまず距離を置いて、一刻も早く離れる努力します(笑)。中身が哀川さんだったら考えますが、鏡に映ったのが見ず知らずのお父さん世代の人だったら間違いなく拒否です(笑)。もっとも、それがきれいな女性だったとしても嫌かもしれません。
では、冬野のようなオカルトなことはいかがでしょうか?
僕も嫌いではないし、都市伝説や歴史にまつわるミステリー系の話はむしろ好きなんです。ただ、クマに変な呪文を唱えたり、お札を貼ったりするような冬野とは全然違うタイプです(笑)。
最後に、平岡さんが感じているこの作品の魅力を教えてください。
最初に台本を読んだ時から笑えて、“ポップな魅力”を感じた作品でした。土ドラならではの、王道ではなく違う角度から攻めるような実験的な要素もあり、そういうことが積み重なって、土曜日の深夜に見ていて純粋に楽しめる作品になっていると思いますし、見ている方がそうやって楽しんでもらえてれば嬉しいです。