フジテレビのサステナビリティ・CSR

堀池亮介アナウンサーからのメッセージ

フジテレビと東京文化会館が、年二回のペースで行っている「朗読と音楽の特別授業」。今回は木管楽器ではなく、初めて金管楽器とのコラボ授業です。そして初めて中学校で実施し、演目も初めてとなる「ウエストサイド物語」でした。

まず前半は『あなせん』の短縮版です。
基本的な口の開け方や発声、滑舌などを生徒の皆さんと一緒に行いました。
そして、先生の名前を出しながらの短いサッカー実況を披露させていただくと、会場から笑いと拍手が！
いい反応をしてくれて、緊張が少しほぐれました。

さらに、去年9月にFNSチャリティキャンペーンの取材で、アフリカのモザンビーク共和国を訪れた時の話をさせていただきました。過酷な環境の中で暮らす子どもたちの様子を伝えましたが、真剣に聞いてくれた生徒の皆さんにとって何かプラスになってくれると嬉しいです。

そしていよいよ金管五重奏「トラベル・ブラス・クインテット」の皆さんが登場し、後半は朗読と演奏のコラボです。
演目は「ウエストサイド物語」。
映画化もされていて、私の大好きな作品です。
美しくも切ない恋心を描いた物語と、いろいろな場所でよく耳にする名曲の数々。
曲調に合わせて喜びや緊迫感、繊細な愛を表現することを心がけました。

演奏に合わせて朗読するという経験は初めてだったので試行錯誤しながら練習を行っていましたが、本番ではトラベル・ブラス・クインテットの皆さんと素敵な世界観を表現することができたと思います。
生徒の皆さんの楽しそうな表情を見ることができて私も嬉しかったです。

約400人の全校生徒の前でのコラボ授業は緊張しましたが、皆さんとても温かく迎え入れてくださったので、最後まで素敵な時間を過ごすことができました！

立川市立立川第四中学校の皆さん、トラベル・ブラス・クインテットの皆さん、ありがとうございました！

文：堀池亮介（フジテレビ　アナウンサー）