素直になれなくて

Interview 08

水野祥子役 風吹ジュンさん

公式HP用のインタビューです。よろしくお願いします。

ホームページ、よく見ています。ジェジュンくんが大好評ですね(笑)。熱心なファンの方がたくさんいて…素晴らしいですね。

撮影は終盤になりましたが、今回の現場はどんな印象ですか?

若い人が多いので、爽やかな雰囲気に溢れていてとてもいい現場だと思います。

今回の作品は、雰囲気が違ういろいろなシーンがあるドラマでもあると思うんです。スナナレ会の5人が一緒のシーンは青春っぽいですし、祥子さんと亮介さん(吉川晃司)のシーンはアダルトな雰囲気で…。

吉川さんとのお話は、この後どうなってしまうのか、全然わからなくなりましたけどね(笑)。どこに着地するのか、楽しみです。

おふたりのシーンは、とても素敵です。

それは、吉川さんのお人柄だと思います(笑)。やっぱり、いい男じゃないといい恋愛に見えないですから(笑)。

名言です(笑)。

でも、ホントにそう思いますよ。見てくれている人に好感を持ってもらわないと、ときめかないですもんね。ただの大人のいやらしい恋愛じゃなくて、ちゃんと内面が熱くなっていることが伝わらないと…。

その吉川さんとのお芝居はいかがでしたか?

吉川さんご自身は、心の開けた、とても良い方で…。ロックミュージシャン特有の、ちょっと近寄り難いような、別世界の人間っぽい感じはなく、とても柔らかい内面を持っていらっしゃるんだな、というのは感じました。優しくて、ほんわかしたところもあって。ロックという世界、ミュージシャンというキャラクターには、尖がったイメージがありますよね。でも、そうではなくて、ちゃんといい歳のとり方をされているんじゃないでしょうか。ことし、いろんなミュージシャンが来日していて、昔から活動しているミュージシャンもたくさん来ているんですけど、あんな風に、良い年齢の重ね方をできる方なんじゃないかな、と思いました。私の周りの人たちも、ドラマを見て「吉川さん、素敵!」って言ってます(笑)。

祥子という役柄ですが、演じるにあたって、特に意識している点は?

上野樹里ちゃんが演じるハルのお母さん、というキャラクターと、再会した亮介さんに対する恋心を持ったキャラクター…やっぱり母親と女、というのは別モードだと思うんです。お母さんはどういう人か、という説明があまりされていないので、切り替えが難しいなと思っているんです。8話にも、ナカジ(瑛太)とお父さんのことを話してすぐにハルがドクター(ジェジュン)を家に連れてきて祥子がワクワクしてしまう…というシーンがあったんですけど、そのときの温度の上げ方は難しかったです。そういう部分に関しては、監督ともよく話しているんです。結局、ハルにかけるセリフを、ドクターにかけるセリフに変えてもらったりして…。セリフの持つ意味を解くまでに、ちょっと時間がかかるんです(笑)。樹里ちゃんは上手にやってるな、って思います。若い人は、感覚でそういうものをつかんでしまうのかもしれないですね。

演者さんのちょっとしたさじ加減で、受け取る側の印象が変わってきてしまうこともあるでしょうし。

違ってくるでしょうね。演じる人間がちゃんと消化していないと、言葉や気持ちは伝わらないんだと思います。だから、樹里ちゃんたちも葛藤はあるでしょうし…。

実際にお芝居をされてみて、上野樹里さんの印象はいかがですか?

とても素晴らしい女優さんです。芝居に誠実ですし…。しかも、勘だけでやっているんじゃなくて、ちゃんと計算していて。ご本人には言ってないですけど(笑)。見ていても納得ができますし、好感が持てます。

ホームページでも美術セットの裏話が好評なのですが、水野家だけは特徴がなく、普通ですよね。おそらく裕福な環境で、パッと見は幸せそうなんですけど、でもそこに住んでいるキャラクターたちはいろいろな問題を抱えていて…といのも面白いですね。

そうですよね。見てくれている方に、そういう部分が伝わっていたら私たちも助かるんです。息子は問題を抱えているし、お父さんのことは出てこないし(笑)。

どのキャラクターも問題を抱えています。そうした問題が、どう決着するのか、本当に楽しみです。

切ないですよね。亮介さんのことだって、見守るしかないでしょうしね。ズルいというわけじゃないですけど、祥子だって家庭が第一でしょうからそこから抜け出すことはできないですよね。

亮介は、人生の終わりを悟って思い出の場所や会いたい人を訪ねたわけですから、本当に切ないですよね。

私の周りでも、何人かの男性がガンにかかりましたけど、ちゃんと挨拶に来るんですよ。それはやっぱり、気持ちなんだと思います。悔いのない終わり方をするためにやるべきことは、挨拶なんだと思います。みんな会いにくるんです。それが男性の在り方なんでしょうけど…。私も母親ですけど、社会に出て仕事をしている立場として、もし自分がそういう状況に置かれたら、やっぱり挨拶に行きたいな、と思います。最後まで正しくありたい、相手にちゃんとお別れをしたい、というけじめとして。

連続ドラマの宿命かもしれませんが、最後はどうなるのかわからないまま演じることの方が多いですよね。例えば映画と比べて、演じる上での意識の違いはありますか?

それはあります。だから、必死ですよ。そういう意味でいうなら、毎回戦いです(笑)。慣れているはずの家のシーンなのに、緊張しますし(笑)。

最後に、応援してくれている視聴者のみなさんに、メッセージをお願いでいますか?

ブログも凄いですよね。私のファンは書いてくれないけど(笑)。でも、見ててくださっているみなさんの愛情は凄く感じるので、心から感謝しています。最後まで見守ってくださったら嬉しいです。それから、このドラマが終わっても、キャストのみんなを愛してほしいなと思っています。ジェジュンくんのファンが瑛太くんのファンになったりして、愛が広がっていくといいな、と思います。

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