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日本の初戦となるアルジェリアは、98年に日本で行われた世界選手権に出場したが、予選グループ戦で全敗している。日本はワールドカップでは同じアフリカのチュニジアに敗れているだけに、まずは慎重に勝ち星といきたい相手である。
日本にとって最初の関門となるのが中国戦であろう。昨年のワールドカップでは勝利したものの、近年はかなり分が悪い相手である。
中国の特徴は、アジアbPとも言われる高さ。特にセンターラインのブロック、クイックの高さは素晴らしい。
チーム自体は地元開催の北京オリンピックに向けて平均年齢の若い選手を主体にした構成となっていて、ミスも非常に多いが一戦一戦、力をつけてきている。今大会ではチームを安定させるために鄭亮、王賀兵のベテラン復帰もささやかれている。日本は、その高さを封じるためにサーブで攻めて優位に立つことが条件だ。

アジア(オセアニア圏はアジア枠扱い)と言っても身体能力は欧米諸国と変わらないオーストラリア。4年前のシドニー・オリンピックではベスト8まで進出した強豪で、そのときのメンバーがほとんど残るので潜在能力は高い。
スーパーエースのバンピースト、センターのハワードはヨーロッパのプロリーグでプレーしており、その高さは世界でも有数のものがある。弱点は国内リーグが盛んでなく、ほとんどの選手が海外を主戦場としており、5月の大会までにそろって練習できる時間がそう取れないこと。
日本は先手を取って確実に勝ちたい相手である。
近年、メキメキと力をつけてきたイランは、90年代に日本人指導者がその基礎を作り、一昨年のアジア大会では準優勝、昨年のアジア選手権でも3位と好成績を残している。
その特徴はバランス。確実なサーブレシーブと多彩な攻撃に裏付けられた安定感が売り物である。数人はヨーロッパでのプレーもあり、甘く見ると足元をすくわれるアジアの新興勢力である。
今大会で伏兵的存在がカナダであろう。オーストラリアを率いてシドニーオリンピックベスト8まで導いたデロッコ監督の指導の下、持ち前の高さとパワーを生かした攻撃力は大会屈指。
しかし、カナダもほとんどの選手がヨーロッパのクラブでプレーしているため、チーム練習がほとんどできず、北中米予選前は、ヨーロッパで合宿を行った。
日本とはワールドカップでフルセットの激闘を繰り広げたが、それは開幕直後だった。今回は十分に試合慣れした大会5日目。決して楽に勝てる相手ではない。
今大会の優勝候補bP。世界選手権3位、ヨーロッパ選手権2位と着実に力を付け、イタリアやセルビア・モンテネグロと遜色ない実力がある。その特徴はしっかりとしたブロックと安定した守り。拾ってつないで決めるというプレースタイルは、ヨーロッパでは異色である。エースのアンティガの軟硬織り交ぜた攻撃は絶妙である。
強いサーブがないので日本は競り合いに持ち込めるか、拾い負けないことがポイント。
日本のライバル韓国は、2回連続してアジア代表でオリンピックに出場している。そのときのメンバーに昨年のユニバーシアードで優勝した若手が加わり、伝統の守りからの切り返しのうまいチームとなっている。
特につなぎの安定性には評判があり、日本はワールドカップやアジア選手権で拾い負けした。つないでトスを上げ、スーパーエースが決めるというパターンにはまると手がつけられない。
日本はアジアbPの座でオリンピックに行くためには、韓国が絶対に負けられない相手である。
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