注目選手

雄物川高校
すずき ゆうき鈴木 祐貴 3年

1997年5月29日生まれ(18歳)
身長:203cm 最高到達点340cm

今年度、高校生でただ1人全日本に初選出。2020年東京五輪を見据えた「Project Core」に選出される、日本期待の次世代エース。身長は去年から更に2cm伸び今大会No.1の203cm。2m越えの身長ながら抜群の身体能力を持ち、守備にも定評があるオールラウンダー。
雄物川高校(秋田)
21年連続出場は開智と並んで出場校1番の超名門校。北京五輪に出場した元全日本セッター宇佐美大輔氏が監督を務める。エース鈴木を中心とした圧倒的な高さでブロックの上から攻撃を仕掛ける。昨年の春高初戦敗退の悔しさをバネに一回り成長したエース鈴木とチームが春高初制覇へ挑む。
東福岡高校
かねこ まさき金子 聖輝 3年

1997年10月23日生まれ(18歳)
身長:189cm  最高到達点337cm

昨年度インターハイ、国体、春高を制し東福岡を初の三冠に導いた絶対的エース。 また、ユース代表ではセッターとして活躍する器用さを持つ。スパイク、レシーブ、トスなど全てのプレーが超一流のオールラウンダー。しかし今年のインターハイでは準々決勝でまさかの敗退。試合後には号泣する金子の姿が…
集大成の大舞台で雪辱を晴らす事ができるか。
東福岡高校(福岡)
東福岡の強さの原点。それは“魂のバレー” 魂のバレーとは、「普段の生活を清く正しく過ごし、心を鍛えること」。毎朝のゴミ拾いや礼儀正しいあいさつ、道徳の授業を行うなど、日々心を鍛えている。昨年度三冠を達成したメンバーがスタメンに4人残っており、その実力は健在。
大塚高校
こんどう かいと近藤 海斗 3年

1997年9月16日生まれ(18歳)
身長:174cm  最高到達点315cm

大塚伝統、縦横無尽のコンビバレー、通称“サーカスバレー"の司令塔。去年はアタッカーとしても試合に出場していたが、今年はセッター1本に絞りキャプテンにも就任。 8月のインターハイ決勝では足をつりながらもコートに立ち続け、優勝の瞬間は立ち上がる事すら出来なかった。その勝利への貪欲さと根性でチームを優勝へ導く。
大塚高校(大阪)
インターハイを制した優勝候補筆頭。
超高校級のコンビバレーを生み出す秘訣は練習試合の数。圧倒的な数の実戦で磨き上げたコンビバレーを武器に春高の頂点を目指す。
星城高校
つづき じん都築 仁 2年

1998年12月28日生まれ(16歳)
身長:194cm  最高到達点345cm

ワールドカップで大ブレイクしたNEXT4石川祐希のDNAを受け継ぐ新エース。最高到達点345cmは今大会No.1の高さを誇り、高2の頃の石川を7cmも上回っている。
高校からバレーを始め、キャリアはわずか2年。その伸びしろは無限大。ワールドカップ映像を見るのが日課。世界の舞台で活躍する石川の動きやフォームを目に焼き付けスパイクに磨きをかける。
星城高校(愛知)
NEXT4・石川祐希の母校。圧倒的な強さで史上初の2年連続三冠という偉業を達成。
しかし石川が卒業すると、2015春高では愛知予選で愛工大名電に敗れ全国大会を逃す結果に。2年ぶりに帰ってきた春高で星城の新たな戦いが始まる。
金蘭会高校
みやべ あいり宮部 藍梨 2年

1998年7月29日生まれ(17歳)
身長:182cm  最高到達点309cm

2015年、鮮烈な全日本デビューを飾ったスーパー女子高生。
ナイジェリア人の父を持つ彼女の強みは、ケタ違いのジャンプ力。
高校2年生で全日本に初選出されると、夏に行われたワールドグランプリで早くもデビュー。しかし、夏以降は腰痛から思うようなプレーが出来ずインターハイでは、まさかの2回戦敗退。日本屈指の攻撃力を持つ彼女の復活がカギを握る。
金蘭会高校(大阪)
昨年度、インターハイ・国体・春高の3冠を達成した絶対女王。
しかし、今年度はインターハイベスト16、国体3位と思うような結果を残せていない。
拾ってつなぐ粘り強さと攻撃力で、春高連覇へ挑む。
下北沢成徳高校
くろご あい黒後 愛 2年

1998年6月14日生まれ(17歳)
身長:180cm  最高到達点302cm

木村沙織・荒木絵里香・大山加奈など多くの全日本選手を輩出した名門に現れた ニューヒロイン。父は関東一部、宇都宮大学バレー部監督、母・姉もバレー経験者というバレー一家で育つ。2年生エースとして臨んだ今年度のインターハイでは、チームを全国大会へと導くことができず悔し涙に暮れた。そんな、落ち込む彼女を支えたのが、離れて暮らす家族だった。2年生になって成長した彼女のプレーや、家族との絆にも注目したい。
下北沢成徳高校(東京)
優勝3回を誇る名門校。下北沢成徳の強さの秘密は、本格的な筋力トレーニング。
アメリカ海兵隊が行う4キロの水の入ったポールを運ぶトレーニングや、片手腕立て伏せなど、徹底したトレーニングで培われたパワーにも注目だ。
九州文化学園高校
なかしま みく中島 未来 3年

1998年3月7日生まれ(17歳)
身長:170cm  最高到達点284cm

今年度インターハイ・国体と二冠を達成している九州文化学園の絶対的エース。大事な場面では、必ずと言っていいほど彼女にトスが上がり、それを決めきる。非常に勝負強い選手。また、堅いサーブレシーブで守備面でも中心を担う、まさに攻守の要。
しかし、昨年度はインターハイ初戦敗退。春高でも3回戦で敗退するなど悔しい結果に…。 苦しみの1年を乗り越えて再び挑む最後の舞台。
九州文化学園高校(長崎)
今年度インターハイ・国体と2冠を達成。春高で3冠を狙う優勝候補。
九州文化学園の強さは、"全員がリベロ"と言える粘り強いディフェンス力。
チームの劣勢時には「相手は何もしていない、自分たちのミス」という声掛けをするなど、 その精神力の強さにも注目だ。
文京学院大学女子高校
おさない みわこ長内 美和子 3年

1997年7月19日生まれ(18歳)
身長:172cm  最高到達点293cm

インターハイ準優勝の立役者となった3年生エース。インターハイ決勝では、九州文化学園のエース中島未来(3年)との熾烈な打ち合いを演じた。ポジションはウィングスパイカーだが、ミドルブロッカーもこなせ、バックアタックも打つパワーが魅力。
文京学院大学女子高校(東京)
インターハイ準優勝の強豪校。攻撃の中心は3年の長内美和子(3年)と富澤結花(3年)のダブルエース。どこからでも攻撃を仕掛けてくるコンビバレーで初の優勝を狙う。