第122回 クラブ世界選手権 ① ~積み重ねる経験~
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●久光製薬スプリングス (レンズ 70mm/絞りf 5.6/シャッター速度1/200秒)
5月6日スイス・チューリッヒにて開幕したFIVB 女子クラブ世界選手権。
(撮影:2015年5月6日/Saalsporthalle)
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●久光製薬スプリングス (レンズ 50mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
今年もこの舞台に久光製薬スプリングスは挑んだ。
(撮影:2015年5月6日/Saalsporthalle)
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●久光・中大路絢野(左)&岩坂名奈 (レンズ 200mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/1600秒)
世界を経験するためだけではなく、今年は表彰台の1番高い位置を目指して。
(撮影:2015年5月6日/Saalsporthalle)
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●久光・長岡望悠 (レンズ 200mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/1600秒)
開幕戦は欧州チャンピオンのトルコ、ECZACIBASI VITRA ISTANBUL vs. 久光製薬スプリングス。
(撮影:2015年5月6日/Saalsporthalle)
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●久光・石井優希 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2500秒)
出だしは欧州チャンピオンは格が違うのか?!と想ってしまうくらい失点を繰り返して得点差は離れていく。
(撮影:2015年5月6日/Saalsporthalle)
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●久光・新鍋理沙 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
しかし選手達の表情は苦しいではなく、それをまるで楽しんでいるかのように観えた。
(撮影:2015年5月6日/Saalsporthalle)
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●久光・野本梨佳 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
第1セットを12-25で終えても選手達に暗さは無い。むしろ笑顔は増しているように感じられた。
(撮影:2015年5月6日/Saalsporthalle)
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●久光・中大路絢野 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/1600秒)
第2セットは得点されても取り返す。そこにある真剣勝負を楽しんでいるように観えた。
(撮影:2015年5月6日/Saalsporthalle)
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●久光・水田祐未 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
「勝てる!」そう想えた。第2セットは28-26で終えた。
(撮影:2015年5月6日/Saalsporthalle)
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●久光・石橋里沙 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
観ているもの、応援するものが引き込まれる試合。そして勝利を信じられる試合。
(撮影:2015年5月6日/Saalsporthalle)
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●久光・石井優希 (レンズ 200mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
第3セットは25-20、第4セットは19-25。シーソーゲームは第5セットにまでもつれ込んだ。
(撮影:2015年5月6日/Saalsporthalle)
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●久光・岩坂名奈 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
しかし不安な顔はひとつもない。この場にいる誇りと自信、なによりも楽しんでいる。
(撮影:2015年5月6日/Saalsporthalle)
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●久光製薬スプリングス (レンズ 123mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
最終セットは出だしから走り、そのまま15-11でクラブ世界選手権初勝利を飾った。
(撮影:2015年5月6日/Saalsporthalle)
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●久光製薬スプリングス (レンズ 16mm/絞りf 4/シャッター速度1/320秒)
2日後の5月8日の対戦相手はロシアのDINAMO KRASNODAR。
(撮影:2015年5月8日/Saalsporthalle)
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●久光製薬スプリングス (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2500秒)
開幕戦の勝利はどこかに隙を作ってしまったのだろうか。
(撮影:2015年5月8日/Saalsporthalle)
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●久光岩坂名奈(左)&野本梨佳 (レンズ 200mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
何か雰囲気がおかしい。第1セットを25-21で穫ると第2セットは21-25と失った。
(撮影:2015年5月8日/Saalsporthalle)
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●久光製薬スプリングス (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
初戦とは明らかに流れている空気が違っていた。
(撮影:2015年5月8日/Saalsporthalle)
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●久光・野本梨佳 (レンズ 135mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
第2セット途中から悪い時の久光が顔を見せ始めた。第3セット14-25。
(撮影:2015年5月8日/Saalsporthalle)
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●久光・古藤千鶴 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
笑顔か消えている。声を上げる者がいない。控え選手までもが暗い。そう感じられた。
(撮影:2015年5月8日/Saalsporthalle)
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●久光・岩坂名奈 (レンズ 160mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
日頃から対戦する事の出来る相手ではない。日本のチームではない。ましてや相手は世界選抜。
(撮影:2015年5月8日/Saalsporthalle)
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●久光・座安琴希 (レンズ 85mm/絞りf 1.6/シャッター速度1/1250秒)
欲目もあるかもしれない、でも確実に久光の方が強いと想える相手であった。
(撮影:2015年5月8日/Saalsporthalle)
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●久光・中田久美監督 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/1250秒)
ただ世界選抜のような選手達は試合の運び方を多く経験している。
(撮影:2015年5月8日/Saalsporthalle)
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●久光・新鍋理沙 (レンズ 200mm/絞りf 2/シャッター速度1/1000秒)
流れの作り方、持って来る方法を知っている。それは壁の高さ、強打力だけではない気がする。
(撮影:2015年5月8日/Saalsporthalle)
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●久光・新鍋理沙 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
世界を多く経験すればする程自分の経験値は上がってくる。
(撮影:2015年5月8日/Saalsporthalle)
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●久光・中大路絢野(左)&水田祐未 (レンズ 165mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
世界を経験する事によって得られるもの。世界を知って確認出来る事が骨になり肉になりチームに還元される。
(撮影:2015年5月8日/Saalsporthalle)
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●久光製薬スプリングス (レンズ 155mm/絞りf 1.8/シャッター速度1/2000秒)
それは実際に公式戦で同じコートで対戦してみなければ判るはずも無い経験。
(撮影:2015年5月8日/Saalsporthalle)
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●久光・長岡望悠 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
残念ながら2年3試合ではその経験は足りなかったと言わざるを得ない。第4セット18-25。
(撮影:2015年5月8日/Saalsporthalle)
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●久光製薬スプリングス (レンズ35mm/絞りf 4/シャッター速度1/1250秒)
こうして久光製薬スプリングスはVチームの中でもっとも長いシーズンを終えた。もっとも多くの経験を伴って。
(撮影:2015年5月8日/Saalsporthalle)
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●久光・中田久美監督 (レンズ 16mm/絞りf 4/シャッター速度1/160秒)
国内試合だけでは得られないもの、未知の強豪との公式戦での対戦。それが日本バレーの強化につながるのではいだろうか。
(撮影:2015年5月6日/Saalsporthalle)
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●久光製薬スプリングス (レンズ 17mm/絞りf 4/シャッター速度1/1250秒)
それを久光製薬スプリングスは身を以て示してくれているのではないだろうか。
(撮影:2015年5月6日/Saalsporthalle)
Michi ISHIJIMA(石島 道康)
1966年8月17日群馬県生まれ。1985年からフリーランスフォトグラファーとして活動し、月刊バレーボールをはじめ、2輪・4輪のモータースポーツ誌、芸能、経済誌など題材は多岐に渡る。AFC(アジアサッカー連盟)、Jリーグ・名古屋などのオフィシャルフォトグラファーを歴任。その後オランダ・ロッテルダムに渡り、サッカー、格闘技など欧州を中心に活動する。2012年はロンドン五輪にも赴き、バレーボール女子日本代表の銅メダル獲得の瞬間にもシャッターを切った。AIPS(国際スポーツプレス協会)会員、AJPS(日本スポーツプレス協会)会員、FIVB(国際バレーボール連盟)公認スペシャリストフォトグラファー、Jリーグ公認フリーランスフォトグラファー。
●公式HP「Michi ISHIJIMA Photographic World」http://www.prideone.net/