第28回 ワールドリーグ小牧大会 全日本男子、国内初登場
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●全日本男子 ゲーリー・サトウ監督 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
ゲーリー・サトウ監督を迎えた新生全日本男子は、FIVB公式戦のワールドリーグでスタートした。
(撮影:2013年5月15日 ワールドリーグ 対フィンランド/パークアリーナ小牧)
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●全日本男子・永野健(左)&八子大輔 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
いきなりのFIVB公式戦。アウェーの地、韓国とオランダでそれぞれ2敗から始まり、小牧にて3勝1敗と首位に立っていたフィンランドを迎えた。
(撮影:2013年5月15日 ワールドリーグ 対フィンランド/パークアリーナ小牧)
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●全日本男子・福澤達哉 (レンズ 200mm/絞りf 2/シャッター速度1/2000秒)
結成間もないとはいえ、昨シーズンまでの前全日本選手がほとんど。気心は知れていた。
(撮影:2013年5月15日 ワールドリーグ 対フィンランド/パークアリーナ小牧)
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●全日本男子・近藤茂 (レンズ 200mm/絞りf 2/シャッター速度1/1600秒)
セッターは、前4戦に続き東レアローズの近藤選手。
(撮影:2013年5月15日 ワールドリーグ 対フィンランド/パークアリーナ小牧)
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●全日本男子・近藤茂 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/1600秒)
東レから選出された選手とのプレーには慣れていたが、タイミングが合わずに擦り合わせが持たれたという。
(撮影:2013年5月15日 ワールドリーグ 対フィンランド/パークアリーナ小牧)
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●全日本男子・永野健 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/1600秒)
4戦をともにしただけのチーム。問題点は試合を重ねながら改善されていた。
(撮影:2013年5月15日 ワールドリーグ 対フィンランド/パークアリーナ小牧)
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●全日本男子・近藤茂 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/1600秒)
これまでの話し合いの中で参考にしたのが相手フィンランドセッターのエスコだという。
(撮影:2013年5月15日 ワールドリーグ 対フィンランド/パークアリーナ小牧)
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●全日本男子・鈴木寛史 (レンズ 200mm/絞りf 2/シャッター速度1/1600秒)
これまで、全戦スターターに名を連ねた近藤選手と鈴木選手の息はぴったり合っていた。
(撮影:2013年5月15日 ワールドリーグ 対フィンランド/パークアリーナ小牧)
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●全日本男子・近藤茂 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/1600秒)
通常ナショナルチームは、監督の戦術が浸透するまで選手の潜在能力に頼らざるを得ない。
(撮影:2013年5月15日 ワールドリーグ 対フィンランド/パークアリーナ小牧)
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●全日本男子・福澤達哉 (レンズ 200mm/絞りf 2/シャッター速度1/2000秒)
まずは戸惑い、考え、そして話し合い、ひとつのチームの土台ができあがる。
(撮影:2013年5月15日 ワールドリーグ 対フィンランド/パークアリーナ小牧)
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●全日本男子・福澤達哉 (レンズ 200mm/絞りf 2/シャッター速度1/2000秒)
そこに、監督の戦術が浸透して強固なチームにできあがる。
(撮影:2013年5月15日 ワールドリーグ 対フィンランド/パークアリーナ小牧)
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●全日本男子・山村宏太 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/1600秒)
今はまだ結成した段階、土台造りの段階と思っていた。
(撮影:2013年5月15日 ワールドリーグ 対フィンランド/パークアリーナ小牧)
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●全日本男子・福澤達哉 (レンズ 200mm/絞りf 2/シャッター速度1/2000秒)
しかし、この日の全日本は今までのそれとは違っていた。
(撮影:2013年5月15日 ワールドリーグ 対フィンランド/パークアリーナ小牧)
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●全日本男子・近藤茂 (レンズ 200mm/絞りf 2/シャッター速度1/2000秒)
擦り合わせは実を結び、攻撃のリズムは序盤から近藤選手が握った。
(撮影:2013年5月15日 ワールドリーグ 対フィンランド/パークアリーナ小牧)
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●全日本男子・越川優 (レンズ 200mm/絞りf 2/シャッター速度1/2000秒)
攻撃は越川選手、福澤選手、八子選手を中心に得点を重ね、交代出場の選手も活躍。
(撮影:2013年5月15日 ワールドリーグ 対フィンランド/パークアリーナ小牧)
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●全日本男子・永野健 (レンズ 200mm/絞りf 2/シャッター速度1/2000秒)
ここ数年の全日本以上に気持ちで拾い、頭で攻めていたように感じた。
(撮影:2013年5月15日 ワールドリーグ 対フィンランド/パークアリーナ小牧)
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●全日本男子・福澤達哉 (レンズ 85mm/絞りf 1.4/シャッター速度1/2000秒)
この日は3セット目こそ僅差で落としたが、セットカウント3-1(25-17、25-18、24-26、25-18)と、決して弱くはないフィンランドにまったく危なげない勝利を収めた。
(撮影:2013年5月15日 ワールドリーグ 対フィンランド/パークアリーナ小牧)
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●全日本男子vsフィンランド (レンズ 200mm/絞りf 2/シャッター速度1/1250秒)
前日の初黒星にフィンランド監督は選手に激高したという。全日本は初勝利。そして迎えた第2戦。
(撮影:2013年5月16日 ワールドリーグ 対フィンランド/パークアリーナ小牧)
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●全日本男子・福澤達哉 (レンズ 200mm/絞りf 2/シャッター速度1/1600秒)
フィンランドは監督のゲキが効いたのか、点差をつけられながら始まった。最終的には1セットを2点差で落としたが、途中17-16で逆転するなど潜在能力の高さを示してくれた。
(撮影:2013年5月16日 ワールドリーグ 対フィンランド/パークアリーナ小牧)
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●全日本男子vsフィンランド (レンズ 23mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
1セット目を落としてしまったが、それはわずかな差。ここまで気迫にあふれた全日本は久しぶりであった。
(撮影:2013年5月16日 ワールドリーグ 対フィンランド/パークアリーナ小牧)
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●全日本男子・越川優 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/1600秒)
気迫は態度となり、攻撃の力となる。どちらが4敗してきたチームなのかわからない。
(撮影:2013年5月16日 ワールドリーグ 対フィンランド/パークアリーナ小牧)
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●全日本男子・永野健 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/1600秒)
レセプションのワンシーン、スパイクのワンシーンを撮っていても、選手たちの気迫が伝わってきた。
(撮影:2013年5月16日 ワールドリーグ 対フィンランド/パークアリーナ小牧)
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●全日本男子・山村宏太 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
そこにいる選手たちは、紛れもなく日の丸を背負っていた。
(撮影:2013年5月16日 ワールドリーグ 対フィンランド/パークアリーナ小牧)
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●全日本男子・鈴木寛史 (レンズ 200mm/絞りf 2/シャッター速度1/2000秒)
しかも、ピリピリしているのではなく、バレーそのものを楽しんでいるかのように。
(撮影:2013年5月16日 ワールドリーグ 対フィンランド/パークアリーナ小牧)
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●全日本男子・石島雄介 (レンズ 200mm/絞りf 2/シャッター速度1/2000秒)
1球1球を楽しみ、心から悔しがり、そして喜んでいた。
(撮影:2013年5月16日 ワールドリーグ 対フィンランド/パークアリーナ小牧)
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●全日本男子・石島雄介(背中)&越川優 (レンズ 200mm/絞りf 2/シャッター速度1/2000秒)
それは観ているもの、応援しているものをいつの間にか引き込み、一緒に戦っているかのように。
(撮影:2013年5月16日 ワールドリーグ 対フィンランド/パークアリーナ小牧)
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●全日本男子・越川優 (レンズ 200mm/絞りf 2/シャッター速度1/2000秒)
その結果として得点を重ね、セットをいつの間にか終えているように感じた。
(撮影:2013年5月16日 ワールドリーグ 対フィンランド/パークアリーナ小牧)
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●全日本男子・越川優 (レンズ 85mm/絞りf 1.4/シャッター速度1/2000秒)
勝敗だけではない楽しみ。結果だけではない楽しさ。
(撮影:2013年5月16日 ワールドリーグ 対フィンランド/パークアリーナ小牧)
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●全日本男子チーム (レンズ 85mm/絞りf 1.4/シャッター速度1/2000秒)
観る者を引き込み、喜怒哀楽をともにするチームが今まさに始動した。3年後のオリンピックを終点として。
(撮影:2013年5月16日 ワールドリーグ 対フィンランド/パークアリーナ小牧)
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●全日本男子 ゲーリー・サトウ監督 (レンズ 400mm/絞りf 2.8/シャッター速度1/2000秒)
就任1ヶ月も満たない新監督が全日本男子に大きな影響を与えてくれることは間違いはない。ポルトガル戦を経ての大阪(7/6、7日カナダ戦)が楽しみである。
(撮影:2013年5月16日 ワールドリーグ 対フィンランド/パークアリーナ小牧)
Michi ISHIJIMA(石島 道康)
1966年8月17日群馬県生まれ。1985年からフリーランスフォトグラファーとして活動し、月刊バレーボールをはじめ、2輪・4輪のモータースポーツ誌、芸能、経済誌など題材は多岐に渡る。AFC(アジアサッカー連盟)、Jリーグ・名古屋などのオフィシャルフォトグラファーを歴任。その後オランダ・ロッテルダムに渡り、サッカー、格闘技など欧州を中心に活動する。2012年はロンドン五輪にも赴き、バレーボール女子日本代表の銅メダル獲得の瞬間にもシャッターを切った。AIPS(国際スポーツプレス協会)会員、AJPS(日本スポーツプレス協会)会員、FIVB(国際バレーボール連盟)公認スペシャリストフォトグラファー、Jリーグ公認フリーランスフォトグラファー。
●公式HP「Michi ISHIJIMA Photographic World」http://www.prideone.net/