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photo by WADA Yazuka





マイヨ・ジョーヌは個人総合時間成績で1位の選手に与えられるリーダージャージ。個人総合時間成績は、 各 ステージの所要時間を積算し、ボーナスタイムやペナルティタイムを加減してもっとも少ない時間の選手 を表彰 する。マイヨは『ジャージ』、ジョーヌは『黄色』という意味のフランス語。ツールが創始して間もない 1919年、集 団内でだれが総合1位なのか分からないという要望に応え、当時の主催紙の新聞紙の色をモ チーフにしたリー ダージャージが誕生。






ポイント賞で総合1位の選手が着用するリーダージャージがマイヨ・ベール。ポイント賞は、各ステージの途中 にあるスプリントポイントの通過順位と、ゴールの順位にかけられたポイントを累計し、もっとも多くのポイントを 獲得した選手を表彰する。ポイント賞は1953年にツール創始50年を記念して誕生。ベールはフランス語で 『緑 色』の意味。当時この賞のスポンサーがガーデニング用品店だったため、リーダージャージに緑色が選ば れた。 スプリントポイントは第1〜第9ステージに各3ヶ所、第12〜20ステージには各2ヶ所設置され(TTステー ジは除く) 1位で通過した選手に6ポイント、2位に4ポイント、3位に2ポイントが与えられる。各ステージのゴール順位に応じ て与えられるポイントは、ステージの種類によってポイント数が異なる。たとえば平坦ステージの場合は区間1位 の選手で35ポイント、2位の選手で30ポイント、以下25位までの選手にポイントが与えられる。 ポイント賞を獲得するのはスプリンターが多いので、スプリント賞と混同されることが多いが、獲得するには山岳 越えを含んだ3週間のツールに耐えて完走することが要求され、さらに山岳ステージのゴールにもポイントがか けられているため、ピュアなスプリンターよりも総合力を兼ね備えた選手に向いたコンペティションだ。このため マイヨ・ベールは、ツールではマイヨ・ジョーヌに次ぐステータスを持っている。





山岳賞で総合1位の選手が着用するリーダージャージがマイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ。名称が長いので 、マイヨ・ア・ポアと省略されることもある。山岳賞は、各ステージの上りの頂上に設定された山岳ポイントの 累 計 で競われる。これは1933年から競われている賞だが、リーダージャージが導入されたのは1975年。 ブラン・ア・ポワ・ルージュはフランス語で『赤い豆をちりばめた白』という意味。最初のジャージスポンサー 菓子メーカーで、そのキャンディーバーの商品パッケージからこの有名なモチーフが誕生した。





新人賞で総合1位の選手が着用するリーダージャージがマイヨ・ブラン。新人賞は25歳以下(1976年1月1日以降生まれ)の選手を対象として、個人総合時間のもっとも少ない選手を表彰する。1975年に誕生した当時は、プロキャリア3年目までの選手を対象にしていた。ブランはフランス語で『白』という意味。新人賞は1975年以来存在しているが、マイヨ・ブランは1990年以降廃止されていて、2000年10年ぶりに復活した。



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