ルール

種目と演技規定

◆男女シングル
ショートプログラム:2分50秒の制限時間内にジャンプやスピン、ステップなど、あらかじめ決められている8つの必須要素(ジャンプ3、スピン3は男女共通。男子はステップ2、女子はステップ1とスパイラル1)で構成したプログラムを滑走する。採点方法は、技術面を評価するTES(テクニカルエレメントスコア)と、振り付けを含む構成や表現力などプログラム全体を評価するPCS(プログラムコンポーネントスコア)の合計から、時間違反や転倒などによるマイナスを引いたものが総得点となり、順位が決定。後半行われるフリーの滑走順番を決定する要素にもなる。

フリー:男子は4分30秒、女子は4分の制限時間(±10秒)内に、最高12個の要素で構成したプログラムを滑走する。ジャンプ要素は男子が8つまで、女子が7つまで。その内、コンビネーションジャンプは3回までで、3連続コンビネーションジャンプは1つまでと決められている。スピンは3つまでで、男子の場合は2つの異なるステップシークエンス、女子はステップシークエンスとスパイラルシークエンスの要素を必要とする。
◆ペア
ショートプログラム:リフト(2種類)、ジャンプ(2種類)、スピン(2種類)、スパイラル(2種類)からなる規定された8つの必須要素でプログラムを構成したもの。2分50秒以内。
フリー:リフト(5つまで)、ジャンプ(4つまで)、スピン(2つまで)、スパイラル、ステップ要素を使用して、プログラムを自由に構成したもの。4分30秒(±10秒可)。
◆アイスダンス
コンパルソリーダンス:規定された課題を滑走。ウインナーワルツ、フィンステップ、パソドブレの中から1パターン。
オリジナルダンス:指定されたリズムにのって滑走。リフト、ダンススピン、ステップシークエンスからなる5つの必須要素でプログラムを構成したもの。ボーカル音楽を使用しても良い。2分30秒(±10秒可)。
フリーダンス:リフト、ダンススピン、ステップシークエンス、シンクロナイズドツウィズルからなる8つの必須要素を使用し、自由なリズムでプログラムを構成したもの。4分以内(±10秒可)。

採点方法と順位決定方法

フィギュアスケートの採点は、技術点(TES=テクニカルエレメントスコア)・演技構成点(PCS=プログラムコンポーネントスコア)・減点(ディダクション)の3項目から成る。技術点は各要素の基礎点(トリプルアクセルなら8.2点)に、技の出来栄え(GOE)に応じた点数の加減を行って得点が算出される。
演技構成点はスケート技術、技のつなぎ、プログラムの実行力、曲の解釈、振り付けの5項目をそれぞれ10点満点で採点し、男女・SP・フリーの違いに応じた係数をかけて算出する。
技術点・演技構成点・減点の総和が各選手の得点になる。