種目と演技規定
男女シングル
ショートプログラム:ジャンプ、スピン、ステップからなる規定された8つの必須要素でプログラムを構成したもの。2分50秒以内。
フリー:男子は13、女子は12まで許可されたジャンプ、スピン、ステップ要素を使用して、プログラムを自由に構成したもの。男子は4分30秒、女子は4分(いずれも±10秒可)。
ペア
ショートプログラム:リフト(2種類)、ジャンプ(2種類)、スピン(2種類)、スパイラル(2種類)からなる規定された8つの必須要素でプログラムを構成したもの。2分50秒以内。
フリー:リフト(5つまで)、ジャンプ(4つまで)、スピン(2つまで)、スパイラル、ステップ要素を使用して、プログラムを自由に構成したもの。4分30秒(±10秒可)。
アイスダンス
コンパルソリーダンス:規定された課題を滑走。今シーズンは、ウインナーワルツ、フィンステップ、パソドブレの中から1パターン。
オリジナルダンス:指定されたリズムにのって滑走。今シーズンは1920・30・40年代のリズムとダンス(タンゴを除く)。リフト、ダンススピン、ステップシークエンスからなる5つの必須要素でプログラムを構成したもの。ボーカル音楽を使用しても良い。2分30秒(±10秒可)。
フリーダンス:リフト、ダンススピン、ステップシークエンス、シンクロナイズドツウィズルからなる8つの必須要素を使用し、自由なリズムでプログラムを構成したもの。4分以内(±10秒可)。
採点方法と順位決定方法
フィギュアスケート競技における演技の出来は、審判団による採点で判断される。主観や国籍による偏りをできるだけ避け、より客観的で公正な判断がなされるようにと、2004〜05シーズンから新採点方法が正式に導入された。現在は規定された要素の完成度と、プログラム全体を通しての完成度がそれぞれ厳密にポイント化され、その総計TSS(トータルセグメントスコア=総得点)で順位が決定される。
総得点を導く公式
TSS=TES+PCS−減点
TES(トータルエレメンツスコア=総要素点):ジャンプやスピンなど、プログラム内で行われた全ての技術要素をひとつひとつ厳密にポイント化し、プログラム終了後に総計したもの。各技術要素には難易度によって基礎点が定められており、要素の出来具合によってそこに演技点が加点・減点される。
PCS(プログラムコンポーネンツスコア=総構成点):スケーティング技術、各要素のつなぎ方、パフォーマンス力、振り付け・構成、音楽表現という5項目をそれぞれポイント化し、総計したもの(アイスダンスのコンパルソリーには、タイミングという項目も追加される)。プログラム全体の出来を判断する。
減点:時間違反や転倒は減点の対象となる。
各プログラム終了後、TSSの最も高い選手が首位の座につく。また総合順位は、シングルの場合、ショートプログラムTSSとフリーTSSの総計が最も高い選手がトップ、つまり優勝となるシステムである。
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