【フィギュア】世界の男子主要選手 −氷上の王子様
2006.12.19
長期にわたって頂点に君臨し続けてきたプルシェンコ(ロシア)が、今シーズンは完全休養宣言。空白となったトップの座を狙って、シーズン開幕直後から氷上では激しい戦いが繰り広げられている。
現在、トップに最も近い位置にいるのが五輪銀メダリストにして、世界選手権2連覇中のランビエール(スイス)。華麗で多彩なスピンを操り、今季もスケートカナダ優勝で順調な滑り出しを見せた。残念ながらその後は体調不良で欠場が続いたが、12月の国内選手権では見事に7年連続チャンピオンを獲得。年明けのヨーロッパ選手権でも、もちろん優勝大本命だ。
その欧州でランビエールに立ちはだかるのが、トリノで不発に終わり、リベンジに燃えるジュベール(フランス)。今年はエリック・ボンパール杯とロシアカップを制し、再び第一線へと復帰。GPファイナルも制した。また、高いジャンプと雄々しい演技で王道を目指すジュベールとは対照的に、プレオベール(フランス)は、コミカルで個性的なプログラムで独自の道を突き進む。GPシリーズで2度の表彰台を勝ち取り、いよいよ今季こそ大爆発か!?
アメリカからはライサチェクとウィアーのさらなる躍進に期待したい。五輪では惜しくも表彰台を逃したが、世界選手権で2年連続銅メダルに輝いているライサチェクは、情熱が溢れ出るような表現力で今季もファンの心をがっちりとつかむはず。一方、黒髪に憂いを湛えた美少年ウィアーも、柔らかく繊細なスケーティングを武器にGPシリーズで好調さをアピール。残念ながらトリノ銅メダルのバトル(カナダ)は、ケガでシーズン前半を棒に振ったが、2010年母国でのバンクーバー五輪まで最前線で滑り続けると誓う。
ところでプルシェンコ休養中のフィギュア王国ロシアでは、後継者の誕生が待たれる。オフアイスであどけない笑顔を振りまく20歳のドブリンが、欧州・世界選手権でどれだけ上位に食い込めるのか注目したい。
現在、トップに最も近い位置にいるのが五輪銀メダリストにして、世界選手権2連覇中のランビエール(スイス)。華麗で多彩なスピンを操り、今季もスケートカナダ優勝で順調な滑り出しを見せた。残念ながらその後は体調不良で欠場が続いたが、12月の国内選手権では見事に7年連続チャンピオンを獲得。年明けのヨーロッパ選手権でも、もちろん優勝大本命だ。
その欧州でランビエールに立ちはだかるのが、トリノで不発に終わり、リベンジに燃えるジュベール(フランス)。今年はエリック・ボンパール杯とロシアカップを制し、再び第一線へと復帰。GPファイナルも制した。また、高いジャンプと雄々しい演技で王道を目指すジュベールとは対照的に、プレオベール(フランス)は、コミカルで個性的なプログラムで独自の道を突き進む。GPシリーズで2度の表彰台を勝ち取り、いよいよ今季こそ大爆発か!?
アメリカからはライサチェクとウィアーのさらなる躍進に期待したい。五輪では惜しくも表彰台を逃したが、世界選手権で2年連続銅メダルに輝いているライサチェクは、情熱が溢れ出るような表現力で今季もファンの心をがっちりとつかむはず。一方、黒髪に憂いを湛えた美少年ウィアーも、柔らかく繊細なスケーティングを武器にGPシリーズで好調さをアピール。残念ながらトリノ銅メダルのバトル(カナダ)は、ケガでシーズン前半を棒に振ったが、2010年母国でのバンクーバー五輪まで最前線で滑り続けると誓う。
ところでプルシェンコ休養中のフィギュア王国ロシアでは、後継者の誕生が待たれる。オフアイスであどけない笑顔を振りまく20歳のドブリンが、欧州・世界選手権でどれだけ上位に食い込めるのか注目したい。
【フィギュア】世界の女子主要選手 −銀盤の舞姫たち
2006.12.19
トリノ五輪金メダリストの荒川静香がプロ転向宣言したのに対して、銀メダルのコーエン(アメリカ)と銅のスルツカヤ(ロシア)は五輪以降、進退について様々な憶測が飛び交うばかりで、ファンたちをヤキモキさせてきた……。しかし22歳のコーエンが、ついに12月上旬のマーシャルズ・チャレンジに登場!以前と変わらない優美な滑りで2つのプログラムを披露し、本格復帰がそう遠くないことを感じさせた。また27歳のスルツカヤは、11月上旬に自ら引退をきっぱり否定。1月ロシア選手権での復活が噂されている。
実力者2人がリンクから遠ざかっている間に、GPシリーズで好成績を連発したのがセベスチェン(ハンガリー)。2004年欧州選手権優勝以外、国際舞台で結果を出せなかった25歳が、得意のジャンプを最大限に生かして優勝1回・2位1回をつかみとった。また同じくジャンプを持ち味とするマイズナー(アメリカ)も、GPシリーズで表彰台2回。昨年の世界選手権女王はまだ17歳だけに、これからの成長が楽しみ。
伸び盛りといえば、ソルトレークで金を獲得したサラの妹エミリー・ヒューズ(アメリカ)や、トリノでイタリア選手団旗手を務めたコストネル(イタリア)も忘れてはならない。特にコストネルは、地元五輪では期待の重みに潰れてしまったが、エレガントで伸びやかなスケーティングは世界でもトップレベル。今季は12月末からエキシビション大会で調整積み、年明けの欧州や世界大会にしっかり照準を合わせてくる。
ただし2006年最大の新星は、間違いなくキム・ヨナ(韓国)だろう。ジュニアGPファイナル2連覇、2006年世界ジュニア選手権優勝の実績を引っさげて、今季シニアに転向した16歳は、デビュー戦スケートカナダでいきなり3位を獲得。さらにエリック・ボンパール杯では初優勝をとげ、世界中の注目を一気に集めた。勢いに乗ったキム・ヨナはそのままGPファイナルも制覇した。武器は長い手足を生かした大胆なスピンやジャンプ。世界を席巻する日本女子勢にとっても、手強いライバルとなりそうだ。
実力者2人がリンクから遠ざかっている間に、GPシリーズで好成績を連発したのがセベスチェン(ハンガリー)。2004年欧州選手権優勝以外、国際舞台で結果を出せなかった25歳が、得意のジャンプを最大限に生かして優勝1回・2位1回をつかみとった。また同じくジャンプを持ち味とするマイズナー(アメリカ)も、GPシリーズで表彰台2回。昨年の世界選手権女王はまだ17歳だけに、これからの成長が楽しみ。
伸び盛りといえば、ソルトレークで金を獲得したサラの妹エミリー・ヒューズ(アメリカ)や、トリノでイタリア選手団旗手を務めたコストネル(イタリア)も忘れてはならない。特にコストネルは、地元五輪では期待の重みに潰れてしまったが、エレガントで伸びやかなスケーティングは世界でもトップレベル。今季は12月末からエキシビション大会で調整積み、年明けの欧州や世界大会にしっかり照準を合わせてくる。
ただし2006年最大の新星は、間違いなくキム・ヨナ(韓国)だろう。ジュニアGPファイナル2連覇、2006年世界ジュニア選手権優勝の実績を引っさげて、今季シニアに転向した16歳は、デビュー戦スケートカナダでいきなり3位を獲得。さらにエリック・ボンパール杯では初優勝をとげ、世界中の注目を一気に集めた。勢いに乗ったキム・ヨナはそのままGPファイナルも制覇した。武器は長い手足を生かした大胆なスピンやジャンプ。世界を席巻する日本女子勢にとっても、手強いライバルとなりそうだ。



