PARA☆DO! 〜その先の自分(ヒーロー)へ〜

毎週水曜 よる10時54分 放送

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2016年7月

7月27日(水)

廣瀬隆喜選手

(ボッチャ)

リオパラリンピック日本代表を牽引する廣瀬隆喜選手。
先天性の脳性麻痺により、車椅子生活を送る廣瀬選手ですが、それでも体を動かしたいという気持ちを持ち続け、高校生の時にボッチャを始めました。

ボッチャはジャックボールと呼ばれる白いボールに、赤・青それぞれ6球ずつのボールをいかに近づけるかを競うカーリングに似た競技です。
老若男女、障害者も健常者も問わずプレーできることがボッチャの魅力と語る廣瀬選手。
9月のリオデジャネイロ大会でパラリンピック出場は3度目。チームJAPANのエースとして、初のメダル獲得へ燃えています。

ちなみに趣味はUFOキャッチャーという廣瀬選手。2手3手先を読むボッチャと同じく、頭を使って沢山の景品をゲットしているようです。
ボッチャの魅力を一人でも多くの人に知ってもらうために戦う廣瀬選手。2020年、東京でのメダルラッシュへ向けてリオに挑みます。

1984年8月31日 千葉県生まれ 31歳 市原ボッチャクラブ所属
自他ともに認める日本のエース。日本チャンピオンを決める国内最高峰の大会である「日本ボッチャ選手権大会」ではBC2クラスで史上最多となる6度の優勝を誇る。北京、ロンドンに続き3大会目となるリオで初のメダルを狙う日本のエース。

7月20日(水)

小山恭輔選手

(水泳)

三大会連続のメダルが期待される水泳、小山恭輔選手。
小山選手は中学二年生の時、脳梗塞になり、右半身に障がいが残りリハビリをきっかけに水泳を始めました。本格的に水泳を始めると、その才能が開花し、2008年の北京で銀メダル(50mバタフライ)、2012年ロンドンでは銅メダル(50mバタフライ)を獲得。そして、間近に迫ったリオ大会に向けて練習に励む小山選手に密着します。
小山選手はどんな時でも笑顔を絶やさない陽気な選手。コーチから「お祭り男」と呼ばれる程の”強心臓”。数々のプレッシャーを『笑顔』で乗り越える小山流の一端が明かされます。そして、彼が見据える『未来』の姿とは?

東京都 東久留米市生まれ 28歳 日鉄住金P&E所属
2008年の北京パラリンピックに出場、50mバタフライで銀メダルに輝く。
続く2012年のロンドンでも銅メダルを獲得し、今年のリオでは3大会連続となるメダルの期待がかかる。
2015年のジャパンパラ水泳競技大会や日本選手権でも優勝を果たすなど、いま熱い注目を浴びている。

7月13日(水)

山本篤選手

(陸上)

日本の陸上義足選手で唯一のパラリンピックメダルホルダーの山本選手。
身長167cmながら1mを超すジャンプ力で、バレーボールのアタッカーとして活躍していたが、高校2年の時に起こしたバイク事故によって左足を腿から切断。高校卒業後に通った日本聴能言語福祉学院・義肢装具学科で陸上に出会い、アスリートとしての本能が疼いたことで大阪体育大学に進学。
100m、走幅跳で日本記録を更新し、欧州選手権の走幅跳で銅メダル獲得するなど、日本代表級の実力を身につけた。
2008年スズキに入社、同年の北京パラリンピック走り幅跳びで銀メダルを獲得。2013年IPC世界陸上競技選手権 (フランス) 走り幅跳びで金メダル、翌年2014年のアジアパラ競技大会 (韓国)では、 100m金メダル、走り幅跳び金メダル、4×100mリレーで金メダルを獲得。2015年IPC世界陸上競技選手権(ドーハ)走り幅跳びで再び金メダルを獲得し、2連覇を達成した。困難な状況を持ち前のプラス思考で乗り越える屈強なアスリートである。

1982年4月19日静岡県生まれ 34歳 スズキ浜松アスリートクラブ所属。
日本の陸上義足選手で唯一のパラリンピックメダルホルダー。走り幅跳びの他に、100m・200m・400m・リレーでも活躍。今年鳥取で開催された日本パラ陸上選手権大会では、走り幅跳びT42クラスで6メートル56の世界記録(当時)で優勝。走り幅跳びでは、リオパラリンピック日本代表候補。

7月6日(水)

鈴木徹選手

(走り高跳び)

駿台甲府高校時代、ハンドボールで国体3位という成績を残したが、卒業前に交通事故により右足を切断。リハビリがきっかけで、走り高跳びを始める。順調に成績を伸ばし、初めての公式大会で当時の障害者日本記録を超える1m74cmを跳ぶ。右足を失ってからわずか1年余りでシドニーパラリンピックへの出場権を手に入れる。
日本人初の義足のプロアスリートとなり、シドニー大会、アテネ大会は共に6位という結果を残した。2006年のジャパンパラリンピックで日本記録を更新する2m00を跳び、当時、世界で2人しかいない義足で2mを跳べるジャンパーとなる。北京パラリンピックでは日本人選手団の旗手を務め、過去2大会の記録を超え5位入賞となった。2012年、ロンドンパラリンピックでは4位入賞。
5度目のパラリンピックとなるリオでメダル獲得を目指す!

1980年5月4日山梨県生まれ 36歳 SMBC日興証券(株)所属。
日本初の義足走り高跳び選手として、2000年シドニーパラリンピックに出場し、以降アテネ、北京、ロンドンと4大会連続入賞。クラスT44のアジア記録、日本記録を樹立、5大会連続の出場となるリオパラリンピックで、悲願のメダル獲得を目指します。